【さまようよろい】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:05:47

同名の鎧については【さまようよろい(鎧)】を参照。

概要

DQ3から登場している、青白い鎧型のモンスター。
「彷徨う鎧」の名の通り、死んだ兵士の怨念が鎧に宿ったモンスター。でありながら、なぜか初期のイラストでは4本指だった。元々は魔族が着ていた鎧という設定でもあったのだろうか。それとも死してなお主に忠誠を誓い続ける魔族の兵士の怨念なのか…。
この手のモンスターは古くはDQ以前にもウィザードリィ等のRPGにおいて、いわゆるリビングアーマーとして登場しており、他RPG作品においても知名度の高いモンスターの一角。
ゾンビを【くさったしたい】と形容するDQならではの独特な表現が光るモンスターであろう。
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では英訳の「ワンダリングアーマー」という名称とともに原画が載っている。
 
ナンバリングではDQ3でのデビュー以降、DQ6とDQ7での欠場を除き、外伝にもほぼ定番と言っていいほど出演の多い常連格のモンスター。
色違いの上位種に【じごくのよろい】【キラーアーマー】が存在する。
そのほか、作品によっては【アイアンナイト】【ピサロナイト】【試練の騎士】【黄金兵長】【サンドワンダラー】【タンザーナイト】が存在する。
鎧姿のデザインが応用しやすいのか、人間系の【カンダタこぶん】【サイモン】も同じ外見である。
こういう事情もあって、過去作で登場したことのあるデザインとしては初めて【ボス級モンスター】に選ばれた存在でもある(「モンスター」ではない人間の敵も含めれば、過去作に関係なく初出のDQ3時点から既にカンダタこぶんが「ボス級」である)。
また、DQ11の2Dモードでは【デルカダール兵】もこの系統にマントを付けたグラフィックに置き換えられているほか、亜種に【さまようロトのよろい】がいる。
その他の亜種として、星ドラには桃太郎をモチーフにした、「さまようももよろい」が、スーパーライトには【プチさまようよろい】【プチじごくのよろい】?【プチキラーアーマー】?【さまよう武者よろい】?が、
ウォークにはパ・リーグとのコラボで福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着た「ホークスアーマー」や、フェンシング大会とのコラボでエペの剣を持ちフェンシングのマスクをつけた「さまようフェンサー」が登場した。
 
鎧といいつつ頭から指先・足先まで全身の部位が揃っており、中の人がいる色違いモンスターも違和感なく作れる、デザイナーにとって非常に扱いやすいであろうモンスター。
 
なお、先輩らしき存在に【よろいのきし】、後輩らしき存在に【デビルアーマー】がいる。
デビルアーマーとはなかなか本編での共演機会がなかったが、DQ9でついに交流の機会を得た。
そして鎧の騎士とは「鎧型モンスター」「青い」「初遭遇時点ではやや強敵」「上位種が黒、赤」という点で被っているものの、騎士らしからぬモヒカンや斧が敬遠されてか、あちらの方は長らく登場の機会に恵まれなかった。
DQ10にてようやく同時に出演を果たしたが、当の鎧の騎士は彷徨う鎧の方がメジャーになってしまいよく間違えられるせいか、「あんなカラッポなやつと一緒にするな」とライバル心を抱いている模様。
ちなみにこいつの色は「青」といっても、鎧の騎士のような「どう見ても青にしか見えない」というカラーリングではなく、「青みがかった銀」という方が正確かもしれない。
トルネコ1、2などでは完全に銀色だったが、【シュバルツシュルト】の登場後は純銀色をじごくのよろいに取られてしまい、青っぽい銀色でしか登場しなくなった。
 
DQ5には、装備するとコイツと同じ攻守速になる怪装備【さまようよろい(鎧)】が登場している。
 
DQ3からDQ8に至るまでの15年以上もの間、「打撃」「痛恨」「ホイミスライム呼び」のみという、時代が変わってもビックリするほど行動が変化しなかったモンスター。
本編では全ての登場作品において【ホイミスライム】を呼ぶ習性をもっており、そのホイミスライムとの切っても切れない縁は後の【ライアン】【ホイミン】を連想させる。
回復や蘇生手段の少ない序盤に出現し、剣と鎧で武装しているだけあって攻撃力・守備力が他の敵より高めに設定されており、ホイミスライムによる後方支援に加え、痛恨の一撃まで出してくる正統派の危険な敵。

DQ3

【ロマリア】【カザーブ】【ノアニール】【ポルトガ】地方や【シャンパーニの塔】と、非常に広い範囲の地域で出現。
体力自慢の【キャタピラー】よりもさらに一回り高いHPを誇り、しかもロマリア付近では桁違いともいえるほど高い攻撃力・守備力を持つうえ、炎系呪文とラリホーは強耐性でほぼ効かない。
【あばれザル】の攻撃力・【ぐんたいガニ】の防御力・【アニマルゾンビ】のHPを合わせたような正統派の強敵。
それもそのはず、モンスターIDやモンスターレベルは【アッサラーム】周辺のモンスターと同等である。
そんな奴が低確率とはいえロマリア周辺に彷徨い出てくるのだ。
この時期では勇者や戦士ですらまともなダメージを与えられない堅牢さだというのに、ホイミスライムも呼び出す。実はこれが厄介。シリーズで初めて他種のモンスターを呼び出すモンスターである。
通常攻撃でも普通に20近いダメージを叩き出し、果ては痛恨の一撃まで繰り出してくる。
本作では順当に進めれば、痛恨を食らう危険性のある初めての敵モンスターとして立ちはだかる。
基本的には前衛を狙ってくるが、こちらのレベルが低いと勇者や戦士であっても一刀両断されてしまう恐れがある。
痛恨など繰り出された日には、後衛キャラはHP満タンからお陀仏で、勇者でも手負の状態だと危ない。
シャンパーニの塔までは必ず単騎で出現するのはせめてものバランス調整だろう。
ロマリアに着いたばかりの戦力では、魔法使いの【ヒャド】が唯一の突破口となるので、前衛は全員防御し、魔法使いのヒャドで攻めよう。2発当てれば倒せる。
FC版の【防御攻撃】を前提とするなら、前列も合わせて集中攻撃を叩き込み、早めに倒そう。
僧侶が【ルカニ】を覚えていれば、これが確実に効くので打撃もまともに通るようになる。
魔法使いがおらずルカニもないなら、ホイミスライムを呼び出す→回復のループになって倒せないことも多いので、低レベルのうちは逃げた方が無難。
 
