2003年の任天堂NEWS12

Last-modified: 2010-10-31 (日) 05:16:21

カナダで任天堂がソニー支配を打破

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/01/12310.html

任天堂オブカナダは144.99ドルに値下げしたゲームキューブと依然好調なゲームボーイアドバンスによって60パーセントを超えるシェアを確保して数年来続いていたソニー支配を打ち破ったと発表しました。

更に家庭用ゲーム機ではゲームキューブは10月の売り上げで43パーセントのシェアを獲得、プレイステーション2は34パーセント、Xboxは23パーセントに留まりました。

2003年全体でカナダのゲーム業界は14パーセント拡大していて、任天堂は昨年より37パーセント売り上げを伸ばしています。10月に限っては業界は昨年比で2パーセントの減少になりましたが、任天堂に限っては48パーセント伸びました。

「今年は任天堂オブカナダにとって素晴らしい年になりました。私たちはカナダのユーザーや小売店のサポートにとても感謝しています。私たちは勢いがあり、ホリデーシーズンも良い成果が上げられるだろうと思います」と任天堂オブカナダのゼネラルマネージャーのRon Bertram氏はコメントしました。

感謝祭休日の米トイザラスの売り上げ―GBASP絶好調

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/01/12304.html

ハードウェア

1GBASP ゴールド(マリオアドバンス4同梱)83,976
GBASP その他37,453
合計111,429
2ゲームキューブ19,522
3プレイステーション19,053
4Xbox10,945

ソフトウェア

1GCマリオカートダブルダッシュ14,619
2GBAスーパーマリオアドバンス413,406
3PS2トニーホーク アンダーグラウンド13,302
4PS2マッデンNFL200412,110
5PS2ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド11,379
6GCマリオパーティ510,761
7PS2メダルオブオナー ライジングサン7,932
8GBAマリオ&ルイージRPG7,767
9PS2ファイナルファンタジーX-27,238
10PS2ロードオブザリング 王の帰還5,311

ウォルマートにはゲームキューブを求めて400人の行列が

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/01/12301.html

ブルームバーグによれば、ゲームキューブを特別価格で販売したウォルマートのノースカロライナ州グリーンズボロにある店舗では早朝3時頃から行列が出来初めて6時の開店時には400人の行列が出来ていたそうです。

先日の記事でお伝えしたように、ウォルマートでは28日の一日限定で通常99.99ドルのゲームキューブが79ドルで販売されました。

感謝祭の休日はクリスマス前についでの商戦期、昨年振るわなかった米小売り企業は値引きによる売り上げ拡大を目指しているそうです。東京三菱銀行や米小売業協会の纏めによれば今年の年末は昨年より5パーセント多い販売が見込めそうだとのこと。

一週間のGC売り上げ50万台--アメリカ

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/03/12323.html

任天堂オフアメリカの発表によると、全国の小売店から集められたデータで、サンクスギビングデイのあった先週、50万台のゲームキューブが売れたそうです。これは、ゲームボーイアドバンスの60万台を少し下回る程度です。2ヶ月前は、PS2、XBOXにつぐ3番目のポジションだったことをかんがえれば、99ドルへの値下げがものすごい効果を挙げていることは明らかです。

「ずっと、私たちの今年のピジネスプランは、 年の最後3ヶ月にユーザーの関心と販売を最大にすることでした」と、マーケティング副部長のジョージハリソンは言います。「しかしながら、正直この成功には私たちも驚いています。 ゲームキューブの値下げは、11月全体で最も売り上げた据え置き機になるかもしれないというところまで売れ行きに火を付けています。 年末の8週間の販売量が、今年10月までの販売量を超えそうな軌跡を描いています」

アメリカでも年末商戦が始まり、値下げの効果もあってか幸先のいいスタートを切ったようです。日本の年末商戦はどうなるのでしょうか?

