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モンスター/バルファルク

Last-modified: 2017-02-25 (土) 16:46:58
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種族
古龍種
別名
天彗龍(てんすいりゅう)
登場作品
MHXX
狩猟地
遺群嶺

目次

生態・特徴 Edit

人間や他のモンスターが生息できる領域よりも更に高い、「遺群嶺」などの超高高度の地域に生息する古龍。
その存在自体は以前から大陸の各地で目撃されてはいたが、
その殆どは紅い光の尾を引いて飛んでいく姿が見られた程度であり、その姿から彗星だと誤認されていた。
こういった経緯から、正式発見後は「天彗龍」とも呼ばれるようになった。
遺群嶺を始めとする超高高度の地域は、龍歴院も存在自体は把握していたものの、
従来の飛行船技術では人が赴くことができず、長きに渡って調査が行われなかった。
その後、龍歴院が新たな研究拠点となる大型飛行船「龍識船」を始めとする新たな飛行船技術を開発し、
ようやく遺群嶺の調査が開始されたが、
その最中にバルファルクの姿が目撃され、このモンスターに関しても本格的な調査対象に認定される事となった。
全身が鈍く光る銀色の鱗に覆われており、また四本の脚とは別に一対の翼脚を持つ。
この翼脚はバルファルクの主要な武器の一つであり、状況に応じて爪や槍など、様々な形となって獲物を襲う。
更に研究が進められた結果、バルファルクは胸部にある特殊な器官で
紅い光を放つ「龍気」と呼ばれるエネルギーを生成する能力を持つ事が判明。
バルファルクは、この龍気を翼脚の先端から後方へ向けて噴出する事で、爆発的な推進力を得るという、
従来の飛行能力を持つモンスターとは一線を画す方法で空中を高速飛行する。
バルファルクは飛行時に彗星の如く紅い尾を引くが、その正体はこの龍気であり、
またこれこそがバルファルクがかつて「彗星」と誤認されていた原因でもある。
この龍気は、外敵との戦いに際してもバルファルクの最大級の武器となり、
相手の攻撃も届かぬ遥か上空へ瞬く間に飛翔、
そこから龍気を噴出して恐るべき速度で突撃し、敵を葬り去る。
また地上においても、敵に向けた翼脚から龍気を紅い光弾として乱射するなど、様々な用途で使いこなす。
また、バルファルクが極度の興奮状態に陥ると、生成される龍気が活性化する事により、
頭や翼脚が黒く染まった姿となり、より苛烈な攻撃を仕掛けるようになる。
こうした異質な生態と高い戦闘能力から、「銀翼の凶星」という異名で呼ばれる。
なお上述した龍気についてだが、これは胸にある吸気口から空気を吸い込み、
それを元に特殊な器官で生成される事が明らかになっている。
龍気が生成される際は、その吸気口と思われる部分に
龍気の発する光に似た紅い模様が浮かび上がる様子も確認されている。