ノアニール付近ではコイツ単騎と他のモンスターの組み合わせがでるようになる。
ルカナンを使う夜行性の【バリイドドッグ】あたりと組まれるとかなり厄介なので、夜は極力ウロつかないようにしよう。
アッサラーム周辺では最大3匹、ポルトガ周辺では最大4匹で現れる。この頃であれば、しっかり鍛えておけば大丈夫。
だいぶ後になって【ちきゅうのへそ】周辺や内部にも出現するが、流石にその頃になると楽に倒せるだろう。ただし1人のときは痛恨に注意。不慮の事故に防ぐ為油断せず手早く倒そう。
初登場時は単体でも非常に危険だが、手札を惜しまず出し切ればなんとかなり、その後は出現数を増やしつつ確実に存在感を発揮し、退場する頃にはタイマンでも余裕を持って倒せるようになる…と、こちらの成長を如実に実感させてくれる絶妙なステータスと配置になっている。
 
死者の怨念が込められているという設定からか【ニフラム】が時々効くため、どうしても低レベルで挑む必要があるなら一考の余地はある。
今作の強耐性への命中率は3割であり、2回唱えれば期待値は5割を超える。
4匹組相手に2回唱えて1匹も消せない確率は6%程度なので、群れが相手なら勇者と2人がかりで唱える価値はあるかもしれない。
 
落とすアイテムは【どうのつるぎ】

リメイク版

FC版に比べて味方のステータスが上方修正されたとはいえ、やはりロマリア周辺では明らかに異彩を放っている。
ノアニール周辺でも複数体のグループで出現するようになり、1グループあたり最大3匹、2グループに分かれて最大4匹の集団で現れる。
順当に進んだ程度ではこの時点でコイツ4匹と遭遇したら全滅しかねないので、なんとか弱耐性のマヌーサで攻撃を封じよう。最悪【ルーラ】での緊急退避も視野に入れるべし。
なお、他の地域では平気で昼間にさまよっていたはずなのに、アッサラームでは【バンパイア】を差し置いて夜限定になっている。
数も3匹までかそれ+ホイミスライム数匹でしか現れないし、やっぱりおかしいような…。
しかも、守備力も45から50に上がっている。(鎧にしては守備力が若干低いんじゃないかと判断されたのか…?)
 
GBC版では敵が必ず最大HPで出る仕様のため、このままだと強すぎると判断されたのか、
系統でこいつだけ同種は2体までしか出ない露骨な調整が施された。
 
【格闘場】ではバンパイアとの一騎討ち、それと【かえんムカデ】を追加したカードで登場。
あばれザルに匹敵するステータスな為、いずれも高確率で勝てる鉄板だが、あちらと比べるとオッズが低すぎるし【ヒャド】を2発食らうと負けるので賭け自体の旨味が薄い。
 
ちなみに痛恨の一撃を放つ際のアクションが「大きく身体を捻って剣を引き、一瞬の溜めの後に横一文字に大きく斬る」という【アバンストラッシュ】を彷彿とさせるものになっていた。
本家と違って剣を逆手持ちにはしないが、ダイ大からの逆輸入か!?と沸き立つプレイヤーもいたとかいないとか。

DQ4

2章では【エンドール】周辺、5章では【コナンベリー】周辺や【大灯台】などに出現し、
この時点では【がいこつけんし】と並び、攻・守・速に優れたエンドール周辺での難敵。
痛恨の一撃を繰り出し、ホイミスライムを呼ぶという恒例パターンももちろん健在。
しかもがいこつけんしと違って2体までの登場制限がないので、5体まで同時出現がありうる。
DQ3で単体出現メインだったこいつがいきなり初登場時に3体以上並ぶのは流石にビビる。最大数も4から5に増えた。
おまけに能力値が色違い達ほど落とされておらず、変わったのは報酬と耐性くらいで素早さに至っては10→25と2.5倍になったのも嫌な点。
 
前作で効きやすかったヒャド系に弱耐性を持つようになり、せっかく覚えた【ヒャダルコ】が微妙に効きにくい上、前作より威力が下がったので、当たっても一撃というわけにはいかない。アリーナの打撃も合わせて戦おう。
がいこつ剣士と共に集団で現れると、がいこつ剣士の【ルカナン】で守備力が下がったところにこいつの強力な打撃がくるのできつい。
すばやさはがいこつけんしと3しか変わらないので仕様上どちらが先かランダムでルカナン受けた直後の打撃が来ることが少ないのが救い。
アリーナ以外は素早さ的に確実に先手が取れないので先に動かれることも多い。
しかも、そこに痛恨が加わったりすると普通に死人が出る。
がいこつ剣士と違ってマヌーサが弱耐性で効きやすいため、二章ではまずこいつの打撃の命中率を下げておきたいところ。
ギラ系・イオ系・バギ系・デイン系は無耐性で有効なため、五章では簡単に倒せるはず。
 
第5章ではコナンベリーや大灯台1Fでの出現率は高くないが2F以降になるとやたらと出現してくる。痛恨の事故を避けたいので必然的に呪文を使わざるを得ずMPを消費させてくる知能犯。
【さまようたましい】も出現するため、マーニャがこいつに確実に通るイオを打ってさまようたましいがはじけとぶ等の事故も怖いのでさっさと倒そう。
838861技を使わず、まほうのせいすいやいのりのゆびわが入手しにくい場合では注意。
 
【ドロップアイテム】【くさりかたびら】
 
【格闘場】では【さそりアーマー】3体を相手に戦うカードがある。
圧倒的なオッズの通り実際に勝ち残りやすいが、痛恨の一撃でたまに波乱が起きる。
このカードの場合、さまよう鎧は1.1倍と低すぎるので、穴狙いでさそりアーマーにかけてみるのも得策。3体いるので運も絡むが当てれば30倍クラスの大量獲得が可能なので夢がある。
また、がいこつ剣士2体を相手に戦うカードもある。
こちらもオッズはがいこつ剣士よりも低く設定されているが実力そのものは大差がない上【ルカナン】で守備力を下げられて、やられることが多い。このカードならオッズの高い方のがいこつ剣士に賭けよう。