米国でナムコ『I-Ninja』発売

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/05/12349.html

ナムコの米国法人ナムコホームテックは『I-Ninja』をゲームキューブとXboxで発売したと発表しました。既にPS2版は発売されています。開発元は英国のアルゴノーツ。国内での発売は現在の所未定です。

「重力を無視したゲームプレイ、どんな敵も若い忍者のウィットと態度には太刀打ちできない。この究極の戦士はあなたを揺らして切ってホリデーシーズンにぶち込むでしょう」とシニアプロデューサーのJon Kromrey氏はコメントしています。

アニメ風のかわいらしい忍者が主人公のアドベンチャーゲーム。5つの世界を舞台にユーモア溢れるゲームです。

IGNとGameSpyが来春合併に合意

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/05/12342.html

IGN.comを運営するIGNエンターテイメントと、オンラインゲーム技術のリーディングカンパニーでGameSpy.comを運営するGameSpyインダトリーズは来年初めを目処に合併する事で合意したと発表しました。

この合併により、月間6億7300万ページビューを誇る世界最大のゲームサイトが誕生する事になります。またNetScore社の調べによれば2つのサイトは全世界から月間2200万人のユニークユーザーが居るそうです。

更に合併した会社は19万4000人の有料ユーザーと2600万人の登録ユーザーを持ちます。また、月間610万回のダウンロードが行われる、最も巨大なボリューム・ダウンロード・サービスを提供する、オンライン・ゲーム・ツールおよびサービスのリーターとなります。

「GameSpyとIGNは補完的な強さを持ち、この合併には大きなシナジー効果が期待できます。GameSpyはPCユーザーのマーケットリーダーで、強固なダウンロードサービスやオンライン技術力を持ちます。IGNは家庭用ゲーム機のマーケットリーダーで、巨大なコミュニティサービスを持ちます」とIGNのCEOのMark Jung氏は述べました。

「この合併は私たちの読者とクライアント両方にとって価値があります。読者には情報、サービスの最も巨大な選択を提供します。クライアントには最も広い範囲のユーザー層をもたらします」とGameSpyの創業者のMark Surfas氏は話します。

今後とも両社のブランドは維持されるとのこと。

最も人気あるゲームに『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を選出―ELSPA

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/06/12361.html

ELSPAとComputer And VideoGamesが共同で調査した、ゲーム業界が始まってから30年間で最も人気のあるゲームに『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が選出されました。

これはCVGのサイト上で行われた投票を元にしたもので、上位30位までが発表されています。1位の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の他、2位は『ゼルダの伝説〜時のオカリナ』、3位は『パックマン』、4位は『トゥームレーダー』、5位は『スペースインベーダー』などとなっています。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を開発したソニックチームの中祐司氏は「他に多くの優秀な作品がある中で『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』がこの30年間で最も人気のあるゲームに選出された事をとても嬉しいと共にとても光栄に思います。私とソニックはこのゲームに投票してくれたゲーマーに感謝したい。これからも永遠にユーザーに愛される作品を作りつづけたいと思います」とコメントしています。

順位 年 タイトル
01 1991 ソニック・ザ・ヘッジホッグ
02 1998 ゼルダの伝説〜時のオカリナ
03 1983 パックマン
04 1996 トゥームレーダー(ララ・クラフト)
05 1980 スペースインベーダー
06 1997 ファイナルファンタジーVII
07 1985 Elite
08 1985 スーパーマリオ
09 1998 Half-Life
10 2002 GTA: Vice City
11 1993 Doom
12 1987 テトリス
13 2001 Halo
14 1997 ゴールデンアイ
15 2001 Grand Theft Auto III
16 1999 ファイナルファンタジーVI
17 1992 スーパーマリオカート
18 1990 スーパーマリオワールド
19 1998 メタルギアソリッド
20 1996 バイオハザード
21 1988 ストリートファイターズ
22 2001 グランツーリスモ3
23 1992 Championship Manager
24 2000 ザ・シムズ(シムピープル)
25 1996 Quake
26 2000 シェンムー
27 1990 レミングス
28 1983 Manic Miner
29 1999 メダルオブオナー
30 1981 Asteroids

CSKが持ち株を売却 セガ、サミー傘下に

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/08/12372.html

パチンコ・パチスロ機大手のサミーは8日、システム開発大手のCSKが保有する傘下のセガ株約3914万株(所有割合22.4%)を取得し、セガの筆頭株主になると発表しました。これによりセガは、持ち分法適用会社としてサミーの傘下に入ることになります。

これに関してサミーの里見治社長は記者会見し、セガ株式を追加取得して将来的には子会社化することもありうると述べました。さらに、セガの取締役に里見社長自身が入って、経営を一緒に行いたいとの見解を述べました。

