概要
DQ3で初登場したモンスター。灰色もしくは薄紫色の熊。
色違いに【ごうけつぐま】、【ダースリカント】、【シルバーベア】がいる。
本編よりも外伝での活躍が目立つ。
実在の動物であり、現実世界ではアメリカ大陸の山地に生息するヒグマの亜種。英語で「Grizzly bear」。日本名は「ハイイログマ」もしくは「アメリカヒグマ」。
トナカイのような大型動物も襲って捕食する強力な生き物であり、人間を喰い殺せるだけの力もある。間違っても、興味本位で彼らに近づいてはいけない。襲われれば命は無いだろう。DQの方も凄まじい攻撃力でこちらをねじ伏せてくる。
DQ3
【竜の女王の城】周辺、【世界樹】周辺、【サマンオサ】地方の上部に出現する。
系統中位種だが、登場時期の関係から体感的な強さはこいつが一番だろう。
攻撃力は140とかなり高く、同じく竜の女王の城周辺に出現する【デスストーカー】(120)よりも高い。その腕力で【痛恨の一撃】も出す。
世界樹の周辺は攻略必須ではないため避けることは可能だが、サマンオサは攻略必須なためほこらから城までの道中で出くわす可能性は十分ありえる。
レベリングを行わずにさくさく進めるスタイルだと、Lv20未満でこのあたりに到達することも可能であり、そんなレベルだとキラーアーマーの95でも高いと感じるような状況なので、グリズリーの火力は痛いなんてものではない。
4人パーティでLv23~25あたりまで上げていれば適正な強さだが、痛恨の一撃がくるとさすがに危険なので注意は必要。
守備力は90と同時期の雑魚敵としては高めで、最上位種のダースリカントをも上回る。総合的な力量もダースリカントと大差ない。
なまじ【判断力】が低いせいで、後列にいる仲間も無差別に狙ってくるというおまけつき。これは下位種のごうけつぐまも同様だが。
にもかかわらず得られる経験値は、ごうけつぐまよりたった83(4人組なら1人当たり約21)多いだけでダースリカントの実に1/4という、戦っても旨味の薄い相手。
【ちからのたね】を1/64の確率で落とすものの、アイテムとドロップ率が完全に被っているごうけつぐまや【ゴートドン】を狩る方が、はるかに安全かつ効率的。
生息範囲こそやたら広いが、いずれもあまりうろつくことのない地域ばかりなのが救いか。デスストーカーと同じく、一度も出会わないまま本編をクリアしたプレイヤーもいるかもしれない。
ただし、【エンカウントエリア】の影響で【カザーブ】の東に川を越えて遠征してくることがある。もっとも、何の用事もない東外れの川沿いにエリアが一部はみ出しているだけなので、自分からわざわざここまで来ない限り出くわすことはない。
当然、興味本位でLv一桁~十代前半のパーティーが遭遇しようものなら、あえなく王様送りにされるだろう。この時点ではグリズリーだけでなく、同地域に登場する他のモンスターもかなり強いのだ。
ただ文字通り「なす術がない」かというとそうでもなく、【ラリホー】や【マヌーサ】が高確率で効くので、これらの呪文で無力化を図れば倒せないこともない。その場合は【ぐんたいガニ】をはるかに超える守備力が邪魔になるので、ルカニやルカナンを使って守備力を下げてから叩こう。バギ系は確実に効くが、メラ・ギラ・イオ系は効かないこともあり、ヒャド系は効きにくい。
ただ、すでに述べたとおり報酬は物足りないし、素早さもこの時期でダントツの俊敏さを誇る【ギズモ】をも上回るので、先手を取られることが多く、先手を取られれば勇者、戦士あたりはギリ一撃は耐えられるが、僧侶や魔法使いのような体力の低いパーティーは避けでもしない限り一撃アウト。痛恨なんぞ出された日には、110~140ダメージを受ける。前衛職でも防御しなければ即死、後衛だと防御しても助からない。