リメイク版

ヒャダルコが強化されたため、当たればほぼ一撃で仕留められるようになったのはいいが、よりによってヒャド系耐性が弱耐性→強耐性に引き上げられており、がいこつ剣士と共に大量に出現するようになったので苦戦必至。
しかし、ヒャド系耐性が強化された代わりに【ラリホー系】耐性が強耐性→弱耐性に引き下げられており、あつらえ向きにブライがラリホーを習得可能になったため、まずは眠りによる足止めを狙いたいところ。

DQ5

【神の塔】上層や【ポートセルミ】【ルラフェン】周辺に出現する。
攻撃力が75もあり、出現地域のモンスターの中では群を抜いて高い。
大量出現して連続で喰らうとかなりダメージが蓄積する。
ただ、耐性面がほぼザルで守備力も少し高いという程度なので集団攻撃武器や攻撃呪文を織り交ぜることで割とあっさりと倒せる。
補助呪文も全般的に効きやすく攻め手には困らないだろう。
ランダム行動(偏向型)で1/4程度の確率で痛恨の一撃を選択するが、発動率は1/6程度。
また、痛恨の一撃は【制限行動】になっているため、痛恨が発動するかどうかに関わらず同一グループで1ターンに1度しか選択されない。
それでも発動されるとかなり痛いのに間違いはないが、よほど貧弱なパーティ構成で臨まない限りさほど警戒する必要もないのもまた事実である。
幸い神の塔時点ではオールラウンダーの【ヘンリー】がまだパーティにいるので、残り一枠それなりにまともな仲間モンスターがいればよい。
出てくる時期が割と適正になったことで、過去作ほどのインパクトはない。
 
ちなみに、過去作のモンスターで、系統を代表して一種族だけ登場したモンスターの1体となっている。
コイツは専用の歩行グラフィックまで存在していたので、開発段階では仲間になる予定だった可能性が高い。
このキャラクターは【ニセたいこう】の支配下にあったラインハット城で、傭兵として登場している。
また、なぜか【カンダタこぶん】はコイツの色違いではなく、カンダタの色違いになった。
 
SFC版ではコイツ自身は仲間にならないが、時折呼び出される【ホイミスライム】は仲間にすることができる。
そもそも、神の塔では直接ホイミスライムと遭遇しにくいので、神の塔上層やポートセルミ周辺でホイミスライムを呼ばせるのが効率的。【わらいぶくろ】もホイミスライムを呼ぶが、低レベルから勧誘できるものの補助呪文が鬱陶しいあちらか、強烈な痛恨をぶっ放す確率が高いこいつで粘るかは一長一短。
青年時代での出現率の高さも考慮に入れるとさまようよろいに分がある。リメイク版ではわらいぶくろがホイミスライムを呼ぶ確率が劇的に下がったので、さまようよろいに呼ばせるのが一番効率がよくなった。そのかわりこいつの痛恨の確率も上がっているが。
その際、ビックアイやまほうつかいなどの他の仲間になるモンスターが一緒のときは先に倒して空きを作っておこう。
 
落とすアイテムは己自身

リメイク版

能力値が全体的に修正されており、素早さが10も上がっているので先攻が安定しない。
が、耐性がザルなのはそのままなので攻略法は大して変わらない。
馬車外メンバーが4人になったこともあり、適正レベル帯でプレーしている限り大抵は1ターンでほぼ蹴散らせるだろう。
ただし、先攻される確率が上がった上、痛恨を選択したときの発動率も1/4に上がっているので、HPはできるだけ3桁をキープするようにしたい。
 
仲間にできるようにもなった。詳細はこちらを参照。
なお、呼び出されるホイミスライムの方を仲間にしたい場合は、倒す順番に気をつけること。

DQ7(漫画版)

【キーファ】の二番目の転生先であるゴドム編に登場。
設定ラフ集で名前を確認できるが、見た目はどう見ても【よろいのきし】である。
ロトの末裔を始末するためにゴドムに派遣された大死霊の部下であり、軍団的ポジションは幹部クラスのようである。
キーファがロトの末裔だと気づいた大死霊に言われ、キーファに槍を投げつけるが失敗してしまう。
そのことからキーファに大死霊の存在を気付かれ、成す術もないままキーファの仲間たちによって倒されている。

DQ8

【剣士像の洞窟】にのみ出現する。今作では大灯台以来の【さまようたましい】との同地同時出演と相成った。
 
死んだ兵士の怨念ならこいつもこいつである意味【ゾンビ系】のような気もするが【物質系】なので同地域に出現する【マミー】【ぼうれい剣士】のような【ダメージ軽減能力】は持たない。
元々固いこいつにダメージ軽減まであったら嫌がらせにも程があるのでバランス調整か。
とはいえ守備力が高いので普通にしぶとい。
攻撃力も高く、3匹4匹と徒党を組んで現れる上、当然のごとく痛恨の一撃を繰り出してくるので、危険性という一点においては剣士像の洞窟内では最高の敵だろう。
特に【おどるほうせき】とのシナジーは凶悪で、こいつのルカナンを食らうと痛恨なしでも普通に打撃が痛い。
 
普通の攻撃呪文はすべて素通しするのに【岩石系】【軍隊系】の属性を半減するという珍しい耐性の持ち主。まぁ見た目通りということだ。
後者はともかく前者は【パワフルスロー】【なぎはらい】が該当するので地味に鬱陶しい。特に岩石耐性に関しては慣れたプレイヤーの間で有名。
重そうな見た目に反して何故か回避力もあるので思わぬ反撃を受けることも。
時期と威力と耐性的に見ると最適な攻撃手段は【ヒャダルコ】なのだが、腹の立つことにこの鎧、大量出現はしてもグループは分割していることが多く、なかなか一掃がままならない。
守備力の影響を受けない全体攻撃としては他に【バーニングバード】【しんくうは】【ライデイン】があるが、習得している人は少ないか。
特定のグループのみを集中して狙う場合や、踊る宝石の方を先に片づけるのであれば、相手にできないほうは【マヌーサ】で無力化しておくといいだろう。
 
