概要
DQ1などに登場するモンスター。
漆黒の鎧に身を包み、【バトルアックス】を武器に戦う魔族の騎士。
【よろいのきし】の上位種にあたり、更なる上位種に【しにがみのきし】、【しろバラのきし】、【魔兵タナト】、【魔兵ヒプノス】などがおり、モンパレでは新たに正義の騎士の【ホワイトナイト】、ボスに【闇の王】の幹部の【ユリヌス】、星ドラでは亜種にヒプトル、タナツキ、DQウォークではひょうけつのきしがいる。
ちなみに公式イラストでは斧と盾を装備しているが、FC版のドット絵では盾を装備していない。
何も持っていない鎧の騎士、斧のみ(+逆向き)の悪魔の騎士、斧と盾を持つ死神の騎士と、グラフィックの差別化が細やかに図られている。
雑魚モンスターのみで三者三様にグラフィックが使い分けられているのは、シリーズ史上オリジナル版1のこの系統だけであろうか。
DQM1などでは盾を持った姿で登場しているが、初登場時のデザインに合わせて盾なしで登場する作品も存在する。
DQ1
【ドムドーラ】の町に隠された【ロトのよろい】を守る番人。
【沼地の洞窟】における【ドラゴン】と同じく、いわゆる中ボス的な立ち位置にいる。
リメイク版でも、他の固定エンカウントモンスターと違ってステータスは後述の雑魚版と同じ。
【ラリホー】を唱えて眠らせてから斧で滅多打ちにするという、大変えげつない戦法で攻めてくる。
ステータスが高いラリホー使いという特徴は【メイジキメラ】に似たところがある。
メイジキメラ同様、【マホトーン】でまずはラリホーを封じよう。メイジキメラと違って100%効くわけではないが、唱えればわりかし効いてくれる。特にFC版は敵のラリホーが必中なので、マホトーンは必須と言えるだろう(なおこちらからのラリホーは滅多に効かないので注意)。
ただ、ラリホーを選択する確率は1/4と低いので、運が良ければラリホーを喰らわずに押し切れることも珍しくなかったりする。
もっとも喰らったときのリスクが高いので確率が低いからと警戒を怠るのは危険。特にレベルが低ければ押し切るまでのターン数が増えて必然的にラリホーを選択する確率も高まるので、やはりレベルが低いうちはマホトーンに頼ったほうが無難だろう。
なお、同じようなポジションのドラゴンと【ゴーレム】は一度撃破すればその後は再出現しなくなるが、こいつに限り電源を切ったり画面を切り替えたりせずとも、その場から1マス動いて戻っただけで再び戦闘になる。
逃走自体はできるが、その場合一歩前に強制的に戻されてしまう。当然ながら、鎧が欲しいのであれば否が応でもこいつを倒さなければならない。
経験値54は一見地味だが、これ以上の経験値を得られるモンスターは倒しにくい【メタルスライム】を除けば【ラストダンジョン】である【竜王の城】にしか出ないうえ、上述の通り一歩動いて戻ればスグ再エンカウントできるので時間効率もよいといった具合に稼ぎにも有用で、上級者には狩りの対象となることもある。
ただしLvによってはマホトーンに頼らなければならず、その場合上述の通り効かない可能性があるので失敗することも視野に入れて戦う前に十分なHPを保つことを怠ると命取りになる。
マホトーンがたまたま効かなかったり或いは先手を取られたスキにラリホーで眠らされ、なかなか目が覚めずそのままガンガン押し切られて一巻の終わりなんて事故も起こりえるので経験値目当てにコイツを狩りまくるなら【ほのおのつるぎ】や【みかがみのたて】を買って、もうお金に用がなくなってからの方がいいだろう。
なお出現時のHPは53~70といったところで、わずかな耐性はあるが【ベギラマ】(58~65ダメージ)を唱えればほぼ半分の確率で即死してくれる。
即死なら時間効率は抜群だし、効きさえすれば打ち漏らしても虫の息なので2ターン目に打撃で簡単に沈む。
ベギラマを覚える頃には必要な買い物も済ませているだろうから、多少の事故死は覚悟してベギラマで狩るのも手。
後に【竜王の城】にもザコとして出現するが、相変わらずえげつないのでこれまた注意。
おまけに最下層にはさらにえげつない上位種の死神の騎士が出現する。
しかしコイツに苦戦しているようだと竜王打倒は覚束無いだろう。
それにしても、鎧が埋められた場所を知っている癖に、掘り出してどこかに隠そうなどとせずその前に陣取るだけな辺り、何を目的としているのかイマイチ謎なモンスターである。
神聖な装備だけに並のモンスターには触れることすらできないので、仕方なく人間が手に入れられないように道を塞いでいるのだろうか?
