アビリティ/【ぶんどる】

Last-modified: 2024-04-19 (金) 21:02:17

特技/【ぶんどる】


全般

通常攻撃を行い同時にアイテムを盗む。
要は「強盗」である。
成功率は「ぬすむ」と変わらない。


当然のことながら盗むのに失敗しても敵を倒してしまっているともう盗めないので、「盗めても盗めなくてもどっちでも構わない」という場合でないと使いにくい。
「ぶんどる」は道中の攻略を進める上で有用なアビリティ。
成功率の低い相手には相手を倒す事がない「ぬすむ」を連発した方がいい。

  • 死体の残るFFTとは違ってFFでは倒した魔物が消滅する描写が大抵あるので、倒すと盗めなくなるのは妥当なところ。
  • 逆に盗みに成功しないとダメージを与えられない場合もあり、作品によって細かく性能が違ってくる。

どの作品でも大抵「ぬすむ」の上位版アビリティ的な扱い。
華麗にアイテムを掻っ攫う「ぬすむ」と相手を攻撃して強引に奪い取る「ぶんどる」ではどうにも上位版という感じがしないが、「ぶんどる」から「ぬすむ」に派生するとこれはこれでゲーム的な問題があるので致し方ない。

  • 怯ませてるんだから「ぬすむ」より成功率が高かったり、いっそこれで倒した場合は100%盗める。
    とかでも良いんじゃないかとさえ思う。

実質「たたかう」の上位互換の場合が多い。

  • 実際VIIIでは「ぬすむ」が登場せず、このアビリティを付けることで「たたかう」が「ぶんどる」に変化する。
    この場合は単純にパワーアップした気分になるはず。
  • 「たたかう」の代わりとしても習得できるのが中盤以降になることが多く、その頃には強力な攻撃手段も出揃ってきているので「たたかう」の重要性が薄れていたり、アビリティ枠の関係で優先度が下がりがちだったりする。
    シーフ系キャラがデフォルトで使えれば中々輝くだろうに、ちょっと勿体ない。

「ぶんどる」を使用可能にする代償として、大抵の場合装備枠やアビリティ枠を一つ費やす事になるほか、「ぶんどる」を実行すると盗むメッセージが表示されるため戦闘のスピード感は損なわれるため、単純な互換性は成立しない。


説明書等で初めて見る分には「攻撃と盗むが同時に出来て一石二鳥じゃん」と思うかもしれないが、何度も盗むを繰り返さないと盗めない様なアイテムの場合、対象を倒して盗めないまま戦闘が終わるなんてケースもあるため、必ずしもぬすむの上位互換ともいえないアビリティ。


「なかなか盗めないレアアイテム目当てに何度も盗みを行う」場合には向かないが、「攻撃するついでに簡単に盗める消費アイテムでも稼いでおく」という目的ならばとても役に立つ。

FF4(GBA版)

エッジのコマンドアビリティ。
半蔵の小手」を装備すると『ぬすむ』がこれに変わる。
待ち時間0で、アイテムを盗むのに成功したら『たたかう』で攻撃した時と同等のダメージを与えられる。


FF9同様、盗みが成功しないと攻撃しないので少し微妙な性能。

  • FF4の場合、同じ敵から何個でも盗めるので、ダメージを与えず盗む意義がとても大きく、そういう意味でも微妙だと言える。

バグらしきものがあり、ぶんどるが使えるようになってからモンスターに見つかると、受けるダメージが2から252になってしまう。

  • エッジのHPにより受けるダメージが上昇するということらしくおそらく仕様である。
    詳しくはぬすむ参照。

FF4(PSP版)

アイテムを盗めなくても攻撃はするようになった。
ただし、待ち時間が発生するようになった。

FF4TA

エッジの新アビリティ。
ぬすむがこれに変更された。


GBA版のものとは違い、盗みの成否に関わらず物理攻撃はしてくれる。
FF4TAエッジの成長株。先述のように、FF5以降のぶんどる性能に戻っているほか、なんと与えるダメージは月齢の影響を受けない。
このため、欲しいアイテムが無くても、満月ではぶんどるを使う方が良い。
ただしぶんどるには短いながらも待機時間があるので注意。


