動物の骨格を構成する組織の一種。カルシウムを主成分とし、基本的には硬い。
目次
概要
- モンスターの骨は様々な用途がある素材である。
大きく分けて獣骨系、竜骨系、古龍骨系、なぞの骨系の4種があり、
それぞれ状態や部位によって呼び方や用途が異なる。
中には素材としては使えないが、それを集めている研究者やマニアが居て、
高額で取引されている物もある。- モンスターからの剥ぎ取りの他、肉食モンスターの巣や食べ残し、
時にはフンを調べると入手できる。
大型モンスターの上質な骨は剥ぎ取りでは入手しにくく、
クエスト達成時の報酬として入手できる場合が多い。
一応風化しかけの物でも素材として扱える場合があるが、
素材としての価値は非常に低く、用途はごく限られる。- 人骨を素材として扱う場合もある。達人のドクロなどがそれである。
また、風化して原形を留めていない骨が、人骨ではないという保証は無い…。
- 人骨を素材として扱う場合もある。達人のドクロなどがそれである。
- MHXに登場する二つ名持ちモンスターからは、共通して異形の骨(堅骨)という素材が得られる。
この二つ名持ちモンスターには竜だけでなく牙獣も両生種も存在するため、
骨の性質もそれぞれ異なっているはずだが、
もとの種族の骨から組成が変異している、という意味で同一の素材として扱われているようだ。
- モンスターからの剥ぎ取りの他、肉食モンスターの巣や食べ残し、
- 基本的には金属よりも軽く、熱や衝撃を加えても変形しにくい。
加工の際には削るのが基本。
小型モンスターの骨から作られた武具は、性能は低いものの軽くて扱いやすいため、
初心者用もしくは入門用として高い需要を持っている。
また、そもそもはモンスターの素材であるためか、鱗や皮を始めとしたモンスターの
素材との相性が良く、それらを使う事で姿も性能も新たな物に生まれ変わる事がある。
- 一部のモンスターからは「骨髄」という素材を得ることができるが、
あちらは骨の中にある軟らかい組織のことであり、骨とは別の素材として扱われる。
骨髄の詳しい情報は当該記事を参照していただきたい。
- MHXRでは装備の強化に必要な素材の種類として、各モンスターの骨が登場する。
亜種、希少種、特殊種の物は区別して扱われる。
同じ種類のモンスターでも、変異個体の物は全く別の素材として区別して扱う。
- オストガロアは体から分泌する粘液で獲物の骨を絡め取って身に纏うという生態を持っていることから、
他のモンスターと比べて抜きんでて骨系素材の種類が多い。(骸体殻、骸棘殻*1、骸椎骨、骸頭骨)
また、纏っている骨の他に、本体も「烏賊骨」と呼ばれる骨を有している。- ただしG級素材「骸龍の烏賊巨骨」によるとこの骨は正確には貝殻らしい。
なお現実の一部のイカにも烏賊骨は存在し、
それはイカの祖先であるオウムガイの貝殻が退化し体内に残ったものである。
- ただしG級素材「骸龍の烏賊巨骨」によるとこの骨は正確には貝殻らしい。
- ラドバルキンについても、身に纏った骨の一部が「竜骨塊」という専用の素材として扱われる。
その他にも、転倒時の採掘などでフィールド採取と同様の骨素材が得られる。
- MHWorld以降、特定のフィールドでのみ採取可能な骨素材が登場している。
入手機会が少ないので探索をサボっていると不足しやすい。- MHRiseでは下位と上位では取れる骨も変わるようになったので、
1フィールドのみの素材だとより不足しやすくなっている。
固有の骨素材がないフィールドでは代わりに欠けた龍骨系が採れるようになっている。 - MRの登場したサンブレイクではMHWorld同様に各フィールドに1つMR用の骨素材が登場した。
一方で欠けた龍骨系の最上位であるいにしえの巨龍骨は下位や上位で欠けた龍骨が採れていたフィールドに限らず、
ほとんどのフィールドで採取できるようになっている。
- MHRiseでは下位と上位では取れる骨も変わるようになったので、