カザーブに到達した程度のパーティーであれば、無理してこんなところに来てはいけない。
よほどの熟練者はともかく、不慣れな方は背伸びして狩ろうとすると逆に事故が起きて殺されるリスクのほうが高い。無理に狙うくらいなら、順当にストーリーを普通に進めた方が良い。
ダメージ3桁の痛恨を使う敵は船を手に入れるまではこいつかデスストーカー、【ひとくいばこ】くらいだろう。
FC版の【格闘場】でも脳筋ぶりを遺憾なく発揮する。通常攻撃でも大抵の相手からHPをごっそりとかっさらい、痛恨の一撃を決めてくれれば勝ち残れる・・・、と言いたいところだが、同じような力自慢の【トロル】がいた場合、サンドバッグも同然になったり、【ばくだんいわ】が出た場合には彼のHPを中途半端に削った結果、【メガンテ】で帳消しにされる場合もある。
SFC・GBC版
【第3のすごろく場】にある「?」マスで出現することがある。こちらのレベルが高くかつ上等な装備を整えていないと勝つのは困難であるので、逃げるのも手。
HD-2D版
下位種のごうけつぐまは【だいぼうぎょ】を使っていたがこちらは【ぼうぎょ】を行うのみで遅延要因としてはごうけつぐまより優しい。
ただし周囲の敵に比べて高い攻撃力(182)は健在で、さらにパーティ後列の相手を優先して狙うようになったため危険度は相変わらず高い。
本作の痛恨の仕様の例にもれず、残りHPが最も高い味方にしか痛恨の一撃を繰り出さないため理不尽に即死させられることは少なくなっているが、安全を期すならラリホー等で無力化させるといい。
モンスターズシリーズに常連として登場している影響か【はぐれモンスター】にもなっている…が、初期のモンスターズで猛威を振るったからか1種しか居ないため、強くなれない。詳細はこちらを参照。
DQ7(リメイク版)
【トクベツなモンスター】として登場。
配信石版【Vジャンプ強者への試練】(スマホ版は「強者への試練」)のボスだが、見かけによらずHPは500程度しかなく、レベルをそこそこ上げたパーティなら簡単に倒せる。
Lv99でも苦戦を強いられるものが多い配信石版ボスの中では、かなり弱い部類である。
しかし、配信石版が利用できるようになってすぐに挑めば相当の強敵。
攻撃力140、守備力90というステータスと痛恨の一撃のある行動パターンはいずれもDQ3からの流用で、序盤のボスの比ではない。
最速で挑むならばマヌーサ・ラリホー・ルカニの駆使は必須。マリベル大忙しである。
DQ10オンライン
Ver.7.0よりシルバーベアの上位種として登場。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
異変後の【クレイモラン地方】に出現する。3DS版だと体色が白っぽくて、シルバーベアっぽく見える。
相変わらず見た目通りの脳筋仕様で、下位種同様【ゾーン必中】を使い、高い攻撃力で痛恨の一撃を放ってくる。
今作ではダースリカントとシルバーベアがいないため、転生を除くとこいつが系統最上位種。落とすアイテムは【まじゅうの皮】と【いかりのタトゥー】。
強ver
【ネルセンの迷宮】に出現。共通で【賢者の試練】・不惑の森に生息。PS4版等では下層部に夜のみいる。
行動パターンとドロップアイテムは変更なし。
DQM1(GB版)
【獣系】のモンスターとして登場。
【かがみのとびら】、【格闘場右のとびら】に出現する。
配合パターンは複数あるが、簡単な組み合わせでは獣系×【悪魔系】の基本配合で誕生する。(あ「くま」だけに…?)