一方でツキノワのぬすむには待機時間が無い。
利便性から言うと、アイテムを盗みたいのならツキノワを利用した方がいい。

  • とはいえ終章で盗んだ方がいいアイテムはフェイズ系の光のカーテンくらいか。
    フェイズ系はレベルが99ありHPも高く、おまけにプロトフェイズは「回復」を使い「ぶんどる」のダメージを回復してくれるので、この場合は忍者二人を動員した方がいい。

FF5

シーフがジョブレベル6(累積ABP335)で覚える。物理攻撃をしながら盗む。相手を倒してもアイテムは手に入る。
また、盗賊のナイフを装備していると、たたかうの代わりに1/3の確率で発動する。


きっちり魔法剣の効果も発動するなど、実質「たたかう」の上位互換に近い。
ものまね師のコマンドには、「たたかう」の代用としてコレを付けてやるのもいいだろう。

  • 盗賊の小手でも盗みの成功率が上がる。内部処理的に「たたかう」+「ぬすむ」だからだろうか。

武器に設定されている特殊効果は発動しない。
「ぶんどる」ではツインランサーの2連撃は機能しないことに注意。

  • 特殊効果が発動しないので、「ねらう」や「みねうち」を用途に応じて使い分けると良い。

チキンナイフのとんずら効果が発動しないので確実に通常攻撃(+盗み)ができる。
アサシンダガーデスも発動しない。

  • この性質上、「何も起きない攻撃」+「特殊な魔法攻撃」の二段構成になっている竪琴装備時の「ぶんどる」は、攻撃は必ず不発となり盗みのみが発動する。

習得に必要なABPが多く、覚えるまで時間がかかるのがネック。
両手持ちや格闘みたく火力が上がるわけでもないし、レアアイテム収集ならぬすむ(累積ABP110)で事足りるので、大抵後回しにされるのが常。


「ぬすむ」と違って、成否にかかわらず睡眠混乱操り状態を解除してしまう。
強敵を眠らせて安全に盗みたい場合などには使えない。

  • 追加効果が発動しないためでぶんどっても麻痺が発生しない。
    麻痺を利用したい場合はレモラ+ぬすむで。

「たたかう」と「ぬすむ」の2回分カウンターを受ける可能性がある。
これは盗むに成功した(=攻撃がヒットした)場合のみなので、盗むのに失敗したり、一度成功してアイテム何も持っておらず盗めない状態の時はカウンターは受けない。


裁きの杖(光の杖)による攻撃力増加効果で白魔、時魔をアタッカー運用出来るメリットがあるのでABPも無駄にはならない。
光の杖と裁きの杖は、「ためる」「ぶんどる」「ジャンプ」「つるぎのまい」での攻撃時に攻撃力が2倍になる性質があるが、魔力武器であり槍でもないのでためる・ジャンプ・つるぎのまいの本来のダメージ上昇効果を受けられない。
元々ダメージ上昇効果を持たないぶんどるなら、光の杖と裁きの杖の攻撃力を活かすにあたって待ち時間なしで確実に出せて、一番使い勝手がいい。


GBA版までは魔法剣ブレイク+「ぶんどる」で敵が石化すると、盗み自体が不発になる。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版では「狙う」と同じ処理に変更されているらしく、GBA版までは発動した刀・弓・素手によるクリティカルがぶんどる時は発生しない。
以前の仕様と同じく武器の追加効果も発動しない。
ルーン系武器と種族特攻のクリティカルは発動する。


旧スマホ版では裁きの杖と光の杖の通常時の攻撃力が、これまでのぶんどる使用時の攻撃力と同じになり強化された。
そのおかげでぶんどるを急いで覚える必要も無くなった。


盗賊のナイフの二刀流時限定で、ぶんどる発動時もう片方の手の武器でも攻撃する仕様となり、かなり強化された。

  • ぶんどる発動時の行動が「ぶんどる(盗賊のナイフ+もう片方の武器での攻撃)」+「もう片方の武器での攻撃」となる。
    「もう片方の武器」の追加効果も左右それぞれで発動対象となるため、ファイアビュートなどと組み合わせると絶大な破壊力を発揮する。

盗賊のナイフは右手に装備する事。
ぶんどる+ファイアビュート打撃+(追加ファイガ)+(追加ファイガ)&ファイアビュート打撃+(追加ファイガ)の最大6連続攻撃。
丸カッコ内は確率発動となる。
持ち手が逆だとファイガの発動機会が一回分減ってしまう。


