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モンスター/鏖魔ディアブロス

Last-modified: 2017-03-26 (日) 13:47:59
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 重殻竜下目 角竜上科 ブロス科)
二つ名
鏖魔(おうま)
登場作品
MHXX
狩猟地
砂漠, 旧砂漠 ,溶岩島

目次

生態・特徴 Edit

「砂漠の暴君」として恐れられる大型の飛竜種である角竜ディアブロスが異形の角を持つに至った、強大かつ特殊な個体。
本能的にハンターを敵とみなし襲いかかる苛烈過ぎる性格と、
狂奔し全てを破壊し皆殺しにする姿が「鏖(みなごろ)す悪魔」に見えた事から<<鏖魔(おうま)>>と呼ばれている。
通常のディアブロスと比べて甲殻の色がやや暗く、
頭部、翼部、脚部、尾部は濃紺色の飛沫を浴びたかのような体色になっている。
また、通常のディアブロスは頭部に生える双角がほぼ左右対称に発達するが、
鏖魔ディアブロスの左角は右角より短く、先端が三方へと別れた形状となっている
その様子は大変いびつであり、鏖魔ディアブロスの最大の特徴となっている。
興奮すると全身の血流が増し、体表に赤い筋が浮かび上がる。
特に危険な状態で、手がつけられない様から「暴走状態」と呼ばれている。
更に、怒りや興奮が頂点に達すると、「狂暴走状態」となり、危険度が上昇。
見境なく攻撃を繰り返し、戦闘の意思がない相手も容赦なく襲うようになる。
また、狂暴走状態では体温も上がり、鏖魔ディアブロス自身の体液が猛烈な勢いで蒸発する。
これにより、彼の周囲に水蒸気が発生するようになり、やがて大規模な水蒸気爆発を引き起こし、周囲の者を駆逐する。
鏖魔ディアブロスがどのような経緯であの異形の角を持つに至ったのかは不明だが、
少なくとも『折れた角が異形に再生したもの』ということは確かである他、
ディアブロスの角はその立派さから利用価値が高く、ハンターの目標となることも多いため、
鏖魔ディアブロスを目撃した者たちの間では、このような事情を鑑み
「若い個体が片角を折られ、その復讐心があのような異形の角に顕れたのでは?」
といった噂がまことしやかに囁かれているという。