セガに関しては、バンダイとの合併・解消からサミーとの経営統合や、ナムコとの合併協議が持ち上がってきましたが、その度に協議が停滞するなど混乱もみられました。また、マイクロソフトなども買収に興味を示していました。

一度は白紙撤回されたセガとの経営統合を蒸し返した背景には、サミーはパチンコとパチスロを中核事業としていますが、アミューズメント分野の事業も伸ばすため、セガのコンテンツは不可欠と判断したためと思われます。

欧州でのGBA販売台数が1000万台を突破

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/09/12383.html

任天堂は、欧州でのゲームボーイアドバンス販売台数が1000万台を突破したと発表しました。その内300万台がゲームボーイアドバンスSP(以下GBA SP)が占めているということです。

現在GBA SPは欧州で139ユーロ(約18000円)あまりで売られており、400タイトルを超える今年のクリスマス商戦では、さらに販売台数を伸ばすと予想されています。

カプコンUSA、ヨーロッパの社長が交代

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/12/12406.html

カプコンはカプコンUSAとカプコンヨーロッパの社長にHiroshi Tobisawa氏が就任したと発表しました。どうやら、William Gardner氏が半年前に退職してから空席になっていたようです。Tobisawa氏は1997年にカプコンに経営企画室長として入社した方だそうです。

カプコンの辻本憲三社長は「私はTobisawaをずっと知っていて、彼の管理能力にはとても尊敬を持っています。彼の日本のオフィスでの知識と経験は米国や欧州での業務を強くし、カプコンに非常に大きな利益をもたらすでしょう」とコメントしています。

カプコンは最近あまり調子よくないですからね、この人事でてこ入れしたいところです。

ゲームキューブ Ver.1.5が来年始めに発売される?

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/13/12417.html

英国のゲーム誌EDGEの最新号(131)に、来年の始めにゲームキューブ Ver.1.5が発売されるだろう、という記述があるそうです。それはブロードバンドアダプタが同梱され、無料でオンラインゲームを楽しめるものになると記事は主張しています。

記事は最近のゲームキューブの売れ行きは、本来なら2004年や2005年に売れるべき物を先取りしたもので、先細りは目に見えているが、パブリッシャーや小売りを引き付ける為の苦肉の策だったとして、任天堂には次世代機を前倒しして投入するか、Ver1.5を投入する他に道は無い、としています。

ただの予想のような気もしますが、一応記事にしておきます。ちなみにEDGEはGBASPを最初に載せた雑誌だそうですが、、、やっぱりたたの予想だと思います。

米NDP:2003年11月北米ゲームソフト売り上げ

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/17/12452.html
米NDPから2003年11月の北米ゲームソフト売り上げが発表されました。『マリオカートDD』が50万本突破しています。これはPS2やXboxなど全機種中トップの売り上げです。遊戯王はGC&GBA版が、そして北米で初めて発売された『ファイアーエンブレム 烈火の剣』ともに好調なようです。未だに8万本も売れている『大乱闘スマッシュブラザーズDX』には感服してしまいます。

順位タイトル発売元売上高販売本数
1マリオカート ダブルダッシュ!!任天堂$25,731,300527.742
2マリオパーティー5任天堂$10,513,050213,495
3遊戯王フォルスバウンドキングダムコナミ$3,796,67595,891
4ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還EA$3,784,51576,841
5カービィのエアライド任天堂$3,426,50069,311
6Tony Hawks UndergroundActivision$3,392,97069,290
7スターウォーズ ローグスコードロンIIIルカスアーツ$2,893,33559,851
8True Crime: Streets of LAActivision$2,492,18150,435
9大乱闘スマッシュブラザーズDX任天堂$2,314,93583,056
10メダルオブオナー ライジングサンEA$2,208,76244,859
順位タイトル発売元売上高販売本数
1スーパーマリオアドバンス4任天堂$9,344,47327,217
2遊戯王シークレットカードコナミ$5,701,704191,011
3マリオ&ルイージRPG任天堂$3,954,206135,675
4ポケットモンスター ルビー任天堂$2,888,36892,070
5SPONGEBOB: BATTLETHQ$2,729,02396,070
6ファインでリング・ニモTHQ$2,606,06588,386
7ポケットモンスター サファイア任天堂$2,538,56280,179
8ファイアーエンブレム 烈火の剣任天堂$2,333,06875,748
9ナムコミュージアムナムコ$2,193,388190,266
10ポケモンピンボール ルビー&サファイア任天堂$1,920,79461,809

