FF6 
概要 
幼い頃に父親に捨てられ、その後、世界中のモンスターが集まるといわれる獣ヶ原でモンスターに混ざって育った獣人のような少年。
モンスターと一緒に育ったため、モンスターのふりをして、そのモンスター特有の技で戦うことができるのだ。
覚えたモンスターによってどんどん強力になるぞ。
年令:13歳
職業:野生児
身長:163cm
体重:50kg
生年月日:4月5日 牡羊座
血液型:B型
出身地:レテ川河畔
宝物:捨てられたときに持っていた熊のぬいぐるみ
好きな物:キラキラ光るもの
嫌いな物:洋服
趣味:大暴れ
パーティーキャラの一人。幼い頃に父親に捨てられ、モンスターの住む平原・獣ヶ原で育った。
ジョブというか、肩書きは野生児。そのまんまである。オリジナルコマンド「あばれる」はモンスターになりきって戦う。
分岐シナリオのマッシュ編にて、獣ヶ原に着いたマッシュとカイエンと出会い、仲間となる。
以降もマッシュは父親絡みのイベントで世話を焼いてくれたりとなにかと縁が深い。
獣ヶ原のモンスターに混ざって成長したため、言葉は片言である。
口癖は「ガウ」。ガウという名前もこの口癖に由来していると思われる。
獣ヶ原は自分のテリトリーで、他の人間が入ってくることは好まないようだが、自分に親切な人間には割とすぐ打ち解けるようだ。
「あばれる」アビリティでモンスター技を使うことが出来るが、その後はプレイヤーが操作できなくなるので使いこなすには難しく、ラストダンジョンではウーマロと共に居残りさせられる事が多い。
魔石を入手すると魔法が普通に使えるようになる。操作不能になるのが嫌なら魔法要員にするといい。
- 幸い、魔法関連能力は悪くないので、乱戦になりやすいこの作品では打たれ強い分下手な魔法キャラよりも使い勝手がいいこともある。
ガウの設定制作は北瀬氏が行ったと「『FF』の生みの親・坂口博信氏が『FFVI』をクリアーする放送」にて本人から語られた。
北瀬氏がスクウェア入社前、アニメ会社に勤めていた頃の先輩が、白黒アニメ『狼少年ケン』に参加していたため、それを元ネタにしたとのこと。
戦闘 
レベル1時点での能力値
- 実際の初登場時のレベルは最低で7。
瀕死必殺技は持たない。
攻撃力がやけに中途半端な値に見えるが、これは素手の攻撃力(+10)が加算されているため。
それを引いた素の攻撃力は99。もちろん全キャラ中最強である。
このおかげで沙悟浄の槍を非カッパ状態で装備しても攻撃力100というそれなりの数値を維持できる。
攻撃力に限らずほぼ全てのパラメータが高水準な万能タイプ。
魔法回避率は仲間中最高、力は第3位、素早さは第2位、魔力は第4位という才能の塊。
「あばれる」で操作不能になる事と、「あばれる」で力依存と魔力依存の両方の技を使う事などから高性能な初期ステータスになっていると思われる。
スノーマフラーが防御+128なので、ガウの防御初期値44と併せると、
ガウは英雄の盾(防御力59)+サークレット(防御25)+スノーマフラーで防御255が達成される。
- 防御が255になると防御無視以外の物理攻撃は前列1ダメージになる。
英雄の盾をほかのキャラに回した状態で、ガウが雷耐性のために雷神の盾(防御力+43)を装備すると防御240となり、防御240だと被ダメージが約95%カット。この状態でブラキオレイドスのぶんまわすを食らうとダメージが2000程度になる。
ガウが源氏の盾に持ち替え防御251を超えるとぶんまわすが被ダメ600程度になる。プロテス(ミラクルシューズ)でさらに1/3カット。小手系のアクセサリなどの追加防御力で255達成。
- 源氏の盾・雷神の盾は市販品からコロシアムで量産可能。