リメイク版
ドムドーラのエンカウント場所が樹から毒沼に変更された。
MPは4となりラリホーは2回までしか唱えなくなったうえ、マホトーンが確実に効くようになった。
しかし判断力がついたため、マホトーン状態ではラリホーを使わない。ロトのよろいを取りに行く時の戦闘では地味にこれが厄介で、下手にマホトーンをかけると攻撃が激しくなって押し切られてしまう可能性が高い。こいつは攻撃力が高いので薬草やホイミの回復量とほぼ同じダメージを与えてくるからだ。
Lv14,15の種を使った主人公とパラメータでは拮抗しているので、マホトーンを使って1ターン攻撃の手を休めるよりは、ラリホーに掛からないことを祈って攻撃した方が勝率が高い。
鎧を取った後は固定エンカウントしなくなったので狩りの対象にすることはできなくなった。
竜王の城で会う頃にはこちらの方が強いのでラリホーを封じた方が安全だろう。
ゲームブック(双葉社)
原作同様ドムドーラでロトの鎧を入手する前に戦う事になるが、ラリホーではなく【ベギラマ】を唱える。
こちらのベギラマは効かない。
関連書籍
【横倉廣】が関わった関連書籍では、大幹部である【竜王六魔将】の1人となっている。
【アイテム物語】では、竜王の【アレフガルド】侵攻の際、
死神の騎士と共に【メルキド】を攻めたが失敗している。
小説版では、同じく古参の魔将である【かげのきし】・死神の騎士とは友好的な関係だが、新参者である大魔道ザルトータンとは対立している。
ドラゴン部隊を率いる長であり、かつて主人公アレフの故郷ドムドーラを滅ぼした張本人でもある。【沼地の洞窟】でドラゴンを撃破しローラ姫を救出しようとするアレフに襲いかかるも返り討ちに合い絶命。
原作と異なりロトの鎧入手のエピソードには関わらない。
CDシアター
CVは郷里大輔。
竜王の魔将の一人で、原作と同じくドムドーラでロトのよろいを目前に主人公アレフと対決。
砂漠越えでレベルを上げて攻撃を捌いたアレフを得意のラリホーで無力化させようとする。
これに対しアレフは足に剣を刺して抗い、その姿に驚愕するも追い討ちに二度目のラリホーをかけようとする…が、アレフは覚えたてのマホトーンで対抗し呪文を封じられる。
呪文を封じられ肉体勝負に出るも、【ホイミ】で足の傷を癒し、ドムドーラの民を滅ぼされた怒りに燃えるアレフの一撃を受けて倒れ、ロトのよろいはアレフの手に渡ることとなる。
DQ10オンライン
魔法の迷宮のレアモンスターとして登場したのち、Ver.6.5前期より【グレン領西】に出現するようになった。
FC版DQ1同様、盾を持っておらず左手にオノを持っている。
詳しくはこちらを参照。
DQ11・DQ11S
世界に異変が起きた後の【怪鳥の幽谷】や【サマディー地方】の夜に出現。
左手に斧を持っているが、2Dモードでは右手に斧を持っており向きが反転している。盾はない。
ラリホーやタックルを使い、【れんけい】で【ハイパータックル】を繰り出してくる。
怪鳥の幽谷に出てくる個体はクエスト【騎士の誇りを取り戻せ】の対象となっている…が、実はサマディー地方のものを倒してもクエストクリアになる。
このクエストをクリアすると「あくまのきしはこれまで卑怯な手を使っていたが、これからは正々堂々と挑んで来るじゃろう。」という台詞があるが、行動パターンは変わらずラリホーや1ターン休み戦法を用いてきて手段を選んでこないので、こちらも相応の対応をしてやろう。
ドロップアイテムは【ミスリルこうせき】、【ナイトアックス】(レア)。
クエストボス
3DS版とDQ11Sではクエスト【在りし日の幻影】で、ドムドーラの例の場所で戦うことになる。
そこでの個体は1~2回行動で【かぶと割り】、タックル、【スカラ】、【ラリホーマ】を使い、あくまのきし・邪よりHPと攻撃力が高くなっているが守備力は低くなっている。
