【暗黒のマント】

Last-modified: 2023-04-10 (月) 02:37:33

勇者アバンと獄炎の魔王

【幽霊騎士団】の切り込み隊長【フューレ】が装備する防具。
一見何の変哲もない単なる黒いマントだが、あらゆる呪文を常時跳ね返すという脅威的な防御性能を持つ伝説の秘宝のひとつ。
対魔法使いとしてならば【シャハルの鏡】にすら比肩する防御性能を誇り、「マント」である関係上体全体を覆うように防御可能なため、シャハルの鏡よりも防御範囲が広いという長所もある。
ただし、常時【マホカンタ】という特性以外は単なるマントであり、また呪文そのものは反射できても呪文で発生した物理現象までは防げない欠点がある。作中では【マトリフ】にこの欠点を突かれ、バギ系呪文でマントを巻き上げられた上に無防備な胴体に火炎呪文をぶち込まれてしまった。
この際「鎧や盾なら相当手を焼く」とマトリフから評されており、やはり盾とマントという形状の差が攻略の糸口となったようである。
具体的なマント自体の防御力については明言されていないが、フューレがわざわざマントの下に鎧を着込んでいた辺り、やはり布そのものの防御力しかないのかもしれない。そう考えると、物理攻撃に弱いというのもシャハルの鏡と比べた場合の欠陥か。
 
最終的にフューレはマントごと胴体を切り捨てて逃げ出したため、幽霊騎士団との戦闘後のこのマントの行方は不明。
あくまで外から受けたら反射するのであって内側から火炎呪文をぶち込まれては焼け落ちてしまっている可能性が高い。