素の防御力、回避率ともに高くなおかつスノーマフラーが着れるので後列に下げておけば非常に堅固。死なない魔法使いというのは頼れる。
どうせゲーム全体を通して戦闘中にもっとも重要な行動は魔法なので、「あばれる」のことは忘れてソウルオブサマサやスリースターズを付けて魔法特化キャラとして運用してもいいのでは。
- 忘れられがちだがアイテムも普通に使える。魔法使う場面すらなくなってしまったらアイテム要員でも悪くはない。
- 逆に魔石禁止縛りプレイ等を行う際は、「あばれる」でティナやセリスも覚えない上位魔法を使いこなす姿を披露することも。
もしくは「あばれる」はストレイキャット一本にして、4倍撃の『ネコキック』ばかり繰り返しても十分すぎるほど強い。
ガウの長所は「ガウにしか出来ないこと」が常に存在する、ということ。
便利なモンスター技の数々や魔法のフライング使用、防具・アクセサリいらずの耐性強化など(知ってさえいれば)活用のし甲斐のあるキャラと言える。
ガウがいなければならない状況があるわけではないが、積極的に使ってみるとゲーム自体の攻略のバリエーションが増えて楽しくなるので、普通の攻略に飽きたという人は是非使ってみて欲しい。
あばれる 
固有アビリティは「あばれる」「とびこむ」。
「とびこむ」は 獣ヶ原でのみ使用可能。使用すると強制的に戦闘終了となり、ガウが離脱する。
その後獣ヶ原でモンスターを全滅させると再びガウが登場し、再加入すると、「飛び込んだ時に残っていたモンスターと、再加入した時にいたモンスターの特性を覚える事が出来る」というシステム。
- GBA版公式コンプリートガイドによれば、飛び込んでいたガウが戦闘後に復帰する確率は60%。内部的には5/8=62.5%。
ガウが再登場した時に攻撃するとまた野に帰るが、即死させたり石化させたりすると戦闘が終了し、
ガウ出現直前に倒した敵のギルと魔法修得値がそのまま入る。
(ガウがパーティに戻る時は通常はギルその他は手に入らない)。
石化したガウを目の前にバンザイするパーティの姿は必見。もちろん殺しても問題はなく、獣ヶ原で戦闘していればまた再登場してくれる。
獣ヶ原に跳び込んでいる間はパーティの平均レベル算出から外れるという特性を持っているため、低レベル攻略の際には大概レベルの高いガウだけが、魔大陸最終決戦を目前にして獣ヶ原に帰される事になる。
- 世界崩壊後は最初から獣ヶ原に跳び込んでいる状態になっている。
つまり崩壊後に稼いだ経験値はガウに適用されないため、仲間を揃えたらガウだけレベルが低いという事態になっていることも。 - なお、パーティがガウ一人の時、ガウ以外の仲間全員が石化や戦闘不能などの場合は「とびこむ」が使えない。
「あばれる」は「とびこむ」で覚えたモンスターの技を使える、というよりそのモンスターになりきり、制御不可能になる。
「あばれる」ことにより、デフォルトで状態異常にかかってしまうことも(有利・有害関係なし)。
- 「あばれる」で自動的に状態異常になるのは、指定したモンスターの特徴を状態異常面でも引き継いでいるため。属性に対する吸収や弱点なんかも引き継ぐ。
- レビテトや暗闇に至っては戦闘終了後も治らないまま。
前者は魔法としてのレビテトを覚える前ならちょっと便利ではあるが。
「あばれる」はその内容においてオリジナリティーが強く、魔法であってもMPを全く消費せず、メテオなど場合によってはその時点でまだ覚えられない魔法を使う事がある。
崩壊後は「誘惑」のようなバランスブレイカー級の超強力な特技も使える。
あばれる中にバーサクをかけると物理ダメージを1.5倍化させつつ特殊攻撃も行える。
ウーマロ以外のキャラクターの中で唯一「たたかう」を任意で行うことができない。