長年の相棒であるホイミスライムも呼ぶが、この時点ではあまりに力不足すぎて回復する間もなく蹴散らされる。
 
落とすアイテムは通常枠が【鉄の盾】(1/64)、レア枠が【鉄のよろい】(1/128)。
鉄のよろいを落とせば結構なフライングゲットなのでちょっとラッキー。
 
スカウトモンスターとして【ジョー】がいる。【モリーメモ2】に書かれているのが彼なので、バトルロードをするなら必ずスカウトすることになる。

DQ9

やや青みがかったカラーで登場。
【ダーマの塔】【カラコタ地方】、宝の地図の洞窟に出現する。必ず同種のみで出現する。
ついに特技【ロストアタック】を新たに習得。
また、盾を所持しているので盾ガードで攻撃を無効化することもある。
落とすアイテムは通常枠が【てつのつるぎ】、レア枠がてつのよろい。

DQ10オフライン

Ver.2から【謎の地下水路】に出現。
おなじみの行動に加え、バトルロードで使用した【キングダムソード】を使用するようになっている。
通常ドロップは【てっこうせき】、レアドロップは【青い宝石】
転生モンスターに【シュバルツシュルト】が登場している。

DQ10オンライン

仲間モンスターにもなるほか、魔界には【さまようよろい・強】や同色の【ゼクレス鋼鉄兵】が登場。
コスプレっぽくなるプレイヤー用装備として【鉄壁のよろいセット】も登場している。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【サマディー地方】の関所を越えた北側エリアに夜間のみ出現する。2Dモードでは【ダーハラ湿原】【名もなき地】(地図の東端の島)にも出現する。
HPが非常に高く96もある。行動パターンはDQ8以前のものに戻っている。 
ドロップアイテムがてつのつるぎとてつのよろい(レア)なのはDQ9と同じ。
 
なお攻撃力は78と同じ地域の敵の中では【ワイバーンドッグ】に次ぐ高さだが、その割には痛恨の一撃の威力は低めに抑えられている。
まあこの攻撃力で普通の痛恨を出されたら前衛キャラでも一撃で瀕死だろうからバランス調整上当然である。

強ver

世界に異変が起きた後のサマディー地方に登場する。今度はエリア南側の【サマディー城下町】周辺に出現するようになった。
PS4版等の場合、頭部にはキラーマシンを彷彿とさせるモノアイが輝く。
呼びだす仲間は【ベホマスライム】になった。
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【導師の試練】・不屈の迷宮の上層に昼のみ生息。3DS版等でも同じく導師の試練・不屈の迷宮の上層に居る。
ベホマスライム・強を呼び出すようになり、痛恨の一撃の威力も上がっている。
とは言え相変わらずの通常攻撃一辺倒。目新しい特技は習得できなかったようだ。

DQ11S

オリジナル版よりも強verの登場時期が早くなり、【希望の旅芸人】のサマディー地方でも出現する。

DQM1・DQM2

物質系として登場。
DQM1では【メダルのとびら】【バザー端のとびら】に、DQM2では【雪と氷の世界】のフィールドなどに出現する。
配合ではDQM1では物質系×ゾンビ系、PS版及びDQM2ではそれに加えて、
物質系×【スライムナイト】【おばけキャンドル】×【ばくだんいわ】で誕生する。
習得する特技は【ホイミ】【まじんぎり】【メタルぎり】
ホイミスライムと一緒に出るという関係性が再現できないのを鑑みてか、本人がホイミを習得する。
ステータスは攻撃力が良い成長を見せるが、MPと賢さは伸び悩む。
悪魔系を血統に配合すると【ギガスラッシュ】を覚える【あくまのきし】が誕生する。
成長が早め、ホイミを覚えることからシナリオではそれなりに活躍できるだろう。
メタルぎりを覚えるため、DQM1のモンスターじいさん撃破RTAでも選択肢に挙がる。
同様にDQM2の【天空の世界】にて【はぐれメタル】がボスとして出現する。高い耐性と守備力から通常攻撃では中々ダメージを与えられない。そんな時にこの魔物のまじんぎりがあればかなり楽に攻略することが可能になる。
 
PS版及びDQM2ではそれに加えて、悪魔系を相手にすると【プロトキラー】が、【カマキリせんし】を血統にすると【さそりアーマー】が誕生する。
PS版DQM2では最高ランクの【他国マスター】がよく連れており、頻繁に【アストロン】を唱えてきて鬱陶しい。幸いHPと守備力は低め。

キャラバンハート

物質系のBランクで、重さは3。
【満月の塔】【大灯台】などに出現する。
満月の塔ではさまよう仲間である【さまようしんかん】も出現するが、残念ながら同じフロアに出現しない。
これに転身するには、物質系にスライム系の心と自然系の心を与えるなど、多くのパターンがある。
習得する特技はホイミ、【ちからをためる】【かえんぎり】
ステータスは何故か素早さが一番伸びる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【騎士】(大人・男)になる。

ジョーカー1

ゾンビ系のCランク。
この辺りは「死んだ兵士の怨念が鎧に宿った」という設定に倣っての変更だろう(実際、過去作のDQM1と2では物質系とゾンビ系の配合で生まれる)。
野生のものは【レガリス島】南部(夜)や月の塔に出現する。
【テンションアップ】の特性を持ち、ザキ系を無効にする。
スキルは【VSドラゴン】
【エビルドライブ】との配合で【ボーンナイト】が、【オクトセントリー】or【びっくりサタン】or【レッサーデーモン】との配合で【キラーアーマー】が作れる。

ジョーカー2・2プロ

野生のものは遺跡に出現。
【くさったしたい】×【わかめおうじ】などの配合で作ることができる。
テンションアップの特性を持っているので、スカウトの時に活躍できる。
そのほかにも、ベタンブレイクの特性が追加された。
ボーンナイトに使わなくなり、キラーアーマーにはオクトセントリーが使えなくなった。
 
プロフェッショナル版では【デビルアーマー】とゾンビ系の特殊配合でもできる。
また、特性に【せんせいりつアップ】も追加。
最強化で【メタルハンター】を習得。
スキルは【VSブレス】に名称変更。
キラーアーマーは【魔獣系】との配合に変更された。
また、【バトルレックス】との配合で【あくまのきし】ができる。

テリワン3D

かがみの扉とふういんの扉に出現する。
デビルアーマーとゾンビ系でできるのは変わらず。
特性は【スタンダードボディ】【テンションアップ】【ベタンブレイク】、+25で【会心かんぜんガード】、+50で【いきなりスカラ】
全体的に物理攻撃に強めのステータスになっている。

イルルカ

野生では、【雪と氷の世界】の雪山の氷穴に出現する。
また、タマゴから生まれることもある。
特性のテンションアップは【ふくつのとうし】に変更されている。
【新生配合】【まれにハイテンション】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ジバリアブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で封じブレイクを習得。