概要 Edit

  • MHXXメインモンスターとして登場する、新種の古龍種モンスター。
    既に発表されている同作のメインビジュアルを務めており、MHXXにおけるパッケージモンスターでもある。
    • 過去にメインモンスターを務めた古龍目モンスターとしては、他にクシャルダオラゴア・マガラの2体がいる。
      ただしゴア・マガラに関しては現在でも正式な古龍種としては扱われておらず、
      ゲーム上においても分類不明のままである。
      そのため、クシャルダオラ以来の、正式な「古龍種」のメインモンスターという事になる。
  • MHXXにはもう一頭、鏖魔ディアブロスというメインモンスターが存在し、
    既に公式サイトなどで、2体まとめて「双璧」と紹介されているが、
    鏖魔ディアブロスが、オンライン拠点「集会酒場」にいるある人物を巡るストーリーの中で登場するのに対し、
    このバルファルクは新たなオフライン拠点「龍識船」で展開される、
    今までの村にあたるストーリーの中心となる存在である。
  • ファミ通のインタビューによると、バルファルクが生息する超高高度の地域は、
    通常の飛行船では近づく事のできない過酷な環境であるため、
    その存在こそ知られていたが、調査は殆ど行われて来なかった。
    しかし、龍識船など飛行船技術のめざましい発展によってこうした地域の探索も行えるようになった事で、
    バルファルクも研究者及びハンターにとっての新たな脅威として認識されるようになったという。
  • 銀翼の凶星」という異名通り、全身が銀色の鱗に覆われており、
    更に四本の脚とは別に背中から伸びる巨大な一対の翼脚を持っている。
    この特徴はマガラ骨格のそれと共通しているが、
    バルファルクの翼脚は、ブレードのようにも見える鋭角的な造形になっている。
    • 翼脚の形状も特殊で、ティガ骨格の飛竜種の翼のような翼脚を有していたマガラ種やゴグマジオスと比べ、
      バルファルクの翼脚は巨大な爪が生えた腕のような形状となっており、まるで腕や手首を動かすように、
      翼脚の位置や向きを自在に変えることが出来る*1
      • またそうした『手』の機能を獲得した代償故か、多くの翼持ちのモンスターが有していた翼膜などの揚力を獲得する構造が殆ど見受けられず*2
        映像などを確認してみると、後述するエネルギー噴射の能力もあって
        結果的に『飛行を補助する器官』としては機能しているが、
        羽ばたくなどの『翼』としての機能はほぼ有していないことがわかる。
        これも面白い特徴である。
    爪状の鋭利な部位に目が行きがちだが、よく見ると翼脚の前方(爪の裏側)も鋭く尖ったカドになっており、
    こちらも強力な武器となっている。
  • なお、体格に関しては、四肢が長く高い姿勢をとるドス古龍型の骨格とは異なり、
    大きく発達した上半身に対して小さな下半身を持ち、低い姿勢をとるというマガラ種などと似たものとなっている。
  • PV第1弾にて、遺群嶺の山頂と思しき場所に飛来する様子が映っているのだが、その様子が凄まじい。
    上空に向いたカメラに紅い彗星が流れていく…と思いきや、
    突然それが進路を変え凄まじい勢いで山頂に向け飛来
    あわや激突…と思いきやふわりと止まり、バルファルクが姿を現す…というもの。
    このあまりにも生物離れした登場に、ネットのハンター達は騒然とした。
  • メインシリーズにおいて通常の狩猟フィールドに出現する古龍種は、古龍の幼体ではあるものの種族不明となっているゴア・マガラを除けばドス古龍以来、実に11年ぶりである。

戦闘概要 Edit

  • 先述した「翼脚」はバルファルクの主要な武器とされており、
    公式サイトでは、「敵意の対象を時に貫き、時に引き裂き、時に吹き飛ばす」と紹介されている。
    実際映像などを見てみると、
    マガラ種などが翼爪を叩き付けるように翼脚の前方のカドを叩き付ける攻撃や、
    翼脚を反転させ、爪のような部位を振るって豪快に引っ掻く攻撃、
    翼脚を瞬時に変形させてリーチを伸ばし、槍のように前方を突く攻撃など、様々な攻撃方法が確認できる。
  • この翼脚は「龍気」と呼ばれる紅いエネルギーを放出する機能も持っており、
    バルファルクはこの龍気を飛行や攻撃に利用してくる。
    地上では、翼脚先端から龍気を噴射して低空飛行で突進したり、
    翼脚を反転させ、前方目掛けてキャノン砲のように光弾状の龍気を乱射するといった攻撃も使用してくる。
    他にも、龍気を後方へと噴射し、勢いを増幅させて翼脚のカドを叩き付けたり、
    翼脚を真下に向けて龍気を爆発させ、足元を吹き飛ばしたり、
    龍気を噴射させた状態のまま翼脚を振り上げ、カドを叩きつけてくるなど、
    翼脚と龍気を巧みに応用したトリッキーな攻撃を多用し、プレイヤーを翻弄する。
  • 龍気はその名の通り龍属性を帯びており
    これを用いた攻撃を受けると龍属性やられを発症する。
    Xの時点では四天王がの四属性を司っていたが、
    バルファルクの登場によって遂にメインモンスターの五属性が揃い踏みすることとなった。
    • 実は、バルファルクが龍属性だということは公式から発表される前に、
      2016年11月7日発売の週刊少年ジャンプ49号のMHXXを紹介するコーナーに小さく小さく書かれていたりする。
  • なお、PV第1弾ではこの龍気を噴出する前に、
    バルファルク自らの胴体から紅い光が漏れ出しているのが確認できる。
    後にファミ通のインタビューで、バルファルクは胸にある器官で外気に何らかの反応を加える事で
    龍気を生成する事が説明されているため、
    胴体が光った部分は、そのために外気を取り入れる吸気口であると推測される。
  • カプコンTV #54」における小嶋ディレクターの発言によると、
    翼脚の形態は攻撃パターンと密接な関わりがあるらしく、
    翼脚が後方を向いている時には突進や滑空、刺突等の肉弾攻撃をメインに戦闘を展開し、
    翼脚が前方を向いている時には龍気弾や爆撃などの遠距離メインの攻撃を繰り出してくるとのこと。
    翼脚の形態をよく観察して相手の行動パターンを予測しながら立ち回ることが攻略の第一歩となりそうだ。
  • そして最大技と思わしき攻撃として、
    その場で外気を吸引して龍気を莫大なまでに充填した後飛翔、
    彗星の如く上空を移動し、お披露目PVでそうしたように突如反転して隕石の如く突っ込んでくる攻撃がある。
    古龍の大技、そして超高速で高高度から突っ込んでくるというだけありその威力は壊滅的な物と推測される。
    SEもジェットエンジン、ロケットエンジンの排気音を彷彿とさせる轟音が鳴り響く等、
    様々な面でも冴える攻撃となっている。
  • 怒り状態になると、その興奮によって龍気が活性化
    この時は胴体の吸気口と思われる部分が更に発光するのに加え、
    翼脚や頭部は、更に強く噴出する龍気の影響で黒く変色(黒化)した状態となる。
    この時限定の行動なのかどうかは不明だが、ファミ通誌面ではこの活性化の情報と合わせて、
    ハンターの頭上を飛び越えながらすれ違いざまに龍気を噴出した翼脚で眼下を薙ぎ払うという大技の画像を掲載している。