概要 Edit

  • 角竜ディアブロス二つ名持ちモンスター鏖魔と書いて"おうま"と読む。
    初登場作品のMHXXでは同じく新顔の天彗龍バルファルクと共に、
    双璧」とも呼ばれるメインモンスターの内の1体として登場する
    • メインモンスターに二つ名持ちモンスターや特殊個体が選出される初の事例となる。
      また、元となっているディアブロスも非メインモンスターであったことから、
      初代MHから長い時を経て前例の無い二つの好待遇を獲得したことに驚いたプレイヤーは多かった。
  • 二つ名持ちモンスターはいずれも非常に危険度の高い個体であったが、
    鏖魔ディアブロスは、その中でも随一の危険度を持つと紹介されており、
    世界観上では"二つ名持ち筆頭"として恐れられていることが語られている。
    • 二つ名として冠されている「」という漢字だが、意味はずばり「皆殺し」である。*1
      「二つ名持ち筆頭」と称される戦闘能力を持つこの個体に相応しい二つ名と言えるだろう。
    • 一方の「魔」はディアブロスを指す言葉として頻出しているもの。
      MH2頃の漫画版には「片角のマオウ」と称される強大なディアブロス(ディアソルテ)が登場するが、
      この個体の「鏖魔(オウマ)」という二つ名の読みは、どことなくマオウを彷彿とさせる。
      なお、公式動画での紹介では「鏖魔」にわざわざカタカナで「オウマ」とルビを振っている
  • 外観の変化が通常のディアブロスとは著しく異なっている。
    従来のディアブロスは亜種や特殊な個体も含め「体全体が同じ色に染まる」傾向が見られるが、
    鏖魔ディアブロスはベースとなる体色こそ砂漠に馴染む砂色に近いものの、
    頭部や翼爪付近など正面側に近い部分を中心に、黒みがかった青の体色が確認できる。
    後足や尻尾などにも暗い青色が混じり、複雑な色味となっている。
    また、後述の「暴走状態」、「狂暴走状態」ではこの青い箇所に赤い筋が浮かび上がる様子が確認できる。
    最大の特徴として角が左右非対称かつてない程の異形となっている点が挙げられる。
    右角こそ角竜ディアブロスらしい巨大かつねじれた形状だが
    一方の左角はやや小さく、先端部分が三叉に分かれた非常にいびつな形状となっている。
    • 「角に特徴がある」二つ名持ちは金雷公ジンオウガという先例があり、
      ディアブロス自身にもイベントクエストの個体や(亜種も含め)派生作品の個体などで類例はある。
      鏖魔ディアブロスを特徴付けているのは、上のように単純に角の大きさなどが通常個体と異なっていたり、角に欠損が生じていたりするだけではなく、
      角が形容しがたい不自然且つ不気味な形質へと変貌を遂げている点であろう。
    開発陣の説明によると、左角が異形なのは嘗て元の左角が折られ、
    その断面がいびつに変形しながら再生されていった結果らしい。
    • ただ、公式サイトの紹介では形成過程は説明されておらず、『何らかの要因』という表現で濁されている。
    • なお、この設定によって『ディアブロスの角は折れても再生する(場合がある)』ということが証明されることとなった。
  • 公式では一切触れられてはいないが、尻尾も先端が左右非対称になっていることが確認できる。
    こちらは、角とは違い左側の方が大きくなっている。
  • PV第1弾及びモンハンダイレクトにて初公開された。
    初報段階では「双璧」を成すバルファルクと開示された情報量は大差なかったものの、
    バルファルクが体験会や各種媒体で行動が続々と公開されていったのに対し、
    鏖魔ディアブロスについてはPV以外での情報公開が少なく、謎が多かった。
    実際に行動面が明かされたのは年が明けた2月からで、
    『MHXX』特別動画企画 第4回にて、芸人の井上聡(次長課長)氏が鏖魔ディアブロスに挑戦する様子が公開された。
  • MHXXから追加される新オンライン拠点である「集会酒場」にてクエストが受注できる。
    「二つ名筆頭」というのは伊達ではなく、その出現条件にラスボスであるアトラル・カ、
    及びMHXXで初登場となった二つ名持ちモンスターが関わってくる。
    • さらに、鏖魔ディアブロスは集会酒場を中心としたストーリーに関わるらしい*2
      同じく新拠点「龍識船」と関わるバルファルクとは対となる扱いと言える。
      集会酒場にいるとある人物は「何らかのモンスターを追っている」と暗に示されており、
      そのモンスターが鏖魔ディアブロスではないか?と考える人もいる。