ジョーカー3

系統が物質系に戻ったが、Fランクに降格。
しかし、それは裏を返せば序盤から入手可能であることを意味する。
野生では【時空の裂け目】でたまに流れ着いた個体しか出現せず、位階配合で生み出すことになるだろう。
ランクの割にHPや守備力が成長しやすいので育てておくと何かと役に立つ。
ちなみによく見ると【リザードマン】のモーションが流用されている。
 
【黒鉄の監獄塔】には、イッタブル監獄の看守長を務める個体が登場している。
看守の一人であるおおきづちから看守の証を分けて貰った後、この個体に話しかける事で脱獄出来る。逆に分けて貰う前に話しかけると牢に追い返されるので注意。
 
特性は【超生配合】【超ギガボディ】を引き継いだ時に【武神】を習得する以外は変化なし。
固定特性は【不屈の闘志】が選ばれている。
 
今までは物理に強い能力を持っていたが、今作では全ての能力上限が平凡で、固定特性はコスト0の当たり障りのないものかつ耐性も特筆すべきところはない、と特徴に大きく欠ける。
不屈の闘志が今作で超強化された【根に持つタイプ】にある程度有効なことは確かなのだが…
ちなみに不屈の闘志を固定で持っているモンスターは他には【拷問王イッタブル】【JOKER】のみ。
 
今作ではとうとう固有スキルを習得した。
実はこのスキル、序盤はしょぼい技しか習得できないがスキルポイント100で【ギガブレイク】を習得すると言うとんでもないスキル。
往年より相対的に弱体化してしまったこの技だが、序盤から全体に200ダメージ以上を叩き出せるのはやはり破格と言える。
 
インターネット通信広場ではWi-Fi対戦を担当している。

ジョーカー3プロ

【マドルーパー】と置き換わる形で野生の個体が【歓楽の霊道】に出現するようになった。マドルーパー同様、毒沼に浸ると【ジェリーマン】になってしまう。
野生個体は【てんいむほう斬】を使用する。
また、「固定特性が不屈の闘志」仲間に【WORLD】【チウ】が加わった。
色違いの【ピサロナイト】は今回も復活出来なかった。無論【ペイント配合】で再現はできるが…。
 
合体特技は【天翔轟嵐斬】、合体特性は【ハードボイルド】

DQM3

【ピサロナイト】ことパーシヴァルがストーリーに絡むからかコイツも登場。
しかし、だいたい2~3種類は出てくる色違いはそのピサロナイトだけになった。
また、構えもDQ10・DQ11と同様のものになっている。
 
ゾンビ系のFランク。
野生の個体は【鉄鋼砦の魔界】・初級に出現する。
ドロップアイテムは【まほうのせいすい】、レアドロップは【ほしのイヤリング】?
【スライムナイト】【たけやりへい】の特殊配合でも生まれるが、スライムナイトも鉄鋼砦の魔界に出現するため直接スカウトした方が早い。
 
特性は【ミラクル攻撃】【ぼうえいほんのう】(Lv20)・【わるあがき】(Lv40)・1~3回行動(Lサイズ)・【たいでんたいしつ】(Lサイズ)・【全ガードブレイク】(Lサイズ・Lv60)。
能力は守備が非常に高いが、他は攻撃がそれなりである以外は低め。但し、極端に低い能力もない。要するに器用貧乏。
初期スキルは【アンチブレス】
 
とにかくしぶとく生き残り、倒されてもわるあがきでダメージを与えると言う防御重視の構成。
しかし、たいでんたいしつを持っているのにも関わらずマヒは激減50%。おいおい。
 
特殊配合先が4種もあり、【物質系】との配合で【メタルハンター】【スマイルリザード】との配合で【リザードマン】【ボーンナイト】との配合でピサロナイト、【がいこつ】との配合で【しりょうのきし】が生まれる。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ1・トルネコ2では普通のパワータイプ。
トルネコ3と少年ヤンガスでは更に1マス開けて近付くという特徴が加えられている。
「剣を活用するモンスター」「デビュー作では普通の動き方だったのに、ある作品を堺に1マス開ける動きを特徴とするモンスターに変更された」という点では、【風来のシレン】に登場する「ヤミウッチー系」を彷彿とさせるが、能力の初出はシレンの方が先である。
 
なおトルネコ1およびトルネコ2では、青ではなくいぶし銀のような色の鎧姿で登場する。じごくのよろいと勘違いした人もいるかも知れない。トルネコ3ではいつもの青い鎧に戻っている。
またダメージを受けた時のやられモーションが、のけぞりながら「目」を見開くというものになっている。
お前に中の人はいないんじゃなかったのか。

トルネコ1

【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】の10~18階に出現する。
【キメラ】に次ぐ、特殊行動はないが単純に強いパワー系モンスターである。
HPが35と高く、守備力も高いため、総合的にキメラの2倍くらいの耐久力がある。
初遭遇した時点では、4回以上攻撃しないと倒せないこともしばしば。
攻撃力はキメラよりも低いのだが、ガチで殴り合うとキメラよりも多くのダメージを受けることになるだろう。
矢は守備力に影響されて効果が低いので、動きを制限する草や杖などを使って安全に戦いたい。
同じ階から【ベビーサタン】も出るので、稼いでいるうちにレベルも上がって楽に倒せるようになる。

トルネコ2

【トロ遺跡】以降のダンジョンのほぼすべてに出現する。
出現が早くなったぶん弱くなり、装備が良ければ殴り合っても簡単に倒せるようになった。
物質系なので【つるはし】で一撃で倒せる。
ちなみに、攻撃モーションは残像を残しながら斬りつけるというもの。

トルネコ3

最大HP45、攻撃21、防御23、経験値49(Lv1)。
最大HP60、攻撃25、防御34、経験値98(Lv3)。
【海竜島の遺跡】【バレイナのほら穴】【試練の道】などに出現する。
プレイヤーから1マス開けて行動するという特徴を与えられている。
普通に近付くと先制を食らうが、地形や仲間を利用することで先に攻撃することができる。
また、飛び道具があれば、こちらから一方的に攻撃をし続けることができる。
機を見て倒しておかないと挟み撃ちを食らう。
 
