DCO/我ら、神を統治する者

Last-modified: 2024-03-29 (金) 19:20:02

性質
マーキュリアス

種類

現在の状態
保護

クラス
デンジャラス

記録者:
パープル博士

措置

  1. 当該DCOはサイト██の大規模収容室に安置し、実働部隊-“神は死んだのだ”に警備を行わせよ。
  2. “魔法使い”が奪還しに来た場合、できる限りの戦力を以って当該DCOを防衛せよ。
  3. 万が一防衛に失敗した場合、性質を「エスカトス」まで引き上げ、周辺のサイトに警告せよ。
  • 実験は禁止されている。

概要

「我ら、神を統治する者」は“魔法使い”の重兵装である。
当該DCOは乗り込み式の兵器であり、全長は5m程、形状は人形。
材質は金属とも粘土とも取れず、所謂「ゴーレム」であると考えられるが、金属光沢が発現しているためか一部の機関員から非常に人気である。近未来的なフォルムもその一因だろう
動力は魔力のようで、ガソリンなどを入れると入れた場所から炎が噴出する。これによる機体の損傷はない。

装備はかなり種類が豊富で、魔法子によるブレードや、六連魔力射出機、空中浮遊術式などの非異常性装備が主*1だが、ひとつだけ異常性を持った装備がある。
その装備は、「神学的指向性魔力放出機*2」、すなわち「神の力を使った魔力のレーザー」*3である。威力は絶大で、“魔法使い”が我々に撃った際、サイトが一つ全壊したほどである。

異常性として魔力放出機という割に魔力を使っておらず、機関製デウスメーター*4によると85%の確率でなんらかの神格が降臨していることが示されている。
これにより“魔法使い”は神を降臨、又はそれ以上のことができうるということが示唆された。
この神格が何を司っているのかは実験の禁止により調査はされない。

“魔法使い”が定期的に奪還を試みるため、クラスはデンジャラスとする。
また、他DCOの収容可能性より危険性の方が勝るため、“魔法使い”との交戦以外で利用することは許可されない。

実験記録

実験日時:20██年█月█日
行われた実験:燃料は何を使うかを把握するため、3種類の動力*5を入れる
示された結果:ガソリンを入れると発火。怪我人はなし。電力を入れると辺り一帯に通電。3名が中程度の感電による火傷。魔力を入れると稼働音が聞こえた。
コメント:“魔法使い”というだけあって魔力を使うらしいです。

実験日時:20██年█月█日
行われた実験:神学的指向性魔力放出機の最低威力を調べる
示された結果:機関上層部による命令により中止。
コメント:こんな実験誰が考えたんです?

この後、兵器の火力を調査しようとする研究員が続出したため、以降の実験は例外なく禁止とする。

補足

20██年█月█日追記:
“魔法使い”との交戦-062(未更新)?によりこの機体が回収された。
今後数ヶ月は当該BOAとの交戦は起こらなかった。

20██年██月█日追記:
“魔法使い”が3ヶ月ぶり久々の大規模侵攻。これによりもう一機この機体があることが判明したが、その機体が神学的指向性魔力放出機を機関が持つ機体に撃つ際に機能停止したらしく放棄して退却した。

「神」は「神殺し」を成し得なかったようですね…放棄までしてくれたので機関にとってはすごくラッキーです。

──パープル博士

20██年█月█日追記:
スパイ活動により当該DCOの設計図を奪取することに成功した。また、その後6ヶ月ほど大規模侵攻がないことから、“魔法使い”の持つ機体は2機だけだと想定される。





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Tag: DCO


*1 それでも体格の割に基本性能が高いことに変わりない
*2 Theological Directive Mana Emitter, TDME
*3 設計図より原文ママ
*4 神学論的計測装置。神の存在可能性を表す計測器
*5 ガソリン、電力、魔力