2003年の任天堂NEWS5

Last-modified: 2010-10-31 (日) 05:34:54

ミッドウェイが数タイトルを開発中止に?―経営不振で

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/01/10097.html
米ミッドウェイ・ゲームスは2003年第1四半期の会計報告を行いました。それによれば売上高は昨年同期の3100万ドルから大幅に増えて4580万ドルとなりましたが、赤字で純損失は650万ドルから930万ドルへとこちらも大幅に増えました。

これにはカルフォルニアスタジオの閉鎖に掛かった経費の210万ドルと幾つかのタイトルを開発した際の損失の470万ドルが含まれているそうです。

どのタイトルが開発中止となったかははっきりとしませんが、会社は今回の赤字の要因としてゲームキューブタイトルの不振を挙げていて開発中止もゲームキューブタイトルが中心となったであろう事が予想されます。

昨年発売した『モータルコンバット』がミリオンを超えた以降はぱっとしない業績で不振が続いています。単にゲームキューブのみの責任にされても困るという感じですが、あちらも日本同様厳しい状況が続いているようです。海外では最近発表される殆どのタイトルがマルチなのですが、やはり機種毎に大きく販売量は変わる訳で、やっつけ仕事の移植タイトルをばら撒くというやり方も転換期を迎えているのかもしれません。

任天堂、東京に開発拠点を9月設置

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/01/10083.html
1日付の日本経済新聞によれば任天堂は30日、ソフト開発強化の一環としてこれまで本社のある京都だけに限定してきた開発を東京にも設置する計画を明らかにしたそうです。ゲームキューブの不振も開発力低下にあると判断、首都圏の有力な開発人員の確保を目指すそうです。

新しい開発拠点は東京神田にある任天堂東京支店内に設置、当初人員は40〜50人程度を予定。今期中途採用で20人程度を採用して、京都からも開発者を異動して9月より開発を開始するとのことです。

この計画によって、山内溥前社長の定めた「開発は京都で」という方針が転換されることになります。

今度はSCIが『イラクの自由』や『バグダットのための戦い』を商標登録

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/01/10076.html
少し前にSCEAがイラク戦争の作戦名「衝撃と畏怖(Shock and Awe)」を商標登録したというニュースがありました。この際は国内外から「戦争でもうけようとしている」という批判を受けて結局取り下げました。しかし今度は取り下げた直後にミッドウェイが登録しています。

そして今回は『コンフリクト: デザートストーム』などを開発するSCIが『コンフリクト: イラク フリーダム(イラクの自由)』と『コンフリクト: バトル・フォー・バグダッド』という名称を商標登録している事が明らかになりました。

商売ですから気持ちは分からないでもありませんが、ある種の嫌悪感と浅はかさを感じるのは私だけでしょうか。

最新豪州売上ランキング

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/03/10130.html
4月27日で終わるオーストラリアの週間売上ランキングです。

1. メトロイドプライム(任天堂)
2. シム・ピープル(EA)
3. ソニックメガコレクション(セガ)
4. ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(EA)
5. スーパーマリオサンシャイン(任天堂)
6. バイオハザード0(カプコン)
7. マリオパーティ4 (任天堂)
8. メダルオブオナー フロントライン(EA)
9. スターフォックスアドベンチャー(任天堂)
10. ジェームスボンド007 ナイトファイア(EA)

英連邦だけあってイギリスと同じような傾向になります。トップは『メトロイドプライム』。といっても市場が小さくてトップ10に入っても誤差の範囲内くらいしか売れてなかったりする。

任天堂、昨年だけで100万個のコピー製品を摘発

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/04/10150.html
読売オンラインに知的財産権について300の企業に対してとったアンケートの結果が掲載されています。それによれば回答があった企業の65%が侵害されているそうです。またその3分の1が中国だそうです。

侵害は「勝手にロゴマークを付けたり」、「デザインなどを真似る」といったものが多いそうです。

任天堂も昨年だけで100万個のゲームソフトを摘発したそうです。100万個って、、、50億円相当くらいですか。

経済成長していると言ってもこんな有様ですか、どうしようもない隣国ですね。もう1つの隣国は平気で『ボンバーマン』や『DDR』のクローンを作っちゃうし。とは言え日本にもマリカクローンを作っちゃう会社があるわけですが。兎も角、早急に国際的な著作権保護の体制を作らなければいけませんね。

米EAがスーパーマンのライセンスを取得

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/04/10146.html
米エレクトロニックアーツがワーナーブロスより「スーパーマン」のライセンスを取得したそうです。今度公開される「スーパーマン」の映画を題材としたゲームが発表されるのは遠い将来では無さそうです。

EAのCEOのLarry Probst氏によれば同社のレッドウッドシティー・スタジオで2005年第1四半期に公開される映画に合わせてゲームの開発が進められているそうです。またレッドウッドシティーの本部長であるNick Earl氏は複数のプラットホーム向けに開発中としています。

「悪と戦い、問題を解決し、都市の空を飛ぶ、これはインタラクティブエンターテインメントによく合ったものです」とNick Earl氏はコメントしました。

ワーナーの社長のDan Romanelli氏は「スーパーマンは少し古いキャラクターだが、私たちが『スーパーマン』になりたいと思っている限り魅力は衰えないだろう」とコメントしています。

しかし、2005年になると次のハードが出てきそうな時期ですなあ。

ハドソン、12億円の営業利益を確保

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/05/10153.html
2日付の日本経済新聞によればハドソンの2003年3月期の連結営業利益は12億円前後だったそうです。

好調の要因は『マリオパーティ4』のヒットで任天堂から入るロイヤリティが多かったこと、利益率の高い携帯電話向けのコンテンツの有料会員が堅調に伸びたことなどとしています。連結売上高は120億円前後だった模様。

しかし、ゲームソフトは『桃太郎電鉄11』が計画を下回ったなどで55億円だったそうです。任天堂やコナミからの受託開発収入が30億円に伸びたほか、任天堂のゲーム機向けの開発機材販売は10億円だったそうです。

ハドソンはどん底は抜けましたかね。なかなかに好調のようです。今期はマリパはないでしょうが期待してもいいんじゃないですかね、、、。

ユービーアイソフト、昨年度は700万本を販売

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/07/10193.html
ユービーアイソフトは昨年度のゲームソフト売上を発表しました。

それによると、売上高は欧州で1億7900万ユーロ、北米で2億300万ドルとなりました。これは一つ前の年度と比較して98%もの大幅アップのようです。ちなみに誤差の範囲であろう日本は言及されていません。

昨年度は『スプリンターセル』・『レインボウ・シックス』・『レイマン3』・『Ghost Recon』などの大ヒットによって合計700万本を販売したそうです。

今年度は『XIII』・『ビヨンド グッド&イーブル』・『ファー・クライ』そして他機種版の『レインボウ・シックス』や『スプリンターセル』の続編などで昨年度同様のセールスを想定しているそうです。これらは全てE3にも出展されます。

広告上でも任天堂とマイクロソフトが熾烈に競争中

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/07/10190.html
広告について調査しているBeyenの最新の調査書によれば北米で2番手争いをしている任天堂とマイクロソフトが小売店の広告に占める割合が昨年の同時期と比較して格段に増加している事が分りました。

Beyenの報告によればこの第1四半期に任天堂が占めていた割合は29.3%だったのに対してマイクロソフトは26.3%だったそうです。またマイクロソフトは価格改定に関わるものが90%を占めていたそうです。また昨年同期は77.9%を占めていたソニーは44.4%まだシェアを下げています。