戦闘概要 Edit

  • 攻撃面では、角を地面に突き刺さる程の勢いでハンターに向かって突きつける攻撃や、
    尻尾で地面をぶっ叩き、3発程の巨大な砂の塊を打ち上げて
    ハンターを狙う攻撃を披露している。
  • また、後日公開された戦闘動画ではお馴染みの咆哮でハンターを拘束後、
    咆哮の終わり際をキャンセルして攻撃体勢に移り、猛烈な突進攻撃を仕掛ける様子が確認できる。
    ティガレックスのそれと似ているが実際には異なり、
    この翼で一気に最高速まで加速して通常と同じ突進に移行すると言うものになっている。
    いきなりの猛加速故にずば抜けてダメージも多いらしく、動画内では一撃でハンター二人を轢殺している。
    1人がかなり消耗している、もう1人が低防御力の白疾風一式であったことを考慮する必要はあるが、
    動きを封じられた所に繰り出されるこの攻撃は、
    鏖魔ディアブロスの警戒すべき技の一つであることは疑いようがないだろう。
    • ただ、この攻撃は終了すると高確率で体を身震いさせる動作*3に繋げてくるようで、
      うまく回避できれば逆に攻撃チャンスになるものと思われる。
      二つ名持ちモンスターではよく見られる、
      非常に威力が大きい反面、使用後に隙が生じる」という攻撃パターンの1つと言えるだろう。
    • また、カプコンTV!第61回において芸人のゴー☆ジャス氏も同じ技で体力150から20〜25近くに減らされ回復を図るも無事ネコタク送りとなった。
  • 『ニンテンドードリーム』2017年4月号に掲載されている開発者インタビューによると、
    鏖魔ディアブロスの攻撃は、通常種や亜種と同様無属性となっている
    尤も、MHXより登場している四天王、及びバルファルクが火・氷・雷・水・龍の5属性の使い手である事から、
    このインタビュー以前から鏖魔ディアブロスが無属性攻撃だと予測するハンターは多かった。
  • 通常のディアブロスと同じく、角は部位破壊ができる。しかし違う部分が一つある。それは二段階目の部位破壊である。
    二段階目では太い角が折れるのだが、通常種のように根元からポッキリ折れるのではなく、
    MHFのディアブロス特異個体のように、先端が欠ける。
    そして欠けた角は地面に突き刺さり、剥ぎ取ることが出来る。
    角からの剥ぎ取りができるモンスターはナバルデウスに次いで二匹目となる。

暴走状態 Edit

  • 12月に公開された第2弾PVでは、「暴走状態」に陥った鏖魔ディアブロスの姿が披露された。
    公式サイトによると、鏖魔ディアブロスは興奮すると全身の血流が増して体表に浮かび上がり、
    手が付けられない程に危険な状態になるという。この状態を「暴走状態」と呼んでいるようだ。
    PVやプレイ動画では、ハンターに狙いを定めて飛びかかり、その勢いのまま地中に潜る攻撃を披露している。
    • なお、この暴走状態だが、所謂怒り状態とは別に存在する。
      どうやら体力が一定以下になると常にこの状態になるようだ。

狂暴走状態 Edit

  • 2017年2月9日発売の週刊ファミ通にて、
    暴走状態」より更に危険な「狂暴走状態」があることが判明した。
  • 怒りや興奮が頂点に達すると、鏖魔ディアブロスは違った声での咆哮と共に、
    「暴走状態」からこの「狂暴走状態」へと移行する。
    血流による全身の赤い模様が完全に現れ、更に体色の青黒い部分も広がるこの状態では、
    見境なく攻撃を繰り返し、戦闘の意思がない相手も容赦なく襲うようになるという。
    その姿はまるで、ディアソルテを彷彿とさせる。
  • 更に狂暴走状態になると、鏖魔ディアブロスは自身の体液蒸発による水蒸気を纏うようになる。
    この水蒸気は、何らかの条件を満たした時に水蒸気爆発を起こし、周りを攻撃する事が明かされている。
    • 公開された画像を見ると、水蒸気に包まれた状態で突進している様子や、
      鏖魔自身の体が覆い隠されてしまう程の大規模な水蒸気爆発を起こしている様子が確認できる。
  • 攻撃の危険度が増す一方で、狂暴走状態の鏖魔ディアブロスは一部部位の肉質が軟化することが明らかになっている。
    苛烈な攻撃をかいくぐる事で、大ダメージを与えるチャンスも生まれてくるだろう。
    • 興奮すると血流が増して体表に血管が浮かび上がり、肉質が軟化するのは
      ティガレックスエスピナスと同様の特徴である。
    • 更にティガレックスの希少種とは、2段階の怒り状態(に近いもの)が存在するという点も共通している。
      強烈な咆哮や主力の武器が突進、方法は違えど爆発を引き起こすなど何かと共通点が多い。

武具 Edit

  • 公式サイトの新狩技紹介のページにて公開された武器のビジュアルのうち、
    片手剣のものに鏖魔ディアブロスの素材による装備が採用されている。
    ランスのビジュアルも、その風貌から鏖魔ディアブロスの装備と思われる。
    ゴツゴツとしていて分かりにくいが胸部の形状から片手剣の方が女性と思われる。
    武器・防具共にカラーは鏖魔ディアブロスの濃紺が混じった体色のものであり、
    一部には暴走状態及び狂暴走状態を彷彿とさせる赤いラインが走っている。
    また、防具の各部には、これまでのディアブロス防具には無かった黒い鎖が巻きつけられているのも確認できる。

