【ひとくい白紙の巻物】

トルネコ3

トルネコの大冒険3に登場する一種のバグアイテム。
【ひとくいばこ】は通常【白紙の巻物】に擬態することはないが、ひとくいばこを【へんげの壺】に入れた場合のみ、「白紙の巻物に擬態したひとくいばこ」に変化することがある。
このひとくいばこは何かを書き込んでも正体を現さず、読もうとした時にのみ正体を現す性質を持つ。
これは「せいいき」等の床に張り付く性質の巻物の名前を書き込んで使った際も同様。
通常、床に張り付く性質の巻物に化けたひとくいばこは、置いた瞬間に正体を現すが、
この場合は床に置いても正体も現さず、床に張り付かず、効果も発揮せず、読もうとした時にのみ正体を現す。
　
変化元のアイテムがひとくいばこと明らかになっていない場合、一見ただの白紙の巻物と区別がつかないので、「白紙の巻物に化けたひとくいばこは決して存在しない」と思い込んでいると痛い目にあう。
へんげの壺産の白紙の巻物には気を付けよう。
　
なお、何らかの巻物の名前を書き込んだ後のひとくい白紙の巻物は、説明文に「すぺるぶっくのばしょだぞ。よびになっているぞ。」と書かれている。
恐らく、開発中はトルネコ2の【スペルブック】のようなものをトルネコ3にも登場させる予定で、
アイテムIDだけは確保しておいたものの不採用になったデータの残骸を覗いてしまったようだ。
このことから本来これの出現は想定されていないものと思われる。