「任天堂とマイクロソフトの広告の中でのシェアの大幅な増加は熾烈な二番手争いを反映していると言えるでしょう。価格の改定は広告中のスペースを拡大する大きな要因になります」とBeyenのアナリストのRoger Lanctot氏はコメントしました。

これらのデータは米国の85の都市圏の102の日刊新聞より取られたものです。

IGNエンターテインメント、身売りへ

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/07/10186.html
ゲーム情報サイトIGN.comを運営するIGNエンターテインメントは1株12ドルでグレート・ヒル・パートナーズが設立する新会社に身売りする事を決定しました。この12ドルとは2日の終値に50%を上乗せしたものです。

IGN会長のクリス・アンダーソン氏と最高経営責任者(CEO)のマーク・ユン グ氏は少数株主となります。また、現在IGNはナスダックに上場していますが、新会社は非公開会社となるそうです。IGN株主の承認を受けて最終的に決定する見込み。

IGNの親会社が変わるのはこれが二度目かな。IGN掲示板で記者の一人は「あまり変わらないでしょう」と話していましたがどうなることやら。まあ不況で何処も苦しいという事でしょうか。

そんな苦しいIGNを救うために、IGN Insiderに入りましょう。現在E3にあわせてセール中で年間19.95ドルで記事を読み放題、掲示板見放題です。E3では発表会動画や640*480のハイレゾ動画、ブースのコンパニオン写真沢山(!)などなど全力投球とのことなので、気になる方は是非。

歴代ゲーム、トップ100に任天堂からは9タイトル

エンターテインメント・ウィークリーとG4ネットワークは共同で歴代のゲームトップ100を発表して、以前トップは『ゼルダの伝説(神々のトライフォース)』とお伝えしましたが、PGCにてその他の任天堂タイトルが掲載されています。『スーパーマリオ64』が8位などとなっています。

1.ゼルダの伝説〜神々のトライフォース(SFC)
8.スーパーマリオ64(N64)
11.007ゴールデンアイ(N64)
20.スーパーメトロイド(SFC)
30.マリオカート64(N64)
45.ドンキーコング(AC)
49.ポケットモンスター 赤青(GB)
72.どうぶつの森+(NGC)
75.ウェーブレース64(N64)

このランキングは各シリーズの最も良かった作品を取り上げているようです。N64では名作が沢山発売された事がわかりますね。早くゲームキューブでも語り継がれるようなゲームが発売されるのを期待したいです。

ちなみに『どうぶつの森+』としたのは元は『アニマル・クロッシング』です。

ナムコがセガとの合併交渉を打ち切り

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/08/10215.html
5月1日付けにナムコはセガに対して9日を期限に合併に対する意向を確認する文章を送付したのですが、ナムコは8日に「現時点では具体的回答をする状況ではない」とする文章を受け取ったとの事で、これを受けてナムコは合併交渉を打ち切ることを発表しました。

8日付でセガに4月14日の「合併についての提案」を撤回することをセガに通知したとのこと。但し、再度セガ側より合併に関する打診があれば受け入れを検討する用意があるとのことでした。

サミーに続いてナムコとも交渉打ち切りだそうです。CSKが縁を持ったサミーはともかく、ナムコが合併に積極的だった理由がちょっと分りかねます。ある程度の開発陣を持っているとは言えセガを丸抱えするだけのメリットは思い付きません。一時は社名は譲ってもいいと言っていたナムコですが、今回の件でいわば「合併したいと言うなら検討してやるよ」と立場逆転した形になります。

その他、エレクトロニックアーツやマイクロソフトはどうなんですかね。EAに買収されて「EAスタジオ・ジャパン」になったりして。日本市場を強化できるし「EA SPORTS」のライバルが減って一石二鳥ですが。

セガがサミーとの合併交渉を打ち切りへ

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/08/10197.html
]今日付けの日本経済新聞によればセガとサミーは続けてきた合併交渉を打ち切る方針を決定したそうです。両社は今日午前に取締役会を開催して合併の白紙撤回を最終的に決定するとのことです。

セガとサミーは今年2月に合併を発表して10月をメドに合併するとしてきた。しかし発表後の株価の矯激な変動で合併比率の面で折り合いがつかなかったそうです。サミーとしてはわざわざ身を削ってセガを助ける必要も無いし、セガはナムコがあるし、というところでしょうか。

セガは今後もナムコとの合併交渉は続けるそうです。

北米ゲームレンタルランキング

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/09/10249.html

順位機種タイトル発売元
1PS2スプリンターセルユービーアイソフト
2PS2X2: Wolverineアクティビジョン
3PS2ミッドナイト・クラブIITake2
4PS2NBAストリートVol.2EA
5PS2Def Jam VendettaEA
6PS2グランド・セフト・オート バイスシティTake2
7XBOXX2: Wolverineアクティビジョン
8PS2ザ・ゲートウェイSCEA
9PS2ドラゴンボールZアタリ
10XBOXNBAストリートVol.2EA

E3にて各社ハードの値下げ発表?

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/09/10237.html
来週ロスにて開催されるE3にてGC、PS2、XBOXの3種ハードの値下げが発表される用意がされているという噂が飛び交っているそうです。この噂に関して、ゲームストップなどの大手小売りチェーンなどが来週まで待てと客に伝えてハードの販売を避けているようで、それがこの噂が有力であるとされている根拠であるとしています。同店では裏の倉庫にてゲームキューブの価格が99ドルに落ちるとするメモがあるようです。またそれらを五月中旬までそのままにしておく(即ち値下げが5月中旬に行われる?)よう指示されているようです。また、FYE等その他の小売りチェーンでは今週中も需要の維持を図るため同梱版を中心に展開しています。

値下げについてゲームストップのストアマネージャに問い合わせたところ匿名でPGCに対して返答があり、これらのメモが任天堂からの情報もしくはE3の先行情報に対する反応として作られたものであるかは定かでないそうです。

一般的に任天堂は自分から値下げをせず、他社の値下げに呼応する形で値下げをする傾向にあります。実際に去年任天堂は199ドルから149ドルに値下げした時はその3日前までその値下げについては否定していました。実際、ハードメーカー3者は値下げを否定しており、ソニーはXBOXの価格に対応したPS2の値下げについてその前日まで否定しておりました。

また、同じく大手チェーンのサーキットシティでは単純な再入荷というには多すぎる量のハードの大量出荷があったとしています。さらに去年、E3の前の週にそれが起きたサイには値下げが発表されたとしており、ハードメーカーは値下げの発表による需要増加をカバーするために大量出荷を行うのだと述べています。

どうやらGBASPがアメリカでは99ドルで売られているそうで、ゲームキューブが99ドルに値下げされるという説はそれと同額になるという点で興味深いと述べています。N64も何度かの値下げを行っている経験上キューブも値下げが行われる可能性は高いとしています。この情報については続報を待て、とのこと。

任天堂が輸入業者に警告を送付?

