DCS:F/A-18C Hornet

Last-modified: 2024-02-17 (土) 20:41:58

F/A-18C Hornet

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概要

FA18C_external.jpg
F/A-18 Hornetはアメリカが1980年から空母運用している海軍と海兵隊の艦上戦闘機・攻撃機。
アメリカ空母用の艦上戦闘機としては高い防空性能を持つF-14 Tomcatが1974年から実戦配備されていたが、F-14は非常に高価な機体であったため導入があまり進まず、海軍でも置き換えられないF-4 Phantom IIの延命が必要になったほか、海兵隊にはF-14をまったく導入できず(延命してはいても)老朽化が進むF-4を使い続けていた。
この問題を解決するため、早急に数を揃えられるよう性能を抑えつつ小ぶりで安価な単座艦上戦闘機として選ばれたのがF/A-18である。
同時期に海軍のA-7 Corsair II攻撃機にも置き換えの必要がありそれも本機で実現することとなったが、当時の火器管制装置の容積・重量やパイロット操作盤ではこのサイズの単座機体に空対空能力と空対地能力を同時に実現することは不可能と考えられたため、同一の胴体に積んだ火器管制装置の違いで戦闘機F-18と攻撃機A-18に機種が分かれる予定であった。開発中に機材の小型化やマルチファンクションディスプレイ(MFD、本機固有の名称ではDDI)を用いたグラスコクピット実用化が進展し、同一機体に両機能を詰め込むことも可能となったので機種を分ける必要がなくなり、統合されてF/A-18と名乗ることとなった。
導入の狙いが上記であったため、レーダーの同時追尾能力・航続距離・兵装搭載重量などの性能では先行機や前任機のF-14やA-7に劣る部分もある。
一方で生産中のアップデートにより搭載・運用が可能な兵装の種類は随時増加していき、2010年代の軍用機としては1機の機体が運用可能なミサイル・爆弾の種類の豊富さには目を瞠る。
また艦上機として空母から本機を運用してきたのはアメリカのみであるが、比較的安価で性能もそこそこ良い双発機という点はセールスポイントであり、カナダやオーストラリアなど陸上基地で運用する空軍からも引き合いがあった。

F/A-18の開発史としては、海軍から募集がかかる以前からノースロップ社がF-5の発展型として社内で独自研究していた軽量戦闘機に始まる。そのためF/A-18のエンジン搭載形態や主翼平面形などには、ルーツであるF-5の雰囲気が残っている。
ノースロップ社はアメリカ空軍がF-15を補完する安価な軽量戦闘機を求めた際に研究していたF-5発展型を基にした試作機YF-17で応募したものの、このときはジェネラル・ダイナミクス社の試作機YF-16に破れ、空軍にはF-16が採用となった。
続けてのアメリカ海軍からの要望に際してノースロップ社は空母艦上機の設計生産実績が無かったため、実績のあるマクダネル・ダグラス社(後にボーイング社に吸収合併された)に共同開発を持ちかけ、艦上機向けに改設計を加えたYF-18で応募。こちらでもジェネラル・ダイナミクス社とLTV社が共同改設計を行ったF-16の艦上機型との競争となったが、双発であること等が海上で活動する海軍機として評価されノースロップ社&マクダネル・ダグラス社が採用となった。

 

DCSのモジュールが再現しているサブタイプはF/A-18でもエンジン強化や機体軽量化、その分の燃料タンク拡大などが図られたC型で2005年付近の仕様である。
実機が非常に多機能かつ幅広い兵器を運用可能で、モジュールとして実装に至っていない部分が多く、対地レーダーなど順次機能が追加されてきつつあるが大部分が実装されWIPの項目は減ったが、2022年春のDCS World 2.7 Open BetaでもEarly Accessの状態である。

日本語化

キーアサイン

F/A-18Cはクリッカブルコクピット実装のASMモジュールなので、エンジン始動やセルフテストなど使用頻度が少なく、地上や巡航中にマウスを握って時間かけて操作してかまわない機能は無理にボタンを割り当てたりキーを覚えたりしなくても、コクピット内のスイッチの位置と意味を覚えたほうがやりやすい。

実機のスティックとスロットルの握り手に備わってるボタンやスイッチはマウス操作できないので、実機に近い位置にあるスティックやスロットルのボタンを割り当てたりキー操作を覚える。

