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添付概要 
PS版4に登場する町。
【移民の町】の最終形態の一つで、DQ7には登場しない形態である。
DQ4（PS版）
- 構成条件：全人口35人以上かつ下記1～3のいずれかの条件を満たし、
かつ「特殊種族」の合計が20人以下。特殊種族については【ミステリータワー】参照。
必須案件の王様は数が少ないので、集めるのには結構苦労する。
また、【戦士】・【貴婦人】・【メイド】は関係ありそうに見えて全然関係ないので注意が必要。
姫は意外と出現しやすい上に【レディースタウン】との共用も可能なので、条件2で作ると色々と楽になる。
と言うより、早期に作ろうと思うとこの条件しか無理。また、姫は全部で4人しかいないため、条件2でも王様は最低3人確保する必要がある。
但し、人数面での制限は全形態で一番緩いので、最後にお気に入りの移民を集める、という手段もアリ。
その際は、王様と姫をうっかり除名してしまわないように気をつけよう。
【ドラゴンクエスト4のあるきかた】では「先にレディースタウン要員として姫を6人集めておけば王様1人入れるだけで作れる」と書かれているが、実際には姫は4人しかいないのでこの作り方は不可能。
……というか同書の別のページで行われている移民の各職業ごとの内訳調査には「姫：4人」とハッキリ書かれているのだが、この矛盾は一体。
世界のどの城（【天空城】含む）よりも巨大な城の中に、10人近い王様や姫がうろうろするというなんともカオスでワケのわからない街。
移民として送り込んだ王様の態度は様々で、ここが自分の城だと信じて疑わない王様もいれば、単なる王様のコスプレイヤーも。
一方移民とは無関係にデフォルトで駐在している王が二人おり、一方は「自分が一番偉い王だ」公言してはばからず、逆に一方は「自分以外に王様がいることが不愉快」と不平を漏らす。
また誰が書いたか知れないが、城の図書室には「この城の本当の王は自分なのに…」と恨み節を書き綴った日記なんかもある。
なんだか正直そのうち政権争い等が起きて内部崩壊による自然消滅が起きても不思議ではない危うい集落である。
いや、それ以前に統治しているのは【ホフマン】のはずだが…？
そもそも「王城（キングキャッスル）」であって「王国（キングダム）」ではないので「壮大なる王様ごっこの場」なのかもしれない。
店は武器屋と防具屋があり、優秀なものが揃っている。
何といっても心強いのは、毎度おなじみ最強武器の一角、【はかいのてっきゅう】が売られていることだろう。
65000Gもするが、買っておけば【ライアン】が無双の強さを発揮するのは言うまでもない。
また落ちているアイテムもやたら豪華。 特に目を引くのはなんといっても【ほしふるうでわ】。
カジノの景品を除けばここと【プレミアムバザー】でしか手に入らない。
さらに城ということで宝物庫もしっかりあり、そこには【ミラーシールド】や【きせきのつるぎ】が置いてある。
早めに作っておきたい素敵な町だが、早期に必要数の王様を見つけ出すのは、とてつもない労力と根気が必要。
終盤になれば比較的条件を達成しやすくなるので、なかなか王様が見つからない場合は、諦めてストーリーを進めよう。
また、宝物庫のアイテムは【さいごのかぎ】が無いと回収できないので、あまり早く作りすぎてもそれらを回収できない点にも注意。
ついでに本棚には、隠しダンジョンのボス、【エッグラ】と【チキーラ】について書かれた本がある。
彼らの素性が判明するのは劇中でここだけなので、作ったときは読み逃さないように。
この街にすると、ホフマンはすっかり王様気取りで「どわっはっは！」と笑う痛い人になってしまう。
その上、それまで主人公のことを「さん」付けで呼んでいたはずがいきなり「くん」付けになって目下扱い。
純真だった彼を返してくれ。
仲間内では、やはり城に縁がある人たちが敏感に反応する。
ライアンが「この規模の城をこれだけの兵士で守れるのか？」と王宮兵士らしく分析する一方、【ブライ】は【サントハイム】領内に無断でサントハイム城よりも大きな城を建てられたことに大いに憤慨する。