ツインランサー側の仕様変更によりぶんどるでもちゃんと二回攻撃になる。
魔法剣ブレイク+「ぶんどる」でも盗みは発動するようになった。

FF5(ピクセルリマスター版)

ver1.0.6まではチキンナイフ+ぶんどるで「とんずら」が発動していたが、ver1.0.7で修正された。
ver1.0.7、ver1.0.8、家庭用版でも二刀流でチキンナイフを左手に装備した時のみ、ぶんどるで「とんずら」が発動する。


ver1.0.6までは二刀流でロッドなど魔法攻撃の武器を左手に持つと、ぶんどるが2回発動していたが、ver1.0.7で修正された。
二刀流の左手に魔法武器を装備してもぶんどるは発動しない。

  • ver1.0.7、ver1.0.8、家庭用版でも右手にツインランサーを装備しているとぶんどるが2回発動する。

ピクセルリマスター版では旧スマホ版と同じく、裁きの杖と光の杖は「たたかう」でもぶんどる時の攻撃力と同じ扱いとなるのだが、魔法武器によるぶんどるでは打撃部分が必ずミスになってしまう。盗み部分は発動している。ver1.0.8、家庭用版で確認。

FF6

ロック(ゴゴ)がアクセサリ盗賊の小手を装備すると、「ぬすむ」がこのコマンドに変わる。
「たたかう」+「ぬすむ」。
たとえ武器が飛び道具でも「ぬすむ」と同じように敵に接近して攻撃する。


盗賊のナイフを装備するとたまに(25%)発動する。
シャドウが装備でき、ぶんどる要員になれる他、勲章を装着すれば他のキャラでも可。
ゾゾの町の屋内に出現するベールダンスからレア枠盗みで盗賊のナイフを増やせる。


皆伝の証を装備すると4回連続にできる。

  • この4回連続ぶんどるには、最後に表示されたアイテム1つしか入手できていないというバグがある。
    • 4匹の敵から同時にポーションを1個ずつ、合計4個盗んだと表示されても実際には、1個しか入手できていない。
      なおかつ、複数種類の敵がいると本来持っていないアイテムを盗んだと表示されることもある。
  • 実際に入手できるのは、メッセージウインドウに表示されたアイテム1つだけである点は覚えておきたい。
    • ただし、4回連続ぶんどるに実用性が無いという訳ではなく、レアアイテム狙いの場合や、あくまで敵の殲滅するついでにちょっと盗んでおきたいくらいの場合なら十分実用性はある。
  • 同じ理屈で、源氏の小手と合わせれば2回攻撃しつつ盗む。

武器の特殊効果を無視して純粋に攻撃力だけでダメージ計算される。

ぶんどるでは装備している武器の特性がいろいろと消えてしまう。防御無視効果が消え、即死の追加効果も発動しない。
隊列効果や属性、追加魔法は残る。

  • 防御無視効果が消えるため、サボテンダーを相手にアルテマウェポンやバリアントナイフでぶんどるを実施しても「1」しかダメージを与えることができない。
    • 攻撃力は全体的に微妙だが、後列でも威力が下がらない投擲武器という手も。
    • ライトブリンガーなら隊列効果無視や攻撃力の圧倒的な高さに加えて、下記の回避率無視の利点や追加魔法も有効に活用できる上アクセサリー枠も消費しないので、相性は抜群に良い。
      入手時期の遅さやレア度が非常に高いのが難点だが、GBA版以降なら量産も可能なので現実的な実用性になった。

カッパ状態だとコマンドの盗むやぶんどるは使えなくなるが、盗賊のナイフの追加効果ぶんどるはちゃんと発動する。


沙悟浄の槍を装備してぶんどるを使うと、カッパ状態でなくても攻撃力253として計算される」という噂があったが、SFC版・GBA版で確認したところ実行不可だった。
ロムのバージョンによっては出来るという可能性もあるが、勘違いだった疑いが濃厚。


FF6ではモンスターも「ぬすむ」を使ってくるが、たまに「ぶんどる」も使ってくる。
ヴァイス等からギルを盗まれる時にたまにダメージをくらうのはこのため。


GBA版以降は回避率の影響を受けるようになるので、ムーバーゾゾ山のモンスター等が相手だと上記の皆伝の証やスナイパーアイを付けたりライトブリンガーで物理回避率を無視するなどしないと、盗みはおろか安定して命中すらしなくなる。