優先度の高いもの

  • ジョイスティック(必須)・スロットル・ラダーペダル
    • Axis Commands : アナログ軸
      項目名説明デフォルト補足
      PitchピッチJOY_Y
      RollロールJOY_X
      RudderラダーJOY_Z
      Thrust Leftスロットル 左
      Thrust Rightスロットル 右
      Wheel Brake Left車輪ブレーキ 左
      Wheel Brake Right車輪ブレーキ 右
      アナログ軸 代替項目
      項目名説明デフォルト補足
      Thrustスロットル使っているスロットルデバイスが左右非分離の場合
  • キーボード(HOTAS項目を優先し、ほかは余裕があればジョイスティックやスロットルに割り当てる)
    カテゴリ項目名説明デフォルト補足
    Stick
    Flight Control
    HOTAS
    Trimmer Switch - LEFT WING DOWNトリム ロール左RCtrl + ,
    Stick
    Flight Control
    HOTAS
    Trimmer Switch - PULL(CLIMB)トリム ピッチ上RCtrl + .
    Stick
    Flight Control
    HOTAS
    Trimmer Switch - PUSH(DESCEND)トリム ピッチ下RCtrl + ;
    Stick
    Flight Control
    HOTAS
    Trimmer Switch - RIGHT WING DOWNトリム ロール右RCtrl + /
    Stick
    HOTAS
    Autopilot/Nosewheel Steering Disengage (Paddle) Switchオートパイロット
    前輪操向 Off
    A
    Stick
    HOTAS
    Select AMRAAM武装選択AMRAAMLShift + D
    Stick
    HOTAS
    Select Gun武装選択GunLShift + X
    Stick
    HOTAS
    Select Sidewinder武装選択SidewinderLShift + S
    Stick
    HOTAS
    Select Sparrow武装選択SparrowLShift + W
    Stick
    HOTAS
    Sensor Control Switch - Aftセンサー制御 近RAlt + .
    Stick
    HOTAS
    Sensor Control Switch - Fwdセンサー制御 遠RAlt + ;
    Stick
    HOTAS
    Sensor Control Switch - Leftセンサー制御 左RAlt + ,
    Stick
    HOTAS
    Sensor Control Switch - Rightセンサー制御 右RAlt + /
    Stick
    HOTAS
    Undesignate/Nose Wheel Steer Switchアンデシグネート
    前輪操向切替
    S
    Stick
    HOTAS
    Gun Trigger - SECOND DETENT
    (Press to shoot)
    機関砲AAM発砲Space
    Stick
    HOTAS
    Weapon Release Button兵装投下RAlt + Space
    Throttle Grip
    HOTAS
    ATC Engage/Disengage Switchオートスロットル エンゲージT
    Throttle Grip
    HOTAS
    Cage/Uncage Buttonケージ/アンケージC
    Throttle Grip
    HOTAS
    COMM Switch - COMM 1COMMスイッチ1RAlt + \
    Throttle Grip
    HOTAS
    COMM Switch - COMM 2COMMスイッチ2RCtrl + \
    Throttle Grip
    HOTAS
    Dispense Switch - Aft(FLARE)/Center(OFF)フレア射出/停止DAft中はEWページで選択されたカウンターメジャーのプログラムが実行される
    Throttle Grip
    HOTAS
    Dispense Switch - Forward(CHAFF)/Center(OFF)チャフ射出/停止EForward中はカウンターメジャーのプログラム5が実行される
    Throttle Grip
    HOTAS
    Exterior Lights Switch - ON/OFF外部照明一括ON/OFFL
    Throttle Grip
    HOTAS
    Speed Brake Switch - EXTENDスピードブレーキ展開LShift + B押している間のみ展開される
    フラップAUTO時と接地時は離した位置で保持される
    空中でフラップHALF/FULL時は離すと格納される
    Throttle Grip
    HOTAS
    Speed Brake Switch - OFFスピードブレーキ保持B格納を途中で止める
    空中で6.0g以上、28°AOA以上、250knot以下、フラップHALF/FULL時などは自動格納される
    Throttle Grip
    HOTAS
    Speed Brake Switch - RETRACTスピードブレーキ格納LCtrl + BOFFを入力しないと1プッシュで完全格納される
    Throttle Grip
    HOTAS
    Throttle Designator Controller - DepressTDCボタン押し込みEnterスロットルデバイスがTDCボタン押し込み対応でオプションSPECIAL内のRealistic TDC Slewにチェックを入れているときに有効。次の4方向入力をする前にTDCボタンを押し込む認識を実機通り行う
    Throttle Grip
    HOTAS
    Throttle Designator Controller - Down照準移動 下.AGM-65のシーカーなどを動かす
    Throttle Grip
    HOTAS
    Throttle Designator Controller - Left照準移動 左,
    Throttle Grip
    HOTAS
    Throttle Designator Controller - Right照準移動 右/
    Throttle Grip
    HOTAS
    Throttle Designator Controller - Up照準移動 上;
    Throttle Quadrant
    HOTAS
    Throttle Finger Lift (Both) - UP/DOWNスロットルの
    アフターバーナー/オフのロックアウトを解除する
    フィンガーリフト
    0オプションSPECIAL内のdetent設定次第
    CommunicationsCommunication menu飛行場などとの通信
    CommunicationsPilot SaluteSupercarrier
    モジュールにて
    カタパルト射出
    LShift + LCtrl + S
    Instrument Panel
    Master Arm
    Master Arm Switch - ARM/SAFEマスターアームスイッチM
    Instrument Panel
    Master Arm
    Master Mode Button - A/A攻撃モード空対空1
    Instrument Panel
    Master Arm
    Master Mode Button - A/G攻撃モード空対地2
    Left Vertical PanelLanding Gear Control handle - UP/DOWN着陸脚の展開/収納G別途、展開/収納個別キーもあり
    Left Vertical PanelFLAP Switch - AUTOフラップスイッチAUTOF巡航位置
    Left Vertical PanelFLAP Switch - FULLフラップスイッチFULLLCtrl + F着陸位置
    Left Vertical PanelFLAP Switch - HALFフラップスイッチHALFLShift + F離陸位置
    SystemsCanopy - OPEN/CLOSEキャノピー開閉LCtrl + C
    SystemsEject (3 times)射出座席LCtrl + E3回押す