【異世界の迷宮】ではレベル3で登場し、やや硬い。
【ゲーツゾーン】では屈指の能力値を誇り、防御力に至っては【水ゾーン】までの敵で最高値。とはいえ、同階層には特技が厄介な敵が多く、高い能力だけが取り柄のコイツは相対的な危険度が埋もれてしまっている。
なお、40階の大型モンスターハウスでは【げんじゅつし】の魔法弾除けのいい壁になってくれる。
 
仲間になった時の成長タイプは【防御・晩成】で、デフォルトネームは「サマロー」。
やはり1マス開けるので、【地雷】には巻き込まれにくい。
【いっしょにいてね】の命令を出しているとくっついて行動してくれる。

少年ヤンガス

【ならくの洞くつ】で初登場。
同じく1マス開けて行動する。これは【ようすをみる】という特性になっている。
この系統共通で槍系の武器を用いれば完封できる。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「サマロー」、♀が「さまーよ」。
レベル8で【ふういんむこう】、15でメタルぎりを覚える。
配合パターンは【ギズモ】系統×獣系。
獣系を相手に配合するとギズモが生まれる。そのため獣系を用意し続ければループが可能。
 
♂はクールな性格。信頼度を上げるとヤンガスを主と認める。
♀はウィンドウショッピングが趣味らしい。

ソード

海辺の洞窟に出現する。おいおい、錆びないのか?
やっぱりホイミスライムと一緒に出現する。
攻撃をガードすれば隙が出来るので、ホイミスライムもろともたたき切ってしまおう。
ちなみに盾は突きを何度か入れると破壊できる。

バトルロード1

第一章から登場の最古参。
ステータスはHP:668 ちから:89 かしこさ:28 みのまもり:80 すばやさ:60。
かしこさ以外は全体的にステータスが高め。特技は【キングダムソード】【つるぎのまい】
前者は剣から波動を出し敵全体を攻撃。守備力ダウンの効果がある。
後者は踊るように敵1体に斬りつける攻撃。初期の会心率は高かったのだが、2に移行してなぜか低下した。
魔法使いと組ませると何故か「メラミ」を覚える。しかし、あまりかしこさが高くないので、ダメージはそこまで期待出来ない。キングダムソードも使えなくなるので、普通に戦わせたほうが良いかもしれない。
 
光属性や攻撃呪文が弱点。
【ぼうれい剣士】【死霊の騎士】とチームを組むと、合体して【ボーンファイター】になる。

バトルロード2

ホイミスライム繋がりか、「ダーマの神殿チャレンジバトル」で【ライアン】のお供として現れる。
名前は「ジョニー」で、元はPS2版5でさまようよろいの2匹目を仲間にしたときの名前である。

バトルスキャナー

第一章から登場している。
レアチケットで、サイズはMサイズ。
基本ステータスはHP:421 ちから:499 すばやさ:107 かしこさ:78 みのまもり:289。
技はななめ斬り→メラミ→つるぎの舞の順で変化していく。
 
技の威力が高く使いやすいモンスターだが、メラミはかしこさを生かせないので炎に弱い敵以外では使わないようにしよう。
つるぎの舞は連続攻撃で、会心の一撃の判定も一発一発に存在するので、テンションをためるのにもうってつけ。
意外なことに耐性上では弱点がなく、よく使われる炎に強い。
それ以外の耐性はどくとマヒに強いのみなのでほぼザルだが、弱点がないだけマシと思っておこう。
上位種のキラーアーマーがMサイズでも飛びぬけて優秀なので影に埋もれがちだが、こちらも十分な実力を持つ。
 
なお、上記のホイミスライムを呼んで戦闘に参加させる
元ネタから、期間限定イベント「手強いコンビ」でもホイミスライムと共に登場する。
 
キラーアーマー、じごくのよろい含めたこの系統3体で編成すると、コンボ「よろいの戦士」が発動し、
高い力をさらにアップできる。
第6章からは、よろい系3体で揃えると合体モンスター「【シュバルツシュルト】」に合体するようになった。
なので、よろいの戦士のコンボは使えなくなってしまったものの、シュバルツシュルトはかなりの実力をもつため気にしないでも良い。
 
そして第7章ではギガレアの強化版「さまようよろい+」が登場。
基本ステータスはHP:667、ちから:726、すばやさ:122、かしこさ:111、みのまもり:673とキラーアーマー以上に強化されている。

スキャンバトラーズ

技は火炎斬りとキングダムソードの2種のみになった。

クロスブレイド

魔影軍団の代表的なモンスターでありながら登場はシュバルツシュルトよりも遅く、カード化したのは第2弾から。
その後は常連モンスターとなり、第2弾と第5弾では【レア】、第3弾と第4弾では【コモン】での登場。
本作登場のモンスター達の例に漏れず、一部モーションはスキャバトからの流用。
通常攻撃エリアは正面に長方形が1つのみとシンプル。必殺技はヴァイオレンスソード。
 
第5弾では新システムである【ブーストスキャン】を持ったカード。
しかも通常のものより強力な「S(スーパー)ブーストスキャン」持ちで、どの弾でも構わないので追加で2枚さまようよろいのカードをスキャンすれば仲間が駆けつけてきてさまようよろい3体の群れとなる。能力値も【ドラゴンレア】相当のステータスへとアップし、通常攻撃エリアもやや広くなる。
同弾の【ミストバーン】やカスタマイズした【マイ勇者】等で魔影属性をパワーアップする効果を付与できれば、レアとは思えないほどの活躍をすることも可能。実際、5弾のスコアランキングではミストバーン・マイ勇者とともにランキングをコイツが埋め尽くしている。レアでありながらのこの採用率と制圧っぷりはどこか第1弾のコイツを彷彿とさせる。
ただしミストバーンのスキルに加えこのさまようよろいのスキルも火力と引き換えに味方のぼうぎょをダウンさせてしまう効果なので、味方側は相当柔らかくなってしまう。やられるまえにやるか、ガードでパーフェクトを取れる腕は必要になってくるだろう。
 
通常排出されるもの以外では、カードガム第1弾でも登場していた。

スラもり1

【スライムのしっぽ】に出現。一定の位置をその名の通りさまようかのように徘徊している。
こいつのいる場所には足跡が付いているのですぐに分かる。見かけたら警戒すべし。
こちらに気付くといきり立ちながら接近し、剣でこちらを串刺しにしようとしてくるが、それよりも厄介なのが盾である。
正面から向かうと気付かれてしまい、その間はどんな攻撃も盾で防御されてしまう。
気付かれてしまったら、大人しく一旦距離をとろう。こちらを見失うと「?」が表示される。
こちらを向いていないときに攻撃すればダメージが通る。一度攻撃が通れば盾を落とすので、後は好きなようにあしらってやろう。
倒すと必ず持っている【剣】?を落とすが、この剣こそがスライムのしっぽ攻略の文字通り「鍵」となる。