そのため戦闘時にはひたすら「あばれる」か、任意で魔法・アイテムを使うかプレイヤーが選択する必要がある。
「あばれる」重視なら魔法を覚えさせなくていいかというとそんなことはなく、戦闘開始時に補助魔法を使えるだけ使ってから暴れ始めるなどの工夫をしてやるとより活躍できるだろう。
「あばれる」中はMPを消費しないため他のキャラより気軽に魔法を使えるのも強み。また暴れ出したらMPタンクにするのもいい。
- あばれる中の通常攻撃は、見かけ上そのモンスターに対応した武器のエフェクトになる。
戦術一つでパーティにおける重要度が天と地ほどの差となるキャラクター。
能力を熟知した上で戦術を練るとゲーム序盤から使えるキャラ。
しかし、あまり考えないで使おうとすると、魔法要員か4軍落ち(ラスダン置いてきぼり)する。
ガウの能力を聞き及んでも起用したことが無いプレイヤーもいるだろう。
ガウの一軍起用は、幻獣防衛イベントにかかっていると言っても過言ではない。
ろくに「あばれる」のレパートリーを増やさなかったガウは戦闘中ポーションをちまちま使う「いらない子」だが、ギル稼ぎも兼ねて跳び込みまくったガウは重装兵のプロテス+ファイラ、ボムの火炎、レッサーロプロスのファイアーボール、テラリウムのバイオ、ムーの落とし穴等で「一騎当千の活躍」を見せる救世主。
- デフォルトで覚えているザグレムの石つぶても、レベルが合えば8倍ダメージ。時期的に、敵の曹長と同じぐらいのレベルになれるので活躍できる。
仲間になった直後は
などがかなり強力。ガードリーダーのかまいたちもモグの「踊り」由来な為か、ベクタ攻略辺りまでは優秀な全体攻撃となる。
魔導研究所突破後は
など。
崩壊後は
など驚異的な強さを持ち、ゲーム全編を通して使えるキャラである一方で、「あばれる」リストを揃えるのが難しいという欠点もある。
レオ将軍以外で唯一ショックが使える味方キャラでもある。
ゴゴも、ガウ同様に暴れたり、「ものまね」すれば同じく使える。
幻獣の血を引くティナと正体自体が不明なゴゴを除けば、
魔石も使わず魔導注入も受けずに魔法を使える唯一の『人間』である。
もしも帝国がガウに目をつけていたならば、間違いなくFF6の歴史は根本から覆されていただろう。
- 幻獣じゃなくモンスターの力を注入されていたかもしれない。でもその方が手っ取り早くはある。
獣ヶ原でレアなモンスターをゲットするととてもテンションが上がる。
前作のとらえる→はなつの発展形だと思う。
「あばれる」のリストはアイテム欄のような並べ替え・ソート不可。
ATBアクティブモードにして戦闘スピードを速めている場合、「あばれる」リストを揃えれば揃えるほど却って使いにくくなる。その場合は、リストをはじめから少数精鋭にしてみてはいかがか。
一応コンフィグのカーソル位置を「きおく」にしてジェネラル近辺等よく使う場所に合わせれば、ある程度は使い易くはなるが・・。
- アクティブタイムバトルなのに並び替え出来ないって、根本的にミスだよね。モードがウエイトならともかくアクティブの場合はどうしろっての。
せめて五十音順にはできただろうにかなり粗削りなシステムである。
自分は魔石無しプレイがデフォなのでストラゴス、ゴゴと並ぶ逸材だった。
- 魔石でのパラUPを活用しまくっている自分もガウは使えると思う(ストラゴスやゴゴが逸材というのにも同意)。
- その場合、必然的に低レベル攻略が必要になるが、以下の点により低レベル攻略のエース的存在となる。
- 使い方によっては序盤から低レベルでも高火力を発揮可能
- 任意離脱でレベル補正の対象外にできる
- 初期ステータスが高い