余裕があれば割り当てたいもの

  • ジョイスティック・スロットル
    • Axis Commands : アナログ軸
      項目名説明デフォルト補足
      RUD TRIM Controlラダートリム
      Zoom View視野ズーム
  • キーボード(余裕があればジョイスティックやスロットルに割り当てる)
    カテゴリ項目名説明デフォルト補足
    CommunicationsRequest AWACS Home AirbaseAWACSに飛行場への誘導を依頼LWin + U
    GeneralCatapult Hook-Upカタパルトのシャトルと前輪のランチバーとを接続U
    Instrument PanelMASTER CAUTION Reset Buttonマスターコーション取消N
    KneeboardKneeboard glance viewニーボードを出すK
    KneeboardKneeboard Next Pageニーボードの次ページ]
    KneeboardKneeboard Previous Pageニーボードの前ページ[
    Left Vertical PanelLDG/TAXI LIGHT Switch - ON/OFF前方ライトデフォ割当なし
    Right Vertical PanelArresting Hook Handle - CycleアレスティングフックH別途、展開/収納個別キーもあり
    Right Vertical PanelWing Fold Control Handle - CCW/LeftRShift + O主翼折畳ハンドル 反時計回し別機能キーもあり
    Right Vertical PanelWing Fold Control Handle - CW/RightRCtrl + O主翼折畳ハンドル 時計回し別機能キーもあり
    Right Vertical PanelWing Fold Control Handle - PULL/STOWO主翼折畳ハンドル 引上/押込別機能キーもあり
    ViewView Center視線を前方中央へNum5

オプションSPECIAL設定

オプション設定のSPECIALタブ、F/A-18C項目の大半はコクピット内装や光線反射など他機種と共通しているが、固有のものが2項目ある。

Afterburner detent
スロットルが通常はMILまでしか上がらず、アフターバーナーを有効にするのにフィンガーリフトする必要があるかないかの設定。
Always off 常に無効、フィンガーリフト無しでスロットルがアフターバーナーに入る。
Only carrier 空母からのカタパルト発艦時のみフィンガーリフト操作を要するが、離陸や飛行中のアフターバーナーは無しで入る。
Always on 常にフィンガーリフト操作を要する。
Realistic TDC Slew
スロットルの握りに備わっているデシグネータコントローラ(TDC)を用いたAGM-65 Marverickのシーカー操作を実機に即したものにするかしないか
チェック有 スロットルデバイスのTDCがボタンを押し込み(DEPRESS)ながら4方向に倒す動作をDCSが認識できる
チェック無 TDCはボタンを押し込まずにそのまま4方向に倒す

レイアウト

FA18C_cockpitfront.jpg

キューライト
レーダー誘導AAM使用時に自機レーダーで敵機をロックしているか、発射に適した状況かを LOCK cue 、 SHOOT cue のライト点灯・点滅で示す。
F/A-18Cでは同じ意味の表示がHUD内で行われるので、あえてこの個別のライトを見る必要は薄い。
(旧機種から乗り換えたパイロット向けの後方互換性、バックワードコンパチビリティのための装備?)

HUD
Head Up Display(ヘッドアップディスプレイ)。
方位、ピッチ角、ロール角、高度、速度などの飛行に必要な計器情報を視界正面に投影し、パイロットが計器を見るために視線を落とす必要を減らす。
空対空戦闘時や空対地戦闘時には照準を補佐する情報が、着艦・着陸時にはそれを補佐する情報が、追加表示される。

AoA インデクサ
AoA Indexerはギアを下ろしている間のみ点灯する。
着艦・着陸時に保つべきAoAをとりやすいように補助する表示が出る。

DDI
Digital Display Indicator(デジタル ディスプレイ インジケーター)はいわゆるマルチ ファンクション ディスプレイ(MFD)のことで、周囲に20個備わった押しボタン(OSB、オプションセレクトボタン)で階層型のメニューを操作してさまざまな選択や設定を行ったり、機体や兵装の状態や数値の表示を行えるほか、レーダー使用時はレーダー探知内容の表示、電子戦時は敵レーダー探知情報の表示、マーヴェリックミサイルなど誘導兵器のシーカー映像表示、HUDと同じ内容の表示などを行うことができる。

F/A-18Cには左右に同じ機能を持つDDIが計2枚備わっており、同じ内容を左に表示したり右に表示したり入れ替えることもできるが、

  • 兵装選択管理(Store Management System、SMS)は左
  • レーダーはおおむね右
  • シーカー映像表示は右

と機能によってある程度の固定もされている。

各DDI内の最も外周のOSB近くに表示されている項目は、表示そばのOSBを押すことで、それが階層メニュー名であれば押した階層にDDIの表示内容が移行し、空対地攻撃モードでの兵装略称であればその兵装を投下・発射すべきものであるとして選択することを意味する。
選択中の項目は四角い枠で項目名が囲まれて選択中であることを示し、なんらかの理由で使用不可な状態にある項目は×印が重なる。
□の枠で囲まれて選択状態にある項目の同じOSBをもう一度押すと選択解除となるトグル動作となる箇所もある(空対地攻撃に機関砲を併用する/しないのGUN項目など)。

AMPCD
Advanced Multipurpose Color Display(アドヴァンスト マルチパーパス カラー ディスプレイ、拡張多目的カラーディスプレイ)は現在地のカラー地図の上にHSI(水平位置指示器)などを重ねて表示できるディスプレイ。
空対地誘導ミサイルの目標座標指定を行う時などには地図表示を消してDDIのように緑単色表示にも切り替わる。
画面周囲にはDDIと同じくOSBが20個並んでおり、DDIと共通の操作ルールで動作する。
(アーリーアクセス中のベータ版地形モジュールでは状況に関係なくカラー地図表示が行われないかも?)

