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モンスター/【ブラットソウル】

Last-modified: 2024-03-06 (水) 06:35:26

FF8
- ライブラ
- カード

FF8

体の中にガスが詰まっていてその力で浮遊する、アンデッドタイプかつ飛行タイプのモンスター。見た目は動物の頭蓋骨に肉片がくっついてる感じ。頭蓋骨に穴があいてるのだが、ガス漏れもしないし、落ちない。
主にガルバディア・モンテローザ高原やバラムガーデンMD層、ウィンヒル・ウィンヒル丘陵などに出現する。
プレイヤーをゾンビ化させたのち回復魔法でダメージを与えるという戦法の元祖。

レベル19以下では単体魔法攻撃である死霊の息の他にブライン・スリプル・バーサクでステータス異常にして嫌がらせをする程度。
しかしレベル20以上になるとバーサクは使わなくなるものの、補助系ではゾンビー・サイレス・デスペルが加わり、ゾンビ状態になった途端にケアルラ・ケアルガ・リジェネを此方にかけて来る。
更に、ディジーズブレスで単体に無属性ダメージ+沈黙効果を与えて来る。

ゾンビ→ケアルガは下手な攻撃魔法よりもダメージが大きく、LV20の個体で3000弱、LV100で5500程度のダメージを受ける。幸い使用頻度は高くないのでさっさと倒してしまいたい。残念ながらこの戦法はゾンビ状態のモンスターに対しては使用しない。
また、PTのゾンビ状態は考慮できるがリフレク状態は考慮できない。このためゾンビ＋リフレク状態のキャラに嬉々としてケアルガなどを使い反射されて昇天してしまうことも。
なお死霊の息にはゾンビ化させる効果はない。

アンデッドらしく弱点は炎・聖属性。毒属性は意外にも吸収ではなく半減。地属性は無効。
ステータス面は体力はザルだが、反面精神が高い。レベルアップでは然程伸びないとは言え、レベル1でも150ある。
アンデッド特性により物理攻撃を半減する。こいつにドレインやすいとるを使うと双方ダメージを受けるが、これらの使用キャラもゾンビ状態にするとこいつからHPを吸収することができる。
ST攻撃は睡眠、スロウ、混乱などが有効。蘇生(即死)も効く。

全レベル共通でゾンビーとレビテトを、これに加えてLV20以上でサイレス、LV30以上でデスペルをドローできる。
ゾンビーとレビテトをドローできる数少ないモンスターである。

ぶんどると、ゾンビパウダーが少量手に入る。
ドロップだとゾンビパウダーの他に魔石のかけら（レベル30以上だと魔石）が手に入る場合がある。

たべると全レベル共通で小ダメージ+ゾンビ化を受ける。効果音はやわらか。
上述のように成長したブラットソウルを吐き出すと言ったオチはないが、食べるのはやめた方がいい。

最速エンカウントはティンバー脱出後で、ティンバーから見て南西部にあるランカー平原に接した赤い荒野部分（エリア表記はシェナンドー丘陵）でコカトリス×1＋ブラットソウル×1の編成で出現する。その範囲はかなり狭く高台に寄りすぎているとバイセージ×1＋ゴーマニ×1＋ドロマニ×1が出現する。
またこの付近の平原（緑地）でもウィンヒルのエンカウントエリアが僅かに漏れている部分があり、そこではブラットソウルが単独で出現する。ここではバイセージ（単独）またはゴーマニ×1＋ドロマニ×1も出現するが、スラストエイビスやハウリザード、フンゴオンゴは出現しない。
もっとも、グレンデルのような旨味はないため狙う必要はあまりない。

倒すと先に消滅時の効果音が流れた後、くるくると回って消えていく、という独特のやられ方をする。

初プレイの時、こいつが倒された瞬間の効果音に凄いビビってた記憶がある。

誤解されがちだがブラッドソウルではなく、ブラットソウル。
でも海外版では"Blood Soul"の名前で登場する。

因みに、アルティマニア（P412）では誤植されている。
ブラット（brat）とは英語で「小僧」「がき」という意味。
然るに、小動物の子供（≒がき）などの亡霊と餓鬼とを掛けたWネーミングのモンスターなのだろう。
- もしかしたら、夢枕獏の短編をもとに円谷プロが製作したオリジナルビデオ作品「餓鬼魂」がモチーフかも知れない。
  DVDの表紙デザインからも結構似ている部分が見て取れる。
  人間の中に取り憑き、その人間は異常なまでの大食いになり、そのうち深い昏睡状態に陥り目覚めたときには口から成長した餓鬼魂を吐き出す。
  そしてそれは類人猿とエイリアンが合わさったような醜悪な姿（餓鬼）となるという。
  ゾンビ化させたりバーサク状態にしたりするのはその暗喩なのかも知れない。