ゲームキューブ絶好調&マリオカート50万本突破―米国

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/17/12448.html
任天堂オブアメリカは11月が任天堂にとって素晴らしい一ヶ月であったと発表しました。ゲームキューブはPS2に次いで2位の地位を確保し、『マリオカートダブルダッシュ』は50万本を突破し第1位になりました。

TRSTS調べに寄れば11月の一ヶ月間で75万4000台のゲームキューブが売れました。99ドルへの値下げが効果大だった事を示すものです。ライバルのPS2は85万台で僅かに及びませんでしたが、Xboxの49万台を大きく上回りました。

ホリデーシーズンの任天堂のフラグシップタイトル『マリオカートダブルダッシュ』は52万8000本が売れ、全機種中で第1位を獲得しました。1ヶ月のうち2週間でこれだけの数字を記録したのは驚くべき事です(11/17発売)。

更に更にGBASPは11月だけで130万台を販売。独走しています。

苦肉の策の値下げは効果があったようです。2位は確保出来そうな感じです。

DVD/GAME PLAYER Q 生産終了の模様

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/17/12445.html
パナソニックグループのショッピングサイト「パナセンス」によると、パナソニックが販売していたゲームキューブ互換機、Qの生産が終了した模様です。

Q用のGBプレイヤーを発売したりとか新バージョンのQが出る?という話が出回ったりとかそれなりに頑張ってくれるか、と思われたのですがこのような結果に。いずれ出るであろう次世代機において松下はどう動くのでしょうか。


【12月18日追記】
正しくは、「パナセンス」用モデルのQの生産終了だそうです

セガ・セガワウの中川社長が退社

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/18/12465.html

セガは開発子会社のセガワウの中川力也社長が退任し、後任に塚本一成氏が就任したと発表しました。セガワウはワウエンターテインメントとオーバーワークスが合併して出来た会社です。

セガは退任の理由について「中川氏の個人的な理由によるもの。セガ、中川氏、塚本氏の3者ともに納得したうえでの交代」と説明。今後の中川氏の動向については「(中川氏から)今後もゲーム業界に何らかの形で関わっていくと聞いている」と話しているそうです。

後任の塚本氏は塚本氏は1987年にセガにプログラマーとして入社し、『オーシャンハンター』や『OutRunners』などを手掛け、2003年からワウの取締役に就任していたそうです。

少し前にはUGAの水口氏も退社してます。何かあるんですかね。

マリオの出演作品の総売上は1億7000万本!

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/18/12459.html

任天堂が最近明らかにした所によれば、マリオが出演したゲームの総売上は1億7000万本を突破しているそうです。

マリオがデビューしたのは1981年の『ドンキーコング』で、それから出演したゲームはなんと67タイトルで売り上げは1億7000万本にも達します。『ファイナルファンタジー』でも最近5000万本に達したところだというから、この数字の凄さが分かります。

今年の冬も「HOT MARIO」キャンペーンが行われて、マリオの姿を店頭で見掛ける事が多いです。前人未到の2億本に向けてマリオは走りつづけます。

米NDP:2003年11月北米ゲーム機売り上げ

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/18/12455.html

10月まで低調だったゲームキューブですが、11月には大幅な伸びを記録しています。これは米任天堂による値下げ効果や、『マリオカート ダブルダッシュ!!』(すでに50万本突破)が大きく影響しているものと思われます。GBAは11月の販売台数が10月の3倍に達しています。

機種発売元11月販売台数10月販売台数合計販売台数
1ゲームボーイアドバンス(SP含む)任天堂1,323,000401,0001,724,000
2プレイステーション2SCE849,000300,0001,149,000
3ゲームキューブ任天堂754,000254,0001,008,000
4Xboxマイクロソフト491,000176,000667,000

中国に投入された「神遊機」が絶好調

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/19/12481.html
日中グローバル経済通信によれば11月に中国の一部地域で発売された「神遊機」が絶好調のようです。

「神遊機」の為に設立された神遊科技有限公司の経営陣によれば海、広州といった沿岸部の中心都市から内陸部に向け市場が広がっており、製品の取扱店は数千店に到達する見込みだそうです。