習得する特技は【しっぷうづき】、【もろばぎり】、【あしばらい】。
本編でも高い攻撃力が脅威となっていたが、その点はDQMでも変わらず。低レベル帯ではレベルが1上昇するごとに+10~20という恐ろしいほどの伸びを見せ、少し育てただけでも他のモンスターとは比べ物にならない強烈な火力を発揮するようになる。
Lv21を超えたあたりで成長が一度大きく鈍化するものの、Lv42から再び大幅に伸びるようになり、Lv99までには確実に攻撃力がカンストしてしまう。設定上の攻撃力上昇値は1199。
GB版DQM1では【ダークドレアム】、【デスタムーア】(最終形態)に次ぎ、【ギガンテス】と同値の全モンスター中三位。
これほどのパワーを持ちながらも配合解禁直後から基本配合で容易に作れ、ダメ押しとばかりに成長速度も速い部類であるため、配合パターンさえ把握していれば序盤から大暴れさせられる。
【キングレオ】・【ロックちょう】・【ホーンビートル】あたりと並んで語り草になっている、初期モンスターズシリーズ有数の強豪モンスターである。
素の耐性が脆すぎるため終盤まで使うのはさすがに厳しいが、当面は攻撃の要として凄まじい威力を発揮してくれる。ただし、敵の【うけながし】にだけは注意。
最速で作りたいなら【アントベア】×【グレムリン】の組み合わせか。【まちびとのとびら】をクリアした時点でもう配合素材を揃えることが可能。
ただしこの組み合わせはグレムリン由来の【ギラ】が邪魔になりがちでもある。かしこさが伸びにくいことも手伝い、いつまで経っても【ベギラマ】にすらならず足を引っ張り続ける。
【ホイミ】も覚えられるがこいつは回復に回るよりとにかく敵を殴ることを優先してもらった方がいいだろう。低MPとはいえ移動中に使えるのは便利だし、ギラと違って【ガンガンいこうぜ】ならほぼ使わないので邪魔にはならないが。
グレムリンに限らず配合解禁前後に入手できる悪魔系は揃って邪魔な魔法を覚えているため、気になるなら獣系×【ゴーレム】の固有配合パターンを利用すると良い。こちらも【まもりのとびら】攻略後と早い段階で素材を揃えられ、さらに後々まで活躍の場がある【だいぼうぎょ】も習得できる。
配合可能レベルまでの育成が少し面倒臭くはなるが。
なお、悪魔系でも【オーク】等獣系との固有配合パターンを持つものはそちらが優先されてしまうため要注意。
もっとも、獣系×オークで作れる【イエティ】もユニコーンを経由することで後述するキラーマシンとキングレオの素材になるのだが。
配合の過程で覚えてしまった魔法特技が、どうしても気になる場合は作戦を【めいれいさせろ】にして放置するのも良い。
これで指示しない場合通常攻撃しかしなくなる(【とくぎつかうな】と同じ状態になる)ので、性格を重視しないならそれでも問題はない。
配合材料としても優秀で、グリズリーを血統に【スライム系】を配合することで【ユニコーン】が、【物質系】を血統にグリズリーを配合することで【キラーマシン】が生み出せる。
さらにGB版DQM1及びレトロ版では、キラーマシンを血統にユニコーンや【キラーパンサー】等の一部獣系モンスターを配合すると、なんと系統最強種である【キングレオ】を作れてしまう。
ユニコーンも適当な獣系モンスターに【やすらぎのとびら】の主である【スライムファング】を配合するだけで簡単に作れるし、キラーパンサーに至っては【おもいでのとびら】で確実に仲間になるため、グリズリーから配合ルートを繋げていくことで非常に効率よく、それも早い時期から最強クラスのモンスターを確保できる。しかも同じく序盤から簡単に作れる【にじくじゃく】とは違い、キングレオは成長もかなり早いためちゃんと即戦力になる。
バランス調整か、それとも単なる設定ミスだったのか、DQM2以降はこの配合ルートが削除されてしまった。ただし【モーザ】を相手に配合すると【パオーム】が生み出せるので、やろうと思えばキングレオに繋ぐことは可能。
配合で作るのが簡単、戦闘能力が高い、成長速度が速い、配合素材として優秀と非常に魅力的なモンスターである。
ちなみに鳥系を血統に配合すると【ひくいどり】が生み出せ、【にじくじゃく】や【スカイドラゴン】につなぐことができる。
……が、どちらも成長速度に難がある(特ににじくじゃくはクリア前に作ってしまうと確実に持て余すレベル)ため、ストーリー攻略の段階でこのルートを選ぶのはあまりおすすめしない。
一応ひくいどりは成長が早く育てやすいモンスターではあるので、そのまま使い続けて【キラーグース】→【ロックちょう】等のルートを辿るという手はある。
