【ポセイドン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:06:47

この頁ではモンスターとしてのポセイドンについて解説。
DQ6に登場する同名のキャラクターは【ポセイドン王】を参照。

概要

モンスターズシリーズに登場するモンスター。色違いに【海の神ワダツミ】がいる。
由来はギリシャ神話の海の神様で、冥界の主ハデスや天界の神々の王ゼウスの全兄弟である。それだけにすべての海を支配する伝説の魔物と位置付けられている。
二次創作でも出番は多いが、作品によっては量産されているリヴァイアサンオケアノスと違って、海や海底のラスボスか、水棲生物の能力値トップクラスとしてしか登場していない点では物凄く優遇されている。
元ネタの方では津波を起こしたり、大雨を降らせたりして町や大陸を水没させることができる力の持ち主で、息子のグラコウスにその力が引き継がれているとあるのでこの設定が本編7に輸入されている。
ビジュアルを強引に例えるならなんとなくカエルっぽい狛犬。因みに元ネタの方はドラクエ的には【うごくせきぞう】系統である。
お世辞にもかっこいいとは言えない外見だがやはり実力は本物なのか、イルルカのライブラリによれば、彼を怒らせると海が沸騰して魚が死に絶えるという。
……それは魚以外の海洋生物も死に絶えるんじゃなかろうか。彼らにとってとんだとばっちりである。
なんせポセイドンが怒る度、沸騰した海水で茹でられることになるのだから。
 
亜種としてDQMSLには下位種の【オケアノス】がいる。
ポセイドンと共に、ギリシア神話に登場する同名の海神が名前の由来だろう。
ローマ神話における同ポジションのネプトゥーヌス(英語読みでネプチューン)が由来のモンスターに【翠煙の波皇将ネブド】【ダークドレアム】の亜種)がいる。

DQM1(PS版)・DQM2

DQM2から追加された水系の最強ランクのモンスターとして登場している。
入手方法は【グラコス】×【ムドー】というDQ6の魔王の4幹部同士の配合のみ。なお、【ダークホーン】など、????系を必要とする配合法の場合は基本的に????系のモンスターは固定されないが、こいつと【ラザマナス】だけは種族が固定されている。
DQM2で追加された各系統の最強種はいずれも配合難度が高いが、コイツはその中でも群を抜いている。
まず、血統のグラコスは水系と????系の配合でしか作れない。
そして、相手のムドーを生み出す過程でも【ハーゴン】【バラモス】といった????系が必要になる。
ムドーはバラモスとダークホーンの配合で生まれるが、そのダークホーンにも????系が必要ときたもんだ。
お見合いを活用したり、グラコスやダークホーンを野生で捕獲できれば多少は楽になるが、それでも道のりは長い。
最高ランクで配合が大変なだけあって、素早さ以外はとてもよく成長する。育成時には【とうぞくのリング】が必須か。
習得特技も【デイン】【せいしんとういつ】【うけながし】とかなり強力なラインナップ。
また、【デスタムーア】(変身)を血統に配合するとデスタムーア最終形態が生み出せる。
しかしそれはポセイドンの親であるムドーでも可能なので、わざわざポセイドンを出さなくてもいいだろう。
PS版のテリーのワンダーランドではとても入手しづらいモンスターの1体である。具体的には他国マスターから奪った水系モンスターを????系と配合してグラコスを作り、その後別に用意したムドーをグラコスを血統にして配合することで生まれる。他国マスターが【ラーミア】を連れていることがあるので、これを利用するのも有効。
素の状態ではデインやヒャドの耐性が低めだがその他の耐性はけっこう高く、強化すれば【メタル化】も可能。
ただし手順はかなり複雑で、特に火炎ブレスへの耐性は手順中に1/2の確率で落ちることもある。
完全なメタル化を目指す場合耐性が落ちてしまったらフォローがほぼ効かないため非常にシビア。

イルルカ

配合・スカウトによる入手は不可能。
水系が存在しないが、自然系ではなく???系のSランクになっている。
特性は【ギガボディ】【AI2~3回行動】【いあつ】【ときどきリバース】【パラメータブレイク】
+25で【ときどきインテ】、+50で【呪文会心出やすい】、新生配合で+★にすると【マホトラ攻撃】が解放される。
所持スキルは【神聖】
 
【聖竜ミラクレア】からもらえる「わだつみの試練のカギ」のボスであり、倒すと入手できる。
入手後もカギは何度でも使用可能なので倒す度に仲間にできる。
わざわざ【めぐりあいの塔】で捕獲する必要はない。
図鑑によると似たような存在である【海王神】とは仲が悪いらしいが、わだつみの試練のカギの報酬で貰えるポセイドンは通常の神聖に加えて海王神のスキルも持っている。本当は仲が良いのでは……?
【コアトル】と配合すれば【リバイアさま】が誕生する。

