DCS:M-2000C

Last-modified: 2023-09-05 (火) 16:34:27
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M-2000C

概要

Screen_180525_212022.jpg

Mirage 2000Cはフランスで設計されたマルチロール第4世代戦闘機です。1970年台に軽量戦闘機として設計され、600機以上が製造されました。Mirage 2000Cは単発戦闘機であり、低翼配置の無尾翼デルタ翼を備えます。この機は、静安定性緩和とFBW-FCS(フライ・バイ・ワイヤ-飛行制御装置)によって優れた運動性を持ちます。またMirage 2000Cは”RDI”レーダーを搭載しており、これによってBVR(目視外距離)で目標を追尾・交戦を可能とします。さらにMirage 2000Cは、機関砲やミサイルで他の機体と交戦したり、また機関砲やロケット、爆弾で地上目標と交戦することも可能です。Mirage 2000CはDCS Worldの戦場に最もふさわしいと言えるでしょう。(公式サイトより)

日本語化

キーアサイン

主にHOTAS(スティックやスロットルに付いているスイッチ)に割り当てるべき項目を挙げています。
上の項目のほうがより優先度が高いです。
各項目の説明は簡易なもののみなので、詳細な説明は適切な項目を参照してください。
筆者の主観的な使用頻度などを選定基準にしているのであくまで目安としてください。他にオススメな項目などはコメントにお願いします。

優先度の高いもの

  • 軸設定
Pitch,Roll
スティックの入力
Thrust
スロットルの入力
TDC Slew Horizontal,TDC Slew Vertical
TDC(レーダーカーソル)の移動
  • 飛行に関わる部分
Airbrake
メインの減速手段です
Nosewheel Steering/IFF Interrogate
前脚のステアリングの有効切り替え/敵味方識別装置の質問波送信
Autopilot Disconnect/Exceed Elastic Limit
自動操縦の切断/FBWによる操縦制限の解除
  • 戦闘に関わる部分
Weapons FIRE/Bombs Release
武装の発射/爆弾の投下、使用できる武装はすべてこのスイッチで使用します。
STT/TWS Toggle(Target Lock)
レーダーでの目標のロック及びSTT/TWSロックの切り替え
Target Unclock/Special Modes Deselect
レーダーのロック解除/レーダーの特殊モードの選択解除
AA Gun SELECT
対空機銃選択
Decoy Program release,Decoy PANIC release
対抗手段(フレア、チャフ)投下
Jammer ACTIVATE/Standby Toggle
対レーダー妨害装置の有効切り替え

余裕があれば割り当てたいもの

余裕があれば割り当てたいもの
Rudder
ラダー、ほとんど地上走行にしか使いません。
MAGIC SELECT
MAGIC対空赤外線ミサイルの使用選択
Magic Slave/AG Designate/INS Position Update
MAGICを目標にロック/対地目標指定/慣性航法装置の更新
NAV Update/MAGIC unlock
航法装置のアップデート解除/MAGICのロックの解除
Radar Antenna DOWN,UP、Radar Antenna Elevation
レーダーアンテナの上げ下げ(キー)、レーダーアンテナエレベーション(軸)、いずれかのみ
Special Modes AFT,FWD
レーダーの特殊モード選択

レイアウト

コックピット内画像

「新しいタブで開く」推奨

M-2000C_layout1.jpg
M-2000C_layout2.jpg

それぞれの詳細な説明は適切な場所を参照してください
(凡例)
(対応する画像上の番号). 日本語での名前(英語での名前)[単位(必要な場合)]
この色の項目はゲーム中非作動または動作が不安定です