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/10/10280.html
以前任天堂が、例えば北米版のゲームを輸入している欧州の業者の同国を注意深く見ていて、場合によっては提訴して法廷で争う事も辞さないとしているという記事を掲載しましたが、GamingAgeのフォーラムの投稿によれば既にいくつかの輸入業者は警告を受け取ったそうです。

この投稿が正しいものかどうかは不明ですが、いくつかの輸入業者は任天堂の代理人から「任天堂製品を輸入して販売する事を止めなければ提訴する」という内容の警告を受け取ったそうです。

GBAは元々リージョンがフリーで、ゲームキューブでも今年の初めにフリーローダーが発売されて輸入ゲームが多く流通するようになっている事が背景にあるようです。そういえば少し前にF-ZERO以降、世界中でほぼ同時期に発売する方針というのを耳にしましたが、関係あるかもしれません。

クライマックスが米国に開発スタジオを設置

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/10/10275.html
英国の開発グループ、クライマックスは初めて米国に開発スタジオを置くことを決定しました。最初の米国スタジオはヴェニス(カリフォルニア)に18ヶ月以内に設置されて当初40-50人のスタッフを配置するとのことです。

クライマックスは現在英国にブライトン、ロンドン、ノッティンガム、ソレントの4つの開発スタジオで約300人のスタッフを抱えています。新スタジオの設置は米国での展開を進める為にとのことです。

「米国に拠点を設置することは私達の会社の成長を維持することと、会社の限界を打破するために必要なステップでした」とCEOのKarl Jeffery氏はコメント。米国の巨大な市場を勝ち抜いて、欧州でずっとトップデベロッパーとしてやってきた立場から世界をリードするデベロッパーになりたいとも話しています。

クライマックスは『MotoGP』などを開発した会社です。

1・2・3位を任天堂が独占、IGNのゲームトップ100

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/10/10267.html
シリーズ作もすべてそれぞれ別個の作品として扱っていることが特徴的なIGNのゲームランキングトップ100が掲載されました。1、2、3位を任天堂ソフトが占めたことは報じた通りですが、それぞれハードが異なることもまた特徴的といえるでしょう。

しかしGCソフトの最高位が23位のメトロイドプライム、GB/GBAソフトの最高位が6位の神トラ&4つの剣(GBAオリジナルではない)など現行ハードの苦戦も同時に感じられるランキングとなりました。

しかしGBソフトの評価がやけに低い気もします。GBA除くとポケモン赤/青だけしか入っていないような。これも文化差というやつでしょうか。

NOE、欧州で『ゼルダの伝説〜風のタクト』が50万本を突破と発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/14/10400.html
任天堂オブヨーロッパは5月初めに発売した『ゼルダの伝説 風のタクト(The Legend of Zelda: The Wind Waker)』の売上が欧州全体で50万本を突破したと発表しました。先週くらいだったかに初めの一週間で30万本を突破したというニュースをお伝えしましたが。あれから順調に伸びているようです。欧州というのは日本や北米マーケットと比較するとかなり小さな市場ですのでこの50万本という数字は大ヒットと言っても差し支えないものだと思います。

任天堂オブヨーロッパでは今週末も引き続き良いセールスをあげるだろうとしています

『スーパーモンキーボール3』はまだ構想段階、名越氏

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/17/10467.html
GameCube AdvancedがE3のブースで名越氏に近い人と話した所によれば『スーパーモンキーボール3』はまだどのようなゲームにするかなど構想段階でまだ開発に着手する段階ではないとのことです。

また名越氏はE3前に多くのウェブサイトがLAN対応になると書いた事を尋ねられると笑っていたそうです。

というわけで発売されるとしてももう少し先の話という事になりそうです。アミューズメントヴィジョンは『F-ZERO GX/AX』の他にXBOX『スパイクアウト』なども開発していますがこれは仕方ない事でしょう。また、あちこちのサイトで正式発表になったという話が掲載されていますがこれも誤報です。

レア社が去った本当の理由とは

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/17/10450.html
昨年、任天堂からマイクロソフトに移っていったレア社ですが、その理由はあまり明らかにされてきませんでした。しかし今回電撃オンラインに掲載されたケン・ロブ氏のインタビューからその意外な理由が分りました。ちなみにこのロブ氏も以前は任天堂オブアメリカに居た方です。

―――では、レア社がXboxでゲームを作る理由はオンラインがあるから、ということですか。
いえ、もちろんそれだけではありません。私はいまでも任天堂を愛していますよ。ただ、私はNintendo of America社長の荒川さんをずっと尊敬して、彼といっしょにやりたいと思っていました。しかし彼がリタイアしてしまって、そこにちょうどいいタイミングでXboxから声がかかった、という部分はあると思います。でもそのときすぐには決められなかったので、とりあえず私はXboxを借りて3〜4週間プレイしてみました。そのようにしてXboxを使っているうちにおもしろさを実感するようになり、これは将来いけると確信するようになったのです。また、マイクロソフトはいい制作者がいればどんどん引き抜いて、よいものを作ろうとしている。そういうやり方もいいことだと思います。

ということで、荒川社長の退職はかなり大きかったようです。ちなみにロブ氏はレアが移籍する前の02年3月にマイクロソフトに移籍しています。任天堂でレアと一緒に仕事をしていた方ですが、この時点でレア移籍が決まっていたのかは少し分かりません。

荒川社長が引退したのが02年1月、ずっと広報をやってたピーター・イン氏が辞めたのが3月で、ロブ氏も3月、んでレア移籍と。NOAもちょっと建て直しが必要なのかもしれません。ちなみに5月にレトロを完全子会社化してますのでこの辺りでレア売却が決定していたのかもしれません。

この辺りの話は面白そうなので、ちょっと調べたいところ。

カプコン、三上真司氏が現場復帰

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/17/10448.html
『バイオハザード』や最近では『P.N.03』のカプコンの三上真司氏が第4開発部長を降りて本格的に現場復帰するそうです。

僕自身は現在、部長職を降り、本格的に現場で“ものづくり”に専念できるように環境をシフトしている最中で結構ヒマです。(笑)(会社に入ってから13年目にしてこんなヒマなのは初です)

いずれ全力投球した作品をもって皆さんにお目にかかれたらハッピーです。ではまた・・・

とのこと。全体的に悲壮感漂ってます。第四開発部は他の部と統合されたというような話もありますが本当の所は分りません。

しかしカプコン、岡本サンも辞めちゃうしどうなってんの。大阪特有の底の無い明るさが最近感じられません。岡本氏だって日経によれば「社長のゴルフ会員権の購入、新社屋新築に岡本氏が反発していた」らしいし、今度の赤字の原因は経営陣の責任でしょうに。「開発部は聖域不可侵だ」という山内前社長の言葉を思い出します。

GameSpy、宮本茂氏 インタビュー全文

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/17/10446.html
もし宮本茂が映画業界でゲーム業界と同じように成功をおさめていたら、彼はスティーブン・スピルバーグよりも有名になっていたことだろう。もし彼が今と同じレベルの成功をミュージシャンとしておさめていたとしたら、彼のアルバムの売り上げはマイケル・ジャクソンとビートルズを足してさらに4倍したものをさらに上回っていたことだろう。

しかし宮本氏はゲームデザイナーである。もしかすると彼はE3でもっとも多くシャッターを切られた男かもしれない。しかし、ゲーム以外の世界では、彼は彼だと気づかれることなくマクドナルドに行くことができることだろう。

任天堂のビッグタイトルのほとんどに関わる宮本氏が、E3に置いてGameSpyのインタビューに対する気取らない態度で答えてくれたそうです。公然と関わったゲームについて、また他の人々のゲームについてコメントを述べました。そのインタビューを紹介します。

GameSpy:以前のインタビューでは、マリオ128の開発に関わっていると述べられていましたが、それはゲームキューブで発売されるのですか?

