【フィンガー・フレア・ボムズ】

Last-modified: 2021-01-12 (火) 11:25:25

ダイの大冒険

漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する、【メラゾーマ】の応用技。
漢字で書くと「五指爆炎弾」。
 
5本の指それぞれにメラゾーマを発生させ、同時に敵に放つ、【フレイザード】の必殺技。
この5つの火球は同じ相手に当てる・分散して複数に当てるという使い分けが可能で、非常に使い勝手が良い。
元となるメラゾーマの使い手が作中で複数登場しており、その威力を想像しやすい技。
 
その火力は並の防御呪文などを突破する。
パプニカ三賢者の一人・【アポロ】がフレイザードのブレスを完全に防いだ【フバーハ】をやすやすと貫通、パプニカの戦闘要員に壊滅的なダメージを与えた。もっともフバーハが防げるのはブレスなので、これが呪文である以上破られて当然ではあるのだが。
これの直撃を受けたアポロは、一撃で立つこともできなくなるほどの大ダメージを受け、【マトリフ】の隠れ家へ撤退して休息をとっても、すぐにはダメージが回復しなかった。
 
後に【ザムザ】戦で「悪党の技でイメージ悪いけどあれしかねえ!」と言われつつも高い火力を求めた【ポップ】にコピーされ使用される。【超魔生物】と化したザムザは呪文に強力な耐性を持っているため炎自体が大きなダメージにならないのは承知だったが、ザムザの顔の周囲の空気を燃やして呼吸を困難にさせることで【ダイ】が閉じ込められている腹の口を開かせる策で、狙い通り長時間炎上し腹の口を開かせた。だが【メラ系】呪文の扱いに長けるポップですら、この時点のほぼ全魔法力を注いでも3発にとどまり、しかも使用後に心臓発作のような反動を受けていた。
 
後に師匠であるマトリフにこの技を使ったことを報告すると二度と使うなと忠告される。
元々の使用者であるフレイザードは物質生命体の上に勝利のためなら手段を選ばない命知らずだったため平然と使っていたが、これが元の生態ゆえに反動が無かったのか、反動を受けていても平然としていただけなのかは不明。しかし人間が使うには反動が強すぎて術者の寿命を削りかねない【禁呪法】に近い技とマトリフは称し、早死にしたくなかったら止めろと禁止令を受けている。
しかし「無理しなくてもいずれ強力な呪文が身につく」というマトリフの助言もあったもののこの直後の鬼岩城編で「強力な呪文が要るのはいずれではなく今だ」と再度使用、【ベギラマ】でも倒しきれなかった【ガスト】達を全滅させるがメラゾーマ発射は4発にとどまり、体の異常も同様に起こった。この時は魔法力が切れずそのまま戦闘を続けている。
ザムザの時からさりげなく1発増えているが、さすがに5発は無理だった様子。
 
しかし呪文に完璧に近い耐性を持つオリハルコン製の敵が登場、この技の倍近いメラゾーマを集束させたザボエラの【マホプラウス】があっさり弾かれるのを目の当たりにしたことで、フィンガー・フレア・ボムズや単なる火力だけを上げる呪文攻撃自体に限界を感じマトリフに相談する。
この頃のポップは仲間のためには寿命も厭わない考えではあったが、このままでは命を賭けても戦果が見込めない。その覚悟を受けたマトリフからマトリフ最強のオリジナル呪文を授かり、そちらを習得したためこの技は使わなくなった。
 
本人も言及しているがポップは話に聞いただけでフレイザードが実際にこの技を使った場面を見ていない。
正確には、ダイが【空裂斬】 を試みた際にフレイザードは念入りのとどめの際に使おうとしたが、技が核をかすっていた影響で腕が砕けて不発となった。反動、魔力消費はともかく原理自体はさほど難しくない技のようだ。
 
劇場版「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍」のオリジナルキャラである不死将軍・【デスカール】も同じような技を使用しており、何と両手で同時に計10発分放つ離れ業を披露。
ただし、画面を見る限りでは10発同時に撃っているのは確かなものの、使っている呪文がメラゾーマではないように見える。
 
