DCS:SA342 Gazelle

Last-modified: 2023-09-04 (月) 03:40:03

SA342 Gazelle

概要

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SA342ガゼルはフランスのアエロスパシアル(開発着手時はシュド・アビアシオン)によって設計・製造された単発ターボシャフトエンジンの小型汎用ヘリコプターで、SA341が搭載していた590hpのエンジンを870hpに強化した改良型である。
テイルローターの代わりに尾翼の中を貫通するダクテッドファンであるフェネストロン(Fenestron)装備となっているのも特徴。
SA341と342の全体がガゼルの愛称で呼ばれている。
SA341の運用開始は1973年で、SA342の運用開始は1977年だった。

フランス陸軍ではSA341を軽輸送用途と20mm機関砲搭載の軽武装ヘリとして、SA342は対戦車攻撃あるいは空対空戦闘ヘリとしてなど、使い分けをしていたようだ。アフリカでの平和維持活動、湾岸戦争、コソボ紛争に参加した。
ウエストランド・エアクラフトが製造したSA341を導入したイギリスでは、基本的には非武装で観測・連絡・軽輸送・練習機などに用いた。実戦としてはフォークランド紛争、湾岸戦争、コソボ紛争などに用いられた。
シリアやレバノンでは主に対戦車攻撃ヘリとして活用された。シリア軍の機体はレバノン内戦時にイスラエルの機甲部隊に打撃を与えた。
SOKOがライセンス生産した機体を導入した旧ユーゴスラビアでは、ソ連型の対戦車ミサイルや対空ミサイルを装備していた。
旧ユーゴスラビアから分離・独立した国々では、2015年頃においてセルビア軍が30機弱、ボスニア・ヘルツェコヴィナ軍とモンテネグロ軍がそれぞれ10機強、ガゼルの運用を続けている。

 

DCS向けモジュールでは、兵装の違いをペイロード取替で実現するのではなく、別機体として作り分けていて、2021年春のDCS World 2.5.6あるいは2.7.0においては次の4機種が1パッケージになっている。

SA342L
左舷側に長方形の箱状のロケット弾ランチャー(68mm無誘導ロケット弾SNEB68、8発)、右舷側に20mm機関砲と左右非対称な搭載状態となるガンシップ型。
小型の昼間捜索システムを装備。

SA342M
HOT対戦車ミサイルを2または4発搭載する対戦車攻撃型。
機体上部に大型の昼夜兼用照準システムを装備。

SA342Minigun
右側方向けてミニガン1門を装備する型。

SA342Mistral
ミストラルIR誘導対空ミサイルを2または4発搭載する空対空型。
小型の昼間捜索システムを装備。

またエンジン排気管を斜め上方に延長するIRデフレクターや吸気砂塵フィルターの有無を、追加プロパティのチェックボックスではなく、ペイロードの一部として指定することになっており、機体重量計算にも加算される。
他の多くのモジュールでは、ミサイルなどを搭載するハードポイントの付番が左端から右に向けて1から増えていきペイロードモードのビジュアルとI/Fが一致しているが、本モジュールでは左右でペアとなる位置が「1と2」のようになっており、操作感覚とずれている。

日本語化

対空

武装一覧

武装の使い方

レーダーの使い方

対抗手段の使い方

対地

武装一覧

武装の使い方

対抗手段の使い方

外部リンク

公式サイト(販売ページ)

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