FF6(ピクセルリマスター版)

カッパ状態だと盗賊のナイフの追加効果も発動しなくなっている。
これはver1.0.6でも同様。


ver1.0.6では様々な修正が行われた。

  • 1.0.5まではぶんどるでは追加魔法が発動しなくなっており、ライトブリンガーぶんどるではホーリーが発動しなかったが、ver1.0.6では発動を確認。
  • ライトブリンガーの必中が機能しておらず、回避率の高い敵に「ぶんどる+みだれうち」が当たらなかったが、修正された。
    • みだれうちにはもともと必中効果があり、「たたかう」が変化したみだれうちは必中となるが、盗賊の小手+皆伝の証でぶんどるからみだれうちを発動させるとライトブリンガー装備でも打撃部分のミスが発生するようになっていたのだが、ver1.0.6からライトブリンガーが必中効果を発揮するようになった。
      回避の高いゾゾ山のモンスターでライトブリンガー+皆伝の証+ぶんどるで必中を確認。
  • 「ぶんどる」の打撃部分の成否にも盗みの確率が適用されるようになった。
    このため、回避率0の敵相手でも「ぶんどる」打撃部分のミスが発生していた。
    • 回避率0レベル差10程度の敵に20回ほどぶんどるを行ったがミスは発生しなかった。

「ぶんどる+みだれうち」を組み合わせた場合、みだれうちのダメージ半減効果が機能しなくなる。


ver1.1.0でさらに大幅な変更された。
特に影響が大きいのが「ぶんどる、が命中した時点で、ぬすむ、の判定を行わず、成功する」ようになったこと。
ぶんどるが命中しさえすれば、相手のレベルや運に関係なく盗みが成功するようになった。
(ぬすみに成功しても、相手がレア枠しかない場合、枠判定で失敗することはある)
これにより、ロックよりレベルが50以上高い敵でも盗めるようになった。

  • レベル6のロックで、レベル99のトンベリーズやレベル77のブラキオレイドス、レベル71のホーリードラゴンからアイテムを盗めた。(Ver1.1.1時点)

FF7

マテリア「ぬすむ」が★2になると、「ぬすむ」のコマンドが「ぶんどる」に変化する。
尚、ぬすむは使えなくなる。


ひっさつ」「へんか」と違ってデメリットが一切ないので、「たたかう」の代わりにすることも出来る。
ティファでプレミアムハートを使う人なら覚えておいて損はない。

  • ついかぎりHPきゅうしゅうなどの支援マテリアの効果が多数乗るため「たたかう」の完全上位互換。
    れんぞくぎり入手前なら直接攻撃主体のキャラは迷わずこれを装備する。
  • リミット技の温存及び使用の回避に使う手もある(特にリミット技の性質の傾向が他とは一線を画するエアリスやヴィンセント等は重宝する)。
  • 盗むことが主目的の場合は、勢い余って倒してしまわないように工夫する必要があり効率が悪い。
    「たたかう」の上位互換ではあるが、「ぬすむ」の上位互換ではないので注意。
    • 「ぬすむ」のほうが便利。

マスターコマンドに融合されるマテリアで利用できるアビリティの内、唯一マスターコマンドでは使うことができない。

  • 一応マスターコマンドとぶんどる化したぬすむを同時装備すればぶんどることは可能。すべてぜんたいかとみだれうちのような事は起きないのでそこは便利。

関連項目→【ぶんどるバグ】

FF7R2

マテリア「ぬすむ」が★2になると「ぶんどる」も使用できるようになる。
こちらではぬすむもそのまま使える。

  • 一部ぶんどれないがぬすめるアイテムなどもあり完全な置き換えができないが故の両立だと思われる。

ぬすむと違いある程度のダメージ+当たりさえすればATB回収と意外と優秀であり、特にATBゲージが攻防ともに重要なリメイクの戦闘ではATB回収効果が有り難い。

ぬすむに比べた違いとしては強制的に敵に接近してしまうこと。
ぬすむの方は「謎の光が敵から吸収される」ような接敵しないエフェクトのみだがこちらは敵に強制的に密着するまで高速接敵する。