攻撃力の凄まじさに違わぬ脳筋であり、MPはLv99まで鍛えてもわずか49しか上昇しない。ついでに言えば【かしこさ】もかなり低い。
が、正直なところストーリー攻略に使う分には全く気にならない。
何故かと言うと通常攻撃しているだけでも十分すぎるくらいに火力が出るため。
しっぷうづきやもろばぎりを出してくれたら嬉しいが、ガス欠になったとしても何の問題もなくアタッカーとして機能する。というかギラなどを覚えさせてしまった場合、むしろガス欠になってくれた方がありがたいことすらある。
とはいえ配合先でMP不足になったり特技の習得の遅れを引き起こしたりする場合もあるので、そこは留意しておくこと。
もっとも定番の【キラーマシン】を経由して【キングレオ】を作るルートの場合、配合先も脳筋傾向が強く素殴り+αで十分戦っていけるのであまり気にならない。
当然敵に回した場合は相当の脅威となる。野生で出現する個体からは、開幕のしっぷうづき一発で想像を絶する大ダメージを食らう。
よって、こいつの出没するエリアを体力ギリギリの状態で冒険するのは極めて無謀である。回復は怠らないように。
低レベルの【他国マスター】が連れていることもあり、格闘場Aランクの2戦目でもこいつ2体を擁するパーティと戦うことになる。実際のところ、最終戦よりもこちらのほうが脅威は数段上。しかも【ベホマラー】を使える【ライオネック】と組んでいるため、こちらの戦力が低いと何度も回復されて怪力でねじ伏せられる可能性もあり得る。
きちんとパーティを強化していないとなす術もなく撲殺されるので、対策は盤石にしておきたい。
先に述べた通りコイツは特技に対する耐性が低く、状態異常はだいたい通る。
敵として対峙する際は【やけつくいき】や【まひこうげき】で麻痺させたり、【メダパニ】で混乱させたり、あるいは【ラリホー】で眠らせる、【のろいのことば】で呪ってやったりなど、行動を封じる事ができる特技を覚えたモンスターを連れておくと対処しやすい。ただし、1ターン休みは効かない。
【マヌーサ】もよく効くので、命中率を下げるために使うのも良い。
DQM1(PS版)、DQM2
GB版DQM1同様、相変わらずの筋肉バカである。
DQM2では【雪と氷の世界】と【孤独の世界】のフィールドに出現する。今作では野生個体の出現時期が大幅に早まったが、ストーリーの世界で敵として出現するものはちゃんと調整されていて攻撃力が突出して高いわけではないので、まだ防御が低めなモンスターでもねじ伏せられることは基本的にないので安心して良い。
もろばぎりが【れんぞくこうげき】に差し替えられており、さらに凶悪に。
さらに、しっぷうづき+れんぞくこうげきで【さみだれぎり】をグリズリー単体で思い付くようになった。
攻撃力では【ヘルゴラゴ】や【ラザマナス】というさらに上位のモンスターや、【グランスライム】、【ヘルパイレーツ】といった同値のモンスターも増えたが、やはり序盤に作れる上に成長が早いアドバンテージは大きい。
高い攻撃力を活かす特技を連発するためにも【まどうしのリング】か【ませんしのリング】を装備させ、できる限りMPを補ってやろう。
RTAでは破格のパワーの成長率からこれを採用したチャートが主流である。
総じて1の時と遜色ない活躍が期待できるが、本作の【他国マスター】は状態異常を多用するため、素早さと異常耐性が低いコイツは封殺されやすいので注意。
PS版では鳥系を血統とした場合の配合結果がホークブリザードに変わっている。
序盤の主戦力の一角としてはほぼ互換であるが、中・終盤にひくいどりが必要な場合はドラゴスライムやギズモなどの他の候補を採用しよう。
キャラバンハート
動物系のBランクで、重さは4。
野生のものは【ルプガナ】地方に出現する。
転身するにはランク転身のみで、動物系に動物系の心と悪魔系の心を与えると転身できる。
【オニオンマスター】とコンビで出てきてプレイヤーを苦しめる。
今回は凄まじく尖った攻撃力があることもなく、全体的に概ね平均的。
どういうわけか最終的に一番成長するのは、前作で絶望的な数値だったMPである。
習得する特技は【ちからをためる】、【ヒャド】、【すてみ】。
【転生士】の能力で転生させると、ランク1の武闘家(大人・男)になる。
テリワン3D
Mサイズで再登場。魔獣系のEランク。
野生のものは【よろこびの扉】をうろついている。
また、【他国マスター】が【ゴールドマン】と【ゴーレム】と共にこいつを連れている。