宮本氏:(笑)開発は今も続いています。スペースワールドで我々がお見せしたマリオ128は本当にただの基礎コンセプトアイディアに過ぎませんでした。私が持っていたいくつかのアイディアを元にした実験だったんです、ですので我々があのソフトをどのような形で発売するのかという点についてはまだちょっと言えないんですね。あのデモから発展したいくつかのアイディアが、ピクミンに応用されています。

GameSpy:昨今開発に直接(ディレクターとして?)関わっているソフトはありますか?

宮本氏:今は、連動を視野に入れて開発中のいくつかのタイトルに関わっていますね。実際、情報開発部における我々の開発チームは、我々が販売するコラボレーションタイトルの開発にあたっています。それらのタイトルは彼らに任せて、私は現在進行中の新しい規格と連動に関わるものに焦点を置いています。

GameSpy:任天堂はゲームキューブとゲームボーイアドバンスの連動をどこまで推進していくのでしょうか?

宮本氏:我々は、外見をより良く、システムをより複雑に、そしてより重厚長大になっていくというゲームの流れに対して連動によってまた別の流れを見せようとしています。連動を用いることによって、コアユーザー以外の方々にも簡単に理解してもらえるシンプルなゲームを作るというアイディアは非常に気に入っています。

GameSpy:マリオサンシャインは実際売り上げの点で真に成功したとは言えなかったと思います。怪盗スライクーパーや、ジャックダクスターも。これらのジャンルのソフトに何が起きたのでしょう?

宮本氏:マリオサンシャインに関しては、もしこのソフトに関してより注力していれば、より良いものにできたと思いますね。

GameSpy:これは注力という問題ではなく、開発期間やその成果の問題なのではないですか?

宮本氏:たしかに、マリオサンシャインのコンセプトによるところもあり、我々はこのゲームを夏の内にリリースする必要がありました。そうなると、我々の開発が本来在るべきより遅れて始まったのではないかと仰られるかもしれません。

マリオのゲームにとってひとつの損害となってしまったことは、それを3Dに持ち込んだということです。世界は広がったのですが、ユーザーの基盤を縮めてしまいました。3Dへと変化したことによって、より複雑なものになってしまったのです。以前は、マリオのゲームとは誰もがすぐに遊べるものでした。しかし3Dになったことによって、我々は遊べる人を制限するものとしてしまったのです。

スーパーマリオ64の後、3Dのマリオのファンが楽しめるゲームを作るということはユーザー基盤を小さくしてしまうことを要してしまうものでした、というのもより深みをます[複雑化する?]必要があったからです。我々がマリオサンシャインをより遊びやすくするために行ったことは、カメラを自由自在に動かせるようにするということであり、そこから我々の開発はスタートしました。

今世代においては多くの3Dゲームが輩出されていますが、わたしは今でもマリオサンシャインはおそらくその中でも現状ベストなものであると考えています。

GameSpy:『グランセプトオート』シリーズについてはどうお考えですか?

宮本氏:グランセプトオートを見せていただきまして、その基本コンセプトは非常によく出来ていると思います。その内容如何に関わらず、ある一つの大きな町の中でユーザーが得るあの自由度の高さは非常に良いアイディアだと思いますね。たしかに、モラルの観点などから様々な評価がされると思います、しかしそれを置いておいたとしてもグランセプトオートが売り上げを挙げていることの理由として、ユーザーに非常に素晴らしいゲームプレイを提供することができる、ということが挙げられると思います。

他の観点から見ますと、我々はこのゲームを歓迎すべきだと考えます。皆さんが騒ぐところは最近のゲームが持つ素晴らしいグラフィックとムービーにが全てになっている。グランセプトオートのようなゲームのようにグラフィックに優れているとは言えないゲームが巧くいっているということはゲーム業界にとって良いことであると思います。

GameSpy:モラルの点が気になるのですか?

宮本氏:ただ、我々が必ずしも意図するところでないものが伝わってしまうことがあり得るためです。開発者は彼らのゲームがそれを遊ぶ人々にどのような影響を与えるか、考えなくてはなりません。また同時にグランセプトオートにおけるモラルの点について腹を立てた人が他のゲームも楽しまない、ということはないと考えています。

GameSpy:グランセプトオートやThe Getawayのような大人向けのゲームを作るということには興味はありますか?

宮本氏:プロデューサーとしては、大人に焦点を置いたゲームを作る人々と働いてみたい気持ちはあります。大人に焦点を置いた多くのゲームが出続けることは、我々のラインナップが見せている通りです。

個人的には、ゲームクリエイターとしては、子供から大人まで楽しめる全年齢層向けのソフトにもまだ市場が待ち望む多くのソフトがまだ存在すると考えています。

GameSpy:ソニックのクリエイターである中氏(ソニックチーム)、メタルギアソリッドの小島氏(コナミ)、そしてパックマンの岩谷氏(ナムコ)と共に仕事をされたわけですが、他にも提携して仕事をされているプロデューサーはいますか?

宮本氏:一緒に仕事をしてみたい開発者の方々はまだ何人か居ます。名前は出せませんが、もし出そうものなら怒られるかもしれませんね。

GameSpy:水口氏(セガ、ユナイテッドゲームアーティスツ代表)とゲームを作ってみたいとは思われませんか?

宮本氏:最初にその質問をされた時に、水口氏のことを仰りたいんじゃないかと思いました。多くの人に、水口氏とゲームを開発したいんじゃないかと聞かれましたよ。彼とは何度か会ったことがあります。しかし彼自身が私とゲームを作ることに興味があるかどうかわかりませんね。

彼は興味深い人です。彼は若いですね。彼は非常に多くのエネルギーを持っているし、一緒にゲームを作るということに喜びを感じてくれると思います。将来的に彼とともに働く可能性はあるかもしれません

ゲームキューブを買った10の理由――Nintendo Power

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/20/10497.html

米国の任天堂公式雑誌Nintendo Powerが調査した「ゲームキューブを買った(持つ)10の理由」の結果が発表されました。それでは第10位から発表。それから各順位のコメントは基本的に発表に書かれているものを元にしています。なんとまあ徹底的に他機種に噛み付いてますな。

10位 取っ手(ハンドル)が付いてるから
XBOXを友達の家に持って行く事を想像してみてください、ゲームキューブに取っ手が付いているのは素晴らしいことなのです。

9位 ゲーム専用機だから

8位 PS2より性能がいい
そうです、PS2は性能が低い。

7位 プラチナだから
その通り、プラチナGCは光り輝く芸術品です。大してPS2やXBOXは過去20年間の古い電気製品のゴミやホコリが蓄積したような商品です。

6位 コントローラーのデザイン
PS2は沢山のボタンがあります、XBOXのコントローラーはまるで巨人かタコの為に設計されたような物です。それに対してGCのコントローラーはなんて上品で完成されているのでしょうか。正に頭と体と技術を繋ぐインターフェイスといえます。

5位 経験
任天堂はドンキーコングにさかのぼって20年以上、最高のゲームを作りつづけています。任天堂がこれからもそれを続ける事に賭けます。20年前ソニーはベータマックスを作っていたりマイクロソフトはまだWindowsを作っていませんでした。彼らは明日から一体何をしでかすか分りません。

4位 ウェイブバード
コードから開放される喜び、ベッドルームからもゲームが操作できます。

3位 ゲームボーイプレイヤー
既に1億人以上のユーザーがゲームボーイを持ちます。このハードによってゲームキューブに際得て全てのゲームボーイタイトルを遊べます。

2位 コネクティビティ
ソニーやマイクロソフトはゲームボーイを持たないので到底無理な事です。彼らはロボットの犬やワープロソフトしか持ってません。そして彼らは元々ゲーム会社ではない。任天堂こそがゲーム会社であり、それが革新的なゲームを開発する理由です。