- その場合、必然的に低レベル攻略が必要になるが、以下の点により低レベル攻略のエース的存在となる。
唯一沙悟浄の槍だけは普通に装備できるため、源氏のこて、皆伝の証があれば二刀流乱れうちが可能。
ストレイキャットで暴れれば、(相手の防御力にもよるが)ネコキックで9999×8ダメージが出せる。
- ダメージ計算について、レベル99・力128・前列で乱れ撃ちネコキックを放った場合、カンスト確定するのは防御力185以下。
通常の雑魚戦ならば、皆伝の証の全体に均等にダメージを与えようとする性質から一たび発動すれば敵はほぼ一掃である。
恐らく、GBA版の皆伝の証量産の恩恵を一番受けたキャラであろうと思われる。
SFCではバリアントナイフのせいで全く回ってこなかった皆伝の証が普通にガウに回るようになった。
スノーマフラーと適切な盾を持ってあばれるストレイキャットしたガウの攻防一体っぷりは非常に頼れる。
- 「暴れる」使用時はどうしても通常攻撃を多用することになるので、それを強化するアクセサリは是非装備させてやりたい。
「あばれる」ことでモンスターの属性耐性・状態異常耐性を引き継ぐことができる。
つまり、相手に応じて必要な耐性を持つモンスターを使い分けることで、実質的にリボン(場合によっては英雄の盾すら)を不要にできる唯一のキャラクター(同じくあばれるをセットできるゴゴは除く)。
本作においてアクセサリ枠の確保は非常に重要なので、この分野においては他の仲間よりも高い柔軟性を持つ存在といえる。
その性能を十全に発揮するためには、どのモンスターがどんな耐性を持っているのか把握しておかなければならないが。
面倒なら「雑魚戦は全部マジックポット」等でも可。
「あばれる」ならば装備やアクセサリでは不可能なストップ状態への耐性を得る事も可能。
一部の物理攻撃判定の特殊攻撃を含む、彼の攻撃については、そのエフェクトにかかわらず装備している武器の追加効果が発動する仕様になっている。
よってSFC版限定だが勲章でホーリーロッド他を2本装備させてネコキックさせることで、皆伝の証が無くても最大9999×4のダメージを与えることが可能である。
- かぜきりのやいばを持たせると、ストップ効果やネコキックの全体化も可能。
皆伝+ネコキック+風切り×2だと、全体化に加え防御の高い相手にも9999が出たりする。- 風切りネコキックは海外ファンベースではWind God Gauと呼ばれている。
盗賊のナイフを装備して暴れれば、暴れつつ「ぶんどる」こともできる。
あばれる特有の「まとわりつく」等のダメージが発生しない状態変化のみの物理攻撃なら、
無傷で8回ぶんどる事も可能。
ガウは元々武器を一切装備できないので、勲章を使わなくてもドリル装備の要領で無理やり武器を付けられる。
源氏の小手なしで8連バリアントナイフも可能であり、リボンやスノーマフラーで守りが堅くなる分ロックを超える8連バリアント使いにもなり得る
PS版では勲章が装備不可になったが、武器の強制装備は可能なので似たようなことができる。
当然GBA版ではできなくなっている。
使うなら、モンスターをたくさん覚えるか、主戦力として使うか、どっちかに的を絞った方がいいかもしれない。
(たくさん覚えるとリストが肥大化してあばれにくい)
プレイヤーの方針で違った楽しみ方ができるキャラクターでもある。
ストーリー 
獣ヶ原に流れ着いたマッシュとカイエンを介抱するのが初登場シーン。
しかしなぜか、仲間になるイベントではこの辺はスルーされている。
- 一応お礼の場所を説明する時にカイエンが立っていた所を「お前達が流れ着いていた所」と言っていたから覚えてはいた模様。
獣ヶ原で遭遇した空腹のガウにほしにくを与えるとなつかれ、一行の仲間となる。