  • 基本的には接敵するリスクがデメリットとされてる故のATBゲージ回収効果…だと思われるが自力で(他のメンバー編成依存の連携アクションを使わず)空中戦に移行する手段のないティファ辺りだとこの接敵効果を目当てに持たせるのも手である。
    レッドXIIIやケット・シーも自力で空中戦に移行する手段が無いがこの二人は空中で体アビリティが使えず、クラウドとユフィはPT編成無条件且つATB無消費の通常攻撃から空中戦に移行する手段がある為そちらを使うほうが良いことが多いだろう。

FF8

キャラアビリティとして登場。このアビリティを付けると「たたかう」が「ぶんどる」に変化する。
G.F.ディアボロスバハムートがAP200で修得できる。
なお同作品には「ぬすむ」のアビリティは存在しないため、敵からアイテムを盗む唯一の手段となっている。
ボス格の敵からはたまに落とすよりいいものが手に入る場合があるので、遅くても1回目のイデアと戦う前くらいには入手しておくと良い。
攻撃がヒットしなくても、アイテムを盗む効果は発揮される。


その為、スコール以外のキャラは『暗闇状態で、ダメージを与えずにアイテムだけ奪う』事も可能。
(スコールは命中率255%なので、暗闇状態でも攻撃自体は命中する)
スコールでダメージを与えず盗む場合は、吸収or無力化されるような属性を付けて斬ればいい。
(この方法はスコール以外のキャラでも可能)


なお、アイテムを盗まれた敵は原則としてアイテムを落とさない(例外有)。
盗めるアイテムと落とすアイテムが両方とも有用な場合、どちらかを諦める必要がある。

  • 最大でも4つしかないアビリティ枠を圧迫してしまうが、得られるアイテムを考えると見返りは十分にあるだろう。
    なお、バーサクやカウンターの攻撃には盗み能力が付かないらしいので注意。

武器強化等のためのアダマンタイマイ狩りの時は誤って付けないようにしよう。
やつからは落とすことでしかアダマンタインを得られないからだ。


序盤からディアボロスが習得できるが、快適プレイの出来るエンカウント半減/エンカウントなしとどちらを優先するかは少々悩みどころ。

  • ぶんどるはイデアと戦う前に覚えて置けば問題は無い。
  • カードを積極的に行う場合は、ぶんどって回収する必要があるのはアップ系アイテムぐらい。
    エンカウント無しをつけてカードでアイテム集めをするか、カードを行わず戦闘で集めていくかの2択のような立ち位置。

計算式は[盗める確率+(素早さ/2)+1)/256×100]。
素早さを上げる事でぶんどる率が高まる。

FF9

サポートアビリティ。所要魔石力3。
ぬすむ」が成功した時にちょっとダメージを与えるだけと弱体化されてしまった。
当然ジタン専用。
シーフの帽子」「キマイラの腕輪」「サバイバルベスト」で使用・修得できる。


ダメージの値は気力によりランダムに変化する。
ダメージのムラが大きい上、多くて大体1000くらいなのでほとんど役に立たない。

  • 正確には0~(ジタンのレベル×対象のレベル÷2)の乱数ダメージなのだが、盗むが成功しない限りダメージも入らないので、やはり大して役に立たない。
  • ダメージが最大の場合(ジタンのレベルが99で、盗む相手もレベル99。
    オズマが該当する)を想定したとしても、最大ダメージは4900、ダメージの期待値は2450にしかならない。
    • ジタンがそこまで育っていなかったり、他の敵に使う場合はもちろんここからダメージが何割も減る。
      他になかったら付けておく程度のおまけアビリティ以上の存在価値はほぼないだろう。

FF8同様『たたかうに盗むの追加効果を加える』効果だったら、アタッカーのジタンにぴったりだったと思われる。

FF10-2

敵単体にダメージ+盗む。
当然シーフのアビリティ……と思いきや、リザルトプレート「お宝さがし」の装備特典でしか使用できない。


「戦う」とは別に「ぶんどる」コマンドが追加される。
アイテムを盗めなかったり、敵がアイテムを持っていない場合でも実行するごとにAPが溜まる。
攻撃の手を休めることなく、どのジョブでもアイテムを盗め、MP消費もなく、攻撃するだけでAPがもりもり溜まるなど一石四鳥ぐらい。