また、討伐モンスターリストでは通常のものとは別モンスターとして扱われている。おそらく上述のクエストで対象になっているためだろう。
DQ11Sではこのクエストを受けられるようになった直後に挑むと結構な苦戦になるので注意。
すべての敵が強い
そのままでも結構な強敵だったが、すべての敵が強い縛りではまさかの超強化。
とんでもない超火力で殴りかかってくるので、「所詮あくまのきし」と舐めてかかると全滅一直線である。
タックルで300前後、兜割りで守備力を下げられてからのゾーン攻撃は500近い絶大なダメージを受ける。
その推定攻撃力は、なんと700。ゾーン状態だと1000近い攻撃力となる。
無対策で攻撃を受けたら、後衛は即死、前衛でも瀕死である。それが2回行動で飛んでくる。もちろん、前衛でも2回連続で狙われたら1ターンキルである。
その火力に唖然とした人多数。
しかも成功率の高いラリホーマを使ってくるので、眠らされている間に1人ずつ殺されてあっけなく全滅した人も多いだろう。
さらにマヌーサも効かない(効きにくい?要検証)ときたもんだ。
対策としては、まずラリホーマ対策に、全員に【目覚ましリング】を装備させること。
1個ずつでも良いが、できれば2個装備させておくとより安心。
そして戦闘が始まったら、初ターンの勝負である。冗談なしに、初ターンでの対策を間違えるとその時点でパーティの半壊が確定する。
というのも、行動パターン上、初ターンの行動は必ず【スカラ】or【ラリホーマ】なので、攻撃してこない。ここが大きな隙となるのだ。
この初ターンで、とにかく守りを固めること。具体的には、【ヘナトス】と【スクルト】である。
初ターンはヘナトスとスクルトを連打である。グレイグ、ロウ、セーニャの3人を戦闘に出そう。
スクルト2段階だけでは容易に貫通されて大ダメージを受けるので不十分。ちょっとでも対策が足りないと殴り殺される。
安全に戦うなら、ヘナトスもスクルトも2段階目までかけること。そして、ヘナトスもスクルトも絶対に効果を切らさないことが肝心。
特にヘナトスは、敵の2回行動で通常よりも解除が早い。たまに効かないこともあるし、タックルで転ばされて予定が狂うこともあるので、2ターンに1回くらいの頻度でかけ直すくらいの慎重さが求められる。
そこで催眠対策をしてないと、眠らされているうちに補助効果が切れてしまうので、その意味でもめざましリングは必須。
守備力も高いので、初ターンのスカラで守備力が上がってしまうと、もうこちらの物理は通らない。
守りを固めたら、次はルカニで守備力を戻そう。ルカニが効いたら、グレイグの【鉄甲斬】が通るようになる。
守備力が限界まで上がってない状態だと時々スカラを使い直そうとするので、そのたびに大きな隙ができる。その意味でも、守備力は下げておくに越したことはない。
めざましリングを装備させ、ヘナトスとスクルトをかけ、最後にルカニ。
ここまで出来たら、後は鉄甲斬を連打しつつ、ヘナトスとスクルトを切らさないように立ち回れば勝利できるだろう。
邪ver
怪鳥の幽谷に出現。呪文がラリホーマにパワーアップしているが、残念ながらしにがみのきしを凌駕する強さは得られていない。
2Dモードでは【メダチャット地方】にコイツしか出ない【かくれスポット】があり、そこでは必ず1体ずつ別グループで出現する。
DQM1
鎧だが、物質系ではなく悪魔系として登場。悪魔系×【さまようよろい】の配合で誕生する。
習得する特技は【けものぎり】、【みなごろし】、【ギガスラッシュ】。
【バザーのとびら】の主として登場。仲間にすることもできる。
ドムドーラ風の滅びた町に一人立っており、話しかけると無言で襲ってくる。
撃破後も変わらず無言(PS版では台詞がある)だが、100%仲間になる。