説明
  1. 速度計(airspeed indicator)[knot,mach]
  2. 自動操縦高度設定器(autopilot altitude selector)[feet]
  3. 垂直速度計(vertical velocity indicator)[feet/min]
  4. 自動操縦制御/表示灯(autopilot control/indicator lights)
  5. FBWスピンスイッチ(FBW spin switch)
  6. 無線周波数表示画面(radio frequency display)
  7. 主注意/警告灯(master caution/warning lights)
  8. 迎角計(AoA indicator)[度]
  9. HUD台座(HUD pedestal)
  10. G計(G meter)[標準重力加速度への係数]
  11. レーダー警報受信機(radar warning receiver)
  12. アフターバーナー状況表示灯(afterburner status light)
  13. エンジン始動表示灯(engine start light)
  14. エンジン計器(engine instruments)[RPM,℃]
  15. 燃料流量計(fuel flow indicator)[kg/分]
  16. 残燃料量警報値選択器(bingo fuel selector)[kg]
  17. エンジン火災警報器(engine fire warning light)
  18. 燃料操作パネル(fuel control panel)[kg]
  19. HSI(horizontal situation indicator)
  20. HDD(head down display)
  21. IFFパネル(identification friend or foe panel)
  22. 油圧選択器(hydraulic pressure selector)
  23. 機内圧表示器(cabin pressure indicator)[bar]
  24. 油圧表示器(hydraulic pressure indicator)[bar]
  25. ラダーペダル位置調節レバー(rudder pedals adjustment lever)
  26. 武装管理パネル(weapons management panels)
    1. (左)武装制御パネル(weapons control panel)
    2. (右)武装設定パネル(weapons configuration panel)
  27. 予備姿勢儀(standby attitude indicator)
  28. 主姿勢指示器(main attitude indicator)
  29. 高度計(altitude indicator)[ft,mbar]
  30. 緊急投棄ボタン(emergency jettison button)
  31. 現在操縦翼面位置表示器(the current indicators)
  32. 通話無線機(communication radios)
  33. アンチスキッドスイッチ(anti-skid switch)
  34. レーダー制御パネル(radar control panel)
  35. エンジン停止ボタン(engine shutdown button)
  36. 音響制御パネル(audio control panel)
  37. トリム制御パネル(trim control panel)
  38. 緊急オイル系統スイッチ(emergency oil switch)
  39. エンジン制御コンピュータースイッチ(CALC switch)
  40. 燃料投棄スイッチ(fuel dump switch)
  41. FBW及び自動操縦テストパネル(fly-by-wire and autopilot test panel)
  42. FBW緊急チャンネル(fly-by-wire emergency channel)
    以下追加予定

始動

この項目では、地上電源などを用いない通常の始動手順について説明します。地上電源による始動、空中再始動、あるいはコックピット内の点検項目などはDCSのマニュアルを見てください。

始動手順

まず、電源を入れて、その他必要な機器の電源も入れる必要があります。(フランス製の機体において、スイッチのONとOFFはそれぞれMとAで表してあります。重要なのでぜひ覚えましょう。)

ElectronicPanel.jpg

1,バッテリー 2,コンバーター 3,4,AC発電機 5,ライト/ランプのテスト
すべてのスイッチをONの位置(M)にしてください。これによって大半の装置への給電が始まります。すぐ下の注意/警報表示板のライトがいくつか点きますが、問題ありません。

あなたが管制官、または編隊と通信しようと思っているならば無線機の設定もしましょう。
RadioPanel.jpg

上のグループがUHF(極超短波、225.000~339.975Mhz)、下のグループがV/UHF(超短波/極超短波、117.975~143.975 , 225.000~339.975Mhz)
まずそれぞれ6番,11番のスイッチを、それぞれ「M」と「Pal」または「Pal+G」にして電源を点けましょう。
それぞれ4番,16番のダイヤルを回すことでプリセット(予め決められた周波数)から選択できます。
また、V/UHF(手前側)は14番のスイッチを「M」の位置にして、10番のダイヤル群を使うことで自分で設定した周波数を使うこともできます。
今、それぞれの無線機がいくつの周波数で聴取、送信しているかは無線周波数表示画面(「レイアウト」画像6番)に表示されています。(上がV/UHF、下がUHF)
無線機での送信の仕方は他のモジュールと共通です。

電源が点きました。このままエンジンを点けてもいいですが、なにかの拍子に機体が動いてしまっては危険です。パーキングブレーキを掛けましょう。(座席右側)
また、エンジンがつくと非常に大きな音がするので、先にキャノピーを閉めておきましょう。
「レイアウト」画像61番のレバーを手前に倒してキャノピーを下ろし、キャノピーについているミラー横の把手で閉め切りましょう。その後61番のレバーを奥側に倒してキャノピーをロックしておきましょう。ロックしておかないと離陸後にキャノピーが吹き飛びます。

更に、あなたが現実的なルールに従うならば外部灯火である航空灯(Navigation light)及び衝突防止灯(Anti-collision light)のスイッチをオンにしましょう。
ExternalLightsPanel.jpg

1,空中給油用前照灯 2,要撃用前照灯(動作要確認) 3,着陸/タクシー灯 4,衝突防止灯 5,航空灯 6,編隊灯 7,空中給油用前照灯明るさ調節ノブ(非作動)
この内、4,5番をオンにしましょう。4,5,6番は明るさが2段階あります。
1番の説明は空中給油の項目を参照してください。


 

この機体はAPUを持たず、F-16のようなJFS(ジェット燃料始動装置)を用いてエンジンを始動します。

StarterPanel.jpg

1,始動ボタン 2,始動用燃料ポンプスイッチ 3,燃料ポンプスイッチ(G=左/D=右燃料タンク) 4,イグニッション/ベント選択スイッチ 5,燃料遮断バルブスイッチ
始動の際にエンジンのRPM(回転数)とT7温度を監視する必要があります。位置を把握しましょう(「レイアウト」画像14番)