UFC
Up Front Controler(アップ フロント コントローラー)はテンキーと数字・アルファベット表示部などがセットになった入力装置で、無線周波数、経度緯度高度、距離、投下弾数といったさまざまな数値入力が必要となる場面でDDIあるいはAMPCDと組み合わせて使用する部位。
その下部にはオートパイロットやTACAN、ILSなどの使用に関わるボタンがある。

マスターモードボタン、マスターアームスイッチ
上に並んでいるマスターモードボタンは空対空戦闘(A/A)を行うか空対地戦闘(A/G)を行うかを指示するボタンで、押して有効になっている方のボタンが緑に点灯する。
その下のトグルスイッチがマスターアームで下のSAFE位置になっている時は兵装は機能せず、上のARM位置になっている時に兵装を使用可能となる。

始動

始動手順

注意点

飛行

特性

空中給油

禁止操作

離陸

駐機場から離陸に使いたい滑走路までの、または空母の駐機位置から発艦に使いたいカタパルトまでの移動(タキシング)において、前輪操向(NWS、Nose Wheel Steering)が有効になっていればラダーペダルによるラダー左右操作に連動して前輪が左右各16°の範囲で回転して機首を左右に旋回できる。
このときHUD内の右下に NWS の文字が表示される。
スティックの Undesignate/Nose Wheel Steer Switch (Sキー) を押すと、押している間だけ前輪操向範囲が左右各75°に増して急旋回を可能とする。このときHUD内右下の表示は NWS HI となる。

離陸して前輪に荷重が掛からなくなると、NWSは自動でオフとなる。
また着陸時に前輪に荷重が掛かるとNWSは自動でオンとなる。
地上・艦上で意図的にNWSをオフにしたい時はスティックの Autopilot/Nosewheel Steering Disengage (Paddle) Switch (Aキー) を押す。HUD内のNWS表示が消える。
再度NWSをオンにしたい時は Nose Wheel Steer Switch (Sキー)。
着陸時に前輪を強く地面にぶつけたり車輪を出したまま安全速度を超えて高速飛行した等の原因で操向機構が故障すると、Nose Wheel Steer Switch (Sキー) を押してもNWSがオンにならずHUDにもNWS表示が出ない。

主翼折畳ハンドル (Wing Fold Control Handle) が引き上げられ(PULL)てリリース(RELEASE)状態にあるときはNWS HI挙動が変わり、Nose Wheel Steer Switch (Sキー) を一度押した後は離してもNWS HI状態が維持される。
主翼折畳ハンドルが押し込まれ(STOW)てロック(LOCK)状態になるか Nosewheel Steering Disengage (Paddle) Switch (Aキー) を押してNWS自体がオフになった時はNWS HIも解除となる。
主翼が実際に展張されているか折畳まれているかの状態は関係なく、ハンドルのロックかリリースかに依る。
(主翼折畳ハンドル操作は Wing Fold Control Handle - PULL/STOW (Oキー) または主翼折畳ハンドル上でマウスホイール回転)

 

離陸に使いたい滑走路の端では、滑走路のセンターライン上で滑走路の向きに正対していったん停止する。
キャノピーを閉じる、射出座席をARMにする。
NWSがHIモードになっていないことを確認(もしなっていれば解除してLowモードでNWSを有効にする)。
フラップスイッチが FLAP HALF 位置なことを確認する。
スロットルをMILまで進めEGTとRPMに異常がなければMAXまで入れてアフターバーナーを点火する。
進行方向の維持はラダーペダルによるNWSで行い、車輪ブレーキはかけない。
おおよそ150ノット(knots)で前輪が浮揚するので、軽くスティックを引いて6°から8°の間の機首上げを維持する。
機体が上昇し始めたら、Landing Gear Control handle (Gキー) を上げてすみやかに車輪を格納する。
つづけてフラップスイッチを FLAP AUTO にする。

関係する速度

150ノット滑走引き起こし速度
240ノットギア格納、FLAP AUTO

発艦

巡航

巡航速度

自動操縦

着陸

成功への鍵

関係する速度

350ノット 800フィートAGL360オーバーヘッドアプローチ基準点
250ノットダウンウインドレグ前にこの速度まで減速しギアダウン、FLAP FULL
スピードブレーキ自動格納