ジョーカー3

なんと本作でも続投を果たす。DQM2の系統最強モンスターの中では唯一生き残った。
今回モンスターズシリーズのみ登場のモンスターはボス以外少なめとなっている為、珍しい参戦である。
一説では【海の神ワダツミ】を出す為に継続参戦したと言われるが、真実は闇の中。
 
さすがに無理があったのか、【自然系】に移籍。そして相変わらずのギガボディ。
今回は配合で作成できるようになっており、【グレートオーラス】【クラーゴン】の特殊配合で生まれる。どちらも位階配合で作成できる為入手は楽だろう。
 
固定特性は【パラメータブレイク】。なお、特性の変更は特に無し。
なお、超ギガボディ化すると何故か【神の踊り手】を習得する。
 
能力は防御が特に優れており、次いでHP・攻撃が高い。他は大分抑え目になっている。
物理型の能力なのに「ときどきインテ」「呪文会心出やすい」とやけにチグハグである為、特性の調整はなるべくやっておきたいところ。
ただ単純に固定特性を活かすならば【怪蟲アラグネ】というアタッカー寄りなライバルもいる為、上手く差別化したいところ。
 
特殊配合の親になる種類が3体と意外と多い。
【オーシャンボーン】との配合で【海の神ワダツミ】が、【ギガデーモン】【凶アトラス】【凶メカバーン】との配合で【デスピサロ】が、【レオン・ビュブロ】との配合で【暴君バサグランデ】が生まれる。
特にバサグランデは配合の相方も作りやすい部類で旅の中で作るのも難しくない。
ワダツミもそこまで作るのは難しくなく、入手難易度の割に強く、終盤のボス戦でかなりの戦力となるため作っておいて損はないだろう。

プロ版ではさらに【神獣界】にて【カンダタ】の助っ人として水曜日に登場。
日替わりの助っ人達の中でもかなり強く、【ゆうきの斬舞】でテンションを上げてからの
【ザバマータ】【海波斬】で凄まじいダメージを与えてくる。さらにスキルで【青天の霧】まで張ってくるため
霧込みの海波斬がもろ当たれば2000超のダメージを受け瞬く間にパーティが壊滅する。
弱点としてはやはり水、氷結系の特技に偏っていること。
【自然系】のモンスターを【超生配合】して氷結ガード系スキルで水、氷結系への耐性を無効以上に出来れば
ゆうきの斬舞以外の被害がほぼ無くなる。
安定策という訳でもないが、1ターンキルが難しい場合はこういう手段も考えておくと良い。

 
初期スキルはどちらも【ギガパワー】

DQMSL

【自然系】SSランク。概要通り「オケアノス」の新生先。
「系統の王」という特殊枠の為、通常のガチャや交換券では手に入らない。
リーダー特性は「自然系のHP+30%、防御力+10%」。
習得特技は防御力依存の全体必中体技「大自然の怒り」と、
味方の自然系にのみ【だいぼうぎょ】と同じ効果を1ターン付与する「ガイアシールド」。
オケアノスから味方全体に1ターン状態異常無効バリアを張る「聖なる防壁」や、味方1体に【ザオリク】【スカラ】の効果を同時にかける蘇生系体技「深海のソーマ」も継承できる。
特性は【マインド】と各種封じ効果を防ぐ「しんぴのオーラ」、偶数ターンに味方の自然系の斬撃耐性を1段階上げ、自動MP回復状態にする「あまつゆのカーテン」、そして毎ターン、味方の自然系の防御力が1段階ずつ上がる「一族のめぐみ」。
特性は【マインド】各種封じ効果を防ぐ「しんぴのオーラ」、偶数ターンに味方の自然系の斬撃耐性を1段階上げ、自動MP回復状態にする「あまつゆのカーテン」、そして毎ターン、味方の自然系の防御力が1段階ずつ上がる「一族のめぐみ」。
 
対戦では、自然系モンスターは【エビルトレント】等の回復・蘇生手段を持ったモンスターが多く、それらを並べて敵のMPが切れるのを待つ持久戦法を行うのが主な使い方。壁役は【におうだち】が使える【オーシャンボーン】【メタルスコーピオン】辺りだろう。
全体的に素早さが低いため、【魔王オムド・レクス】を混ぜたリバパにする事も可能。
ただし自然系は全体的に【ザキ系】が通りやすいので、【暗黒皇帝ガナサダイ】【冥王ネルゲル】などは天敵となる。