スラもり2

【デスモージャ】に出現する。
前作と違い行動にパターンが無く、さらに目印の足跡が付かなくなった。
そのため前作以上の強敵になった……かと思えばそうでもなく、攻撃後の隙を突けば案外楽に倒せる。
最大まで溜めたスラ・ストライクなら、盾を無視してダメージを与えられるようにもなった。
 
倒すと前作同様に剣を落とす(?袋の場合もある)が、前作ではただの「剣」だったものが、今作では【はがねのつるぎ】に変わっている。
バグか仕様かは不明だが、時々数秒間立ち止まって目の前を通っても見向きもしなかったり、やられた瞬間に「!」マークが表示されることがある。
 
勇車バトルでは【しんにゅうして こうげき!】【リーダーを まもれ!】を命令できる。
盾のおかげで他の進入攻撃系よりもタフ。不意打ちさえ気をつければ活躍が期待できる。
だが、【スラゾー】【うごくせきぞう】【スライバ】は天敵。こいつらにはまるで歯が立たない……。
ちなみに盾を落とすと「何をするガチャ! た たてをおとしたガチャ!」という台詞が表示される。
また、二本兵のカラーリングはキラーアーマーのものが使われている。

スラもり3

【フナデルのやしき】【モジャパンじょう】に出現する。
今までは決まって終盤に登場していたため、
序盤であるフナデルのやしきで見た時に驚いたプレイヤーもいるのではないだろうか。
戦法は前作と同じだが、なんとHPが2ポイントも上がっている。
そのため初心者はかなり苦戦を強いられるだろう。
また、1作目からの伝統であった剣のドロップが今作ではなくなっているかに見えるが、実は?袋から入手することが可能。
この時に運よく入手できれば、ちょっとしたバランスブレイカーとなる。
 
船バトルでの命令は前作と同じ。
今作ではHPの残った敵船に進入するには自ら弾となって砲台に入るしかないが、こいつは並みの弾なら1発だけ無傷で打ち落とせるので、若干進入が成功しやすい。
船バトルではHPは3に減っているが、やはり盾のおかげで打たれ強い。
 
なお、二本兵は盾の防御に加えてスラ・ストライクをジャンプでかわすので厄介。
スーパーチャレンジバトルの17回戦の敵メンバーは4体ともこいつなので注意。

漫画版スラもり

第16話で「オンリージョー」として登場。語尾に「じょー」をつける。
遺跡の入口でスラリンと出会い、絶対防御の盾とスライム斬りで彼を苦しめる。(ちなみにスライム斬りは毎日コンニャクを叩いて編み出したとのこと。)
しかし、ナイトドールの剣を突き立てて無理矢理U字カーブをしたスラリンの背後からの一撃で敗北。
その際、落とした剣で遺跡の門が開くとスラリン、タンタンから「出てこなければよかった」「もしくは素手で出てくればよかった」と言われ、「その手があったか」と落ち込んでいた。

いたストDS

モンスターコロシアムで【ギズモ】【おばけキノコ】【キャタピラー】と戦う。

ヒーローズ1

序盤のムービーにて【ディルク】に倒されるのが最初の登場。その後敵としても登場する。
スライムもりもりシリーズと同じく前からの攻撃は盾で弾かれてしまい、ダメージを与えることができないため、うまく後ろに回って攻撃する必要がある。
【クリフト】【一閃突き】等なら盾を貫くことも可能。
攻撃はやけに早い剣技を繰り出してくる上に、稀に痛恨になるため油断禁物。
なお仲間にすることも可能で、呼び出せば目の前の敵に強烈な一撃を叩き込むことができる。
その後もその場に残り続け、敵のときと同様に、前からの攻撃にはほぼ無敵の壁として持ち場を守ってくれる。
【魔扉の番人】にも選ばれている。

ヒーローズ2

【クレティア】編で登場。
今作の動きはほぼ前作と変わっていない。背後から攻めよう。
また例によってホイミスライムを呼ぶことがある。
仲間になった時も前作とほぼ同じ。ただコストが1枠になっているので軽い防御役として使い勝手が向上した。

トレジャーズ

再序盤の【ファスカル島】で出現する。
初めてスカウトしたときは多くの場合まだ採取してないであろう【ライスフラワー】を要求され、仲間にできないのは誰しもが通る道。
本作で色違いにサンドワンダラーとタンザーナイトが増えさらにカラーバリエーション豊かになったが、本作ではこの2種とキラーアーマー・カンダタこぶんのみが続投し系統としては5種類となった。
運べるお宝の数は3つで、お宝ガード率は95%。
探索れんけいはダッシュだが、トンブレロ族やキラーパンサー族と比べてしまうと流石に移動速度で見劣りする。遅すぎるわけではないが、フィールド探索では他の系統に任せた方が良いかもしれない。
 
特性は【カチカチボディ】?【かぶきもの】?【ごうけつ】【ミラーボディ】?【きせきのこぶし】からランダムで最大3つ。
カチカチボディは確定で習得している。
とくぎは【ちょうはつのたて】?【かいてんぎり】?【かえんぎり】【すいりゅうぎり】【シールドバッシュ】などを覚える。
おしゃれ種【グランドクロス】を習得する。特性や習得とくぎからもわかるように壁役向け。
ロマン技は【ギガブレイク】
 
おしゃれ種は剣と盾が【はじゃのつるぎ】【ホワイトシールド】(色が緑や青になったパターンあり)に変わったもの、勲章を付けたもの、身体に傷や汚れが付いたものなどが存在する。
 
その他NPCとして【車掌トマソン】をはじめとした【竜の鉄道カンパニー】の駅員、【エキボット】?が登場。

星ドラ

ブルリア星・マール島 星見る神殿2階や道しるべの灯台 地上2階などに登場。物質系。闘技場では【ミラクルソード】を習得できる。

ライバルズ

スタンダードパックに共通レアカードとして収録されている。

5/4/3 物質系
前列召喚時:ホイミスライムを後ろに出す

原作同様ホイミスライムを呼び、体を張って彼を守る。
普通にホイミスライムを出すよりも盤面が強くなるためこちらの方が採用率が高く、【魔法使い】の速攻デッキが流行った際には対抗馬として活躍した。
一方で貫通に弱く、【戦士】のテンションスキルでは後ろのホイミスライムもろともまとめて倒されてしまう。