確定で仲間になる性質上、RTAでも攻略要員の1体として使われるチャートがある。見た目の通り肉弾戦に強いが、【スカラ系】持ちには若干難儀する。
また、旅の扉の奥底のフロアで彼が居る辺りで机などを調べると亡霊の声が聞こえる恐さ2倍の演出が……。
こいつはデフォルトネームに「パシバル」とついている。アーサー王の円卓の騎士の1人、パーシヴァルが元ネタだろう。
牧場には彼女の【リップス】に向かって愛を叫んでいるものが居る。出稼ぎから帰ってきたらタイジュが成長していてリップスと引き離されたらしい。【いかりのとびら】クリア後は再度タイジュが成長し無事にリップスと再会できるが、コイツとリップスを配合してできるのは【おおめだま】もしくは【おおみみず】である・・・ちなみに星降りの夜は二人で過ごしたという。
DQM2
イベントもなく、ストーリーで訪れる異世界にも出ないので影が薄い。
コイツに限らず、前作で扉のぬしだったモンスターは2だと空気なことが多い。
ただし、他国マスターとの勝負で出会った場合は要注意。まだ、こちらの能力が
完成していない段階で登場するにも関わらずジゴスパークを放ってくるので
デイン耐性が手薄だとこれだけで壊滅的な被害を受けてしまう。全滅する可能性も
十分にあるので、このモンスターが登場するようになったら用心しておこう。
なお、配合要員としてはプテラノドンを血統にするとコアトル、他のドラゴン系が
血統でもバトルレックスが誕生する。
ギガスラッシュをバトルレックス辺りに引き継がせたいならコイツを活用するのも良い。
ジョーカー2プロ
本作で久しぶりにモンスターズに再登場。
悪魔系のランクB。野生個体は【遺跡地下】の夜に【キラーアーマー】がいた所で暗く狭い通路を徘徊している。
【れんぞく】(3回)、【会心出やすい】、【ねむりブレイク】、最強化で【スタンダードキラー】を持つ。
DQ1のラリホー使いとしての眠りブレイク持ちだろう。
位階配合のほか、【バトルレックス】×【さまようよろい】の特殊配合でもできる。
【シュプリンガー】、【デンタザウルス】、【ギガントヒルズ】、【ドラゴンライダー】のいずれかとの配合で【ずしおうまる】が生み出せる。
もっとも、ずしおうまるも同じ遺跡地下に出てくるのだが。
所持スキルは【たたり】。
テリワン3D
表記は「あくまの騎士」。
悪魔系Bランクとして死神の騎士の下位種のようなポジションに(ちなみにキラーアーマーは物質系・さまようよろい・ピサロナイトはゾンビ系)。
DQM1のリメイクである事から、ほろびの扉の主として、リメイク前とほぼ同じシチュエーションで襲ってくる。
激昂しているのか、無言で勢いよく斧を地面に叩きつけているが、撃破後は「……あのとき私にもお前のような強さがあれば…」と悔恨のような言葉を口にする。そして「いや、もはやこの町に未練はない……私の敗けだ。いかようにもするがいい」と投降するような形で仲間になる。在りし日のドムドーラの兵士だったのだろうか…。
この敵の時だけハイテンションを使う。
牧場にいたリップスの彼氏も健在だが、えらい落差である。
ただ今回はデフォルトネームが付いていない他、ほろびの扉自体がまよいの扉と入れ替わっており、Bクラスクリア後と遅くなったので、こいつの加入も遅くなった。
特性はスタンダードボディ、会心出やすい、れんぞく(3回)、+25でねむりブレイク、+50でスタンダードキラー。
【ラリホーマ】で全員にかけるか、単体だがれんぞくの補正がかかるねむり攻撃で殴るかはお好みで。ねむり攻撃の特性がつく【最強グラブゾン】なら通常攻撃だけでも十分活かせるようになるが優先度は低め。
バトルレックス×さまようよろいで生み出せるのは変わらない。
特殊配合先は前作のずしおうまるに加え、【ピサロナイト】との配合で【デスマシーン】を生み出せる。
イルルカ
引き続き悪魔系のBランク。
