FF1
難関ダンジョンとして名高い氷の洞窟をはじめ、様々なダンジョンに出現する。
複数による連続ファイガはある意味マインドフレイアより厳しいかもしれない。
なお、服の宝箱がある場所に待ち伏せをしており、倒しても待っているのは服と言う二重の罠である。
種族としてはダークエルフのアストスと同系。
ただし、WSCやPS・GBAではアストスのサイズが大きくなっている。
氷の洞窟の強敵の1人で、複数で現れてはファイガやクラウダを連発する危険極まりない敵。
上位種族のダークファイターやデビルウィザード以上に厄介であると言える。
また、氷の洞窟では難敵マインドフレイアも出現するために、全体的に難易度が高く設定されている。
特にオリジナルに忠実なWSCやPS版ではかなり泣かせてくれることであろう。
FC版とWSC版以降では行動パターンが違い、FC版では開幕でデスを乱射してくる。
WSC版以降はファイガに変更され、難易度が低いと言われるGBA版以降も全く変更されていない。
どちらがキツいかというとおそらく後者。
前者は命中率が低めなので運がよければ切り抜けられるのだが後者は必中で全体にダメージである。
しかしアイスアーマーやアイスシールドさえ手に入れば確実に戦士は耐えられる。
- 因みに、行動パターンは、FC版では「デス→サンガー」で、WSC版以降は「ファイガ→クラウダ」
なので、1ターンで倒しきれなかった場合はどのバージョンでもヤバい。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降は魔法防御の値によってある程度までダメージを減らせるし、使い手の魔法の威力も知性に依存するので、パーティを強化してから出会うと脅威だったこいつの魔法の軽減具合でプレイヤーサイドの強さを手軽に実感できる。
攻略時期を抜きに考えれば、最終的に耐性込みならファイガのダメージは35程度に。
- 知性は24とやや低めだが、それでもファイガで概ね120程度のダメージは受ける。攻略段階で4連発されたら耐性なしではまず耐えられないだろう。
- ここまで一切触れられてなかったが、こいつの最大HPはたったの105なので、先制攻撃なら速攻をかければ楽勝。
- ただし防御力は40とかなりの高さ(アストスと同じ)。
生半可な武器では刃が通らない…というか氷の洞窟攻略段階で装備しているであろうミスリルソードでも速攻で処理できるかはかなり怪しいところ。
行動できるなら速やかに逃走するのがやはり比較的安全か。
GBA版の追加ダンジョンでの話によると、ダークファイターと間違われるのが悩みらしい。
FF1(ピクセルリマスター版)
2021年発売のピクセルリマスター版ではゲーム自体の仕様として魔法ローテーションが削除され、使用する魔法がランダムになった。
ダークウィザードの魔法行動はファイガ・サンガー・クラウダ・デス・スタン・ラスロウの6種。
最初の4つの危険性は言わずもがなだが、スタンも攻略順次第では最大HPが低い場合があるため、実はかなり危険な魔法。
そして運が悪ければ開幕クラウダという歴代最凶の初手行動を行ってくる場合がある。運が悪ければダメージ数値すら見ることなく全滅する。
結局魔法を撃たれた時点で危険ということは何ら変わらないということである。
余談になるが、今作のシナリオを担当した寺田憲史氏は後に『ダーク・ウィザード』というタイトルの小説を執筆している。
FFL
暗黒騎士編のチャレンジダンジョンに登場する。