1位 独占タイトル
ゼルダの伝説〜風のタクト、メトロイドプライム、バイオハザード0、マリオサンシャイン、エターナルダークネス、どうぶつの森、スターフォックスアドベンチャー、FFクリスタルクロニクル、メタルギアソリッドTTS、ローグスコードロンIII、ピクミン2、バイオハザード4そしてリンクの出るソウルキャリバー2、ゲームキューブでしか遊べない15の独占タイトル、これが理由です。さあPS2独占タイトル15個あげてみなさい。さらにXBOXで言えばそれは片手で数えられます。

セガ社長交代、後任はヒットメーカーの小口氏

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/20/10490.html
5月19日、セガは小口久雄常務執行役員(43)が代表取締役社長、佐藤秀樹社長(52)が代表権のない会長にそれぞれ就くという人事を発表しました。これは先ほど破綻した合併問題について佐藤氏が責任を取ったものだと思われます。

そのほか香山哲COOと永井明専務がヒラの取締役に降格するなど大幅に体制を刷新したようです。これに伴い開発子会社も4〜5に統合して一部開発人員の削減も行うそうです。

で、来年6月の500億は返せそうなんですかね。それに開発畑の人間を経営に持っていくとどうもおかしくなる傾向がありますがどうですかね。小口さんには是非クレイジータクシー3をGCで出して貰いたいんですが、、、。

アクレイムが大幅な赤字を計上

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/21/10513.html
アクレイムは3月31日で終わる第1四半期は4-5000万ドルの赤字であったという予測を盛り込んだ有価証券報告書をアメリカ証券取引委員会に提出しました。前年同期の400万ドルの黒字から大幅に下がりました。

また、通期決算は会計年度の変更を行ったため8月31日からの3月31日の7ヶ月間となり、6-7000万ドルの赤字となる見込みです。

大幅な赤字になった原因としては、ゲームソフトの販売不振、リストラに伴う経費の増加、英国スタジオ設立に伴う経費などが挙げられています。

アクレイムは最近元気ない感じを受けますね。気が付いたらアクレイムジャパンのサイトもなくなってるし、、、。まさか清算されたとか、、、以前も一回ありましたねこんな事。何か知ってる方は教えてください。

米国で多くのこれから発売されるタイトルが10ドル値下げ

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/21/10507.html
任天堂オブアメリカはこれまでのゲームキューブタイトルの標準的な価格の49.95ドルより安い価格で発売される新作タイトルのリストを発表しました。これらは全てライセンシータイトルでそれぞれ10ドル安い39.95ドルで発売されます。

これは任天堂がロイヤリティ(メーカーがゲーム一本につき任天堂に支払うライセンス料のこと)を値下げした為に可能になった価格だそうです。北米以外の地域で同様に行われるかは現在の所は不明です。タイトルは、

・ロックマンエグゼ トランスミッション
・スピード・キングス
・ヒットマン2 サイレントアサシン
・ソニックアドベンチャーDX
・トップアングラー
・ザ・イタリアンジョブ
・パワーパフガールス
・P.N.03
・ワールド・チャンピオンシップ・プール
・ジャイアントエッグ〜ビリー・ハッチャーの大冒険〜
・ビューティフルジョー
・アルマダ2 スターコマンド
・マイクロ・メイヘム
・ウォーレス&グロミット
・ジャックド
・ハウンテッド・マンション
・アウトモデリスタ
・ゴブリンコマンダー
・アーバン・フリースタイル・サッカー
・ミッションインポッシブル2
・MTVs Celebrity Death Match

です。国内でも5800円が標準になったりするんでしょうか。

GC本体が6月21日からGBP同梱で19800円に!

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/21/10503.html
北米や欧州でゲームキューブとゲームボーイプレーヤーが同梱して発売される事が決定していますが国内でも同梱版が出るそうです。6月21日からの販売で価格は19800円になるようです。

パッケージに同梱されるものは、

・ゲームキューブ本体
・コントローラー
・専用ACアダプタ
・ゲームボーイプレーヤー本体
・ゲームボーイプレーヤー専用ディスク

だそうです。これからは同梱版のみになるそうです。

夏休みを前に良質のGCソフト、GBAソフトの発売が予定されており、本パックの希望小売価格を現行ゲームキューブの価格に据え置くことで更にお買い求めやすくし、GCとGBAの相乗効果により、両分野で更なる発展を目指します。

『Too Human』はゲームキューブ向けに開発中

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/21/10506.html
IGNのN-Query(おたより紹介みたいなコーナー)でPeer氏がシリコンナイツの『Too Human』は未だゲームキューブ向けに開発が進められているとコメントしています。ちなみにMatt氏は一週間E3休暇だそうな。

Peer氏は「『Too Human』はゲームキューブ向けに開発中。でもシリコンナイツや任天堂は『エターナルダークネス』のように次の機種に持っていく事も躊躇したいと思う」とコメントしています。

『Too Human』は元々PS向けに開発されていたアドベンチャーゲーム。任天堂が資本参加してからゲームキューブ向けに変更されたタイトル。2000年のNSWにビデオ出展されましたが、それ以来続報がありません。

任天堂が2003年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10524.html
任天堂株式会社は2003年3月期決算を発表しました。それによれば前期は、売上高が5041億円(-9.1%)、営業利益が1001億円(-16%)、経常利益が950億円(-49%)、純利益が673億円(-37%)となったそうです。今期は売上高5500億円(9.1%)、経常利益億円、純利益650億円(-3.4%)、純利益1100億円(16%)を目指すそうです。

ソフト売上は『ポケットモンスター ルビー&サファイア』が全世界で660万本を売り上げたものの、全体的には減少したようです。また競合各社がハードの値下げを行いこれに対抗した結果売上が大幅に減少したようです。

また、家庭用ゲーム機「ゲームキューブ」の販売台数見通しは600万台(前期は576万台)、ゲームキューブ向けソフト販売本数見通しは5000万本(同4614万本)。今期の為替レートは1ドル=117円、1ユーロ=130円を想定しているとのことです。

詳細が分り次第、続報を掲載します。

コナミジャパンが2003年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10522.html
ジャスラック上場の株式会社コナミコンピュータエンタテインメントジャパンが2003年3月期決算を発表しました。それによれば前期は、売上高が79億74万円、営業利益が35億5600万円、経常利益が35億5600万円、純利益が20億8200万円となったそうです。『遊戯王』の北米地域でのヒットなどで売上は減少しましたが利益は改善しています。

今期は「遊戯王」を始めとして「テニスの王子様」や「GetBackers奪還屋」、「探偵学園Q」、「十二国記」、「まほろまてぃっく」、「恐怖新聞(平成版)」、「COOL GIRL」を題材とした作品を発売するそうです。また『メタルギアソリッド3』や『ツインスネーク』なども発売するとのこと。

また、平成16年3月期は約740万本の販売本数を予定し、業績は売上高76億0000万円、経常利益22億円、当期純利益11億円となる見通しだそうです。

前期の機種ごとの売上は以下の通り。

機種発売タイトル数販売本数
ゲームキューブ313
ゲームボーイアドバンス14311
ゲームボーイカラー1134
プレイステーション213225
プレイステーション11206
XBOX252
PC214
その他00
合計45958