武具 Edit

  • 2016年12月17・18日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2016」にて、
    バルファルクの防具の全身立体物が初展示された。(こちらのツイートに全身の分かる写真あり)
    各部の名称は不明だが全身は「バルクシリーズ」であると判明している。
    鈍い銀色を中心に、バルファルクの放つエネルギーを思わせる赤いポイントが散りばめられている他、
    翼脚の先端部のような肩部分の装甲など、ところどころにバルファルクと同様な鋭利な造形も見てとれる。
  • ちなみに、毎回恒例となっているモンハン部とのコラボジャージのバルファルク版は、
    ゲーム中で「XXバルクジャケット/ジャージ」という名称で登場する。

余談 Edit

  • 「紅い光を放ちながら天空から飛来して来る」という衝撃的な登場から、
    「めっちゃメカニカル」とか「ジェット機みたい」など、PVが公開された当初からハンター達は大興奮していた。
    中でも『ファンタシースターオンライン2』に登場するボスエネミー、
    クォーツ・ドラゴン」に似ているという意見が多く見られる。
    実際にこのクォーツ・ドラゴンも、翼や背中からエネルギーを噴出して飛行したり、
    隕石の如く遥か上空から飛来して地面に刺さる登場するなど、バルファルクと共通する点が多い。
    ただし、クォーツ・ドラゴンはモンハンの飛竜骨格に近く、マガラ骨格のバルファルクとは姿勢が大きく異る。
  • PV中では、遺群嶺の山頂付近の地面のひび割れが紅く光っている様子が確認できる。
    バルファルクの噴出する龍気との関連性を指摘する声もあるが、
    現在のところ詳細は不明である。
  • 胸部の器官で発生させた龍気を翼から噴出するという異様な生態を持つバルファルクだが、
    実はファミ通.comに掲載されたインタビュー記事によると、
    この生態は「気嚢」という呼吸器官が翼の骨の内部にまで達する一部の鳥類をもとに考案されたという。
    • 鳥類(およびその祖先である恐竜)は、肺の他にも全身に張り巡らされた気嚢を併せ持っており、
      これが空気で満たされる事で体が軽くなり、浮力を得ると共に、
      気嚢の拡大・縮小によって一方向に空気を循環させる事で、
      横隔膜を用いる哺乳類以上に効率的な呼吸を行う。
      この気嚢のおかげで、鳥類は酸素濃度の薄い上空1万mまで浮上する事が出来るのである。
      • なお上記の通り、最近の研究によれば、
        鳥類は祖先である恐竜の時点で、既に気嚢を獲得していたらしいことが化石などから確認されている。
        そのため現在では、元々は恐竜であった頃に発達させた、
        呼吸量を増やし、巨体の隅々まで酸素を行き渡らせるための器官を、
        鳥類に進化した際にそれを飛行のための呼吸器として二次的に転用したものだとする説が有力視されている。
    また同記事によると、バルファルクという名は武勇、豪胆を意味する英語のvalorと、
    ファルコン(隼)を合わせて名付けられたものであり、
    ここからもバルファルクのモチーフの一つが鳥類であることが窺える。
    鳥類がモチーフという点は、奇しくも4Gのメインモンスターであるセルレギオスとも共通する。
    • バルファルクのモデルとなったハヤブサもまた超高速で飛行できる生物として有名。
      水平飛行で時速100km、急降下時には新幹線等の高速鉄道よりも遥かに速い時速390kmという
      驚異的な速度を叩き出したという記録が残っている。
  • 『ニンテンドードリーム』2017年4月号の開発者インタビューでは、バルファルクの身体的特徴について更に詳しい説明がある。
    • PVなどでも度々披露されている通り、バルファルクの翼脚は勢いよく前方に伸びたりするが、
      これは翼脚の付け根部分にある筋肉や靭帯の伸縮によって実現しているもの。
      ヘビの下顎などと同じような仕組みらしい。
    • 鱗が銀色なのは、空気が薄い超高高度の環境でも紫外線の影響を抑えられるようにするため。
      現実世界では、純金などを薄く塗る事で外側からの光を反射しつつ、