もちろん、敵を倒す前に確実にアイテムを盗みたい時にはシーフの必ずぬすむいいものぬすむも必要になる。
白魔道士黒魔道士歌姫など戦うコマンドがないジョブで通常攻撃ができるのは、これとこれ、そしてバーサク状態だけ。
非力なのでダメージは見込めないが……アクセサリの効果も乗るので即死や混乱などの追加効果の方は期待できる。


戦うではAPは手に入らない(リュックのスペシャルドレス以外)が、これとまきあげるの場合のみ手に入る。

FF11

2010年6月に実装されたアビリティで、シーフがレベル77で習得する。
敵からアイテムを取ることに成功すると、その敵に対してランダムに状態異常を与えるという効果を持つ。
しかし、敵の残りHPが低いほど成功率が上がるという仕様。
以前はぬすむと使用間隔が共通しているため実用性はほとんど無いが、
今は共通の使用間隔が撤廃され気兼ねなく使う事が出来るようになった。
また、ジョブポイントでの強化で敵のTPを自分の物にすることが出来るようになった。(最低2%~最大40%)

  • というのもVUで修正され今では「ぬすむ」とあまり成功率は変わらない仕様となっている。

詳細はこちら→ぶんどる

FF14

双剣士忍者)がレベル15で習得するアビリティ。
敵単体へ物理攻撃を行うと共に、忍気(専用ゲージ)を増やし、敵に被ダメージ上昇のデバフを付与する。
アイテムを盗む効果はないが、代わりに命中した敵のアイテムドロップ量が増えることがある。

  • 当初はHP回復(HPをぬすむ)効果があったが4.0での忍気実装に合わせ変更となった。
    また、6.1でのバランス調整によりだまし討ちの効果を引き継いでいる。

光の4戦士

盗賊のレベル4のアビリティ。敵一体から確実にアイテムを奪う。ダメージは与えない。
デフォルトの対象は前列。消費APは4。


この「必ず盗む」だが、判定としてはどうなんだろう。
確率が低いものから盗み判定をするらしいが、多数ある場合は通常の判定をして、
最後のテーブルまで盗めなかったら、最後のが入手できるということでいいのだろうか。

FFL

シーフがレベル17で修得する。
効果は当然いつもの攻撃と同時にアイテムを盗むというもの。

チョコボレーシング

ゴブリンのアビリティ。使用可になるにはそれなりに早い。
他プレイヤーの持っている魔石を1つ盗む。ただし自身が所有している魔石数3以上にはならない。
別に攻撃はしないが、強奪のイメージが強いためか「ぬすむ」ではないのだろう。
盗まれると思うと魔石アップが使いづらく、リフレク保持したくてもしにくい。
プレイヤーが魔石を持っていない場合は、ランダムで1つ手に入る。

  • 順位が上位のキャラほど、盗まれる優先順位が高い。

画面内にシーフが現れても取られる前に使えば、奪われるのは阻止することが出来る。
(持っていない扱いになる)なので、対人戦では微妙。
一応魔石の促成を邪魔する効果はあるので、対魔石アップ用として機能しなくもないが、それならバリアを使った方がいい。

  • 一位で独走する相手や、相手が一人しかいないモードでは、集中的にバリアや魔石アップなどの厄介な相手を食えるのが面白い。
    バリア側でプレイするとうざったいことこの上ない。
    • 奪われるのが完全に阻止出来る以上、魔石アップを食えるとは言い難いな。
      バリア側なら守りに回らず魔石攻防で攻めに回れば、むしろ有利。
    • ぶんどるのチャージスピードもバリア・魔石アップより遅いので、やはり効率面で分が悪いか。
      バリアもちの相手が魔石を所持していれば、ほぼぶんどる自体の効果がのぞめないのも問題。

バリアで防ぐ事が出来る。
上記のように「取られる前に使う」戦法をしてもバリアは消えるので注意。

  • バリアで無効化された場合には、ぶんどり側には何も魔石は入らない。
    GPでは互いに迷惑を掛け合うことになるケースもある。

ぶんどるのアビリティが使用される前から魔石を全く所持していない場合には、仮に他に誰も走っていないとしても、ぶんどるの対象にはならない。
(当然バリアも影響されない。ぶんどるを行った方にはランダムで1つ魔石が入る)


総じて、嫌がらせにはなるがそれによって自分が有利になることは少ない。