着艦

対空

武装一覧

F/A-18Cモジュールが使える対空武装は、機関砲1種類、空対空ミサイル(AAM)3種類であり、AAMには時代別のバージョン違いの使い分けもできる。

  • M61A1 Vulcan 20mm機関砲
    F-14、F-15、F-16などアメリカ空海軍機の多くに採用されている機関砲をF/A-18Cも搭載している。
    1分間に最高6,000発を発射可能な性能を持ち、携行弾数は510発。
    実弾に曳光弾を加えるか、実弾のみを携行するか選択可能。
    A/Gモードにおいて対地攻撃にM61A1バルカンを用いることも可能。
  • AIM-9 Sidewinder
    F-5、F-14、F-15、F-16、A-10などアメリカ空海軍機が携行することでおなじみの小型軽量な赤外線誘導短距離AAM サイドワインダーをF/A-18Cも搭載できる。
    左右翼端のランチャーに1発ずつ持てるほか、2連装ランチャーを介して主翼下面外側ハードポイント1箇所あたり2発ずつを携行することもできる。
    3種類の実弾と1種類の訓練弾が用意されている。
    • AIM-9L
      1977年型で、全方位交戦能力を持っている。
    • AIM-9M
      1982年型でフレアによる妨害を受けにくく、背景放射の影響を低減してロックオンを容易に・命中精度を向上させたバージョン。
    • AIM-9X
      2003年型でミサイルの機動性向上や信管改良などのほか、シーカーも新しくなり統合型ヘルメット(JHMCS)を用いてミサイル本体のシーカーで捉えていない側面の敵を狙って発射し向きを変えてからロックオンすることも可能となった。
    • CAP-9M
      AIM-9Mの訓練弾(キャプティブ弾)で、弾頭とロケットモーターは入っておらず発射できないが空力外形や重量は実弾と同じになっており、稼働するシーカーと電子回路によりパイロットが発射準備から敵機をシーカーに捉えロックオンして発射するまでの手順の訓練に用いることができる。
  • AIM-120 AMRAAM
    F-16Cも携行できる最新のアクティブレーダー誘導(ARH)中距離AAM。
    主翼下面ハードポイント1箇所あたり1発ずつまたは2連装ランチャーを介して2発ずつ、エンジンインテーク側面ハードポイント1箇所あたり1発ずつ携行できる。
    発射後、命中前であってもAMRAAM自身のレーダーが目標敵機を捉えた距離に届くと母機のレーダーを別の敵機のロックオンに移し新しいAIM-120を発射することも可能な特徴(撃ちっ放し能力)がある。
    母機が敵から攻撃され回避行動を強いられた等の理由でAMRAAMのレーダーが目標を捉えるより前に母機からのレーダーロックが外れたとき、以前の敵の行動から推測される未来位置へ向けて慣性誘導で飛翔して自身でのレーダーロックを試みるので、命中率は著しく下がるが敵の行動次第では命中もする。
    • AIM-120B
      1994年型。
    • AIM-120C
      1996年型。F-22ステルス戦闘機の兵装ベイ内に収まるようにフィンの先端を切り落としているのが外見上の特徴だが、誘導レーダー・シーカーの改良や電子妨害を受けにくい能力(ECCM)の向上なども図られている。
  • AIM-7 Sparrow
    F-14、F-15、F-16なども携行したことがある、AIM-120が登場するまでのアメリカ空海軍で主力だったセミアクティブレーダー誘導(SARH)中距離AAMがスパロー。
    主翼下面ハードポイントやエンジンインテーク側面ハードポイント1箇所あたり1発ずつ携行できる。
    母機のレーダーはAIM-7の発射前から命中まで狙っている1機をロックオンし続けなければいけない制約がある。
    時代別に3種類から選択できる。
    • AIM-7F
      1976年型。前のE型から射程延長・電子回路の半導体使用・弾頭威力増などの改良を施されている。
    • AIM-7M
      1982年型でこれ以降1990年代にかけてよく使われた。誘導精度向上、電子妨害対抗能力(ECCM)向上、信管改良、低高度飛翔能力向上などが行われた。
    • AIM-7MH
      AIM-7Mのソフトウェア改良型で、誘導精度や発射直後の飛翔経路が改善された。

武装の使い方

  1. マスターアームスイッチ(M)をARMにする。
  2. マスターモードA/Aボタン(1)を押す。
  3. AIM-120やAIM-7の発射にはレーダーでのロックオンが必須なのでレーダーを操作する、AIM-9やGunでは必須ではないがレーダーの補助があったほうが良い結果になる。
  4. AIM-9を使いたい場合にシーカー冷却スイッチがもしOFFになっているなら、事前にNORMに入れておく。
  5. Select Gun / Sidewinder / AMRAAM / Sparrowボタンを押していずれかの攻撃手段を選択する。
  6. レーダー画面・HUD・音などを頼って敵機のロックオンに成功し、SHOOTキューが点滅したならスティックのトリガーを引く(SPACE)。

レーダーの使い方

対抗手段の使い方

対地

武装一覧

F/A-18Cモジュールが使える対地武装は、機関砲1種類、空対地ミサイル2種類、空対艦ミサイル1種類、空対レーダーミサイル1種類、無誘導ロケット弾2種類、滑空誘導爆弾2種類、誘導爆弾2種類、無誘導爆弾1種類、無誘導クラスター爆弾1種類、訓練爆弾2種類、などである(2021年4月現在、バージョンアップでさらに増える可能性アリ)。
サイズ・威力の違いや年式の違いが細かく設定されている武装もある。

胴体直下ハードポイントには誘導兵器を携行できない、特定の兵装は特定のハードポイントにしか携行できないといった制約がある。
デフォルトの兵装コンボに候補として出てこないものも多いようなので、ミッションエディタで自分でいろいろ追加してみると面白い。

