ミッション/叛逆の槍と覚醒の魔王

Last-modified: 2024-02-10 (土) 18:40:36

概要

5周年を記念して行われた試練形式の緊急ミッション、初開催は2018/11/22~2018/12/6。
報酬は☆6魔王親衛隊「魔王親衛隊シャディア」。
何度か期間限定で復刻したことがある。
現在は「イベントヒストリー」の5年目として2023/4/27から常設化されている。

参考:魔王関連白の帝国、『魔王の影』、『神殺しの聖槍』、『魔王軍幹部決定戦

主な舞台やキャラクターなど

主な舞台

王国?

雪降りやまぬ地
魔王の影』で登場した雪で覆われた大地。
女神アイギスによると、その地ではかつて神々の戦いが行われ、その力の残滓が今も渦巻いているという。
魔王の影が現れたこともあり、魔王とは因縁のある土地だと思われる。

主なキャラクター

シャディア
魔王親衛隊の一人。人間でありながら様々な特殊な力を持つ。
魔王が真の力を取り戻すまでの時間稼ぎとして、王国を包囲する作戦を遂行する。
自らが出陣する際デーモンから止められるも、王子らが戦線を下げている今が好機とし、
強い者にはより強い力をぶつける、戦力の逐次投入などしたからケラウノスは失敗したのだと語る。
デシウスが王子らと戦い始めてからは戦場を去り、魔王軍幹部が次々と王国へ侵攻する中、魔王の元に戻り英雄王の系譜の最期を見届けてはどうかと具申する。
さらに王子の元に訪れた魔王に対し、最後の一撃を自ら加えるように提案。
弱体化した魔王の周りに腕利きの護衛がいなくなったその時を好機とし、魔王に叛逆の刃を突き立てる。

その正体は千年戦争当時魔王の器として身体を奪われた男の妹であり、器との血の繋がりから魔王の力の余波を受け不死となっていた。
魔王の器となった兄は、英雄王の手で死という形で解放されているが、自分達兄妹の運命を狂わせた存在として魔王を許さず、復讐を誓っていたのだ。
デシウスに「神殺しの聖槍」の話をしてケラウノスを討たせたのは、魔王が真の力を取り戻すまでに陥る力が乱れた状態を作り出すためであった。
しかし弱体化してもなお絶大な力を誇る魔王に刃は届かず、その復讐は失敗し返り討ちに遭う。
不死性のお陰で一命は取り留め王子らに治療されるが、世界を終わらせる引き金を引いてしまったことに絶望する。
その時王子から共闘を持ち掛けられ困惑するが、本気の模擬戦まで行いその判断を仲間に認めさせた王子らに感謝を述べる。
その後魔王の居場所を知るデシウスの呼び出しを受け、なおも自分を友と認めるデシウスと言葉を交わす。
雪降りやまぬ地で魔王と相対した際、自分も戦場に立とうとするが、先の負傷のために身体を動かせず戦いを見守るしかなかった。
魔王が真の力を取り戻した際、その身に宿していた魔王の力の欠片を奪われ、不死性を始めとする特殊な力を失うことになる。
王子らに真の姿を見せた魔王に絶対に手を出さぬように言い、まだ「可能性」は残されていると語る。
魔王軍撤退後、その「可能性」として魔王が探し求めていた「力」について言及。
僅かな可能性ではあるが、その力を集めれば魔王を凌駕できるかもしれないと語り、改めて王子らに協力することを表明。
人間として生きる道を諦めていたが、王子らの歩む世界を見てみたくなったと語り、また魔王に立ち向かおうとする王子の姿に少し兄の姿を重ねていた。

デシウス
魔王軍幹部の一人である暗黒騎士。
神への復讐を遂げ、好敵手たる王子との魂を焼き尽くすような戦いだけを求める男。
シャディア主導の王国包囲作戦に参加する。
その際シャディアに対して何かを感じ取ったのか、恩がある彼女とは敵対したくないとして、おかしなことを考えるでないと警告する。
後にシャディアからの伝令で王子らと対峙し、その際無駄だと分かりながら王子に魔王軍につくように誘う。
当然断られ、以前王子に仲間として誘われた時自分が輝ける道に戻れるのではないかと迷ったと、その時の心中を吐露する。
しかし王子と剣を交えることになったその選択は間違いではなかったと語り、王子らとの戦闘に入る。
戦闘の中では新たに地中からの進軍という戦法を使い、退けられながらも自分がより強くなれる余地があることを喜ぶ。
シャディアが魔王を裏切ってからしばらくして、王子らをある洞窟に呼び出し、そこで改めて王子らとの戦いにかける思いを宣言。
自分の軍勢を破れば捜し物の在処を教えるとして、王子らに勝負を仕掛ける。
その際、相手を麻痺させるほどの強烈な爪による一撃を行う、巨大な新たな姿に変身する。
戦いに敗れた後、約束通り魔王が雪降りやまぬ地を訪れていることを王子らに明かす。

