設定/【神羅カンパニー】

Last-modified: 2023-03-06 (月) 15:08:19

関連項目?:FFX-2⇒FFVII説
関連項目:神羅カンパニー(BGM)


FF7

FF後期特有の、狼が人を支配する時代から人が狼を飼う時代への変遷の象徴ともいうべき存在。
早い話、私設軍隊を持った企業である。
開発品の中には漢字を羅列した名前を用いた物が多く登場する(防具品など)。


ミッドガル本社を構えるエネルギー会社。
都市基盤整備、マテリア開発、宇宙開発など多方面にも展開。
都市のエネルギーを完全支配しているため影響力は大きく、市長も傀儡的存在である。
自社および都市の治安維持のため兵力も有しており、もはや企業と言うより国である。
また、幹部社員には常識人一名を除き強烈な個性を持った者達が揃っている。
彼らを幹部に起用する寛大さもさることながら、それをまとめてきた社長のマネジメント力は計り知れない。


あらゆる生物が死によって星の中心へと還る時に、
その生物が持っていた知識やエネルギー(これを精神エネルギーと呼ぶ)が蓄えられる。
このエネルギーを神羅カンパニーは「魔晄」と名付け、
星の中心部から魔晄を汲み取り、魔晄炉という施設から電力として各地に供給している。
この魔晄炉の成功により、兵器製造企業でしかなかった神羅カンパニーが
政府をも動かす巨大企業へと発展した。


ちなみに正式名称は神羅電気動力株式会社である…これだけだと凄くお堅い企業に見えてくる。

  • 英字での正式名称は“Shin-Ra Electric Power Company”
    • メッセージに漢字が登場したのはFF5からだが、設定上で漢字が登場したのは神羅が初。

神羅カンパニーの人々(ゲーム開始時)


巨大企業なのに本社のほかは支社が1つ(ジュノン)しかない。
普通なら支社はあちこちにあってもおかしくないのに。


上記の通り本社がミッドガル、支社はジュノンに1箇所だけだが、FF7世界では神羅との関りがない地域を探す方が難しい状況となっている。
戦争に負け和解したウータイ以外は、いずこかに魔晄炉や天体望遠鏡、ロケット等神羅製のランドマークがでかでかと存在している。
そしてそのような地域の大半はこのような言葉で評されている。


よく新羅と間違って記される


神羅カンパニーの前身は、兵器の開発・製造を主力とする「神羅製作所」である。

  • 電力会社に似つかわしくない「兵器開発部門」が業務の柱として存在するのはそのため。
  • 魔晄の発見と利用方法が判ってから一気に急成長を遂げた。
    • リメイクでは見学ツアーでいかにも町工場然とした集合写真を見ることができる。プレジデントとよく顔の似た人物が2人最前列に座っており、おそらく本人と親族ではと思われる。ただし、この集合写真はなぜかスーツ姿にガスマスクのようなものを被った怪人物が中央にどっかと座っている。当時の社長だとすると相当破天荒な人であったようだ。あるいはFF10-2のシンラ君を仄めかしてるのかもしれない。

当時のタークスの主任としてヴェルドが登場する。
またシステム部門というのも存在し、統括は不明だが主任は一応登場する。

CCFF7

不祥事が起こるたびに隠蔽のため関係者どころかごと空爆と無茶苦茶してくれる会社。
だが不自然な殉職が相次ぐせいで一介のソルジャー達にすらバレており、徹底的なわりにツメが甘い。
本社ビル内にスパイは居るわ、ペットのサボテンダーに重大機密盗まれるわ
原作同様に警備体制・情報管理に問題がある。

  • 実際に生存していた彼らや、のちの作品で生存していたも、神羅では死亡者扱いとなっている。
  • それでもカンセルは、「神羅ビルのセキュリティーは、そんなヤワじゃない」と言っている。

ラザードが統括を勤めるソルジャー部門というものが存在する(物語中で治安維持部門と合併するが)。

  • そのソルジャー部門は、ソルジャーの集団失踪から始まり、
    ・統括の横領(横領した金はホランダーの資金源になっていた)
    ・失踪したはずのソルジャーによる本社へのテロ行為
    英雄と呼ばれるソルジャーのニブルヘイム焼き討ち
    等々、不祥事が頻発していた。
    そんなこともあってか、ソルジャー部門は社内で急速に力を失い、代わりに兵器開発に力を注いでいくこととなった。
    • 作中ではザックスがこの煽りをもろに受けており、クラス1stに昇格した直後に監視がつき、
      ジュノンがジェネシス・コピーに襲撃されるまで、露骨に飼い殺しにされていた。
    • 本編で神羅ビルの警備を1stではなく3rdに任せていたのもソルジャーがあまり信頼されておらず反乱を危惧しての事なのかも。

兵器の暴走頻度が尋常じゃなく多い。

DDFF

モグネットの配信メールによると、神羅カンパニーがここのスポンサーになっているらしい。

  • あのルーファウスがモーグリたちに対して支援を行っているというのは、珍しくも微笑ましい。

WOFF

名称は「シンラ」。
バハムート連邦に対し、レジスタンス活動を展開しているツイン・エスに所属する組織として登場。


原作と異なり、悪役という訳ではないので安心してほしい。

FF LOST STRANGER

直接的な名前は出ていないが、「生まれ変わったらソルジャーになる」「死んだ人の魂はエメラルドの川を渡って星と一つになる」といった子供の台詞等から
明らかにこの企業が存在していると思しき描写がある。

  • ただし経営難な様で、別の子供曰く「親父があの会社はもう駄目だと言っていた」らしい。

余談

FF7ACの公開直前には、公式サイトの1コーナーにて「神羅カンパニー社員募集」と題し
期間内に社員となる(無料登録をする)とFF7ACの壁紙が貰えるというイベントが行われていた。


2014年9月19日、スクエニはクラウドゲーム事業を手掛ける100%子会社「シンラ・テクノロジー」を設立すると発表した。
社長はスクウェア・エニックス前社長の和田洋一氏。
まさか、クラウドゲームにクラウドをかけてるなんてオチとか…

  • ゲーム内の神羅の行いというか設定(特に魔晄炉関連)を考えると、スクエニの現状へのとんでもない皮肉にも…
    • しかし2016年初頭、資金調達の不調により事業化が断念され、日本法人共々解散されることに。
    • まあ神羅がクラウドを思い通りになんて出来っこなかったということでしょう…

佐賀県に「株式会社神羅カンパニー」が実在する。