作中で魔法を複数使用する事自体相当に高度な事であり、同じ呪文とは言え5つの魔法を片手で安全に同時に扱うのはそれ以上に高度、或いは不可能であると考えられ、術者の寿命を削りかねない程の反動とも関係がある可能性は高い。
実際、絶大な魔力を誇る【バーン】ですら連続で放つ事はあっても片手で同時に放った事はない。
ポップが【イオラ】【ヒャダルコ】を同時に放つ場面もあるが、それらは両手で行われている。
また【魔弾銃】【ギラ】とベキラマを同時に詰め込んで使った結果壊れている。
反動の大きさに反して魔力さえあれば割と簡単に使えてしかも分かりやすく火力が出てしまうが故に危険性が高い技として禁呪とされるのが自然か。事実、ポップはリスクを聞かされた上でも力が必要と判断して再び使用しており、若く才ある魔法使いが安易に手を出し、無益に命を散らす危険を孕むのは間違いない。
 
ゲーム本編に直接逆輸入されたことは無いが、【やまびこのぼうし】などを利用してそれっぽい事は可能。
【カダブウ】などのAI2回行動特性を持つキャラなら1ターンに4連発までできる。
ただ、この方法ならメラゾーマに限らずギガデインでもなんでも連打できるし、あくまで「連発」や「繰り返し」であって「同時に」撃っている訳では無いので厳密な再現ではない。
 
スーパーライトではダイの大冒険コラボで登場し、ランダムにメラ系の呪文ダメージを与える特技である。
使用者はもちろんフレイザードの転生後の氷炎将軍フレイザード。
星ドラではダイ大コラボイベントの景品として登場。使っても特に反動は無い。
 
その派手な見た目や効果通り非常にインパクトが強く、極めて人気の高いオリジナル呪文で、後のゲーム作品でも類似技が登場する(後述)くらいである。
しかし何といってもそのドラクエらしくなく、かつ極めて直球なネーミングには時折ツッコミが入ることもある。
他の有名なオリジナル呪文である【メドローア】などは、かなりドラクエの呪文に有りそうなネーミングで収まっていることも理由の一つかもしれない。

DQ10

【魔女グレイツェル】が、イベントシーンでこの技のように炎の魔法を5連射する(ただし、戦闘ではメラ系を使わない)。
また、メラゾーマを4連射する【メラゾストーム】、メラガイアーを3連射する【神速メラガイアー】といったこれを彷彿させる呪文も登場。
本家と比べて攻撃回数は少ないが、後者については本家以上の威力を誇る。

DQMJ3

今作では更にこれと似たような呪文に【メラマータ】が登場した。
通常なら一発ごとの最大威力はメラゾーマには劣るが、攻撃回数の差でこれを超える。
超ギガボディやインテ+青天の霧等と組み合わせれば一発毎の威力をメラゾーマクラスにする事も可能。

DQMBシリーズ

【バラモス】が使用する技「はめつのはどう」のモーションがこの技と酷似している。

DQH2

【マリベル】がデュアルカッター発動タイミングに【メラ】を使うとこれに類似した性能に変化する。

DQMSL

「氷炎将軍フレイザード」の自力習得特技として登場。表記は漢字表記の「五指爆炎弾」。
敵の中からランダムに5回連続でメラ系の呪文ダメージを与える。【ドルオーラ】同様威力が賢さに依存しない珍しい特徴がある。

星ドラ

ダイ大コラボイベントの報酬。Aランクの攻撃呪文。
使っても特に反動は無い。
4周年に「超越メラゾーマ」という呪文が登場、一度にメラゾーマを2回放つことができる。
これを賢者の職業スキル、「連続じゅもん」やこだまする光撃を使うことで、一度に4~8発のメラゾーマを放つことが可能。

DQウォーク

メガモンスターのフレイザードが使用。
4ターン目で必ず使用し、230程度のメラ系呪文ダメージを5回ランダムに与えてくる。
無耐性だと、1人に3発以上が集中するとHP満タンからでも即死しかねない。
呪文なので【ミラーシールド】を使えば反射できる。フレイザードはメラ系に完全耐性があるので反射ダメージは0だが、ダメージを減らせるのはありがたい。
その後の【氷炎爆花散】もそうだが、通常2回攻撃のところを1回攻撃にして使用しているところは反動といえるか。