ジャック・ミハエル

情報

説明

万国にある巨大図書館を管理している少女。また、万国二十四名臣の一人でもある。元々はイゲレスの生まれで、その時に経験したとあるトラウマのせいで余り喋れ無い。基本的には非常におとなしい。
一応獣人なので、人間以上の身体能力こそあるが、戦闘のプロ達には及ばない。そんな彼女が何故、万国二十四名臣の序列にいるのか。それは戦闘等で見せる能力にある。
彼女は本を自在に操ることができ、本を空に浮かべてそれに乗って飛ぶことや生物を本の世界に引きずり込むことができる「書籍生物」。本の世界の異空間の利用が彼女の戦闘の真骨頂と言われ、対象となる本のページ毎に独立した異空間を作り出すことが可能。しかも、そこに生物を隔離して閉じ込めることができる。また何時開いても本の中身は変わらないという彼女の理屈から、本の中にいる者達は永遠に年をとらない。これを応用することで本一冊を牢獄として利用したりしている。
彼女はこの能力で珍獣や気に入った存在の管理をしており、対象を図鑑形式の本に纏め、ページ毎に個別で飼育している。対象の存在の情報は捕まえた時に本に反映されるのか、本の中には捕まっている者の情報も載っている。また、本の世界は想像力の世界であり、無限だとのこと。
しかし、炎で本が燃やされるとその本の中身は開放されてしまう為、異常なまでに彼女は炎を恐れる。

彼女の本にあるコレクション

固有スキル

• 《人間を本にする》
  能力者である彼女が描いた本の中身を見せ、それを対象が読むことで能力が発動する。本にされた人間は実際の書籍のように読むことができ、読むことでその人物の経歴や能力、本心を読み解くことができる。
• 《本の物理的特性》
  本にされた対象は、基本的には身体のどこかの部位が薄く剥がれるような形で「本」のページになる。「本」状態にする事は程度によっては物理的な影響を持つ。皮膚の表面を多少めくる程度であれば影響はほぼ無いが、腕を一本まるごと巻物のように展開してしまうなどするとその部分には力が入らなくなる。全身をそうされるとまともに動く事すらできなくなる。
• 《常識改変》
  「本」に上から記述を書き込むと、その人物は「書き込んだ通り」になる。書き込んだ内容が命令であれば本人の意思を無視して強制的にその行動をとり、予言であれば本人の能力や力量に関係なくその通りの状態になる。例えば「100回転してから地面に叩き付けられる」と書き込むとその通りになる。
• 《マン • インザ • BooK》
  敵を強制的に本の世界へ閉じ込める。本の世界では、彼女が思い描いた事が必ず実現する。

究極能力(アルティメットスキル)

• 《書物之王(ヴァイニッチ)》

  	能力
  写実改変	本に描いた事を具現化する。一定時間経つと効果が消える。
  書物世界	敵を強制的に本の世界へ送り込む。本の世界では、彼女が思い描いた事が必ず実現する。
  書物変化	対象を本に変える。変化させるには対象がある程度自分より弱い必要がある。
  書物記録	本にした対象の全ての情報を読み取り、本へ自動的に記録する。
  文字具現	描いた文字を具現化して攻撃する。また、本と本の間を繋げて瞬間移動出来る。
  書物空間	本の世界へ入る。この時は敵のあらゆる干渉を無効化する。
  絶対隷属	彼女の本の内容に多少でも感嘆すると強制的に彼女の奴隷となる。
  万物創造	思い描いた事や口にした事を任意で具現化出来る。魔力の消費が余りにデカいので、使える回数は1日1回。

【魔道具系】
司書としての経験と能力の鍛錬によって開花した能力。

セリフ

• 「図書館では静かにね…」
• 「こう見えてもやる時はやるんだよ」
• 「創造力は無限の様に、本の世界もまた無限」

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