ウォーク

メインストーリー3章4話のボスとして登場。3章7話~9話などでザコとしても出現する。キングダムソードと痛恨の一撃を使い、ボスはホイミスライムと現れザコはホイミスライムを呼ぶ。
こころの色は黄でコストは42。
 
仲間モンスターとしても登場している。
みがわり持ちの1体。ゴーレムより攻撃力が高い上に、確定で覚えているキングダムソードで敵全体の守備力を下げつつ攻撃参加が可能。
他に大地の一撃や運が良ければ雷光さみだれ突きも覚えていることがあり、みがわり持ちの中ではかなり攻撃的なモンスターとなっている。
その分盾役としての性能はゴーレムやシールドオーガと比べると格段に劣り、ドルマ弱点が採用率の高いゴーレムと被っていることもあり数値以上に脆い。
攻撃外の特技としてはホイミスライム呼びができない分なんと自分でホイミを習得していることがあり、HPが一定量を下回ると焼け石に水のような回復量のホイミを狂ったように唱え続けるので、こうなると機能停止してしまう。
ホイミの習得枠はまもりのたてと抽選になっているので、起用したいのなら最低限まもりのたてを覚えている個体にしておきたい。
その上ヒャドも弱点なのでキラーマシンの得意技、氷結らんげきでも大ダメージを受けてしまう。みがわりを活かした盾役として起用する際は相手をよく見てからパーティに選出しよう。

タクト

物質系のCランク、ぼうがいタイプで登場。
使用とくぎは【ハートブレイク】/【ばくれん斬り】
才能開花で才能開花とくぎ【全身全霊斬り】
才能開花特性で「物理威力+10%」/「さまよい」などを習得できる。

ドラけし!

バクラバ砂丘・強のボス敵で、一度倒した後に高得点を獲得してクリアすればミッションから入手可能。
★2の黄属性で、スキルは菱形の範囲を物理攻撃する「きりはらい」。
スライムと錬金するとスライムナイトが作れるが、さまようよろいの再入手は未だ不可能。
 
その後のイベント「ホロライブコラボ スーパースターコンテスト」ではコンテスト会場①にて白銀ノエルを気に入り、審査の練習という名目でボスとして立ちはだかる。
勝つとけしコン!の2戦目が開放される。
特攻ドラけしはブライト兎田ぺこら&さくらみこ&雪花ラミィが750pt、ブラウニーぺこーらとさくらみこが500pt、白上フブキと白銀ノエルが250pt、兎田ぺこらと雪花ラミィが100pt。

ダイの大冒険

見た目はさまようよろいそのものだが、カラーリングは不明で「さまようよろい」ではなく「鎧兵士」あるいは「鋼鉄兵士」という名前で登場している。
新アニメ版のバルジ島で出現する集団は1体だけ【キラーアーマー】になっていたがそのほかの鎧兵士は全員さまようよろいになっている。
 
実体を持たない設定を受けて魔影軍団に所属する。魔影軍団の主力モンスターでありその鎧は暗黒闘気で動いている。上位の存在に【デッド・アーマー】がいる。
【鬼岩城】の開かずの間である肺の間で、鎧に暗黒闘気を吹き込まれ大量に作られており、【パプニカ】侵攻時には次々と出撃していた。一体一体はさほど強くはないが数で攻めてくるため消耗させられてしまう。
 
初登場の【バルジ島】では妖魔軍団と組んで炎魔塔で出現。この段階ではまだ守備力に優れた強敵だったため、耐久力の低い【ザボエラ】配下の【まじゅつし】達の方が狙われた。その後加勢した【クロコダイン】のパワーの前に対抗できず全滅させられた。
 
中盤以降は一行が強くなったこともあり特撮における戦闘員の様な扱いになってしまっている。
ダイ大は作風の関係上、敵モンスター相手といえど生身の相手を切断したりするシーンが非常に少ない。したがって両断されてもグロくならない彼らは「斬られ役」としてクリーンな作品を支える縁の下の力持ちでもあったりする。
武闘家となった【マァム】には、上空から勢いをつけた素手で頭から縦に真っ二つに破壊されている。また【チウ】にも自慢の石頭の前に剣が折れた上に頭突きの反撃でバラバラにされている。
最終決戦でも処刑場に待機していたが、光の闘気がパワーアップした【ヒュンケル】の素手のパンチやキックによって数体が縦や横に両断され、生き残りも地上の戦士達に簡単に蹴散らされたが、本命の魔物達は【まほうのたま】に隠されていた。
 
余談ではあるが、PS4版DQ11にてさまようよろいの系統が強・邪にパワーアップしたとき、旧アニメ版に出ていたさまようよろい系統と目(?)の光り方がそっくりである。

勇者アバンと獄炎の魔王

【ヨミカイン遺跡】を占領する【エビルマージ】【禁呪法】によって【メドーサボール】と合成された状態で登場した。

蒼天のソウラ

【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の雑兵として多数登場する。
物質系モンスターである事から【傀儡匠エストリス】の配下だと思われる。
「<クール系チャラ魚>ユージス」の「【無心交隙・旋】」を受けて倒れた。

その他

ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』ではダイの大冒険コラボでモンスターの一種として登場した。スキル「つうこんのいちげき」を所持する(効果は本家DQでいう【まじんぎり】のようなもの)。
ダンジョン「バルジの島の戦い」ではバトル2の敵として【きとうし】とともに登場する。
 
余談中の余談だが1993年に登場した日本ハムファイターズのペットマークが、ファイターズの背番号100ユニフォームを着た鉄仮面がバットを振りかざした荒っぽいポージングで、その姿はまるでこのモンスターにファイターズのユニフォームを着せているかのようにも見えるため「さまようよろい」と呼ばれていた(2004年に本拠地を東京から北海道に移転すると同時に廃止された)。ただしカラーリングとしては上位の【じごくのよろい】に近い。
上述のパ・リーグとのコラボではファイターズ担当は【スライムナイト】が務めたが、さまようよろいはホークスよりもこっちだろうとツッコミを入れたオールドファンもちらほら。