ゲームボーイカラーやプレイステーションなど旧機種で相当稼いでいますね。しかもゲームボーイカラーでミリオン突破してるし。

ナムコが平成15年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10521.html
株式会社ナムコが平成15年3月期(2003年3月期)決算を発表しました。それによれば前期は、売上高が1547億7700万円、営業利益が94億7000万円、経常利益が87億7700万円、純利益が41億1500万円となったそうです。業界は厳しい状況ですが『太鼓の達人』などで増益増収となっています。

ナムコでは中長期的に、

1.事業の高付加価値化による高株価、グループ利益最大化、連結ROE15%の達成

2.主要3事業(業務用機器販売、家庭用ゲームソフト販売、アミューズメント施設運営)の構造改革の推進

3.新規事業の発掘・育成強化とパチンコ・パチスロ液晶、ウェブ&モバイルの各事業の成長と自立

4.事業戦略を支える士気向上に資する制度・システムの構築

5.経営責任の明確化と資源配分の見直しを軸とする子会社戦略の強化であります。

という目標を掲げているようです。家庭用下ゲーム部門ではメディアミックス展開の推進、コンテンツビジネス化、ネットワークゲームの早期開発、、ハードの高性能化に対応した上での開発コスト低減に努め、話題・売上の両面でナムコブランドを世界に知らしめる為に開発力の強化を行うとしています。

次期はグループ全体の基幹情報システムを整備し、事業の中心である家庭用ゲーム開発と知的財産の拡充の為に先行投資を行うとしています。計画は売上高1,648億円、経常利益107億円、当期利益58億円とのこと。

コナミ東京が2003年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10520.html
コナミコンピュータエンタテインメント東京が15年3月期決算を発表しました。前期は、売上高が136億1400万円、営業利益が45億1500万円、経常利益が45億3700万円、純利益が25億7400万円となったそうです。

前期は『ワールドサッカーウイニングイレブン6』の世界中での大ヒットがあり、純利益で14年と比較して2.5倍と大幅な伸びとなりました。また『魂斗羅』も成功して6つ目の柱を創出できたとしています。今期はPS2にて『サイレントヒル3』や『ワールドサッカーウイニングイレブン7』などを発売する予定とのことでした。

前期の機種ごとの売上は以下の通り。

タイトル数販売本数
ゲームキューブ13
ゲームボーイアドバンス1256
プレイステーション224520
プレイステーション4178
XBOX111
合計42768

ゲームキューブ向けは『ウイイレ6』の1タイトルのみ。

コナミ大阪が2003年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10519.html
コナミコンピュータエンタテイメント大阪が2003年3月期決算を発表しました。それによれば前期は、売上高が96億5100万円、営業利益が21億3400万円、経常利益が21億4600万円、純利益が12億2700万円となったそうです。

コナミ大阪では中長期的な戦略として、

1.得意とするスポーツゲームの分野で、高品質のコンテンツをタイムリーに市場投入し、安定的な収益の確保を図るとともに同ジャンルにおいて、他社の追随を許さない制作体制の構築を目指します。

2.スポーツゲーム、アクションゲーム、音楽ゲーム、マンガ・アニメ・TV番組・映画等をテーマとしたゲームなど、豊富なタイトルラインナップで業績の拡大を目指します。

3.ミリオンヒットを狙えるコンテンツの制作を行い、世界市場での競争力を高めます。

4.ブロードバンドネットワーク時代の到来にともない、オンラインゲームの制作を強化し、新しいエンタテインメントを創出します。

5.海外市場を視野に入れながら、モバイルやオンラインコンテンツならではの新しい遊びを追求し、ビジネスチャンスの拡大を図ります。

を挙げています。今期は「パワフルプロ野球」シリーズや「リアル野球」シリーズ、「K1」シリーズなどに加えてコミックを原作とした「コロッケ!」や「わがままフェアリーミルモでポン!」、そして「TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES(仮)」を全機種で展開する予定だそうです。

前期の機種別の発売タイトル数と販売本数は以下のようになっています。

タイトル数販売本数
ゲームキューブ2357
ゲームボーイアドバンス2147
プレイステーション225136
プレイステーション114
その他1116
合計81270

ちなみに6月から社名がコナミコンピュータエンタテインメントスタジオに変わります

ハドソンが2003年3月期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/22/10518.html
ハドソンは2003年3月期決算を発表しました。それによれば売上高は、123億9500万円、営業利益は12億4200万円、経常利益は12億0800万円、純利益が10億2300万円となり、全ての項目で計画を上回る好調な数字でした。ゲームソフトの売上は国内で120万本でした。今期は140万本、売上高143億円を目指します。

今期の基本方針としてハドソンブランド事業では
・「ボンバーマン」・「桃太郎電鉄」につぐ第3の柱の準備
・米国・欧州地域への本格進出
・商品計画と開発コストおよび利益の徹底管理

今期の主要タイトルは
・ボンバーマンランド2(GC/PS2)
・桃太郎電鉄12(GC/PS2)
・ボンバーマンジェッターズ2(GBA)
・天外魔境II(GC/PS2)
・3社コラボレーションタイトル

が挙げられています。このほかゲームキューブ向けに「ファミリーコレクション」シリーズが6タイトル予定されています。『天外魔境II』はシリーズ再開に向けた第一弾になるそうです。またボンバーマンシリーズの強化としてネットワークとの連動を推進していくそうです。合計16タイトルです。

他社のタイトルの受託開発を行うRSD事業では『マリオパーティ5』を始めとして25タイトル、28億円を見込んでいるそうです。任天堂以外にもコナミやタカラ、海外の会社からのアプローチもあるそうです。

このほかモバイルコンテンツ、新半導体、ブロードバンド事業などなど。

任天堂、SARS対策は万全・りそなは静観

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/23/10541.html
任天堂は昨日、2003年3月期決算発表に合わせてメインである大阪証券取引所で森仁洋専務が会見を行いました。

その中で森氏は重症急性呼吸器症候群(SARS)について、生産工場も厳重な管理体制を敷いていることを強調し現時点では影響は無い、生産は今から増産して対応しているとしました。任天堂は殆どのハードなどの生産を中国で行っています。

また政府の特別支援が決まったりそな銀行を傘下に持つりそなホールディングスの株を保有している件で、同株にはこれまでも評価損を積んできており、「絶対額が小さいから、今後株価がどうなろうと影響はない」として特に対応は行わないとしました。四季報によれば任天堂はりそなの前身である大和銀行ホールディングスの株を6475(千)株所有していたようです。これがりそなに引き継がれたものと思われます。

ソニーがPSPで携帯ゲーム機に参入する事について、「発売までに18カ月あり、それまでの期間に対策は取れる。影響はほとんど受けないだろう」とコメント。またコスト面で光ディスクのほうが有利なことを認め「任天堂がロムでなくなることも含め、今は話せない」ともコメントしています

ナムコとEAが販売提携―――欧州向け

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/23/10543.html
ナムコとエレクトロニックアーツは欧州地域でEAが『デッド・トゥ・ライツ』のゲームキューブ版とプレイステーション版の販売を担当する事で合意したと発表しました。8月に全てのPAL地域で発売されるとのこと。

『デッド・トゥ・ライツ』はナムコホームテックが開発したFPSで、刑務所を脱獄した元・警察官が、犯罪組織に挑むというもの。地上で最も危険なグラントシティーを舞台に、プレーヤーは、銃やパンチ、キックを使い分け、組織と戦う。海外では全ての機種で発売されていますが国内ではXBOXのみで発売されました。