  • AGM-154 Joint Standoff Weapon (JSOW) 滑空爆弾
    AGM-154 JSOWはINS(慣性航法装置)/GPSによって精密誘導される1,000ポンド滑空爆弾。
    高空から投下後、畳まれていた滑空翼を展張して最大70海里(Nautical Miles)=130kmほど遠方まで滑空して命中する。飛翔可能距離は投下高度に依存する。
    平行2連装ラックを用いれば1箇所のハードポイントに2発を携行可能。
    • AGM-154A
      145個のBLU-97/B多目的子爆弾を持ったクラスター弾頭となっており、一定面積に無装甲のレーダーや指揮車両・ミサイルランチャーなどが配置されているであろう敵のレーダーサイトやSAMサイトに対する攻撃手段(SEAD)に用いられる。
    • AGM-154C
      終末誘導に赤外線画像誘導(IIRH)も併用し、貫通効果のある弾頭と炸裂効果のある爆弾と2段階の動作をするBROACH弾頭を持つ。敵の飛行場に建設された掩体壕(硬化シェルター・防護シェルター)のコンクリート天井を突き破ってから内部で2段目を爆発させ駐機している戦闘機の破壊を目的とする。
余談だが、現在F/A-18Cモジュールに実装されているJSOWは空対地ミサイルに付与されるAGM型番を名乗っていながらエンジンを積んでいない滑空爆弾であるものの、未実装の実物にはジェットエンジンを積んで射程を4倍以上に延伸したExtend Range型も追加開発されており、このサブタイプは名実ともにAGMといえる。
  • AGM-84E SLAM , AGM-84H SLAM-ER空対地ミサイル
    AGM-84E Standoff Land Attack Missile (SLAM)は、後述のAGM-84D ハープーン空対艦ミサイルから派生したミサイルで、シーカーと誘導方式の変更や弾頭の大型化を行って対地攻撃に転用したものである。
    ジェットエンジンで飛翔し(したがってロケットモーターであれば発生する炎や煙を出さない)、中間飛翔はINS/GPSで誘導され、目標に接近するとデータリンクポッドを介して母機コクピットのDDIに赤外線画像シーカーが捉えた周辺の画像を送信し、最終的な突入地点を母機のDDI操作により決定されて命中する。射程は60海里(Nautical Miles)=110km以上。