【新生配合】で【かばう】、【メガボディ】化で【メタルキラー】、【ギガボディ】化でAI1~3回行動、SP版では【超ギガボディ】化でこんらんブレイクを習得。
所持スキルは変わらず「たたり」。
バトルロード2レジェンド
【レジェンドクエストI】の六章で敵として登場。HPは3200。
仲間は連れておらず、使う技も「ヘッドブレイク」と「トマホーク」といい【しにがみのきし】とモーションが使い回しだが、ヘッドブレイクは2回攻撃であり、合体モンスターの如く強力な打撃をお見舞いする。
身の守りを高めたチームで少しでも受けるダメージを軽減したい。
こちらの攻撃は呪文、中でも雷や光がよく効く。
バトルロードビクトリー
【レジェンドクエストI】の第四章で登場。
トマホークが全体攻撃かつ攻撃回数が2回の「ビッグトマホーク」に変わり、「ヘッドブレイク」が1回攻撃になった。
攻撃モーションにも多少の変化が加わった。HPも3600にアップ。
守備面はSPカード【王女の愛】で十分なので、アーケード版同様呪文で攻めよう。
また、レジェンドクエストIをクリアすると、こいつのカードが貰える。
ステータスはHP:932 ちから:114 かしこさ:38 みのまもり:97 すばやさ:16。
素早さこそ【しにがみのきし】に劣るが、他の能力は高く、前述のビッグトマホークが非常に便利。
SPカードとの組み合わせ次第では物凄いダメージを叩き出せたりダメージを与えつつ敵全員を行動不能にもできる。
【武闘家】と組むとヘッドブレイクが「真さいごのキリフダ」に変化。
斧と盾を投げつけるが敵に当たらず、なぜか近くに埋まっているロトのよろいを掘り出してブン投げて攻撃するというトンデモ技。ちなみに掘り出す所はどこであろうとやや不自然にある草むらから。
こんな技だがマヒの追加効果があるうえに会心が出やすくなかなか優秀。
ロトの鎧もこんな事に使われようとは夢にも思わなかっただろう。
スキャンバトラーズ
第3章から登場したギガレアチケット。
技は赤ボタン技のみふりおろし→かぶとわり→デビルタックルの順で変化する。
青ボタン技はバイキルトで固定。
今作では盾は持っておらず、オノのみの武装。
攻撃力が高いだけでなく、バイキルトを唱えて攻撃力を高めることができるのがポイント。
技がすべて単体攻撃なのでボス戦などでも使いやすい。
モンパレ
あくま系のBランクモンスター。初期特技はラリホー系が得意な歴代シリーズを汲んでか【ラリホーマ】。
この作品でも盾を持たずオノだけの武装である。
攻撃力こそ高いがそのほかのステータスは少し低め。中身が空洞なのか中途半端な強さのせいなのか重さは低い。
イベントでSSランクの個体の入手機会もあった。
どこパレ
サービス開始初期から入手可能なAランクのモンスター。こちらでもあくま系。
固有特性は【ときどきバイキルト】で、また自身もバイキルトとラリホーマを覚えられる。
3枠バイキルトの伝授素材として「ハズレの中のアタリ」を貫いてきた彼だが、
低ランク限定バトルなどで徐々に素体としての価値も高まってきたため他のAランクよりは優遇されている感がある。
剣神
【復活の呪文】「ブキヤユキノフ」を入力すると戦える。
よろいのきしと違い、ボスとして登場する。
一人称は「オレさま」。
よろいのきしと戦い方はほぼ同じだが、より攻撃時の隙が少なくなっている上に、隙以外のタイミングで攻撃すると反撃をしてくる。
しかし、わざと反撃させる→ガードを繰り返すことで簡単に【必殺技】のゲージを貯めることができる。この戦法はしにがみのきしでも利用可能。
撃破後に【ライデイン】を習得でき、2回目以降はちいさなメダルを貰える。自身に勝った者にライデインのオーブをあげるようゆきのふと約束していたらしい。
ビルダーズ1
○○○○! わたしと 一緒に 逃げよう! わたしと ふたりっきりで 暮らそうよ! ……地獄の 底で!