特に記述はありませんので提携はこれ一本のみのようです。

任天堂など数社が自社株取得枠を設定

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/23/10534.html
ここ数日決算ラッシュが続いていますが、数社が自社株取得枠を新たに設定しています。株価低迷と、銀行が持ち合い株を減らすための受け皿として有効のようです。以下のリストの取得株数、金額は全て上限の数値です。
ちなみにここ最近任天堂の株は下がりまくりで、東洋経済月報か何かの特集で時価総額減少ランキングのトップを飾っていました。しかもりそなの保有株で最大の減少も任天堂で確か300億程度でした。実際そんなに下げるほど業績も悪くは無いと思うんですけどね。まあ企業の業績をそのまま反映するわけでもない部分もありますけどね。

社名取得株数取得金額
任天堂1400万株1100億円
ナムコ300万株60億円
コナミ大阪150万株27億円
コナミジャパン150万株27億円
コナミ東京150万株16.5億円
コナミススポーツ100万株15億円
スクウェア・エニック15万株4.5億円

EAとの直接対決見直す―――小口セガ次期社長

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/23/10533.html
セガの次期社長に内定しているセガの尾口久雄常務執行役員が日経産業新聞のインタビューに答えています。同氏はエレクトロニックアーツとの全面対決を掲げた海外戦略を見直す考えを示しています。

―――将来の社長候補でしたがこの時期というのは早い印象です

僕もそう思う。正直言えばあと三年くらいゲームを作って会社に貢献してからと思っていた。でも社長と最高経営執行者の二頭体制はよくないと思っていたし、合併問題では世間を騒がせた。ここは会社を一つにまとめないとと思ったら、自分がやるしかないなと。

現場をまとめられるという自信はある。クリエーター仲間からは以前から社長をやってほしいといわれてたしね。さっそく、いっしょに経営戦略を練り始めた。

―――不審の北米販売をどうするのか

エレクトロニックアーツと正面から対決してきたが、その戦略がいいのかと考え直している。販売規模が違いすぎる。てこ入れに販売委託先としてどこかと組むというのは選択肢にある。EAも排除していない。

そのほか、社長直轄の開発本部を置いてそこで何を作るか売るか考えるとコメント。またCSKの意向で迷走した事については、これからは青園社長を自分が説得すれば話が早く済むということ、筆頭株主であることは安定株主しての役割もあると話しています。

任天堂企業グループの変更点

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/23/10554.html

昨日発表された任天堂の決算短信より企業グループの変更点についてまとめておきます。

まず一番大きいのはレアをマイクロソフトに売却した関係で以下の3社がグループから外れました。ただし持ち株会社だったRare Acquisition Incはまだ連結子会社となっています。

・Rareware Limited
・Rare Inc.
・Rare Toys & Games Inc.

また同じく開発子会社だったLeft Field Productions, Inc.にも株式を売却しているのでグループから外れました。またカービィの版権などを扱う株式会社ワープスターは支配力が弱まったため連結から外れたとのこと。HAL研究所もな議決権の所有割合が低下したため、持分法適用の範囲から除外したとのこと。ここ辺りは調査の必要ありかな。

新たに加わったのはiQue Ltd.という会社で新たに出資しグループに入っています。またRetro Studios, Inc.は出資比率を高めて連結子会社となりました。

清算したのは、

・招布株式会社
・モバイルニジュウイチ株式会社
・有限会社エムジーエムファンド

の3社です。エムジーエムファンドはファイナンス関連の会社で設立は平成9年4月。資本金は300万円で任天堂の出資比率は40%でした。中央区銀座8-4-17のマリーガルと同じビルに入っていて、社長だった杉本敦司氏もマリーガルに関わっていた人みたいなのでマリーガル関連の会社だったのではないかと思います。ちなみにマリーガルは前年6月に設立されています。

なんだか気になる点が幾つかありますね。調べたい所です。というかA/N Software(任天堂とアルゴノーツの共同出資、91年設立)とかMidway/Nintendo(任天堂とミッドウェイ、94年設立)とか何時まで残しておくんですかね。何か意味があるのかな。ちなみに前者はスーパーFXチップを開発、後者はN64初期のミッドウエイタイトルの発売元として設立された会社です(恐らく)。

コナミが欧州のスタジオと初めて提携

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/24/10564.html
コナミは欧州の開発スタジオとしては初めてKujuエンターテイメントと業務提携を締結したと発表しました。開発中のタイトルは明かされていませんがKujuのロンドンスタジオで開発が進められているそうです。

「私達はコナミと一緒に仕事が出来てとても嬉しく思っています。とても尊敬すべきパブリッシャーで仕事をしたかった会社です」とKujuの開発部長のIan Baverstock氏は話します。

「Kujuのもつ専門的なアプローチと技術の結合したビジョンは私達に印象深いものでした、コナミが彼らを選んだのはそのためです」とコナミオブヨーロッパの欧州開発部長のTony Bickley氏はコメントしました。

日本のパブリッシャーはセガがTeam17(Worms 3D)、Climax、Games Workshop(Warhammer Online)の3社と提携しているほかは殆ど英国で開発チームと提携するということがなく、コナミがこれで2社目となります。

英国でセガとGemが業務提携

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/24/10560.html
セガとGem Distribution Ltd.が業務提携を締結したと発表しました。Gem Distribution Ltd.は英国とアイルランドにおいて商品の販売・流通業務をセガと協力して行います。セガとGemはドリームキャストを立ち上げた際にも提携していて大きな成果を上げた実績があるそうです。

「私達はセガとの連携を更新して、英国などに世界的なセガブランドを提供する業務に当たることを嬉しく思っています」とGemの常務取締役のPaul Donnelly氏はコメントしました。

「Gemはドリームキャストの頃、最も重要なパートナーの1つでした。彼らの自身を改善していこうという情熱を持ち、私達の新しいソフトウェアビジネスにとって最上のパートナーです」とセガヨーロッパの販売担当上級副社長のMike Sherlock氏は話しています。

ソニックチーム、中氏インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/25/10572.html
EuroGamer.netにソニックチーム代表取締役の中裕司氏へのインタビューが掲載されています。記者が中氏にいろいろ尋ねていているのですが中氏のコメントにつっこみが入っていてそれも見てみると面白いです。

まずソニック最新作については「(ソニックアドベンチャーシリーズは完結していて)全く新しいスタイルの作品」としています。ソニックはPS2やXBOXでも発売されますがそれらに独占供給タイトルを開発するかという問いには「マルチで行くのがいいと思う」としています。

『ビリーハッチャー』をゲームキューブで発売するのは「年齢層が適合しているから」と答えています。ナイツの続編については、「私の会社には100名近いスタッフが居るが『ソニックヒーロー』や『ファンタシースターオンライン』や『ビリーハッチャー』で手一杯。他にも『バーニングレンジャー』などを開発して欲しいという声はあるが、今はNO」と答えています。

そして将来またセガハードで開発したいかという問いに対しては「セガハードをとても恋しく思っています。セガが調子を取り戻せばまたセガハードで作りたいです。もし実現されれば全力で取り組みます」としています。

01net、岩田社長へのインタビュー

01netに岩田聡社長へのインタビューが掲載されています。原文はフランス語なので幾度の翻訳で微妙に意味がズレている部分もあるかもしれません。特に目新しい事は言ってませんが、、、。