ちなみに「神遊機」の理念・原則は「健(健康、知識を養う)、全(全年齢対応)、精(高精度のゲーム)」だそうな。

任天堂が株価1万円を回復―米年末商戦を好感

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/20/12489.html

任天堂の株価が上昇しています。19日は前日比+360円の終値10120円となり、約3ヶ月ぶりに1万円台を回復しました。

ドイツ証券が前日にレポートで投資判断をHOLDからBUYに引き上げたことも好感されたようです。

米国の年末商戦は絶好調で、これまで下がりすぎていたという判断もあるようです

アクティビジョンが「シュレック2」のゲーム化権を取得

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/20/12486.html

ドリームワークスとアクティビジョンは共同で映画「シュレック2」に基づいたゲームを開発する事で合意したと発表しました。これまで権利はTDKメディアクティブが所有していましたが、放棄後に一番早く動いたのがアクティビジョンだったようです。

ただしこの権利は「シュレック2」のみではなく、シリーズに対してのもので、映画の続編が出ればそれのゲームも開発が可能なようです。またアクティビジョンは今後製作されるドリームワークスの3作品の権利も取得したようです。

ゲームはPCや家庭用機や携帯ゲーム機などで発売される予定とのこと。

テイク2がゴッサム・ゲームスのブランドを廃止

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/20/12485.html

テイク2インタラクティブが『ザ・グレート・エスケープ』や『コンフリクト: デザートストームII』で使用されていたゴッサム・ゲームスのブランドを廃止する事を明らかにしました。

テイク2では事業再編を行っていてこれの一環のようです。テイク2では今後はプレミアムコンテンツ向けにはロックスター・ゲームスを、中間のゲームではギャザリングを、もう1つ低位なものにはグローバル・スター・ソフトウェアのブランドを使用していくとのこと。CEOのJeffrey Lapin氏によれば後者の2つは「ゲームの価格」によって決定されるとのこと。

Black Isle Studiosは閉鎖されていない?

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/20/12484.html

先日、『Baldurs Gate』で知られるInterplayのBlack Isle Studiosが閉鎖された、という記事を掲載しましたが、IGNによればInterplayはそのような事実は無いと回答してきたそうです。

「もしInterplayのマネジメントチームが価値のある開発スタジオを閉じるというような決断を下したらならもっときちんとした発表をするでしょう」とInterplayから回答があったそうです。

また「Black Isle Studiosは閉鎖されておらず、現在レビュー段階の『Fallout 3』や来年1月13日発売の『Fallout: Brotherhood of Steel』に取り組んでいる」としています。

真相はどうなのでしょうか、続報に期待したいと思います。

GameSpotの2003年ワーストゲームアワード

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/22/12499.html

GameSpotは2003年のベスト/ワーストアワードを発表しました。ここでは面白いので特にワースト部門の方を見てみたいと思います。

「Most Embarrassing Game(最もやっかいなゲーム)」を受賞したのはXB『Dead or Alive Xtreme Beach Volleyball』。ゲームが好きだと他の人に言うのを躊躇させてくれるような、やっかいな、ばつの悪いゲームを選びます。

「Most Despicable Product Placement(最も卑劣な広告のゲーム)」には『トニーホーク アンダーグラウンド』です。ゲームの中に広告宣伝を入れるゲームも増えているようですが、ちょっとやり過ぎでは? というゲーム。『トニーホーク』には前作までスケートボードに関係するような宣伝のみだったのが、今回は自動車や携帯電話の宣伝からアーティストの宣伝まがいのことまでやってるそうです。

「Worst Use of Celebrity Voice Acting(良い声優の駄目なゲーム)」は『Charlies Angels』が選ばれました。非常に評判の高い声優を起用しながら、全然駄目駄目な声しか当ててないゲームを表彰。『Charlies Angels』にはキャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ドリュー・バリモアというハリウッドの人気女優を3人も起用しているにも関わらず、ボイスはどうしようもないそうです。

「Most Disappointing Delay(最もがっかりする延期)」にはPCで発売予定の『Half-Life 2』が選ばれました。嫌な賞が並んでいるワーストアワードですが、この部門だけは期待されているゲームが並んでいるので選ばれるのはある意味光栄なのかもしれません。この他候補にはXB『Ninja GAIDEN』や『Halo 2』がありました。

