FFT
アグリアスの名言。
ゴルゴラルダ処刑場でアグリアスを出撃させてかつ、ラムザとガフガリオンの会話を
見るまでアグリアスとガフガリオンを生き残らせないといけないため、
ガフガリオンを瞬殺するような戦い方をしていると見る事が出来ない。
しかし、ストーリー的には結構重要な台詞で、
今まで信じていた人に裏切られ続けてきたラムザが初めて報われた瞬間と言える。
これでアグリアスのファンになったヤツが多い。
また、ラムザとアグリアスのカップリングを推すようになったヤツも多い。
- このセリフが飛び出すのはチャプター2の最後の方なのだが、北天騎士団(ラーグ公)には命を狙われ、
南天騎士団(ゴルターナ公)もアテにできないと分かり、王家にも見捨てられ、その上途中まで同行
していたガフガリオンも実は敵だと分かり(それまで何故同行していたか微妙に謎な部分はあったので
ある意味これで納得がいった側面もあるが)、最後に頼ったドラクロワ枢機卿にまで裏切られた後、
ラムザをベオルブ家の人間だと初めて聞かされた後に飛び出たセリフである。
ラムザのみならず、アグリアスの方もここまで信じたり頼ったりした相手にはほとんど全て裏切られたのに
彼女に重大な隠し事をしていたラムザの事をアグリアスは力強く信じる!!と言い切ったのだ。
良い話である。愛に全てを。 - ドラクロワ枢機卿に剣を向けるということがどういうことか解っているのでアグリアスとしてもラムザが義勇の士だというのは実際疑いようもない。ラムザからすれば彼女の心境は図りようがない(打算も無く只管目の前の状況に立ち向かっていただけなので)のでこの時の掛け合いで出てきたセリフは実際、お互いに対する様々な思いが重なったとても重い言葉だというのも大きい。
こんなにラムザが力強く信じる!と言って貰えたのは、他にはアルマくらいしかいない。
そりゃムネキュンである。
メリアドールも最終的には信じてくれるが、
彼女の場合は状況的に信じざるを得なくなったと言うのが正しいかも。
その点アグリアスと来たら、直前に信頼していた枢機卿に騙されて罠にかかり、
それを救出した当のラムザも身分を偽っていた事が明かされ、
ラムザ本人ですらアグリアスの信頼が得られるか不安だったのにも関わらず、この台詞で一刀両断である。
- メリアドールの場合、証拠(エルムドアがルカヴィに変化する場面)を見て
やっとラムザの言う事に耳を傾けてくれたのに対し(それ以前は取り合ってくれすらしなかった)
アグリアスはなんの条件もつけずにこの台詞を放ってくれる。
自分がラムザだったらこれは惚れるわ。- 教会の人間のメリアドールが異端者のラムザの言う事を鵜呑みにしたらそれはそれで問題だと思うが。
- そもそも教会が定める「異端者」ってものを疑ってすらいない時点でどうかと思うんだ。
末端(と言うほど下ではないにしても)の人間は疑いもせず信じるのが普通ではあったんだろうが・・・ - それを疑えってのはあまりに無茶な要求だと思うが。教会の人間だし、むしろ根拠無く疑う方が問題ある。
警官が、指名手配されてる容疑者(初対面)に「俺はやってない!」って言われるようなもんだし。
それを末端がいちいち意に介して疑ってたら組織は機能しないし、そいつは無能もいい所だ。
アグ姐は、それまでの状況から放り出されて地位に縛られない状況だったからこそ言えた台詞だと思う。 - 弟が死んだときに一番近くにいたのが父とラムザでは、どっちを信じるかと考えるとしょうがないのかも。
- そもそも教会が定める「異端者」ってものを疑ってすらいない時点でどうかと思うんだ。
- 教会の人間のメリアドールが異端者のラムザの言う事を鵜呑みにしたらそれはそれで問題だと思うが。
- オーランも二度目に会ったとき「きみは独りじゃない!」と熱く宣言してくれる。
異端者の汚名を着せられて迷いながら道を模索していた時期だけに、大きな励みになったことだろう。
既にラムザの素性や目的を知っており同志と認識していたとはいえ、
複雑な胸中を察するような気遣いや洞察力はさすが雷神シドの養子にして、
後にデュライ白書を執筆する人物といったところか。 - アルマの場合信じると言うより疑ってすらいない感じがする。
そりゃーラムザ君もシスコンになるわけだ。
この台詞の名言たる所以は短さにもあるだろう。
グダグダ言わずに「信じる!!」
シンプル イズ ザ ベスト
ディリータもイグーロス城で同じようなセリフを言ってくれる。結果は惨憺たるものとなったが。
作品が違うとパイロット越しの会話にも聞こえる。
野暮なことを言うと、アグリアスはゼイレキレの滝でラムザの
「ばかな! 僕は何も知らない! こんな計画なんて知りもしない!
それより、ディリータ、きみこそ兄さんたちの計画に荷担しているのか!?」
という発言を聞いており、このときの状況や前後の会話との繋がりを考えると、
勘が良ければ「兄さん」=「ダイスダーグ」ということに気付くはずである。
まぁ状況が状況だけに、気付かなかったのも無理はないのだが
(超名門のベオルブが一介の傭兵としてガフガリオンの下に付いているとは、普通は考えもしないだろう)。
深読みすると、何かを隠していることには薄々気付いていたが、あえて聞かなかった…
というかそれどころではなかったのかもしれない。
「今さら信じるものか!私はおまえを疑う!!」