ニャボボロネジ複合発電所

Last-modified: 2023-03-12 (日) 12:48:13

ここは?

ニャボボロネジ複合発電所(露:Нявоворонежская ТЭЦ、ネコ:ニャニャニャルニャジニャニャニャンニャニャニェンニョ)とは、ネコ社会主義共和国連邦の中央発電所(群)のことである。通称ネ連の(CORE)と呼ばれ、その年間発電量は2.7886×10^26kWh*1と太陽の約1ヶ月分のエネルギーに等しく、ダイソン球に匹敵する。実にネの電力供給の97.5%を占める超大型発電所である。
ネ連唯一のサボテン発電所もここに立地する。
ニャボボロネジの人口の大半が研究者や技術者などの専門職なのはこれの存在のためである。
また、ニャスクワ大学のエネルギー研究所はこれに隣接する。

情報

名称ニャボボロネジ複合発電所
よみがはにゃぼぼろねじ複合発電所
建造完了年1975年、現在改良中
立地ネコ社会主義共和国連邦/ニャロネジ州/ニャボボロネジ市
発電方法真空発電*2、温度差式第一種永久機関、核融合発電、原子力発電、サボテンエネルギー発電
年間発電量2.7886×10^26kWh

発電方法

真空発電

ここで中心となる発電方法。真空の崩壊を利用した発電方法であり、ありとあらゆる物体がエネルギー源となるうえ、真空そのものから分解するため、その物質当たりの発電量は100%を優に超す。
1975年、それまで50年間貯めてきたエネルギーを全て陽子に注ぎ込んでぶつけることで真空の崩壊を達成した。
構造としては中央の炉心(反応部分)、減速用ワームホール、物質魔力転送装置、発電装置からなっている。
真空の崩壊は制御できなければ宇宙の崩壊をもたらすため、ワームホールの維持と真空バブルの方向制御のための空間湾曲にエネルギーを惜しみなく利用して最大級の保護をしている。*3
発電手順は以下の通り。
①物質魔力転送装置で内部に燃料*4を転送する。*5
②反応させる。真空の崩壊がその物質の「真空」ごと分解してエネルギーに変えてくれる。これは連鎖反応であり、燃料があるかぎり無限に続く。野放しにすると宇宙が崩壊するのはこのため。*6
③高エネルギーをもつバブルを(ごく一部の端を連鎖反応用に残して)発電部分に送る。
④バブルを数万光年分の距離を極短距離にパックしたワームホールで減速*7し、発電可能にする。
⑤熱をすべて冷却プラズマに移し、エネルギーを失った低エネルギー真空を減速装置へ送る。
⑥冷却プラズマを発電装置に送り、発電する。

このとき、生成エネルギー量/投入エネルギー量は反物質発電の100%を上回るため、莫大な量のエネルギーを得ることができる。

温度差式第一種永久機関

強い重力場を利用して極低温の物体の温度をマイナスにし、外燃機関の要領でエネルギー効率を1以上にしたもの。エネルギー倍増効率は極めて低いがコアの強大なエネルギーを母体に増幅するため、ゆっくりと、しかし指数関数的にエネルギーを増加させる。

核融合発電

知っての通り、核融合反応をエネルギー源として発電する。

原子力発電

知っての通り、核分裂反応をエネルギー源として発電する。

サボテンエネルギー発電

強大なサボテンエネルギーを用いて発電する。

施設内容

発電部分

中央にその巨大さが象徴的な真空発電所一基があり、その脇に大型の温度差式第一種永久機関が一基、サボテンエネルギー発電所が一基ある。
これがいわゆるコアであり、この周囲に放射状に衛星発電所が並ぶ。核融合発電所が16基、原子力発電所が64基ある。

変電部分

超高電圧変電所がいくつか並ぶ。投入電圧が大きすぎるため、通常の発電所の出力電圧にするためにさえいくつもの変電所を経る必要があるのである。

研究所

ニャスクワ大学エネルギー研究所をはじめ、各種エネルギー・宇宙研究機関があつまる。

軍事要塞

この発電所が攻撃を受けた場合、ネ連に限らず乳膨大陸全域、最悪世界に影響が及ぶため、ネ連軍を中心に国連軍が要塞であるかのようにこの施設を守っている。防衛が主目的であるため、ゲートの承認を得ずにむやみに侵入しようとしない限り攻撃されることはない。ただし、その素の防衛力はテロ組織・最近台頭する暴力団(いわゆる武闘派極道)の主力でさえも侵入を断念するほどはある。

今後の展望

ブラックホール発電(ミニブラックホールの重力を利用して発電)の試験炉を真空発電炉に隣接して作る予定。
制御が難しいため、これについても厳重な保護設備が必要である。

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Tag: 発電所


*1 秒間106,111,111,111,111,111,111kWh、年間285,860,000,000,000,000,000,000,000kWh
*2 後述
*3 宇宙レベルの技術を利用してでも発電量が太陽クラスとしょぼいのはこのため。
*4 本当の意味でなんでもよい。極端な話、水でもそのままの意味の「無」でもよい。
*5 魔法を利用しているのはワープを利用するとエネルギー量がえげつなくなるのと、回路が入り組む問題があるためである。
*6 ただし、バブルが光速で移動する関係性、インフレーションが進む我々の宇宙においては理論上十分に離せば我々のすむ地球は全くもって影響を受けないという研究結果もある。
*7 熱を分散