      内側からは視認性を確保できるマジックミラーがサングラスや宇宙服のヘルメットに応用されているが、それと同じようなものだろう。
  • バルファルクは、2017年1月より大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催される
    モンスターハンター・ザ・リアル2017に早くも登場する事が明らかになっている(公式サイト)。
    6回目の開催となる今回のMHRは、幅43mにもなる超大型スクリーンを活かした、
    初めての「ストーリー仕立てで狩猟を体験できるアトラクション」となっており、
    バルファルクはこのスクリーンの中で嵐龍アマツマガツチと共に、
    書士隊の一員となったゲストに襲いかかってくるという。
  • 龍気」という語は、実はモンハンシリーズにおいてバルファルクが初出ではない。
    MHFオリジナルの武器種「穿龍棍」は、トンファー型の打撃武器を両手に持って戦い、
    特殊な状態異常を引き起こすのが特徴だが、その状態異常を発生させるエネルギーが龍気と呼ばれている。
    バルファルクの使用する「龍気」との関連性は不明である。
    穿龍棍の使用する「龍気」の詳細はこちら
  • 可変式の翼から龍気を噴出し、
    それの生成に必要な素材の1つである外気を吸気口から取り入れる等、
    まるでジェット機を連想させる設定やビジュアルは、
    従来の古龍種と比較してもとりわけ機械色が強く、ある意味異質な存在である。
    機械的なイメージを仄めかせていた古龍としては巨戟龍ゴグマジオスが存在するが、
    あちらは撃龍槍が刺さっているといった外部的な要因でそのように誤認されていただけであり、
    純粋な能力自体が近代兵器を彷彿とさせるバルファルクとは些か実情を異にする。
    • ただし、このバルファルクも「モチーフとなる自然(現象)が存在する*3という
      メインシリーズの古龍に共通する原則は押さえており、
      "単に派手でメカニカルなモンスターというだけではない''。
      ただ、それだけでは自然的に飛翔を表現するのは難しく、
      ジェット機、とりわけジェットエンジンの仕組みも取り入れることで、
      自然的な表現に辿り着けた物と考えられる。
    • MHFに登場する天翔龍シャンティエンという海竜種骨格の古龍種とは類似点が多く、
      「飛行船技術の向上により人類の活動範囲が高高度に及んだことで、その存在が判明する」
      「メタリックな外観」「可変する翼、そこから何か*4を噴出して加速する」など諸要素が似通っている。
      生物学的に同じニッチ(高高度という極限環境)に適応した2種に共通した形質が見られる収斂進化の好例であろう。
  • MHXXの体験版にて公開されたOPムービーでは、
    龍識船の近くに現れたかと思うと、高速飛行によって停泊した飛行船に一気に突っ込み容赦無く大破させるという
    古龍たる恐ろしい一面を見せている。
    遥か遠方からものの数秒でターゲット(飛行船)に肉薄し、勢いを殺す事なく突撃を仕掛ける様は、
    「彗星」というよりもはや「ミサイル」の如しである。
    そしてやはりカプコンの航空機は墜落の運命を避けられないようだ。
    • 破壊された飛行船は、被害に遭う直前に激突するような勢いで慌てて龍識船に停泊しており、
      その後船から降りてきたニャンター達が酷く疲れ切っていたことから、
      龍識船に到着する前からバルファルクに狙われていた可能性も考えられる。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンターダブルクロス
モンハン用語/メインモンスター
モンスター/鏖魔ディアブロス - MHXXのメインモンスター「双璧」の片割れ。





*1 第54回カプコンTV!にて、小嶋Pはこの翼脚のことを『手』と表現していた。
*2 厳密にいえば、翼脚の爪の付け根辺りに膜のようなものは確認できるが、面積は小さく、到底翼膜と呼べるようなものではない。
*3 異名や別名からも分かる通り、バルファルクのモチーフは「彗星」であると考えられる。
*4 シャンティエンの場合は"翔気"を用いる。