余談 Edit

  • ファミ通.comに掲載されたインタビュー記事によると、
    「開発側が示す"最強のモンスター"というコンセプトで生み出されたモンスター」であるらしい。
    二つ名持ちモンスターが初登場作品で猛威を振るい注目されていたが、
    その要素をより広げ、コアなユーザーに向けた「強敵」としての立ち位置を期待されている。
  • MHXXは鏖魔ディアブロス、バルファルクという2体のメインモンスター「双璧」に加え、
    前作MHXにてメインモンスターを務めた4体のモンスター「四天王」も目立つ存在、
    あるいは双璧に準じたメインモンスターとして扱われている節がある。
  • 狂暴走状態で発生する水蒸気爆発とは、
    大量の水が熱せられる事によって急激に気化し、その体積が一気に増える*4ことで発生する現象である。
    身近な例で言えば、よく熱したフライパンに水滴を落とすと水が跳ねる、というのもこれにあたる。
    特殊個体とはいえ、火属性や火山地帯とは無縁のディアブロスが、
    体液を急激に気化させる程の高熱を宿すというのは不自然に思えるが、
    ディアブロスは火山に適応しているグラビモスと同じ系統の飛竜種であり、
    ディアブロス素材で作った防具は火耐性が高いため、
    元来熱には強い体質であると考えられる。
    また、どのような個体でも興奮時は口から黒い煙の混じった息を吐くことから、
    種全体が平均的に高い体温を宿している可能性がある。

BGMについて Edit

  • 二つ名持ちモンスターでは唯一、固有のBGMを持っている。
    初公開された鏖魔ディアブロス戦では従来使用されていない楽曲が流れており、
    一方で同時期に登場するであろう「青電主ライゼクス」「天眼タマミツネ」らには
    通常の二つ名持ちモンスター用の楽曲が使用されていることが確認できる。
    「MHXXのメインモンスター」として、鏖魔ディアブロスの専用BGMがあったとしても何らおかしくはないと予想されていたが、その通りとなった。
  • さらにメインモンスターの特権か、狂暴走状態になるとBGMが変化する。このためメインモンスターで初の2曲以上の専用BGM持ちとなった。流石は二つ名持ち筆頭といったところか。
    • PV3の鏖魔ディアブロスが咆哮するシーンから流れている楽曲がそれで、上述したBGMとは違い緊迫感を煽る激しいメロディとなっている。
  • 戦闘動画の公開以前から「鏖魔ディアブロスには専用曲があるのではないか?」
    といった推測はなされていた。
    • モンハンダイレクトの映像内で鏖魔ディアブロスを紹介するシーンがあるが、
      そのシーンで砂漠の汎用BGMであり、ディアブロスのテーマでもあるBGMと似た音が使われているBGMが流れている。
      バルファルクの紹介シーンでは彼の専用BGMが使用されていたことから、
      このBGMが鏖魔ディアブロスの専用BGMなのではないかと予想する声が見受けられた。
      実際、この曲は先述の戦闘動画の曲と全く同じものである。

関連項目 Edit

モンスター/ディアブロス
モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/ディアブロス(派生作品)
武器/ディアブロス武器 - ディアブロス素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ディアブロシリーズ
モンハン用語/メインモンスター
システム/二つ名持ちモンスター
モンスター/バルファルク - MHXXのメインモンスター「双璧」の片割れ。





*1 訓読みも「みなごろし」だが、常用漢字ではないのでPCで変換するには多少手間がかかる。
*2 『モンスターハンターダブルクロス』クリエイターインタビュー完全版
*3 罠・閃光・麻痺等の解除時の動作と同じモーション。
*4 水は水蒸気になると、体積がおよそ1700倍にまで増加する。