魔王を裏切ったシャディアに対しては、今も友と認めているらしく、魔王の居場所を教えたのも、かつての復讐で助けられたことの借りを返しただけと語っている。
シャディアとデシウスには、強大な存在に全てを奪われ復讐に生きるという共通点がある。
シャディアを呼び出したのは、復讐を遂げた者の末路を見せたかったからなのかもしれないとデシウスは語る。
デシウスはシャディアにかつての自分の姿を重ねたのかもしれない。
しかしデシウスは、自分と違いシャディアが王子と共に進むことを望み、その果てに何が待っていても光差す道の方が似合うだろうと述べている。

竜将クロコ
魔王軍幹部の一人である竜人の戦士。雷槍を武器とする。
シャディアが発端となる王国包囲作戦にも参加する。
魔王が雪降りやまぬ地を訪れた際にも同行。
王国軍と帝国軍が現れた際は、魔王から王国側の戦線に残り、戦場全体を見渡し変化があれば報告するよう命じられる。
前線が王国と帝国の両軍に押されていることを魔王に報告し、兵の消耗を控えるため自らも参戦。
魔王が真の力を取り戻すまでの時間稼ぎを果たす。

メカゴブリンクイーン
ゴブリン族の女王。
魔王軍幹部決定戦』での出来事を経て新たな魔王軍幹部となり、王国侵攻作戦に参加する。
その後魔王が雪降りやまぬ地を訪れた際にも同行。
王国軍と帝国軍の挟撃に際して、ガードと共に帝国側の前線の指揮にあたる。

白の皇帝
アダマスの神器を受け継いだ白の帝国の皇帝。
魔王軍の侵攻を受けた王国から救援要請を受け、王子を倒そうとした魔王の攻撃を受け止める。
王子がシャディアを仲間に加えると決めた際、その判断を信じることにするが、同時にわだかまりを抱えたまま共闘すれば皆の心に禍根が残る点も指摘する。
シャディアを信じられぬ者や王子のみを案ずる者は自分に付き、王子を信じると断言するならば王子に付くよう皆に伝え、模擬戦を行うことを決める。
全力での打ち合いの末出た結論ならば誰も異論を挟むことはなく、それが結果的にシャディアを守ることになるとも語る。
雪降りやまぬ地での魔王軍との戦いでは、王子とは異なる戦線にて優勢に進めるが、魔王覚醒の阻止には失敗することになる。
自分達を脅威とも思わない魔王の態度を腹立たしいと述べながらも、策を練る時間が取れるためむしろ好機ととらえる。
シャディアの言葉をすぐに信じ、分の悪いかけに挑もうとする王子について、この男にとってはいつものことと評している。

魔王ガリウス
魔物の根源たる存在。
女神ケラウノスが討たれたことでその呪縛から解放され、真の力を取り戻そうとしていた。
しかし真の力を取り戻すまでの短い期間、力が乱れ弱体化するらしく、本格的な活動は行っていなかった。
そんな状況の中、シャディアの提案で王子の最期を見届けるため王国を訪れ、さらに自ら王子への最後の一撃を下そうとする。
それは全て復讐を誓うシャディアの策であり、彼女に刃を突き立てられるが、あっさりと返り討ちにし王子にトドメを刺そうとする。
その一撃は皇帝によって受け止められてしまい、興が冷めたとして撤退を決める。