その後三日月山の洞窟に埋めてあるガウの宝物のヘルメットで蛇の道に潜水し、港町ニケアの定期船に乗ってナルシェで待つ一行と合流する事となる。
世界崩壊後はケフカを倒す為に獣ヶ原で修行をしている。
夢を諦めたり、自殺未遂したり、絶望の末に狂信集団の仲間入りをしたり、悪夢に魘されたり、戦う力を無くして魔物にボコボコにされたりと諦めがちな人が多いパーティの中では、最も前向きであった人物の一人。野生児らしいと言えなくもない
- カイエンの台詞によるとマランダでカイエンと再会した後、獣ヶ原に向かった。
マランダと獣ヶ原は世界崩壊前後問わず海で離れており、行くには飛空艇が必須だが彼が行った手段として考えられるのは獣ヶ原に集まるモンスターの群れに紛れてだろうか。
- 野生児だし海を泳いで渡ったんじゃないか?余談だが、同じスクウェアのゲームに、
遠く離れた都市に向かう為に他のメンバー達が船で向かう中、一人だけ海を泳いでいった獣人の少年がいたりする。
シナリオに強制的に絡むのは幻獣防衛イベントまでで、魔石入手以後は獣ヶ原に放り込んだまま2度と姿を見ずにゲームクリアする事も可能。
その為か、それ以降は「パーティにいる時に発する追加セリフ」も殆ど用意されておらず、世界崩壊後も「仲間と再会する特別なイベント」が唯一用意されていないキャラである。
- パーティがブラックジャック号に乗り込む際、彼だけは台詞が用意されていない。封魔壁でも無し。
世界崩壊の飛空艇破壊の際にも画面に出ておらず、瓦礫の塔に乗り込むシーンにもいない。 - もっともオペラ座やクレーン目撃時の台詞は用意されている為、モグよりはまだマシかもしれない。
出会った時は友好的だったカイエンとさえも、ナルシェで「どきなされ!」と突き飛ばされて以来ほぼ絡み無し。
崩壊後はマランダで一応再会したらしいが行き先も言わずに立ち去っている。
せいぜい父親との再会イベントでカイエンが帽子を薦めたぐらいである。
- 崩壊後にカイエンと会った際は「ケフカを倒すために強くなる」と告げたらしい。
このことからカイエンはガウの行先を獣ヶ原であると推測したが、獣ヶ原に到着するまでどこを巡っていたのかは不明(世界崩壊の影響で獣ヶ原の場所や周辺の地形も変わってしまったので、真っ直ぐ辿り着けたとは考えにくい)。
カイエンと会った時点では行先を決めてなかっただけなのかも知れない。
ガウが実の父親と対面するイベントは、笑いあり涙ありの崩壊後の名イベントである。
ガウのテーマも個人的にとても良い曲だと思うのだが、ゲーム中2回しか流れない上、普通の人は獣ヶ原のテーマの方が印象に残ってる事が多いので知名度が低いのが悲しい。
余談 
さながら「狼少女」というか、FF2のガイと設定が似ているキャラクター。
生粋の野性児であったためか、言葉もほぼ片言で、テーブルマナーや言葉遣いなどの覚えが少々悪い一面もある。
仲間になるイベントではその好き勝手ぶりに大らかなマッシュも怒らせたことも。
- だが、誰からも教わっていないはずの人間の言葉を片言とは言え最初から喋れたことを考えると、知能自体は決して低くはないものと思われる。
ガウの本名はなんというのだろうか。
- 一人称は自分の名前だが、仲間になるイベントで2回だけ「おいら」と言っている。
- 他にも父との再会イベントでは「おれ」と言っている。マッシュが教えたのだろうか。
- 普段はカタコトでしか喋らない(ラムウとの会話で顕著)のだが、仲間になる際や「とびこむ」で戻ってきた時など「戦闘中の台詞」は流暢に喋っている。おかげで「初登場時は流暢だったのに、移動画面ではなぜ?」という気分にさせられる。
- 移動時と戦闘時でシナリオライターが違うのか?