    AGM-84E SLAMを改良した射程延伸(Expanded Response)型がAGM-84H SLAM-ER。発射後に滑空翼を展張することで射程を155NM=270kmへと2倍以上に伸ばしている。
    またシーカーが終末誘導時に前斜め下を捉えやすくする意図で2つの平面で左右斜めカットされた前端外形に変わったのも特徴。
    本DCSモジュールには2021年5月のDCS World 2.7.1 OpenBetaにて追加実装。
  • AGM-84D Harpoon空対艦ミサイル
    AGM-84D ハープーンは空対艦ミサイルで、発射後は海面スレスレまで降下して敵艦隊の防空レーダーに察知されにくい高度をM0.7程度の速度で飛び(シースキミング)、INSで中間誘導され、目標付近に到達するとレーダーを起動して敵艦を捜索し、命中する。
    この終末誘導時の挙動はDDIのTERMより2種類から事前選択できる。
    • いったん高度を上げて(ポップアップ)敵艦を捜索し、上方から突入(ダイブ)する
      メリット レーダーの捜索範囲が広がる、敵艦の弱い部位に確実に命中させられる
      デメリット 敵の防空レーダーに察知され、電子妨害を開始されたり、短距離艦対空ミサイルや機関砲で撃墜されやすくなる
    • 高度を上げずシースキミングのまま敵艦に側面から突入する
      メリット 敵の防空レーダーに察知され妨害や撃墜を行われる可能性が減る
      デメリット レーダーの捜索範囲が限られる、被害範囲が側面にとどまる
射程は60海里(Nautical Miles)=110km程度。
  • AGM-88 HARM 対レーダーミサイル
    敵の防空レーダーやSAMサイトを攻撃する(SEAD)ための対レーダーミサイル。1980年代なかばに開発された、改良型のAGM-88Cが実装されている。
    射程は80海里(Nautical Miles)=150km程度。
  • AGM-65 Marverick 空対地ミサイル
    AGM-65 マーヴェリックはA-10やF-16Cでも運用している空対地ミサイルである。
    ただし海軍・海兵隊が飛ばしているF/A-18Cでは空軍機とは異なり、可視光CCDシーカーのサブタイプ(B/H/K型など)は運用していないようで、F/A-18Cモジュールもこれを反映している。
    • AGM-65E
      AGM-65Eはセミアクティヴレーザー誘導方式で、母機や僚機が携行するAN/AAQ-28 LITENING IIやAN/ASQ-228 ATFLIRなどのレーザー照射機能を持つ照準ポッドあるいは地上のJTACから目標に向けて照射されているレーザーを目指して誘導される。主に海兵隊機が運用している。
    • AGM-65F
      AGM-65Fは赤外線画像誘導方式で、DDIに映し出した赤外線画像シーカーの画像をロックオンに用いて誘導される。主に海軍機が運用しており、地上目標に対してというよりは海上の艦船に対して用いられる。
  • AGM-62 Walleye II 滑空爆弾
    AGM-62 ウォールアイはベトナム戦争中に開発された初歩的な滑空誘導爆弾で、可視光画像シーカーからコクピットに電送された画像を用いてロックオンする(初期の空軍タイプAGM-65 マーヴェリックの誘導方式の原型のようなもの)。
    DCSモジュールでF/A-18Cが携行するのは弾頭を2000ポンドに大型化して威力を増したWalleye II、それにデータリンク照準機能を追加したERDL型。
    シーカーの画質が荒く移動目標には使えない(敵が利用している重要な橋梁や発電所への攻撃手段として開発された)といったデメリットがあるが、湾岸戦争でも用いられた。
    AGM型番を付与されているが、推進能力を持っていない(ミサイルではない)滑空爆弾である。
    AGM-62単体では投下前に目標をシーカーで捉えてロックオンしておかないといけないが、これでは飛翔可能距離よりもかなり接近しないとロックオンできず母機が敵の攻撃にさらされる危険が増す、また天候の影響も受けやすいため、母機がデータリンクポッドを携行し、データリンクを通じて投下後にシーカーに映るようになった目標画像でロックオンすることも選択できる。
  • Mk80シリーズ低抵抗通常爆弾
    Mk80シリーズはベトナム戦争中に実戦投入された、それまでのボックスフィン爆弾よりも空気抵抗を低減し高速で飛行するジェット機に外部懸架されることに適した構造を持った通常爆弾で、その非常に優れた基本設計ゆえに21世紀でも生産が継続されている。
    先端や尾部をレーザー誘導やGPS誘導のキットと交換することでPavewayシリーズやJDAMにもなる。
    Mk81/82/83/84の型式が250/500/1,000/2,000ポンドの爆弾総重量に対応している。
    (250ポンドのMk81は威力過小につきベトナム戦争後に生産終了、F/A-18Cも運用していない)
    Mk82にのみ投下後に後部の金属製の傘が蛇の目のように開いて空気抵抗を増して減速するSnakeEyeが実装されている。
    またMk82/83/84にはYつきまたはAIRつきとして、投下後にバリュートと呼ばれる袋状の抵抗を開いて減速するAir Inflatable Retarderバージョンが存在し、本モジュールにはMk82Yが実装されている。
    これらの高抵抗型は、超低空から爆弾を投下した後に減速していくことで母機との距離が離れ母機が爆発に巻き込まれることを防ぐ。
    誘導爆弾を含め500ポンドのもの及び無誘導のMk83は平行2連装ラックを用いて1箇所のハードポイントに2発を携行可能。
  • BLU-109地中貫通爆弾
    BLU-109はMk84級の2,000ポンドの重量・サイズに、厚く強化された外殻構造を持った地中貫通爆弾(そのぶん炸薬量はMk84から半減している)。
    F/A-18Cモジュールには単体ではなくJDAMのベースとして登場する。
  • Paveway II レーザー誘導爆弾
    Paveway IIは1970年代に実用化された第二世代のレーザー誘導爆弾でサイズ別で3タイプが実装されている。
GBU-12
Mk82ベースの500ポンド
GBU-16
Mk83ベースの1,000ポンド
GBU-10
Mk84ベースの2,000ポンド
  • Paveway III レーザー誘導爆弾
    Paveway IIIは1983年から配備された第三世代のレーザー誘導爆弾だが、高価になりすぎたため生産数が少なくMk84ベース・2,000ポンドサイズのGBU-24のみが実装されている。
  • Joint Direct Attack Munition (JDAM)
    JDAMはINS/GPSを用いて精密誘導される爆弾で、固定地点にしか誘導できないかわりに雲に遮られてレーザー捕捉ができないと誘導に失敗するレーザー誘導爆弾の欠点が解消された。
    登場時は安価なPaveway IIにくらべ非常に高価であったが、普及するにつれ製造コストが下がっていったと言われている。
    空母運用向けに耐熱構造となったものには異なる枝番がついている。
GBU-38
Mk82ベースの500ポンド
GBU-32
Mk83ベースの1,000ポンド
GBU-31
Mk84((V)2/B)もしくはBLU-109((V)4/B)ベースの2,000ポンド
  • Mk20 Rockeye / CBU-99クラスター爆弾
    Mk20 ロックアイは500ポンド級無誘導クラスター爆弾で、装甲車両への攻撃能力を持つ成型炸薬子爆弾Mk118 Mod1を247個内蔵している。
    空母運用向けに耐熱構造となったものがCBU-99。
  • 無誘導ロケット弾
    F/A-18Cは直径5インチ(127mm)のズーニーロケット弾、直径2.75インチ(70mm)のハイドラ70ロケット弾を携行できる。
Zuni Mk.71
4発入のLAU-10ランチャーで携行する。海軍機は小型舟艇攻撃用、海兵隊機は海岸に建築された敵硬化防御陣地の攻撃用として使用している。
Hydra 70
19発入LAU-61ランチャーまたは7発入LAU-68ランチャーで携行し、主に海兵隊機が敵地上部隊への攻撃に使用する。対人・対ソフトスキンにはM151 HE弾頭、対装甲車両にはMk.5 HEAT弾頭を組み合わせる。Hydra 70はF-5、F-16、A-10Cなどの空軍機、UH-1やAH-64などの陸軍ヘリコプターでもしばしば使用されているメジャーなロケット弾でもある。
  • 330ガロン増槽
    F/A-18Cは330ガロン(2,200ポンド)増槽を1から3本携行して航続距離を伸ばすことができる。
  • 照準ポッド (Targeting Pod)
    F/A-18Cモジュールでは、SALH兵器を誘導するレーザー照射、可視光テレビカメラのズーム機能による昼間の遠方地上索敵、赤外線カメラによる夜間の地上捜索及び夜間飛行支援など複数の機能を持った照準ポッドを2種類から選択できる。持ち合わせている機能としてはどちらもほぼ共通している。
AN/AAQ-28 LITENING II
イスラエルのラファエル社が開発し、アメリカのノースロップ・グラマン社が改良と輸出に協力した照準ポッドでII型は1995年頃からF/A-18C海軍機で運用されてきた。F-16CやA-10Cなど空軍機でも使用されている。
AN/ASQ-228 ATFLIR
アメリカのレイセオン社が開発し、それまでのAN/AAS-38 Nite Hawkを置き換えて2003年頃からF/A-18C/D海兵隊機で運用されてきた照準ポッド。
  • AN/AWW-13データリンクポッド
    AGM-84E SLAM / AGM-84H SLAM-ERまたはAGM-62 Walleyeを投下後ロックオンしたい場合は、各ミサイル・誘導爆弾のシーカー映像を母機で受信し、終末誘導の指令を母機から送信する役割を果たすAN/AWW-13データリンクポッドを1基または2基、母機のハードポイントに携行する必要がある。
  • AN/ASQ-T50 TCTSポッド
    AN/ASQ-T50は戦闘訓練時に機体の各種テレメトリデータなどを収集・記録し地上の教官モニタへ送信する機能などを持った戦術戦闘訓練ポッド。
    AIM-9の代わりに両翼端のランチャーに取り付けられる。
    DCS Worldでは特段の意味のある働きをなさないようだが、格闘戦訓練を模したミッションであればこれを装着していることでより外見がそれっぽくなる。
  • 訓練爆弾
    爆弾としての炸薬のかわりに命中判定を行うための白煙を発生させる機能を持った訓練弾。
BDU-33
Mk82無誘導爆弾の1/4程度の小型の外形でMk82と同じ弾道特性の訓練爆弾。BRU-41Aラックを介して1ハードポイントに6発を携行する。
BDU-45/B
Mk82無誘導爆弾と同じ外形・重量・弾道特性の訓練爆弾。搭載弾数はMk82と同じとなる。
BDU-45
Mk82 SnakeEye高抵抗無誘導爆弾と同じ外形・重量・弾道特性の訓練爆弾。

