【アポロ】

Last-modified: 2022-12-08 (木) 22:26:19

概要

DQ11に登場するNPCの名前。
ダイの大冒険でも同名のキャラクターが登場するが、両者は全くの別人で関連はない。(順番的にはダイの方が先)
 
いずれも由来はローマ神話の太陽神・アポロー(Apollo)、あるいはギリシャ神話の神【アポロン】(Apollon)。
なお、アポローはギリシャのアポロンが古代ローマに伝わったもので、同一の神とされている。

DQ11

【サマディー王国】に使える兵士で、自国と【ダーハルーネの町】を結ぶ関所に勤務している。
【ディアナ】という名の妹がおり、クエスト【明日への手紙】ではその妹への手紙を届けてほしいと依頼してくる。
父親の【ゼイウス】に対しては強い憎しみを抱いているようだが、主人公が繋いだ手紙のおかげで、多少はわだかまりも解けた模様。
関連クエストをクリアした場合、異変後には【サマディー城下町】で親子3人で身を寄せ合っている。

ダイの大冒険

パプニカ三賢者
【アポロ】―【マリン】【エイミ】

アニメでの声優は緑川光(1991年版)、阪口周平(2020年版)。
【パプニカ】三賢者の一人で「太陽」のシンボルを与えられており、三賢者のリーダー格。
プロフィールではパプニカの臣下の一人が彼の養父であり、それ以外の家族が存在しない。
パプニカが賢者や神官など呪文で戦う職業がメインの国であることを考えると、彼は【リンガイア】【バウスン】【ベンガーナ】【アキーム】などと同等の近衛隊長の立場と思われる。
 
攻守ともに優れた能力を持っており、【メラゾーマ】などの攻撃呪文が得手でメラ系の他ヒャド系も習得している。
また、作中で唯一【フバーハ】を使ったのも彼であり、【フレイザード】のブレスを完全に遮断したシーンが最大の見せ場だろう。
しかし、旧アニメ版ではこの直前に【パプニカ重装甲兵】なるオリジナルキャラが登場し、フレイザードの炎に普通に耐えていた。
アポロの見せ場であるフバーハの価値がかなり低下しているのである。これはヒドイ。
一方で、原作や新アニメの方ではこのシーンが比較的軽装の一般兵であり、フレイザードの炎で炙られているときにアポロが彼らのためにフバーハを唱えないという、やや冷酷な描写になっている。
あくまでも体力で劣る呪文使いやレオナ姫を守るための切り札ということかもしれない。
 
三賢者の中ではまだまともに活躍した方だが……フレイザードには対処しきれず、フバーハで守っていた所へ【フィンガー・フレア・ボムズ】の直撃を喰らい重傷となった。
(元々、フバーハでは呪文は防げないので、当然の結果ではあるのだが)
一度撤退して【マトリフ】の隠れ家で休息をとったはずだが、このときのダメージはすぐには回復しなかった。このとき、隠れ家には【マァム】【エイミ】【マトリフ】の3人の回復呪文の使い手がいたのに、治療された形跡がない理由は謎。
この点については、この時点では主役級である【ポップ】やマァムよりも呪文のレパートリーで勝っているアポロを全快させて参戦させると、アバンの使徒の活躍が霞んでしまいかねないという少年誌的都合が働いたのだろう。これは同僚の【マリン】にも同じことが言える。
事実、この時点でほぼ無傷で万全の状態であったエイミも、小舟の定員の都合というよくわからない理由で参戦できなかった。
逆に、雑魚の鎧兵士(【さまようよろい】)ですら満足に倒せない【バダック】は参戦している。
それにしても、回復できるのに治療を施されず放置されるとは…
 
傷が癒えた後は完全に裏方に回り、王国サミットの周知などの役目を負っていた。
同僚のマリンとともに最終決戦からもハブられてしまったが、そのおかげで最後の最後に【バルジ島】【ピラァ・オブ・バーン】【黒の核晶】を凍らすという重要な役目を獲得している。