「Most Pretentious Game(最も気取ったゲーム)」にはPS2『ゼノサーガ EPISODE 1 力への意志』が選ばれました。受賞理由については「これは全く気取ったゲームで、もしゲームの誇大妄想に気付いたなら長々としたムービーを見続ける事は出来ない。最初から最後までテレビの前にじっと座って全くインタラクティブでない映画を見させるようなもの」としています。でも最も頑張っているRPGという評価はしているそうです。

「Most Disappointing Game(最もがっかりさせたゲーム)」には『デビルメイクライ2』です。毎年たくさんのゲームが発売されます、どんなゲームも良い点を探そうと努力しますが、どうしても続編などは期待を裏切ることがあります、そんなゲームです。『デビルメイクライ2』は創造性の無いグラフィックと浅いゲームプレイで前作に泥を塗った、としています。

「Flat-Out Worst Game(最高に駄目なゲーム)」は『Gods and Generals』でした。映画のキャンペーンの為だけに作ったようなゲーム。学校のクラスで作られるようなゲーム、もしくは、シェアウェアCDに紛れ込んでいても可笑しくない、と酷い評価。南北戦争を舞台にしたFPSだそうです。

最後は「Best Game No One Played(誰も遊ばないゲーム)」で、受賞したのはPS2『Amplitude(SCEA)』。世の中には良いゲームなのに、相手にされないゲーム、、、原因はマーケティングやタイミングなど色々あるでしょうが、が存在します。そんなゲームを供養します。相手にされなかったの基準は5万本です。この他『クロックタワー3』や『OTOGI』がノミネートされていました。

アクレイムとBattleBorneが販売提携

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/23/12503.html

アクレイムはデベロッパーのBattleBorneエンターテインメントと世界的な販売提携を締結したと発表しました。BattleBorneは『Fallout 2』・『Baldur’s Gate: Dark Alliance』・『Tom Clancy’s Ghost Recon』などの開発者が設立した会社です。最初のタイトルは来月発表される予定だそうです。

「BattleBorneと世界的な販売提携を結べた事をとても嬉しく思います。来月ウェブサイトでゲームを発表すれば、ユーザーに大きな興奮をもたらすだろうと革新しています」とアクレイムCEOのRod Cousens氏はコメントしました。

「アクレイムの業界に対する積極さと前向きな思考は私たちがパートナーを選んだ理由です。私たちが2002年から開発しているタイトルは私たちの技術とSnowblind Studios社のそれと合わさり、更に素晴らしい物になるでしょう」とBattleBorneのJames Kosta社長はコメントしました。

任天堂、海外でのソフト開発で提携を強化

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/24/12505.html

日経ITニュースによれば、任天堂は来春から海外でのソフト開発で提携を強化するそうです。企画段階から相互にノウハウを持ち寄って、幅広い顧客層に受けるソフト作りを目指すとのこと。

岩田社長は提携相手について「複数の海外ソフト会社からラブコールがある」として、「資本提携ではなく基本的に現場レベルの共同作業」をしていくそうです。

また、ゲームキューブの世界シェアは昨年は1割程度でしたが、今年の11-12月には値下げの効果も有り北米では。「一時的にシェア40%を獲得した」とのこと。欧州でも3割程度を確保したそうです

岩田社長、新型ゲーム機は「新タイプで」

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/25/12510.html

任天堂の岩田聡社長は、来春発表される予定の新型ゲーム機について、現行のゲームキューブ&ゲームボーイアドバンスの後継機種ではなく、新タイプのゲーム機として販売していく計画を明らかにしました。

岩田社長は新型機について「全く異質な商品になる。一定期間は現行機と並行して販売する」と述べ、幅広い年代層が楽しめるゲーム機を目指す考えを示しました。

いったいどんなゲーム機なのか、想像が膨らむばかりです。

新型機は無線通信機能を搭載

http://www.inside-games.jp/article/2003/12/26/12521.html

来年発売されるという新型機の話が色々と出ていますが、毎日新聞に寄れば、新型機には無線通信機能が搭載されるそうです。また、ゲームキューブやゲームボーイアドバンスの直接の後継機ではないものの、次世代機の方向性を示すものになるそうです。

岩田社長は「ハイスペックなゲーム機の延長線にはない新しい軸で、1人でも多人数でも新鮮な体験ができる」と説明していたそうです。

また、試作品は完成していて、来年末に発売予定とのこと。