1章と3章、および【フリービルドモード】三の島に登場。
1章での出番はボス戦のみ、他は普通にフィールドに出現する。
よろいのきし同様、通常攻撃、突進、防御を行うほかに目標との距離が離れていた場合、思い切り力をためた後ジャンプして上から攻撃してくる。
【竜王軍バトル】ではこのジャンプ攻撃が意外な曲者で、町の周辺に堀や防壁を築いてもこのジャンプで飛び越えられてしまう場合がある。
また、斧による攻撃はおおきづち系の木槌攻撃よりも破壊力が高く、【石垣】を壊すことができる。
このため1章では【石のまもり】が通用しない。町に近づけることなく、突進を利用して町から引き離すのが得策だ。
どうしても壊されたくないのであれば【黒い岩】などで防壁を築くといいだろう。
1章のストーリー中では、ドムドーラとおぼしき廃墟で【ピリン】に化けた中ボスとして現れる。
主人公と関わりの深いピリンに変装するところまではよかったのだが、戦う手段を持たない彼女がモンスターの徘徊する砂漠の中の廃墟にいる時点で既に不自然。
その上、【ロロンド】を「ヒゲオヤジ」、「町の人が邪魔」などとピリンにあるまじき発言を連発し、胡散臭さMAX。
で、上記のセリフの後に正体を明かして襲ってくる。よろいのきしと同じ戦い方でOK。
空振った後や突進で壁に突っ込んで気絶しているところを滅多斬りにしてやろう。
倒すと伝説の鍛冶屋の子孫【ゆきのへ】を仲間にできるあたり明らかにDQ1を意識したイベントといえるだろう。
3章では旅のとびら・青の先の城塞内で【まどうし】と共に、【アメルダ】救出の過程で嫌というほど出てくる。
やたらしぶとく、コイツに手こずってる間に視界外から突然まどうしに燃やされるのが通例。
真面目に全部と戦うと骨が折れるので時には強行突破するのも一つの手だろう。
落とすアイテムは【きずぐすり】か【よろいのかけら】。どちらも低確率でそこまで役に立たない。
ビルダーズ2
【ムーンブルク島】にて戦う【デーモン兵団】の主戦力として登場。
前作では普通に走っていた彼らだが、今回は同じくデーモン兵団の主力を張っている【キラーマシン】に合わせてか何故かロボット風のガチャガチャとした動きになっており、【トゲわな】や【ギラタイル】をものともせず前進する。
弱点は【ヒャドトラップ】による冷気で、これを食らうと凍り付き体が動かなくなってしまう。
クリア後は戦う機会がない。
ヒーローズ2
プロローグにて、戦火に包まれた町で【リビングデッド】と【ドラキーマ】の群れを率いて初登場。
といっても、まだ操作方法を覚えるチュートリアルなので適当に攻撃すれば倒せる。こっちは死なないし。
その後は【ゴルダ砂漠】の高台に強敵として現れる他【大峡谷】の戦いや【ゼビオン】の戦いにも登場する。
砂漠に登場する強敵個体は恐らくドムドーラ&砂漠繋がりで配置されていると思われる。
下位種同様盾を構えている間に盾ガード無視攻撃をすると防御が崩れ怯み状態にできる。
【ハッサン】や【クリフト】がいれば有利に戦えるだろう。
クリア後には【時空の迷宮】のボスとして【あくまのきし・強】が登場する。
【モンスターコイン】を使うとこのあくまのきしになりきることができる。機動力を補いながら攻撃できる突進攻撃であるシールドダッシャーやダークスラッシュ等を扱え、使い勝手がいい。
討伐報告等で見られるイラストでは盾を持っていない(ゲーム中の3Dポリゴン体は盾持ち)。
ライバルズ
第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて共通カードとして登場。レア度はスーパーレア。
5/3/6
におうだち
召喚時: 自分の手札に魔王系カードがあるなら、敵1体を次のターン終了時まで攻撃不能にする。
魔王系カードとのシナジーを持ったカード。
魔王系は全体的にコストが高いため序盤は展開負けすることがほとんどであり、中盤以降で盤面を取り返す必要がある。
このカードはその盤面の取り返しに大いに役立つカードであり、原作でも使っていた【ラリホー】で敵一体を攻撃不能にしつつ3/6の仁王立ちを立てることで不利トレードを強要できる。
対象が『敵一体』であり、リーダーを対象に取ることも可能なため能力が腐りづらく、コスト6の【れんごくちょう】や【大魔王ゾーマ】のレベル2スキルと綺麗なマナカーブを描けることから、魔王系デッキでは広く採用されるカードだった。