その後かつて神々の戦いが行われた雪降りやまぬ地を訪れ、王国軍と帝国軍の挟撃に遭うも、配下の軍勢に時間を稼がせる。
その地に渦巻く神々の力の残滓を己の力に変じて吸収し、本来よりも早く真の力を取り戻し、あらゆる攻撃を受け付けないその真の姿を見せる。
その際に自分の目的は物質界の完全なる破壊のみであると語り、王子らを最早脅威ともみなさぬような態度を取る。
しかし諦めを見せない王子が自分を倒すと誓ったことは気に入ったようで、
物質界を消滅させる前にその牙を突き立てられるというならやってみせるが良いと語り、撤退する。
真の力を取り戻す以前から、魔界に点在するというある「力」を求めていたらしく、その調査を配下に命じていたらしい。

ガリウスが何故神の力を己のものとできたのかについては、後にその理由らしきものが語られている。
またガリウスの目的については、後に物質界の魔界化だと明かされるが、今のガリウスにとってはそれが物質界終焉と同義なのかもしれない。

キーワード

ミッション別

ミッション1「魔王軍の包囲網」(2018/11/22~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
魔王軍の魔物たちが続々と王国に侵攻を開始し、王都を包囲し始めていた。
ケラウノスの呪縛から解放された魔王は真の力を取り戻すまでの短い間、その力が弱まる期間があり、侵攻には魔王が力を取り戻すまでの時間稼ぎの目的があった。
倒しても倒しても敵が現れ苦戦する王子らの前に、魔王親衛隊シャディアがその姿を現す。

ミッション2「決壊戦線」(2018/11/22~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
王子らはシャディア率いる魔王軍の部隊と交戦。
何とか優勢に渡り合う王子らだったが、そこに伝令を受けたデシウスの軍勢も現れる。
王子らは救援要請を行った白の帝国軍の到着まで耐えるため、前線を下げつつ応戦することになる。

ミッション3「暗黒騎士の進む道」(2018/11/22~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
王子らはデシウスの軍勢と交戦、その間シャディアは王子とデシウスの因縁を鑑みて撤退していた。
数に押され苦しむ王子らの前に魔王軍幹部の竜将クロコ、さらに新たに魔王軍幹部となったメカゴブリンクイーンも姿を現す。
劣勢の中、諦めることのない王子らは最後まで戦い抜く決意をする。

ミッション4「王に迫る鋭刃」(2018/11/22~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
デシウス、クロコ、メカゴブリンクイーン率いる魔王軍との激戦を王子らが繰り広げ劣勢に立たされる中、そこにシャディアと共に魔王ガリウスが現れる。
本来の力が発揮できない魔王のため王子らの動きを封じていた魔王軍幹部たちは、魔王の登場に驚く。
シャディアは英雄王の系譜の最期を見届けてはどうかと魔王に具申したらしく、さらにシャディアは魔王に王子への最後の一撃を自ら下すよう提案する。
魔王ガリウスが王子に刃を向けたその時、ついにその本性を見せたシャディアが復讐のため魔王に斬りかかる。
しかし弱体化したとはいえなおも絶大な力を持つ魔王にその刃は届かず、シャディアは返り討ちに遭う。
魔王は王子にもトドメを刺そうとするが、その攻撃は白の皇帝によって受け止められる。
今神器を持つ者二人を相手にするのは少々手間がかかると考え、興が冷めたという魔王は、真の力を取り戻してから王子らを滅ぼすことを宣言し撤退する。
魔王軍撤退後、王子らはシャディアを治療し、今回の侵攻の裏で策略を巡らせていた彼女の事情を聞く。
魔王への復讐に失敗し、むしろ魔王完全復活のきっかけを作ってしまったことを悔やむシャディアに対し、王子は魔王打倒のため共闘を申し出るのだった。

ミッション5「裏切りの将を巡って」(2018/11/22~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
魔王配下だったシャディアを仲間に加えるという王子の判断に対し、王国軍と帝国軍の双方でその賛否が分かれ議論が巻き起こっていた。
話し合いでの解決が見えない中、白の皇帝は王子の判断を信じるとしながらも、わだかまりを抱えたまま共闘すれば皆の心に禍根が残る事実も指摘する。
そこで王子と皇帝は、自分たちが全力を以て打ち合い出した結論ならば誰も異論は挟めないとして、模擬戦を行うことになる。
王子はその判断を信じると断言する者やアウローラと共に、皇帝率いるシャディアを信じられぬ者、王子の身を案じる者と戦い、勝利する。
王子の本気を見届けた者たちはシャディアを仲間とすることを認め、魔王との戦いに備えるのだった。

