AJS-37

Last-modified: 2023-12-09 (土) 08:32:56

AJS-37 Viggen《Early access》

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概要

AJS-37、通称「ビゲン(Viggen)」はスウェーデンのSAAB社が1990年代に近代化改修を行った機体です。
元機体は1967年に「AJ37」として飛行を行っています。
スウェーデンの地政学的事情から優れた短距離離着性能を有しています。
また、スウェーデン空軍初のマルチロール機として1991年から2005年まで運用されていました。
DCSモジュールでは同様の短距離離着機としてAV-8B Night Attackが挙げられますが、A/B(アフターバーナー)やスラストリバーサー(逆噴射装置)を有しておりません。
また、現実世界では英国のトーネードしか同様の機能を持ち合わせておりません。(さすが変態紳士の国、紅茶決めてるだけある)

ビゲンは「SPAK/スポック(フィランド語)🖖」と呼ばれるフライバイワイヤや初歩的な慣性航法装置、優れた対地レーダーHUDを有しておりロケットや爆弾等を正確に投下する能力を有しています。
また、デルタカナード翼と軽戦闘機の組み合わせは優れた運動性能を有しています。この組み合わせはグリペンにも引き継がれています。
DCSの世界では第3世代機として認知されています。マルチロール機のためライバルとしてF-5MIG-21、ミラージュF-1、A-10(A)、SU-25T、A-4が挙げられると思います。(将来的にはF4も入るはず)

購入にあたってのアドバイス

メリット
1:ビゲンはILS/INS、自動操縦装置を有しており、パイロットの負担軽減につながることでしょう。

2:ビゲンは上記に記述した初歩的な電子装置と機体特性により地形追随飛行においては現代機に引けを取りません。理論上は計器飛行のみで地形追随飛行・爆撃を行うことが可能です。
 

3:ビゲンは豊富な対地/対艦兵装を有することができます。無誘導爆弾に始まり、ロケット、対地/対艦ミサイル、誘導式の滑空クラスター爆弾、また特徴的なものでは「RB-05」と呼ばれるラジコンミサイルがあります。
 また、対艦ミサイル(RB-15)に関しては現代の対艦ミサイルと変わらないほどの機能を有しています。

4:ビゲンは短距離離陸を行うため、非常に優れたエンジンを持っており、MIG-21から逃げられるほどです。最悪、ドッグファイトになっても機体特性で優位に立てるかもしれません。(低速時の高迎え角旋回はエンジンストールするので注意が必要です。)

デメリット
1:ビゲンはスウェーデン製の為、全ての機器類はスウェーデン語表記です。英語に変えることもできません。(英語に近いから何とかなります。) また、HUDの表示も独自のものです。レーダーも緑またはオレンジ色のみで味があります。

2:ビゲンの対レーダーミサイル防護は他の機体と比べて貧弱です。RWR(早期警戒装置)は光の点滅と電子音のみを発します。また、ミサイル発射とレーダーロックの違いを認識できません。更にチャフやフレアは外付けです。ECMポッドも外付けです。

3:武装は全て外付けです。機関砲でさえ、外付けになります。

4:対空レーダーは無いに等しいです。そもそもAMRAMの様な長距離AAMを搭載できません。ちなみに対空ミサイルはIRのみです。(F4とは違うのだよ)

まとめ
この機体は第3世代機としては非常に優れた低高度飛行/爆撃機能を有しています。「トップガン・マーベリック」や「エリア88(音速のタイトロープ)」に代表される地面すれすれ爆撃作戦は、ビゲンの得意技です。
また、短距離離着陸機能を生かして「いつでも・どこでも・なんどでも」補給や離着陸できるのも楽しみの一つです。
ドッグファイトにおいても上昇力や加速力も優れ小回りが利きますが、旋回戦時はエンジン特性により失速しやすいので注意したほうがいいでしょう。(具体的にはハイ・ヨーヨーやtwocircle機動を行い、速度を落とさないようにします)
対レーダーミサイル防護機能は弱いですが、基本的に地面を舐めるように且つ素早く動き、対レーダーミサイルを回避するのがビゲンの基本です。
マルチプレイではEnigma's Dynamic Cold War Campaign PVP/PVE Server等で運用することができます。

日本語化

マニュアル(DCS World 日本語化ファイルアップローダーPart2)

キーアサイン

確認中。

コメント

  • 簡単に書きました、アサインは確認中です。変なところがあれば追記願います -- もちもち? 2023-12-09 (土) 04:20:08