概要
イルルカで初登場した【超ギガボディ】のモンスターの一角を占めるモンスター。
モチーフは旧約聖書に登場する海の怪物「リバイアサン」だろう。
ちなみに同一ネタとして、DQ4には【マリンリバイアサン】という没モンスター、ロトの紋章には【リバイアサン】というキャラクターがいる。
また、DQMSLでは「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」とのコラボにより、
FFの召喚獣としての「リヴァイアサン」、及びその進化系「幻獣リヴァイアサン」が登場している。
名前の由来もリバイア「サン」ではなくリバイア「さま」とでもいったところか(当然だが、本来のリバイアサンのサンは敬称では無い)。
種族名に肩書きがついているモンスターは多いが(特にDQMシリーズ)、その種族名に「さま」という敬称がついているのはこいつ(とその上位種)、【神さま】【ぬしさま】だけ。
なお、【聖竜ミラクレア】やその従者の【ダイヤモンドスライム】は「リバイア」と呼び捨てにしている。
戦闘時は水面に隠れて見えないが、体長50m以上はゆうに超えるであろう長い体を持つ。
【ドラゴンクエストモンスターズ 20thアニバーサリー モンスターマスターメモリーズ】に掲載されている開発中の3Dモデルには「海龍さま」という仮名が付けられている。
DQMSLでもイルルカ発売とほとんど同時に登場。
その後長らく再登場していなかったが、2017年1月に上位種として「聖海竜リバイアさま」が登場した。
また、星ドラのメインストーリーでも登場した。
イルルカ
【水の世界】の主で、賢者【ミラクレア】と共に旅をした僧侶【メルナ】が来るべき時のために姿を変えたもの。
かいぞくのカギの世界ではその体を橋のように渡って移動することが出来る。
北西の海域や海神の神殿へは彼女をつたってしか到達できない。
なお、かいぞくのカギの世界クリア後のフィールドへの初登場時には、豪快に【マータイガー】を一飲みにしている。
誤解の無いように言っておくが、今作のマータイガーは【ギガボディ】のモンスターで、決して並の大きさではない。
それを丸呑みしてしまうのだから恐ろしい。超ギガボディの格の違いを見せつけるシーンでもある。
オリハルゴン同様夜行性で、中央の小島を囲むようにして移動しており、夜が明けるととぐろを巻いて眠る。
また、他の敵シンボルが起きている彼女に近付くと逃げ出していなくなってしまい、しばらくは再出現しなくなってしまう。
表シナリオ中はHPが無限に設定されており、絶対に倒せないようになっている。
また、戦っても2ターン経過後に「強烈なふきとばし」で吹っ飛ばされてしまう為、シンボルには触れるだけ無駄。見かけても放っておこう。
裏シナリオに入って一時消滅したのち、【ジェノシドー】が現れた段階で戦う事になる。
レベル60、HP6000、攻撃力297、守備力319、すばやさ425、かしこさ361。
また、この戦闘では【モントナー】を連れて来ていないと(スタンバイでもいい)、2ターン経過後に前述のふきとばしで吹っ飛ばされてしまうので注意。
完全3回行動で【マヒャデドス】と【つなみ】を連発するので、メタル系やヒャド系などに強いモンスターにみがわりをさせると良い。
オリハルゴンやしん・りゅうおうを倒してきているパーティならば、対策を間違えなければ特に問題なく勝利できる相手。
その後は人間であった頃の記憶を取り戻して【グランエスターク】の盾となり、【名もなき闇の王】討伐を果たすと他の仲間とともに昇天した。
このため、裏シナリオのボスとして勝利した後は一時的に出現しなくなるが、裏シナリオクリア後は同じ位置に再度出現する。
この時の個体はHPが下がっており、スカウトする事も可能。
なお、【オリハルゴン】【マンモデウス】の2体目以降の個体はそれぞれ【アモン】【ダルジャン】の子という説明がされているが、リバイアさまに限ってはこの個体が何者なのかの説明はない。
ちなみに、水の世界を訪れた時に「夜」かつ「悪天候」だった場合は、リバイアさまの腹の部分が膨れている事がある。
この時は動きが鈍く、戦闘に入ってもボーッとしており攻撃してこない。
こちらから攻撃して一定以上のダメージを与えれば、2ラウンド経過後に戦闘が中断され、リバイアさまがマータイガーか【しんかいりゅう】のどちらかを吐き出す(一定以上のダメージを与えられなかった場合は通常時同様に吹っ飛ばされる)。
描写からして食後に一息ついている所を殴られて吐き出してしまったということか。
吐き出されたシンボルに接触すると、(一度食われたためか)敵のHPが半減した状態から戦闘が始まる。スカウトは可能。
このマータイガーやしんかいりゅうを吐き出すイベントは表シナリオ中でも発生するので、こいつらをスカウトしたいのならば表シナリオ中にリバイアさまと戦う意味もある。
ちなみに、吐き出させた場合は戦闘終了前に「おや?リバイアさまのようすが…」と某有名RPGのようなメッセージが表示される。
上述の通りスカウトする事もできるが、【コアトル】と【ポセイドン】の配合で作ることも可能。なぜか♀固定ではない。
コアトルのランク低下による入手の容易さにより、超Gサイズの中では簡単に配合できるだろう。
ドラゴン系のSSランクで、どく攻撃やマヒブレイクなどの特性で状態異常を与える攻撃が得意。
ただ、能力値はHPやMPが高めである以外は総じて低く、主戦力には到底向かない。
攻撃に乗じて状態異常を与えてかく乱させる使い方が望ましいか。
ただし今作には状態異常を受けるとそれを耐性無視でやり返す【しっぺがえし】の特性が存在するため、
状態異常攻めは1体でしか出られないリバイアさまにとってリスクが高いのが悩みどころ。
【オリハルゴン】、【マンモデウス】、【メタルゴッデス】との4体配合で【聖竜ミラクレア】を、
【破壊神シドー】との配合で【ジェノシドー】を生み出せる。
所持スキルは固有の「【リバイアさま(スキル)】」。
DQMSL
初期の頃に実装された討伐モンスター。【ドラゴン系】のAランク。
当時はストーリークエストに乱入するタイプの中ボスとして実装されていたが、
後にジョーカーシリーズを意識した特別クエスト「最果ての魔大陸」にて再登場。
習得特技は【もうどくぎり】や【ヒャダルコ】と、現在ではほぼ役に立たない代物。
さっさと転生してしまおう。
Sランクの「聖海竜リバイアさま」に転生した後は、素のHPこそ当時のAランク並の低さしかないが、
習得特技が【メイルストロム】と【デイン系】上位息「白くかがやく光」になる。
特性に【いきなりみかわしきゃく】が付く為、斬撃にはある程度強い。
【ときどきおいかぜ】もあるが、こちらは若干運要素が強いのでアテにし辛い。
リーダー特性も「全系統素早さ+10%」と優秀。
だが、特筆すべきは【ギラ系】と【イオ系】無効、【ヒャド系】吸収というコイツの持つ耐性。
これは実装当時、対戦環境で暴れ回っていた【デスカイザー】が使用する呪文の属性全てに当てはまる。
それらを無効化した後、弱点の白くかがやく光で反撃できるコイツは、強力なメタとして当時活躍していたのだ。