文芸統括をする部署は当時のスクウェアに存在せず、坂口氏がシナリオ原案を書いて、イベント制作担当者や各スタッフがアイデアを出して肉付けしていた。普段のイベントは主に坂口氏と北瀬氏が制作しそれぞれ演出したが、バトル内イベントはテキスト含めて全てゲームシステムを構築していた伊藤裕之氏が(半ば勝手に)制作している。他の戦闘中のコミカルなシーンなども全て伊藤氏によるもののようで口調の齟齬はこのせいだろう。
坂口氏曰く「伊藤くんは普段シナリオに絡めないからやりたくなるのだろう。おもしろければ良し」とのこと。みんなで作るのが当時のFFの作風でもあったのだ。
余談だが、高い所が苦手みたい(飛空艇でそういった趣旨の台詞が聞ける)。
語尾に「ガウ」を付けて喋る。名前を変更しても、この語尾は変わらない…
と思いきや、ナルシェ雪原の戦闘イベントの際のみ、語尾が名前と同じになる。
例えば「バッツ」と付けていると、「バッツ、がんばるバッツ!」と言うのだ。
- いつもデフォの名前にしてるから気付かなかった
容量の都合で汎用台詞ではガウも普通に喋る。
1人で古代城に行くとガウが「ここは1000年前の魔大戦で滅びた都市…」とか語りだす。
瓦礫の塔で最後の三闘神をガウ1人で倒すと、「ケフカが、三闘神から魔法の源の力を吸い取ったというのか…?」と冴えた推理をする。
- ウーマロの「助けに来たよ!」と同じ。
生まれてすぐ父親に捨てられた筈なのだが、ベクタの酒場で「酒の匂い…オヤジの匂い?」と発言している。生まれたばかりの記憶が残っているのか?
- モンスターと行動を共にすることでその技を覚えて自分のものにしたり、人間社会で暮らさなくても(カタコトだが)人間の言葉を使いこなしたりと、サヴァン症候群的な超記憶力があるのかも。
初めて獣ヶ原に来た際、干し肉を与えず殴って追い返しても、店の買い物画面には仲間として表示されている。
正確に言うと、初登場イベントの時点で仲間キャラとして登録されている。
マッシュは干し肉を与えるイベントで「お前、小さいな」と言っていたが、ガウの13歳で163cmは割とでかい方。
マッシュの身長は190cmなので、彼から見たらやはりガウは小さく見える。メインキャラはウーマロ(209cm)とエドガー(183cm)以外全員マッシュより10cm以上小さい。
FF6(ピクセルリマスター版) 
「あばれる」で発動する特技に、二刀流やみだれうちの連続攻撃化が適用されなくなってしまった。
つまり、ガウに源氏の小手や皆伝の証を装備させていようと、ネコキックはたった一発だけになる。
- あばれる中の通常攻撃自体は沙悟浄の槍二刀流+皆伝の証で8回攻撃にはなる。
さいわい「バーサク」状態による1.5倍化はネコキックにも適用される。
「あばれる」を選んだらバーサクをかけて補助してあげよう。
また、アクセサリなど耐性装備により「あばれる」中の状態異常を防止できるようになった
アップデートによりver1.0.5ではガウ関連の使い勝手が良くなっている。
獣ヶ原からのガウ復帰時、オートモードで攻撃が先行入力されていても敵全滅でその行動が発動しなくなる他(オートモードはオフにする必要あり)、
オート中でも前回使用したモンスターを引き続いてあばれてくれる。
DFFOO 
2019/5/27からのイベント「獣ヶ原の野生児」より参戦
担当声優は村中知さん、本作で初めて声が付いた。
武器種カテゴリは拳武器で、クリスタル覚醒では白色に対応する。
習得アビリティは「ライフシェイバー」「ネコキック」。EXアビリティは「ビーストレイド」、LDアビリティは「ランドスライド」。
原作で地属性だったライフシェイバー以外にも土&魔法属性がついており、土属性魔法特化キャラクターになっている。
ライフシェイバーでサポート寄り、ネコキックで攻撃寄りのモードになるが、それぞれアビリティ使用後は3ACTIONの間もう一方のアビリティを使用できない。