―――ソニーとマイクロソフトは20ドル値下げしたが追随するのか

値下げがあってもまだゲームキューブは彼らのハードより30ドル安い。また米国では無料でゲームをサービスしたりプロモーションを強化していて今の時点で更に値下する必要は無いと思う。アナリストの意見と私の意見は今の所一致しない、全て聞けば私達が競争に残るためには99ドルでハードを売らなければならなくなる。

―――ソニーがPSPを発表した後、市場は任天堂を不安視しているがなぜか

彼らは、私達が携帯市場で競争相手なくリーダーであった一方で、ソニーがゼロからプレイステーションで据え置き機のリーダーになった事を明確に記憶しているからだろう。それは携帯機でも同様にリスクはあるが可能性はあるということだ。

ソニーが携帯機市場にも手を伸ばしてくるというのは興味深いこと。しかし彼らが18ヶ月も前にそれを教えてくれたと言う事はとても有り難い事で、我々は自分達の反省材料は直しつつ、ソニーの攻撃に対する我々の答えを用意し次世代GBAの計画を練る時間を与えられたという事になる。

―――ゲームキューブはまだ子供向けというイメージがある。今後どうするのか

それは昔ならセガ、今ならソニーやマイクロソフトといったライバル企業によって作られた明確な嘘。しかしゲームキューブ向けに最初にリリースしたソフトがより若いユーザー向けにデザインされた物というのは確かでそのイメージを変えるのは容易ではないと思う。また一方で我々のパートナーは『メタルギアソリッド』・『スプリンターセル』・『ソウルキャリバー2』といったコンテンツも用意してくれているのでもっと上の年齢にも訴えかけることが出来るのではないかと思う。

―――ゲームキューブの次のコンソールについて教えて欲しい

1つ、今のコンソールで出来る遊びを更に改良できるコンソールになるのは間違いない。しかし技術やグラフィックといったものはもはや限界に近づきつつある。任天堂の役割は新しい体験をユーザーに提供することだと思っている。

―――任天堂のオンライン戦略は

プラットフォーマーとして私達はモデムやブロードバンドアダプタを既に提供した。しかし一企業としてオンラインでビジネスを成り立たせる為の方策はまだ持っていない。近い将来、任天堂は月の料金なしに提供出来るオンラインビジョンを示したいと思う。

セガの独占タイトルはもうない!?

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/27/10588.html
GameCube Europeによればセガ・ソニックチームの中祐司社長が幾つかの欧州の雑誌のインタビューに答えて、『PSO EPISODE III』や『ビリーハッチャー』以降セガからゲームキューブ独占タイトルは恐らく無いだろうとコメントしたそうです。

記事によれば、ゲームキューブ向けタイトルが不振なのがこの要因だとのこと。また中氏によれば「セガはソニーのPlay Station Portable向けにも開発をすることになるだろう」ともコメントしているようです。

とは言え、これまでにセガから発売されたゲームキューブ独占タイトルなんて唯一『スーパーモンキーボール2』しかありませんけどね。ですからこの話が本当だとしてもあまり現状と変わりないのではと思います

ゲームキューブのソフトのサポートが衰える 5/27

http://news.com.com/2100-1043-1003661.html
フランスのメディアグループのゲーム部門のビベンディユニバーサルゲームズは、
業界の支持が衰えてきたので、今年はより少ないゲームキューブのゲームを作るだろう。
と、セールスとマーケッティングの上級副社長のフィリップオニールは言った。

PS2とXboxを(ゲームを出す)対象とするために、我々は実際ソニーとマイクロソフトに集中する。
我々にとって3つの強いプラットフォーム以上の物はない。1+1+1=3の式になるような、
それはコンソールの戦いが始まって以来我々の望みだった。
しかし、それは1+1+1=1.5のように見え始めている。

アクティビジョンのブラベック副社長もゲームキューブの脱落に懸念を表明。
エレクトロニックアーツのブラウン副社長は、1ドルロイヤリティのおかげか
今までよりもゲームキューブに注力するゲームキューブの落ち込みは回復するだろうと言っています。

ソニック最新作はレンダーウェアを採用

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/28/10599.html
クライテリオン・ソフトウエアはソニックチームが現在開発中の『ソニック・ヒーローズ』に同社の開発支援ソフト、レンダーウェアが利用されていると発表しました。

レンダーウェアは『ソニック・ヒーローズ』を開発する上で単に技術のみならずマルチプラットホームに対する方法論を私達に与えました、それで導入を決定しました。クライテリオンの持つマルチプラットホームでの他に無い経験は私達に開発プロセスで多くの支援を与えてくれました。私達はユーザーが最新で最高のソニックを楽しむことを期待しています。

とソニックチーム代表の中祐司氏はコメントしています。『ソニックヒーローズ』はゲームキューブなど3機種で冬発売予定です。価格未定。

米3DO社が再建手続きへ

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/29/10608.html
IGNによれば米3DO社(国内では松下などから発売された3DOを開発した会社)は米破産法に定める会社再建手続きであるチャプター11の適用申請を行い再建手続きに入るとのことです。

3DO社は販売不振による資金難に陥っていました。

ただし同社のマーケティング担当役員のリック・レノルズ氏によれば「廃業ではなく、3DO社はまだビジネスを行っている」として開発中のタイトルは何処かが拾って発売してくれるのではないかとしました。

3DO社はゲームキューブ向けに、
・アーミーメン
・ストリート・レーシング・シンジケート
・ジャックド
・ハイヒートベースボール2004
などを開発中でした。詳細が分り次第お伝えします。

9月でファミコン・スーパーファミコンの製造終了

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/30/10618.html
まだ製造してたのか、と思ってしまいますが任天堂は9月でファミコンとスーパーファミコンの製造を終了するそうです。修理サービスも部品の在庫が無くなり次第終了するとのことです。

もちろん初代の物は製造終了していますので、ニューファミコンとスーパーファミコンJrの事だと思われます。ファミコン20周年でこの機会に懐かしのゲームに触れてみたい、という方は早めに購入しておいた方がいいかもしれません。ま、ファミコンならともかくスーパーファミコンなら中古ショップなどに行けば山ほど置いてあると思いますが、、、。

任天堂、次世代機に投資

http://www.inside-games.jp/article/2003/05/31/10633.html
GamerFeedやNintendophilesに任天堂の岩田聡社長の話が掲載されています。出所がイマイチ不明で保留してましたが他のサイトも乗せているので紹介する事にします。なんだか気になる事を言ってますが、、、。

•任天堂は(パッケージ代金以外の)料金を徴収するようなオンラインゲームは作らない

•任天堂はゲームキューブやゲームボーイアドバンスの後継機の開発に6000億の預金から幾らかを投資している

•任天堂の開発者らはマリオやポケモンに代わる次世代のスターを作ろうと一生懸命取り組んでいる

最後の一文なんか怖い感じを受けますが、、、。またマイクロソフトの関係者が「任天堂はデジタルエンターテイメントの革命なんて出来ない。彼らはただのおもちゃ屋だから」と言ったという事も紹介されています。

【DEVELOPERS PROFILE】 有限会社エムジーエムファンド

http://www.inside-games.jp/article/2003/06/01/10638.html
ファイナンスに関する業務を行うために97年に設立された会社。社長は杉本敦司氏で、この方はマリーガルマネジメントにも所属していた方でN64や64DDの『カスタムロボ』や『巨人のドシン1』のクレジットに名前が確認出来ます。マリーガルが設立されたのは96年の6月ですから何らかの繋がりがあったのではないかと推測されます。杉本氏は後に猿楽庁の監査役にもなっていますのでこの辺りの人物と見て間違いないでしょう。