フィールド 骨の名前 古代樹の森 太古の大骨 大蟻塚の荒地 強固な岩骨 陸珊瑚の台地 サンゴの紅骨 瘴気の谷 いびつな狂骨 龍結晶の地 荒々しい蛮骨 渡りの凍て地 凍てついた氷骨 大社跡 ねじれた怪骨/堅怪骨/重怪骨 砂原 埋もれた骨骸/竜骨骸/古龍骨骸 寒冷群島 凍てついた重氷骨 水没林 土香る重泥骨 溶岩洞 黒ずんだ重焼骨 密林 苔むした重土骨 城塞高地 傷ついた重古骨
「骨」の素材を持つモンスター
- 外伝作品に登場するものは斜字で記載。
- 草食種
- アプトノス - 竜骨【小】、竜骨【中】、草食種の堅骨*2
アプケロス - 竜骨【小】、竜骨【中】、上竜骨、草食竜の重骨、草食種の堅骨
ポポ - 獣骨、大きな骨、堅牢な骨、草食種の堅骨
リノプロス - 竜骨【中】、草食種の大重骨
ズワロポス - 上竜骨、草食竜の重骨、草食種の大重骨、草食種の堅骨
- 牙獣種
- ドスファンゴ - 大猪の重骨、大猪の骨/頭骨*3
ケチャワチャ - 奇猿狐の長骨/堅長骨/重長骨
ケチャワチャ亜種 - 白猿狐の長骨/堅長骨/重長骨*4
辿異種ドドブランゴ - 雪獅子の厳骨
辿異種ミドガロン - 爆狼の太骨
- 飛竜種
- リオレウス亜種 - 蒼火竜の真骨頂*5
リオレウス希少種 - 銀火竜の真骨頂*6
グラビモス - 鎧竜の尾骨、至骨
グラビモス亜種 - 黒鎧竜の仙骨
辿異種グラビモス - 鎧竜の重骨/重尾骨/過重尾骨
パリアプリア*7 - 呑竜の硬骨
辿異種ヒュジキキ - 針纏竜の重椎骨
ボガバドルム - 爆霧竜の高密骨、外骨/堅外骨
- 海竜種
- ポカラドン - 凍海獣の骨
- 獣竜種
- ドボルベルク - 尾槌竜の尾骨、仙骨
アンジャナフ - 蛮顎竜の鼻骨/大鼻骨/重鼻骨
アンジャナフ亜種 - 雷顎竜の重鼻骨
アビオルグ - 獰竜の骨/上骨、凶骨、剛骨、熱骨、猛骨
辿異種ギアオルグ - 氷獰竜の太骨/重太骨
辿異種ガスラバズラ - 怒貌竜の骨
- 両生種
- テツカブラ - 厳めしい頭骨/強面な大頭骨
- 古龍種
- ダラ・アマデュラ - 渦巻骨
ベヒーモス - 魔獣の堅骨
ケオアルボル - 焔嶽龍の大堅骨
辿異種ルコディオラ - 極龍の太磁骨
辿異種イナガミ - 雅翁龍の頑太骨
辿異種ハルドメルグ - 司銀龍の細鎬骨
- その他
- レーシェン - 怪物の呪骨
エンシェント・レーシェン - 怪物の古呪骨
余談
- ズバリ『骨』という銘の太刀(MH2以前とMHFでは大剣)も存在する。
詳細はリンク先を参照。
- モノブロスやディアブロス、ブラントドスの頭蓋骨にも角が残っている事から、
彼らの角も頭骨の一部であるといえる。
- モンハン世界に於けるモンスターの骨は武具はおろか建築物といった
現実でも見られないレベルまで幅広い用途の素材で用いられており、
同作の世界観を象徴付けるものの一つとなっている。
関連項目
アイテム関連
アイテム/異形の骨
アイテム/いにしえの龍骨
アイテム/埋もれた骨骸
アイテム/黄金骨
アイテム/大きな骨
アイテム/カラ骨
アイテム/傷ついた重古骨
アイテム/玉髄化した竜骨片
アイテム/巨大な頭骨
アイテム/苔むした重土骨
アイテム/古龍骨
アイテム/獣骨
アイテム/達人のドクロ
アイテム/なぞの骨
アイテム/ねじれた怪骨
アイテム/棒状の骨
アイテム/竜ガラ
アイテム/竜骨
アイテム/骨髄
武具関連
武器/骨
武器/骨武器
防具/異形シリーズ
防具/骸装甲・屍装甲シリーズ
防具/スカルフェイス
防具/デスギアシリーズ
防具/ドーベルシリーズ
防具/ボーンシリーズ
その他
モンスター/オストガロア - 獲物とした生物の骨を身に纏う古龍。別名も「骸龍」。
モンスター/ラドバルキン - 骨を主食とし、全身に付着させている獣竜種。別名「骨鎚竜」。
フィールド/竜ノ墓場 - 無数の骨が積み重なって形成されているフィールド。
フィールド/瘴気の谷 - 上層部から落ちてきた死骸が堆積しているフィールド。
世界観/化石
モンハン用語/骨格