武装の使い方

  1. マスターアームスイッチ(M)をARMにする。
  2. マスターモードA/Gボタン(2)を押す。
  3. レーダーによる捜索を利用したい場合はレーダーを適宜操作する。(※まだバグが多い模様)
  4. 夜間攻撃やレーザー照射など照準ポッド機能を用いる場合はTGPの起動スイッチを入れてウォームアップを待つ。
  5. 左DDIに兵装選択画面が出ているはずなので、上列に並んでいる兵装略称から対地攻撃に使用したいものをOSBを押して選択する。
  6. GPS誘導兵器を投下する場合は座標情報を入力する。レーザー誘導兵器やテレビ誘導兵器を投下・発射する場合は右DDIにシーカーあるいはTGPの映像を表示し、Sensor Control Switchでシーカーを動かして中央でロックオンし、必要であればレーザー照射を開始する。
  7. その他の投下・発射前に必要な手順が完了すればWeapon Release Button(右Alt + SPACE)を押す。
  8. データリンク利用AGM-62あるいはAGM-84E/H SLAM(-ER)では目標に接近し始めた段階でシーカー映像を用いたロックオンとなるので、これを行う。

対抗手段の使い方

外部リンク

公式サイト(販売ページ)

コメント

  • 今やってみようと久しぶりにDCSをSteamで起動したら、英語でF-14 F/A-18 Su-33 スーパークラッシャーのDLCは認証が無効~~と出てきてOK押したらゲーム内にF-14~スーパークラッシャーが消えてたんですけどそれはどういうことですか?どうすれば直りますか?今マジでテンパってます -- 2022-07-04 (月) 23:42:51
  • 探し回ってこのサイトに辿りつきました。教えて頂けますと幸いです。FA18を購入したのですが、ジョイスティック HOASTに設定上はキーアサインしてるのですが、実際には動きません。また、直接キーボード打ちしても反応しません。例えばスピードブレーキ、フラップ、ホイールブレーキ等。view関係はキーボードでも大丈夫です。画面でのマウス操作はできます。考えられる原因を教えて頂けますと助かります。 -- かばおじみ? 2022-07-10 (日) 15:00:51
    • 割当画面がSimモードとGameモードと別になってるが、Game側にだけキーアサインしてSimモード実行してるとか、その逆とかないかな… FA18C以外の機種、無料体験のSu-25TとTF-51はアサインできて操作できるのか それもできてないならそもそもからDCS全体がおかしいってことになるし(インストールの修復・リペアが必要?) -- 骨っ太ー? 2022-07-10 (日) 15:46:24
  • 回答ありがとうございます。simを選んでやってるんですが、確かにキーアサインはsimではなくgameのキーアサインぽいです。F15やsu25は問題なくプレイできます。DCSも当初、steam側からやってたのですが本体側に移しました。ただし、FA18はsteamからの以降です。FA18を再インストールした方がいいのでしょうか?再インストール方法をご存知でしたら教えて下さい。 -- かばおじみ? 2022-07-10 (日) 20:02:31
    • OPTIONSのGAMEPLAYタブから左のDifficultiesでGame Flight ModeやGame Avionics Modeにチェックは入ってる? チェック入ってたらGameモードでモジュールが動くからキーアサインもGame側にしないといけない Simモードで動かしたいSim側にキーアサインしてるならチェック外す …でどうなります? -- 骨っ太ー? 2022-07-10 (日) 21:31:47
  • さっそくやってみました。できました!!!ありがとうございました。 -- かばおじみ? 2022-07-10 (日) 22:52:27
  • 教えていただけるとありがたいです。最近F/A-18を買いました その後キー設定などをして飛ばそうとしました。でも何故か キーが反応しません。プレイ中視点変更のキーと視点移動のキー以外全く反応しません(キャノピーやエンジンアイドル、Yキーなど)何故でしょうか?。でも何故かトレーニングでやると たまに反応します。(反応しない時もある)ミッションエディタでも反応するようにする方法を教えてください -- 2024-02-17 (土) 20:41:58