特性は【メガボディ】、【カウンター】、【いきなりバイキルト】、【ときどきテンション】、+25で【タメキテボディ】、+50で【封じブレイク】。
メガボディのくせに一回しか行動できないが、【こうてつまじん】と並びメガボディではぶっちぎりの高い能力値を誇る。
【ギガハンド】と同じく封じブレイクを持つ上に究極化前ですらHPが2000超え、究極化に至っては2500を超えるので、【じごくの踊り】は凶悪な威力。
1回行動なので【アンカーナックル】のデメリットも少ない。
いきなりバイキルト付きの物理攻撃やカウンターも言わずもがなの強さで、初代とは違い賢さもMPもそこそこあるので呪文で攻撃も可能。
…しかしれんぞくがないのでバイキルトとテンションの乗った彼の一撃がどれだけ重くともじごくの踊りや【みなごろし】以外は999で止まるのが難点。
また、なぜか守備が異様に低く533しかないのでカウンター前に死ぬことも。
スキルは【あらくれ】。
こいつを使った特殊配合先は、【ベホマスライム】2体とこいつ2体の4体配合で【ユニコーン】が作れるだけ。ユニコーン自体が位階配合でも作れるので、この配合にこだわる理由はないだろう。
イルルカ
位階177、魔獣系のEランク。
魔獣系としては【プリズニャン】の一つ上、【ストロングアニマル】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は爪と杖。所持スキルは【あらくれ】。
特性は【メガボディ】、【カウンター】、【いきなりバイキルト】、【ときどきテンション】。
+25で【タメキテボディ】、+50で【封じブレイク】、【新生配合】で【格闘王】。
さらに【ギガボディ】化で【AI1~2回行動】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-2。コストは凄く重く、
特に-4のタメキテボディを替える場合はマイナス特性押し付けに要注意。
無駄のない特性は非常に優秀。初期から攻撃役として期待でき、
配合を重ねれば妨害や体技全般も得意とする万能キャラに。
封じブレイクはカウンターやタメキテボディと良相性で、敵のブレスや体技を封じて物理攻撃を誘える。
唯一の問題は2枠ながら1回行動という点。1枠モンスター2体分の活躍をするのは少し難しい。
・ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:382 MP:157 攻撃力:273 守備力:164 素早さ:292 賢さ:238
・ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1763 MP:544 攻撃力:987 守備力:589 素早さ:1054 賢さ:863
・ステータス上限の実数値(新生配合済み・メガボディ)
HP:2645 MP:816 攻撃力:1036 守備力:618 素早さ:1107 賢さ:906
成長率は守備力が低い以外はバランス良く伸びる。MPや賢さが低くないのは意外。
攻撃力が思いのほか伸びず、素早さの方が高い。
987という攻撃力上限には物足りなさを感じるプレイヤーも多いだろう。
基準値合計は中の下程度だが、メガボディ&1回行動なのでライブラリなどの数値は高くなる。
耐性は妙に弱点が少ないのが特徴。眠りとダウン系だけで、眠りはメガボディ補正で軽減に。
ダメージ系にも弱点が一つもない。耐性も少ないが。
野生個体は【雪と氷の世界】の北の山付近に生息している。
たまに【イエティ】を捕食するが、昼の悪天候時限定なうえ、
シンボルの数が少なく発生確率が低いので、1度も見ずにクリアするプレイヤーもいると思われる。
捕食モーションはイエティを両手で引っ掻いて倒した後、片手でイエティを引っ掻き、
その手を口に運ぶ仕草を左右1回ずつ行うというもの。
前作同様、特殊配合先に【ユニコーン】があるが、ユニコーンのランクがCに下がった為か、
片割れが【ベホマスライム】から【ホイミスライム】に変わっている。
2体ずつを使った4体配合である点は変わらない。
今作ではユニコーンが野生で出現するため、この配合にこだわる意味はない。
ちなみに【マルタの国】の【格闘場】に、【NPC】としてグリズリーと少女がいる。
グリズリーは腹を空かしており、彼女はグリズリーに食べられないか不安がっている。
事故が起きないことを祈るばかりだ。
イルルカSP
このモンスターの近くに【転生モンスター】の【あらくれパンダ】が現れるようになった。
その関係なのかシンボルの出現位置が微妙に変更されており、イエティを捕食することはなくなった。