ライバルズエース
一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」にて通常モンスターとして、竜王の城などに出現。
しにがみのきしなどの大型ユニットが初期配置されており、抵抗を自慢のラリホーで阻んでくる。
5ターン目までユニットは召喚されないので、最初に配置された敵をいかに素早く始末するかが肝要である。
ウォーク
期間限定のDQ1イベント(2019年9~10月)にて第2章4話のボスとしてお供を引き連れて登場。
今作でも盾は持っておらずタックルを使い、ラリホーやバイキルトなどの補助呪文を好む。
また、2020年9月から開始した「ほこら」のまおうのつかい編のボスの1体として再登場。2021年2月4日まで登場した。
推奨レベルは上級職Lv60。お供は【シールドオーガ】と【ミミック】。
三体ともメラ系が最大の弱点で、イオ系も有効。逆にデイン系は無効化され、ギラ、ドルマなどには耐性がある。
最優先で倒すべきはザラキや痛恨の一撃を使うミミックだが、におうだちを使うシールドオーガがそれを阻んでくるのが嫌らしい。
こいつ自身もラリホーやラリホーマで眠らせ、高威力のタックルやベギラゴンを浴びせてくる強敵。更にHP半分以下や9ターン目でバイキルトも使う。
こころの色は赤でコストは92。グレードSではラリホーを覚え、高グレードではデイン系斬撃ダメージupや悪魔系へのダメージupがつく。
タクト
悪魔系のBランク、ぼうがいタイプで登場。
レギュラーSPスカウトで排出されるためどのガチャでも入手可能。
使用とくぎは【ラリホー】、【ダークスパイク】、【おにび】
HP・攻撃力・守備力が優秀な上にメラとドルマ2種類の属性攻撃が使える。さらに1凸すると「いどう力+1」を覚え3マス移動が可能であり、優秀な移動範囲から唱えるラリホーで敵の行動を封じられる。凸もスカウトを回していれば比較的容易に凸できるBランクのため、ハードルも低い。
Bランクではとても優秀なモンスターなので、ドラキーロードでの育成も活用して優先して育成したい。
弱点はラリホー使いの中では素早さが遅いという点。しかし相手がEX祭魔ジュリアンテのキラータイガーのように極端に早い相手ならこれすらも長所になり得るため、あまり気にする必要もないだろう。
ドラけし!
DQ1イベント「悪の化身とロトの勇者」で登場。
第二ステージ「ドムドーラ」のボスだが、隠しステージでは5体で登場し、確率でドラ消しを獲得できる。
星3の黄属性。スキルはラリホー。
アベル伝説
22話で登場。
【ドムドーラ】を【かわきのつぼ】で干上がらせ、【マーニャ】を捕らえ【ミネア】を呪いで老婆に変えた張本人。
【ホイミ】を何度も使い【アベル】たちを手こずらせたが【ヤナック】の【マホトーン】で封じられ【ふぶきのつるぎ】のダメージでそのまま凍結した。
彼を倒したことでドムドーラは元の姿を取り戻す。
ロトの紋章
【ジャガン】が率いている鬼兵団の一員として登場。
【オリビアの岬】の水門と関所を守っていた。
DQM+
ドムドーラを訪れたクリオ達を襲撃するが、三位一体の連携プレイの前に自ら降参を認める。
DQ1出身であるが故か、ジュニア(ドラゴンキッズ)を「見かけぬドラゴン」と言い、「今まで戦闘は1対1でやるものだと思っていた」と語ったり、
レベルアップ(成長)の概念を知った際は「我々の力は天性のものではないのか!?」と、ある種のメタ発言をしている。
クリオらの勧誘にあと一歩というところまで心揺らぐが、クリオがうっかり「一緒に竜王を倒そう」などと言ってしまったことで彼の逆鱗に触れてしまった。
いきなり斧を投げつけ、自身が竜王の配下であることを明かし、クリオ達を脅して退散させた。
そして彼自身は、竜王の命に従いこの地を訪れるだろう勇者を待ち構えて、一人廃墟に佇む。
余談ではあるが、あくまのきしが仕える「竜王」と、クリオがこの世界へ追ってきた「竜王」は全く別の存在であり、
もしもこの時にお互いが気付いていたら、仲間にはならなくても一時的に共闘した可能性があると考えると、なかなかアツイ展開である。
モンスター物語
「スライム年代記」のエピソードによれば、彼らの装備している斧はミスリル製であるとのこと。