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添付人類とゾンビの生存戦争に終わりはあるのか？
果たして、人間には生き延びる道はあるのだろうか？それとも、ゾンビに食われるのを怯えて待つしかないのだろうか？
人類が勝利する条件 
①移動速度が遅い
②感染の潜伏期間が無い。もしくは短い
③他の動物に感染しない。
④特殊能力は怪力程度
⑤飛沫感染もしくは血液感染
上記の条件を越えてくると人類の存亡はかなり怪しくなる。
以下の文章は単純計算の数字マジックである。あまり真に受けないように。
ほとんどのゾンビ作品において物語のスタートが、ある程度感染がまん延している＋正常な人間もいる状態から始まっている。
これは別記のゾンビの移動速度や感染経路により、ゾンビ＞人類の場合は人類は全滅する（アイアムアヒーロー等）し、
ゾンビ＜人類ならば被害はごく少数で済んでしまうから、冷静に考えるとあり得ないような設定の、途中からのスタートでないと物語として成立しないためである。
そこでこの節では、同じく感染の最初期からのスタートではなく、人々が気が付いたらまん延していた状態からの考察を進める。
この程度の条件であれば、生き残りの人間が集まってコミュニティを形成し、食料確保用の人員以外の余剰人員が発生した瞬間から余剰人員を討伐チームに割り当てれば人類は勝利に向かう。
中程度の市（人口５万人程度）にコミュニティが形成され、余剰人員が二人一組で討伐を行うと考えた場合、
５チーム10人が20ゾンビ／日／チームのペースという無理のない少数討伐ノルマですら、１年半くらいで市全域を安全地帯にすることが出来る。
サバイバルにおけるコミュニティの余剰人員の作り方から算定すると、コミュニティの最低必要人数は20人になる。
つまり、人口5万人に対して20人の健康体の人間がいれば、人類が勝利する。
コミュニティが40人いれば250日で完遂できる。
これは人口の0.004％～0.008％、1250人～2500人に1人の割合、学生時代の自分の学年や近隣の学年に何人くらい運動の得意な奴がいたか、頭が良い奴がいたかを考えれば、非常に簡単な数字であると分かると思う。
某ドラマのように十何年たっても無数のゾンビがうろついているなんて事は、その国の全ゾンビが一か所に集まり続けるような、呪われた土地でもない限り数学上あり得ないし、そんな場所なら逃げればいい。
斯様にゾンビ＜人類の場合はまん延が進む事は困難で、そもそも少数の感染者しか出ない事態となる。
上
人類が敗北する条件
多岐に渡る。
①―ゾンビが走る場合
これは想像してもらうだけで絶望を感じてもらえると思う。
「走るゾンビ」の映画のシーンを、CMだけチラリと見たことはないだろうか。
身体が壊れるまで全力疾走する人間の群れが昼夜もなく追いかけてくることを想像するといい…。
②―感染の潜伏期間が中長期になる場合
感染拡大を抑える有効な方法として、発症リスクを抱えた人間の隔離措置がある。
健常者とグレーゾーンの人間を分けることで、次のバイオハザード発生を予防するのだ。
潜伏期間が長いほどこの隔離期間も長くなるため、コミュニティに圧し掛かる負担も大きくなる。
そして、何より致命的なのがパンデミック初期で負傷・感染した人物が日常生活を送る中で四方八方に散ることだ。
交通インフラが超高度に発達した日本では最初期を鎮圧することに成功しても後に全国で時限爆弾的に感染爆発が起こりうる。
③―他の動物に感染する場合
人間に感染するだけでも厄介なのに、動物まで人を襲ってくるようになったらどうなるか。
生身の人間では野生動物に対して抵抗手段が少なく、襲われたら無傷で凌げるのは極めて困難だろう。
感染動物は小柄であるほど感染を拡大させやすく、大柄であるほど施設防護を突破しやすい。
本来人間が通れるようなルートではない下水溝や通気口など、暗がりの全てから狙われることほど恐ろしいこともない。
④―感染者の肉体が強化されている場合
つまるところ、非感染者と感染者の生物的能力の差異である。
五感が鋭くなれば、音や匂いに向かって大量のゾンビが押し寄せてくることになるだろう。獲物を探して彷徨う感染者を隠れてやり過ごすこともかなり厳しくなる。
ゾンビゲーでよくある「進化系」のタイプは毒吐きにしろ爆発するにしろ仲間を集めるにしろ…どんな能力だろうが極めて厄介に違いない。
一方で、単純に筋肉のリミッターが外れている程度であるのならば、対抗手段は多い。肉体が強靭になっているわけでもなければ、非力な女性でも男の感染者を屠ることだってできるだろう。
元が人間の身体能力から大きく逸脱しないのであれば、文明の利器で立ち向かうことは難しくない。
⑤―感染経路が豊富な場合
空気感染するのならもう逃げようがない。エアーフィルター完備のシェルターに何年も籠れる人以外はもう死ぬしかないだろう。
単純な接触だけで感染するなら、戦うどころか破壊された死体に近づくことも難しい。
死体の片づけすら防護服がないとできないのなら、死体が転がる場所は要隔離するしかない。
また、ゾンビが浸かった水が感染源になるのであれば、水系自体が破壊されるに等しい。海に近い河口側の被害は甚大なことになる。
この場合、ゾンビ化の要因が煮沸消毒や蒸留・フィルターなどで取り除けるか否かで生存率が変わってくる。
なんにせよ、「噛まれる」「感染者の血液が傷口に付着する」以外の感染ルートがある場合、初動で生き残りの数はグッと減らされてしまうだろう。
目の前のゾンビに対処すれば感染しない…というのはかなり有情な世界であるといえる。
どれか一つでも合致すれば、皆で力を合わせようが、団結してホームセンターに立てこもろうが悪あがき以上の意味はないだろう。
核兵器などで早期に感染地域を焼き切るなどしなければ、遅かれ早かれ人類は壊滅する。
人類敗北時のとっておき
実現性が乏しいがそれでも人類が生き延びられる方法を列記する。
・超長期シェルターへの避難
孤独死するまでひきこもり。
・南極や北極での生存
・地球外への脱出
脱出ロケットに感染源が付着していないことを祈ろう。
このwikiを読んでいる貴方が人類最後の人間に近くなったら、これらを一考しても良いと思う。
WWZだと感染者の体液は猛毒で肉食腐肉食動物は本能的に避ける設定だった気がする。
蚊などの吸血昆虫までは触れてなかったけど多分一緒じゃないかな。 -- 2023-06-22 (木) 10:47:47