モード制御にくせがあったり、エクステンドの効果で仲間の被弾に反応してカウンターを放つ様がプレイヤーの手を離れて勝手に行動してるように見えたりと、「あばれる」感がマイルドに再現されている気がしなくもない。
歴代FFでも極めて特異な性能の持ち主だったが、実はOOの仕様とはかなり相性が悪い。
と言うのも原作FF6では戦闘スタイルは基本オート戦闘だし、何より彼には「武器装備」という概念がなく、唯一の例外を別にすれば素手で戦うキャラクターだったからだ。
このため専用の武器を相性装備としてキャラクターを強化する仕様のOO参戦にあたって、彼には原作では(裏技やバグ抜きでは)身に付けた事のないクロー系武器を捏造や強奪してあてがわれている。
PFF 
2016/12/16に追加されたメモリア。
使用武器は格闘。魔法補正はなし。
もっと くいもの くれ
力と素早さが高く、知性は全く伸びない(1のまま)。
プレミアムスキルが面白く、使っていて楽しいメモリア。
知性なんて飾りですよという感じではあるが、敵の技をさせる場合は少し注意。
PFFNE 
エリア23-1で手に入る。
格闘装備、専用は「タイガーファング」。属性なし。
アビリティはなし、スキルは「オーバーパワー」、プレミアムスキルは「あばれる」。
FFRK 
ヒストリーダンジョンの「夢のダンジョン2」をクリアすると仲間になる。ジョブは「野生児」。
原作では武器は装備できなかったが本作では短剣と格闘武器を装備できる。
すばやさは高めだがそれ以外は平均的。アビリティは物理攻撃と物理スピードのみ。
(本記事編集時点では)まだ登場したばかりで限界突破も専用武器もまだ実装されていないので今後に期待である。
初期必殺技はネコキックを3ターン使い続ける「あばれるI」。
ガントレット【VI】を装備することで専用必殺技「あばれる:100万ボルト」
ピカピカ【VI】?を装備することで超必殺技「あばれる:メテオ」
インパクトクロー【VI】を装備することでバースト超必殺技「獣ヶ原だいこうしん?」
とらのつめ【VI】を装備することで閃技「とびかかる」
レッドグローブ【VI】を装備することで★6閃技「あばれるじゅんび?」
サバイバー【VI】を装備することで★6閃技「破天荒なやせいじ?」
ダイアフィスト【VI】を装備することで★6閃技「ほしにくチャージ?」
ゴールドフィンガー【VI】を装備することで★7閃技「連閃・ガウ?」
デュエルクロー【VI】を装備することで超絶必殺技「ほしにくブースト?」
ガウモデル【VI】?を装備することでオーバーフロー奥義「まものとだいこうしん?」
ねこのつめ【VI】を装備することで覚醒奥義「やせいじおおあばれ?」
メタルジャーキン【VI】を装備することで覚醒奥義「落撃の獣爪?」
飛竜の爪【VI】を装備することでシンクロ奥義「あばれる:Xカッター」
ラグナックル【VI】を装備することでシンクロ奥義「あばれる:コンボ」
デュエルマスク改【VI】を装備することで真奥義「あばれる・極」
アダマンナックル【VI】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒やせいじおおあばれ?」
ヴィクトリックス【VI】を装備することで究極神技「究極ほしにくブースト?」
ルフェインハンド【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・ガウ風?」
を使用できる。
また、デュエルマスク【VI】にレジェンドマテリア「野生の底力」、スカーフェイス【VI】に★6レジェンドマテリア「昇華【ガウ】」がついている。
FFBE 
2016/9/1に新たにレア召喚に登場した。JOBは野生児。
とびこむを使用することで、様々なアビリティがランダムで使用可能になる運要素の強いキャラ。