また、なぜかあらくれパンダが出現しているときのみこいつのシンボルも1体増えている。
DQM3
魔獣系のEランク。
野生では【覇王城の魔界】中級の春と冬、【白冥の洞くつ】に出現。
ドロップアイテムは【なぞの上にく】、レアドロップは【ちからのルビー】。
【アントベア】と【オーガー】の特殊配合で生み出される。
特性は【きょうせんし】、【とうそうほんのう】(Lv20)、【ピンチで会心】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】、【スモールキラー】、【プレッシャー】(Lv60)。
所持スキルは【あばれんぼう】。
HPが減ることで本領を発揮する特性を持つが、グリズリー自身はHPも守備力もさほど高くないため敵の攻撃を耐えながら戦うのは難しい。
【ドラゴンキッズ】との配合で【ドラゴン】、【とらおとこ】との配合で【ベンガル】、物質系または【アックスドラゴン】との配合で【ライノソルジャー】、【ずしおうまる】との配合で【ダースリカント】が生み出せる。
ライバルズ
第3弾カードパックで武闘家専用レアカードとして登場した。
2/3/2
召喚時:味方リーダーのテンションの数以下の攻撃力を持つ前列の敵ユニット1体を相手の手札に戻す
敵ユニットを手札に戻すことができるが、自分のテンションや敵ユニットの配置といった多くの条件が課されるため扱いづらい。
体力が2と高くない点も微妙である。
ところが【シーゴーレム】が登場して以降、体力が高く倒しづらい彼を手軽に処理できる手段としてお呼びがかかることになった。
武闘家の速攻デッキはシーゴーレムへの対抗手段を数多く持ち環境で優位に立つこととなったが、こいつがそれを強く支えていたことは間違いない。
ウォーク
ストーリー13章6話でボスとして登場。
ジバリア系が弱点。他はギラ系は等倍で他は耐性持ち。
攻撃は物理攻撃のみで、2回攻撃のはやぶさの爪や転倒効果のタックル、じひびきを使う。
最大の脅威は全体に500程度の威力になるがんせきおとし。凱歌シリーズで耐性をつけるか、スカラで対策したい。
残りHPが半分以下になるとすてみを使いより攻撃が激しくなる。こちらの攻撃ダメージも増えるので、そこからは速攻をかけたい。
その後はストーリー16章3話以降でフィールドに登場。ときどき見かけるモンスター。岩石落としの威力は下がったが、新たに痛恨の一撃を放つようになった。
こころは黄色でコストは155。やや耐久型で、高グレードでは体技ダメージが上昇し、ヒャド系に耐性を持つ。Sではきあいためを覚える。
ドラけし!
常設ステージ版のデルカダール地方に登場するレアモンスター。
星3の青属性で、スキルは円形範囲の敵の行動を遅延させる「あしばらい」。
DQM+
【カレキの国】のマスター、ディノが連れているモンスターの1体。名前はグリーズ。
その大きな体を活かして、しっぷうづきやみがわりを使う武闘派タイプで、チームの切り込み隊長的存在。
しかし、クリオとの戦いでキーラ(キラースコップ)が力尽きた際は「残りの攻撃力(かまいたちとグリズリー)じゃ話にならない」と言い放っている。
まだレベルが低いのだろうか?
最終的には【キングレオ】の「レオ」を生み出すまでの配合過程で別れたと思われるが、ディノ曰く、いつかクリオにリベンジすることを約束しているらしい。
ダイの大冒険
【チウ】の【獣王遊撃隊】隊員8号として登場。名前はクマチャ。
獣王遊撃隊で最大の体格を誇り、【グレイトアックス】を軽々持てるほど。
初登場時は【ポップ】に敵かと誤解されるほどの険しい目付きだったが、その後は可愛らしい目になっている。
灰色毛のチウはモノクロ漫画内で色が着いていないにも関わらず、こいつには色が着いている。
カラー絵が無いので断言はできないが、本作のグリズリーは茶色系の毛皮のようだ。(なお、新アニメ版ではやや色素の薄い茶色の体毛となっており、ごうけつぐまに見えなくもない感じになっている)
バーンとの最初の戦いに敗れ、なんとか浜辺に泳ぎ着いたポップ達を発見してチウにしらせ、仲間を抱えて泳いだ疲労で動けないマァムをフローラのアジトまで運ぶ役も担当した。
ちなみに、この時点のレベルのポップからすると「普段なら何でもない相手だが、魔法力と体力が底をついた状態では差し違える覚悟で戦わなくてはならない」というくらいの強さらしい。
最終決戦でのクマチャは、クロコダインに届ける重いグレイトアックスの運び役。
戦闘では集中アタックで鎧兵士に襲いかかったり、サイおとこに殴り倒されるシーンがあった。