下記のカスタマイズの結果として、DCSが起動しなくなったり機体の操作が出来なくなるなど予期せぬ不具合を生じる可能性もあります。
標準インストールデータのバックアップを確実に行いつつ、ご利用は自己責任で!
DCSでは、【ON-OFF】や【ON-OFF-ON】といった動作仕様の物理スイッチを利用することが出来ます。
市販のフライトシムデバイスで、例えばThrustMaster HOTAS Warthogのスロットル上にはこういった【ON-OFF】や【ON-OFF-ON】等の動作をするトグルスイッチが配置されていますが、通常この【OFF】の位置にスイッチを動かしても電気信号は発せられないため、DCS内のスイッチも全く反応しません。
しかし各機体モジュール毎に用意されている default.lua というスクリプトをカスタマイズすることで、スイッチが【OFF】になる操作で発動するコマンドを追加することが出来ます。
A-10CでHOTAS Warthogを使用する場合はもともと標準のdefault.luaがこのスイッチ【OFF】動作に対応した記述になっていますが、他のモジュールや自作デバイス等のトグルスイッチ・ロータリースイッチ類でも、各機体ごとのdefault.luaのユーザーカスタマイズにより同様の動作が実現可能です。
■default.lua 編集方法(英語) https://forums.eagle.ru/showthread.php?t=200070
■解説動画(英語) https://www.youtube.com/watch?v=Rk3oIOVSSrA
※各機体モジュールごとのdefault.luaはおおむね以下のようなディレクトリに配置されています
DCS World\Mods\aircraft\モジュール名\Input\モジュール名\joystick\default.lua