邪仙郷の十天君の一人。少々直情的なところのある人物。
炎を自在に操る宝貝「烈焔陣」の使い手であり、それによる爆炎攻撃を得意とする。
元ネタ・モチーフと思われるものなど
中国明代に成立したとされる神怪小説『封神演義』の登場人物の一人、「柏天君(柏礼)」がモチーフだと思われる。
通天教主を長とする截教の練達の道士、十天君の一人に名を連ねており、「烈焔陣」を敷いた。
筆者が『封神演義』に詳しくないので、詳細を知る人の編集を求む。
関連キャラクターなど
・迅天君
彼から二回もアニキ呼ばわりされている。
登場ミッションなど
『傾国の妖狐と誘惑されし王子』(2017/11/9~2017/11/22)
初登場
王子らの妨害によって東の国占領の計画が滞ったことで、堕姫に王子を攫わせる計画に関わる。
しかし王子に惚れた堕姫が逐電してしまったため、彼女の隠れ家を襲撃することになる。
そこで堕姫を追う王子軍と戦うことになり、敗れて撤退する。
『神算の太公望』(2018/3/22~2018/3/29)
後半で登場
邪仙郷が攻め落とした神仙郷の防衛の任に当たっており、太公望に案内された王子らと戦う。
王子らに敗れることになるが、それは迅天君の部隊が包囲を完成させるまでの時間稼ぎの策であり、役目を終えると去っていく。
『通天教主』(2018/4/26~2018/5/10)
通天教主の生み出した分身として登場。
『龍穴の風水士』(2018/5/2~2018/5/10)
後半で登場
十天君が東の国に総攻撃を仕掛ける中、尊天君と共にある村を攻撃するが、鬼刃姫とリンドウを相手に苦戦する。
勝ちに焦り、尊天君の制止も無視して王子らと戦うも、敢え無く敗れてしまう。
せめて太公望と刺し違えようとするが、邪仙郷のためにはならないという尊天君の説得を受け、捨て台詞を吐きながら撤退することになる。
『ハクタクに選ばれし者?』(2019/1/17~2019/1/24)
後半で登場
特殊な宝貝で病を蔓延させる計画に加担する形で登場し、ハクタクの伝承の地で王子らと相対する。
事前に伝承の地を何度も調査していたらしく、ハクタクの痕跡すら見つけられなかったことを明かし、迅天君に後を任され、病で弱まる王子らと戦う。
病を操る扇の宝貝を持つ道士をも繰り出すが、王子らに敗れて撤退を余儀なくされる。
英傑の塔第14階層(2019/10/31)
敵として他の十天君などとともに登場する(幻影なので台詞はない)。
『華国演義・崑崙に至る道』(2023/3/16~2023/3/23)
「天の声」により華の国の軍が十天君討伐を急ぐ中、フェイロンに追い詰められ逃走を図る。
その最中、華の国の都へ向かう王子らと戦う羽目になり、その身を捕らわれてしまう。
王子らは他の十天君の居場所などを聞き取ろうとするが、それを生ぬるいと断じ、自らの死が迫っていることを宣言。
その直後、フェイロンによってその首を落とされ、永劫を生きる邪仙に終わりがもたらされることになる。