FF6
獣ヶ原でのみ使えるガウの特殊コマンド。
もう1つのガウのコマンド「あばれる」で使用可能なモンスターのリストを増やす効果である。
飛びこむと同時にステータスや状態異常は回復する。ゾンビ状態のまま飛びこんでも治療される。
使用すると、ガウが敵パーティーの中に跳び込み、その戦闘は強制終了する。
その後、パーティーからガウが離脱した状態となるが、また獣ヶ原で戦闘をしていると
戦闘終了時にガウが現れ「またいっしょに、たびをするー!」と喋った後、パーティーに戻ってくる。
すると、跳び込んだ時・戻ってきた時の戦闘で登場していたモンスターが「あばれる」リストへ新しく加わる、という仕組み。
跳び込んだ戦闘と、現れた戦闘では敵のギル、魔法修得値、ドロップアイテムは手に入らない。
バックアタックや挟み撃ち、サイドアタックでの戦闘終了後だとガウは現れないので、「あばれる」を稼ぐ場合はアラームピアスを装備しておきたい。
アラームピアスを装備していてもスカイアーマー&スピットファイア等は挟み撃ちで、キングベヒーモス等はバックアタックしか出現しないため、これらのモンスターは「とびこむ」側でしか覚えられない。
失敗することはないので、戦いたくない敵が出現した時に使って戦闘を強制終了させることもできる。
- 同様に、逃げられない敵に出会ってしまっても跳び込むとすぐさま強制終了して回避できる。
通常使った場合は必ず成功するが、当然ながら、パーティー内の生存者がガウ一人の時は「とびこめない!!」と表示され、ミスになる。
パーティーに誰もいなくなってしまうのを防ぐためだろう。
- この「とびこめない!!」が出た時、画面をよく見ると、どれか一体の敵に対して「ミス」の表示が出ている。
どうやら「とびこむ」自体は単体攻撃扱いになっているようだ。
ストーリーの途中でもお構いなしに離脱できてしまうためか、
シナリオ上想定外と思われるタイミングでガウが離脱しているとバグることがある。
シャドウが一緒だとこんな抜け穴も。
ガウを跳び込ませた後、飛空艇などでパーティを4人に入れ替えると人数オーバーなのでガウが絶対に戻ってこなくなる。
- 獣ヶ原の洞窟の中にいる盗賊4人組も、ガウを仲間にする為にいつも1人が留守番にされるとか。
飛び込んだガウが現れる際は、敵編成の6枠目を間借りしている。
それ故、6体編成の敵ではガウが現れないので、これを使わないとあばれるを習得できない状況もある。
獣ヶ原に跳び込ませたガウはレベル平均値の計算に含まれないので
低レベル攻略ではガウが経験値を一手に引き受けた後に放牧される事が多い。
また、跳び込ませたガウの再加入時にもレベル平均値の計算は行われないので、仲間を全員仲間にした後ならば、「あばれる」を習得したいモンスターが残っていたとしても、仲間のレベル上げをしても支障が無い。
跳び込んだ直後の時点で、(次に戻ってくるより前に)その時に跳び込んだモンスターをもう習得してしまう。
これは、「あばれる」コマンドを装備したゴゴが一緒にいれば確認できる。
ガウが戻ってきた時に、ガウが喋る前に攻撃を当てると怒って帰ってしまうが、戦っていればまた現れる。
戻ってきた時に誤って殴ってしまい、ガウが怒ってどこかへ行くとその時のモンスターは暴れるのリストに入らない。
リストに無いモンスターで戻ってきた時は「殴らない」ように注意。
- パーティーの行動もキャンセルされるから、間違って殴ると言うことはあまりないと思うが、ウーマロや踊っているモグがいる時は注意。
ウーマロは獣ヶ原で使うことはほぼないものの、モグを使っている時はMPをケチって安易に踊らせないほうがいい。 - セレイドホッパーの羽音などのバーサク効果のある特技を喰らった時も注意。
- ちなみに跳び込んでから再会したガウはバニシュ→デスやブレイクで戦闘不能にできる。と言っても普通にまた出てくるけど。
他種族の仲間を呼ぶモンスター(帝国兵を呼び出すサテライトなど)が呼び出す前に飛び込んだ場合、呼ばれる側のモンスターはまだ画面にいないにも拘わらず「あばれる」に登録される。
- 5のダミーターゲットと似たような扱い。画面に表示されないしこちらから一切干渉出来ないけど内部的には存在し「警報がなりひびく」でフラグが立って実体化する、という感じ。キングベヒーモスも同じで最初からアンデッドが隠れている。
ゴゴが使用不可能な数少ないアビリティの一つ。
他にはトランスが該当する。