概要
DQ5で初登場。
漢字で「深海竜」と書く。
オレンジ色のたてがみを持つ海竜で、前作に登場した【プレシオドン】に比べると、ドラゴンらしい姿である。
その名の通り、深海に棲む恐竜らしい。上位種に【グロンデプス】がいる。
巨躯の持ち主であり、初めて出会った際にはその姿に圧倒されるだろう。
上位種ともども、PS2版では戦闘画面に表示される際のポーズが異なっている。
PS2版の海上戦では、モンスターは水面から顔を覗かせる形で出現するのに対し、SFC版での姿は明らかに水中に潜っているものであり、そのままでは矛盾が生じるからだろう。
DQ5
青年時代前半の【サラボナ】~【滝の洞窟】以外の海域に現れる。
この段階では威力が高めの通常攻撃に加え、【ちからため】を行ってから打撃を繰り出してくる。船を入手した直後に遭遇した場合は気を引き締めよう。
HPもこの時期のモンスターとしては高めで、1ターンで沈めるのも難しいので【スクルト】でこちらの守備力を上げ、ルカナンで相手の守備力を下げ、メラ・ギラ・イオ・炎系の攻撃呪文や特技に打撃を絡めて戦おう。ヒャドや吹雪への耐性は高いので注意。
混乱への耐性は低く、【メダパニ】を覚えている仲間がいるなら同士討ちを狙ってみよう。メダパニが効いてしまえば楽に倒せる。
それ以外の攻撃や補助呪文の効き目は薄い。短期決戦を挑もう。
また、このモンスターは【たまてがい】と同じく、青年時代前半にしか出会えず、後半になると出現しなくなる。リメイク版では【モンスターボックス】の完成を狙うなら、【ジャミ】を倒す前に一度は倒しておこう。そうでなければ【すごろく場】に延々と通う羽目になってしまう。
落とすアイテムは【いのちのきのみ】。
DQM1(PS版)・DQM2
水系のモンスターで、【ディゴング】×【グレイトドラゴン】or【コアトル】or【オリハルゴン】を配合して生み出せる。オリハルゴンを使うのはもったいないので野生で出やすいグレイトドラゴンかコアトルを使うとよい。
また、PS版では通信お見合い限定でディゴング×【くものだいおう】でも可。
MP、かしこさの伸びはディゴングより劣るが、それでもなかなかの伸びが期待できる。
それ以外の能力値も伸びが高く、特に攻撃力はLv99を待たずして999になる。
覚える特技は【マホトラ】、【かまいたち】、【すてみ】とあまり使い勝手が良くないものが多いので、
【れんぞくこうげき】など強力な打撃系特技を覚えさせるといいだろう。
特技耐性は全体的に高めでGB版DQM2では【メタル化】も可能である。
なお、GB版ではこいつを使った配合法は特に無かったが、
PS版では【ハーゴン】との配合で【バラモス】を生み出せる。
その後のモンスターズシリーズでは【ギャオース】系に出番を取られてしまい、長い雌伏の時を過ごすことになる。
イルルカ
久々の復帰。位階500、ドラゴン系のBランク。
ドラゴン系としては【じゃりゅうせんし】の一つ上、【コアトル】の一つ下。
装備可能武器はハンマーと杖。所持スキルは【ハンター】。
特性は【ギガボディ】【タメトラ攻撃】【AI1~3回行動】【プレッシャー】【バギブレイク】。
+25でジャミングブレイク、+50で【いきなりピオラ】、【新生配合】で【ギガキラー】。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-10。
攻撃面はバギブレイクとギガキラー、妨害面はプレッシャーにジャミングブレイクと、割と優秀。
初期から強力なものが揃っているのでシナリオのお供にもよし。
全体化&タメトラ攻撃の通常攻撃を連打するだけでも相当な強さを見せてくれるだろう。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:645 MP:173 攻撃力:467 守備力:260 素早さ:300 賢さ:223
- ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1908 MP:516 攻撃力:1117 守備力:733 素早さ:829 賢さ:649
- ステータス上限の実数値(新生配合済み・ギガボディ・AI1~3回行動)
HP:3053 MP:826 攻撃力:983 守備力:645 素早さ:729 賢さ:571
ステータスはHPと攻撃力重視。守備力と賢さは低めだが、戦闘力は問題ない。
耐性面は、基本ベタン弱点のドラゴン系において、ベタン軽減が特徴。
他はギガボディの上昇分を除けば平凡。
通常の位階配合のほか、【ディゴング】×【ギガントヒルズ】の特殊配合でも生み出せる。
自身も【ホエールマージ】との配合で新登場モンスター【水竜ギルギッシュ】を生み出す素材になる。
一方、特殊配合がテリワン3Dに準拠しているため【バラモス】への特殊配合ルートは失われた。
久々の復帰にあたって景気づけか、【スカウトQ】の課題モンスターに抜擢。
【リバイアさま】絡みの特殊イベントもあり、ちょっぴり厚遇されている。