  1. 燃料遮断バルブを開放
  2. イグニッション/ベント選択スイッチをイグニッションに
  3. 始動用燃料ポンプスイッチをオン
  4. 「BP」の警報灯が点いていないことを確認
  5. 始動ボタン押下
  6. RPM(回転数)が10%を超えたらスロットルをアイドルに
  7. RPMが48%を超えたら「HUILE」と「T7」の警報灯が消えていることを確認
  8. T7温度が950℃を超えないように監視、もし超過したらエンジンを停止させる
  9. 発電機のスイッチがオンになっており、「ALT.1」と「ALT.2」の注意灯が消えていることを確認
  10. コンバーターのスイッチがオンになっており、「TR」の注意灯が消えていることを確認
  11. 燃料ポンプスイッチをそれぞれオンにして、「BP.G」と「BP.D」の注意灯が消えていることを確認
  12. 「HYD.1」及び「HYD.2」の注意灯が消えていることを確認
  13. 緊急用油圧ポンプ(「レイアウト」画像62番)をオンにして、「HYD.S」の警告灯が消えていることを確認

以上でエンジンの始動は完了です。しかしエンジンが点いただけでは飛行機はしっかりと飛行できません。計器などを点けていきましょう。


 
  1. 「P MIS」及び「P MAG」が点滅していることを確認(武装設定パネル上段中央)
    1. 必要ならばボタンを押して停止(詳細は「対空-武装の使い方」参照)
  2. HDD(レーダーディスプレイ)を点ける
  3. 懸架物を確認(武装設定パネル右上のスイッチを「PRES」側に倒す)
  4. 「CONF」の注意灯が点いている場合、FBWモードスイッチを適切な位置に切り替え、当該注意灯が消えていることを確認
  5. INSをアライン(詳細は「慣性航法装置」参照)
  6. 燃料計の表示、クロスフィードバルブが閉じていること、及び残燃料量警報の設定値を確認
  7. レーダー電源スイッチ(レーダー制御パネルの一番大きなロータリースイッチ)を「PCH」に
  8. HDD上に「P」が点滅していることを確認
  9. HUDを点ける(詳細は「飛行-HUD」参照)
  10. 対抗手段及びIFF質問装置の準備(詳細は「対空-対抗手段の使い方」及び「対空-レーダーの使い方」参照)
  11. VOR/ILS受信機を点ける
  12. TACANを点ける
  13. GCSスイッチ(「レイアウト」画像66番)を中央位置にする
  14. 予備姿勢儀のノブを左クリックでケージ解除
  15. ピトー管加熱器を点け、「ANEMO」の注意灯が消えていることを確認
  16. 操縦翼面の動作を確認
  17. 自動操縦装置の組込み試験を実行
  18. FBWの組込み試験を実行
  19. 予備コンピューター、「SEC CALC」及び「SEC CARB」の試験を実行
  20. エアブレーキ及びスラットの動作を確認
  21. アンチスキッド動作停止時のテスト
    以上でエンジン始動後の手順は終わりです。いよいよ地上を走行しましょう。
 

以下追記予定

注意点

このモジュールはスロットルを一定以上開くことでオフ位置からアイドル位置になります。エンジン始動時は必ずゲーム中のスロットルがOFF位置にあることを確認してください。
もし既にオフ位置以外になってしまっていた場合、スロットルを最小位置にしてから右alt + endでオフ位置にできます。

飛行

特性

FBWと静安定性緩和によってデルタ翼にしては高い機動性・低速安定性を持ちますが、戦闘時の急機動ではF-16のような浅い後退角の機体に比べてエネルギー損失が目立ちますし、F-15のような双発機に比べて推力不足感は否めません。
自動操縦やHUD(ヘッドアップディスプレイ)に関しては同時期の他機に比べて高機能ですが、それ故に覚えるべきことも多いです。ぜひ覚えて快適な飛行を手に入れましょう。

FBW

空中給油

禁止操作

追加予定

離陸

追加予定

関係する速度

状況速度
機首上げ120kt
着陸脚収納速度230kt以下

巡航

追加予定

巡航速度

追加未定

自動操縦

追加予定

着陸

追加予定

成功への鍵

追加予定

関係する速度

状況速度
着陸脚展開速度230kt以下
最適迎角15°

対空

追加予定

武装一覧

対空武装一覧

追加予定

武装の使い方

追加予定

レーダーの使い方

ILV PRFではTWSロックが、Low PRFではロックそのものができずPSICと表示されるので気をつけましょう。

対抗手段の使い方

追加予定

対地

追加予定

武装一覧

対地武装一覧

追加予定

武装の使い方

追加予定

対抗手段の使い方

追加予定

航法

追加予定

慣性航法装置

追加予定

外部リンク

公式サイト(販売ページ)
Jim Katz氏の日本語でのチュートリアル解説動画

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