ミッション6「躍進のゴブリン大行進」(2018/11/29~2018/12/6)

周年恒例のゴブリン文字ミッション
(会話スクショ添付予定)
ゴブリン博士は魔物の復活から5年が経ち、この一年のゴブリンの活躍や魔王軍に加入したことなどを踏まえた演説を行い、行進の訓練を始める。
王子らは隊列を組むゴブリン軍を撃退し、またも暴走し乱入したキャリーを止める。
戦いを終えた王子らは今後の戦いに向けて決意を新たにするのだった。

ミッション7「復讐の騎士の残滓」(2018/11/29~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
魔王が真の力を取り戻すまで時間がない中、王子らはデシウスからある洞窟に呼び出しを受ける。
復讐を遂げ、もはや世界が滅ぶか否かには興味がなく、ただ好敵手たる王子との魂を焼き尽くす戦いのみを望むと語るデシウス。
王子らは、自分の軍勢を打ち破れば捜し物の在処を教えると言うデシウスの軍勢と激突することになる。
戦いの最中、デシウスは新たな姿へと変貌するが、王子らはなんとか勝利を収める。
戦いを終え満足したらしいデシウスは、今魔王がかつて神々の戦いが行われたという雪降りやまぬ地にいることを王子らに教える。
シャディアはデシウスがその情報を与えた理由を訊ねるが、デシウスは以前の復讐の際の借りを返しただけと返答する。
王子らは雪原で魔王を発見次第、王国と帝国の全軍による魔王挟撃作戦を進めることにし、急ぎその場を去っていく。
残ったデシウスは、光の道を進もうとするシャディアへの思いを一人語るのだった。

ミッション8「氷下に眠る神戦の地」(2018/11/29~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
雪降りやまぬ地にて王国軍と帝国軍による魔王挟撃作戦が開始され、王子らは力を取り戻す前の魔王ガリウスと対峙する。
シャディアも戦闘に参加しようとするが、先の負傷がまだ尾を引き身体を動かせずにいた。
戦いを優勢に進める王子らだったが、魔王はもう時間切れであることを宣言。真の力の解放まで時間がかかるはずだったにもかかわらず、魔王はその力を急激に高めていく。
魔王はその地に渦巻く、かつての戦いに参加した神々の力の残滓を自らの力として吸収したのだ。
ついに、魔王の真の力が復活する。

ミッション9「魔王の覚醒」(2018/11/29~2018/12/6)

(会話スクショ添付予定)
真の力を取り戻した魔王ガリウスは、その目的が物質界の完全なる破壊だと明かし、
今ここで自分に逆らい永遠に滅びるか、世界の終焉まで生き延びるか選ぶよう王子らに告げる。
魔王はかつての英雄王のように、今の自分に対抗できる人間は現世には存在しないと断じる。
王子はそれでも諦めるわけにはいかないと語り、この世界は魔王の物ではない、魔王ガリウスは必ず自分が倒すと誓いを述べる。
その言葉に満足したらしいガリウスは、その真の姿を王子らに見せつける。
その時シャディアに残っていた魔王の力の欠片もガリウスの元に戻ってしまい、シャディアは一気にその力を失ってしまう。
ガリウスは邪魔をしなければ物質界の消え去るその時まで生命を奪わないでおくと宣言し、戦場を歩き始める。
あらゆる攻撃を受け付けない障壁を持つ魔王に対し、王子らは次なる可能性にかけて戦いに生き延びることを選択する。

目的を遂げたガリウスは全軍の撤退を命じ、王子には先の言葉を覚えておくとして、物質界消滅までに自分に挑めるのならば挑んでみるといいと告げ去っていく。
物質界破壊を目的とし、王子らを最早脅威ともみなさない魔王であったが、王子らはむしろそこを好機として反撃の策を練る。
シャディアは魔王に届くかもしれないか細い「可能性」として、魔王が探していたという「力」について語る。
その「力」が何かは分からないが、それを集めれば魔王を凌駕することも可能かもしれない。
分の悪い賭けではあるが、僅かな可能性であっても魔王を倒せる希望があるなら賭ける価値はある、王子らは魔王打倒に向けて決意を新たにするのだった。

ミッションEX「帝国軍からの挑戦状」(2019/11/14~2019/12/05)

復刻で追加されたミッション
(会話なし)