出てくるたびにグラフィックが変わるモンスター。
元ネタは『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王
。
- 蝗害(バッタやイナゴの大群が農作物を食い尽くす災害)を悪魔のイメージに置き換えた存在ともされ、
これがFF9、12、CCでの虫っぽいビジュアルに反映されていると思われる。 - 海外版の名称は元ネタのAbaddonと異なり、Abadonとなっている。
FF6(GBA版) 
Lv71、HP25000、MP8000、種族:人間/アンデッド。
攻撃力30、防御力160、命中130、素早さ70。
回避率0、魔力30、魔法防御180、魔法回避0。
弱点属性:炎・聖。吸収属性:毒。無効化属性なし。
有効な状態異常:バーサク、暗闇、プロテス、レビテト、ヘイスト、シェル、リフレク、透明。
行動:
通常
- 1ターン:スロウ/サイレス/スリプル
2ターン:コンフュ/ストップ/バーサク
3ターン:カッパー/ディスアスター/何もしない
ダメージ/回復カウンター
- 1ターン:たたかう/するどいつめ/何もしない
- ファイナルアタックに「何もしない」は設定されていない
操る:たたかう/するどいつめ/ディスアスター。スケッチ:するどいつめ/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠なし/レア枠エーテルターボ。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠死者の指輪。
変化:不可。
EXP:5000。獲得ギル:0。
GBA版追加ダンジョン「竜の巣」に出現する、マーハディーバ・デッドリーボーン・デスペナルティーの色違いの大型奇形骸骨。
主に「スリプル」「カッパー」「スロウ」「ストップ」「バーサク」「サイレス」「コンフュ」「ディスアスター」といった
多種多様な状態異常攻撃を行う他、
通常物理攻撃や通常の2倍強化物理攻撃「するどいつめ(鋭い爪)」、更にはカウンターでも物理攻撃を行う。
アンデッドらしく毒属性を吸収し、炎と聖なる属性に弱い。
耐性面はかなり強く、暗闇とバーサク以外の不利なステータス異常は効かない。
HPは25000とボス並に高く、防御力・魔法防御力も共に高めなので、マトモに戦うと手こずるが、アンデッドなので聖水で一撃。
ついでに種族が人間なので、マンイーターなんかも効果的。
- 「竜の巣」の炎の迷宮エリアと心眼の迷宮エリアでランダムエンカウントする。
魂の祠の第2グループの13戦目のベクタキマイラ×2の代わりにレア枠で単体で出現する場合もある。
レアアイテムのエーテルターボを盗める。アンラックズ(青)対策用にストックしよう。
- コイツにバーサクをかけてから味方が透明になってしまえば、簡単・安全にエーテルターボを盗める。
ただコイツは素早さが70もあり結構素早いので、一連の作業はなるべく迅速に。 - アンラックズ(青)は比較的対処が簡単なので、単純にこいつを厄介払いする為にレア枠のエーテルターボを狙う必要性は薄い。
ただ、こいつの持つスリースターズを一度に複数個狙いたい場合は一考の価値アリ(少々賭けにはなるが)。
12.5%のレア枠ドロップで死者の指輪を落とす。
「スケッチ」で鋭い爪・たたかう、「操る」で更にディスアスターが使える。
FF8 
大塩湖に出現するアンデッドタイプのボスモンスター。見た目は化石。
HPは最大17010(上限LV34)で、力がやや高く、体力・精神は低い。
前傾時は『舌』『爪(カーズの追加効果有り)』、直立時は『デスペル』『サイレス』『ブライン』『コンフュ』で攻撃してくる。
また直立時になると、体力・精神が大幅に向上する。
ST異常を発生させても、『エスナ』で治療されるので攻撃に力を入れよう。
アンデッドだけに炎属性と聖属性が弱点だが、即死耐性によりレイズ系やフェニックスの尾系は無効。
お薦めの攻撃手段は9999ダメージを与えられる『かいふく』や『エリクサー』、『エクスポーション』。
無い場合は、『ケアルガ』を使おう。
- コンフュで混乱させたキャラに回復アイテムをもらってダメージを受けるというお茶目な姿を見せることもある。
おそらくは、即死させる手段のない唯一のモンスター。
まあ、X-ATM092(初回)でも事実上そうだし、ラスボスも似たようなものだが。
ドローするとケアル系や『エスナ』『デスペル』『フレア(LV30以上)』をストックできる。
また、倒すと「フレアストーン」10個を落とす。
倒した後の演出が他のボス達と比べて非常に凝っている。
悶え苦しみながら灰色に変色(石化?でも、元々こいつは化石)してバラバラに砕け散り、風に吹かれて速攻風化する。
どことなく、FFXの石化破壊を彷彿とさせる。
出現すると、倒し方の解説が出てくるのだが、その前に出てきている奴の時に解説してもらいたかった。
ライブラの解説文
大塩湖に沈んでいた古代の生物の骨から生まれたモンスター なぜ動き出したのかは不明だが、大塩湖の水がなくなったことと関係があるといわれている
妙な裏設定がありそうな奴だ。
カード 
レベル6のボスカード。
カードの数字配列は ←:5・↑:6・→:8・↓:4。
アビスウォーム、ブラットソウルをカード使用で変化させれば 1/16の確率でこのモンスターのカードを入手可能。
カード変化のレートは1:30の比率で暗黒弾となっている。
FF8(for PC) 
2014年発売のPC版限定で「アバドン再戦バグ」が見つかっている。
Disc3でエルオーネに会いに行きにエスタを目指す場面にて、海岸駅の線路上で皆が会話しているシーンの最後でスコールが「……わかった。みんなでエスタへ行こう」の台詞を言った際、このメッセージ中からスティックを右に倒しておくと、暗転から復帰直後すぐ横のキスティスに話しかけることができる(PS版では動けないので不可)。
すると本来暗転後は動けないはずが、台詞を閉じると自由に動けるようになる。
線路の向こうからセルフィがアーヴァインがやってくると一旦操作ができなくなるが、何故かスコールがホバー移動して定位置に戻される。
さらにその後、会話イベントが起こっている間も何故か自由に動けるようになり、パーティー編成をすっ飛ばしてスコール1人でワールドマップに脱出できてしまう。
そのまま大塩湖に突入すると通常通りのイベントが起きて、イデアもいつの間にか加入している。
奥に行くと普通にアバドンと戦えるが、倒した後に海岸駅に再び引き返すと、さっき飛ばしたセルフィとアーヴァインが駆け付けるイベントが再度発生する。
今度はスキップできないので本来の流通りパーティ編成を行い、再び大塩湖に進むと、一度見たはずの大塩湖初回突入時の会話イベントがもう一度繰り返される。
そのまま奥に行くと倒した後のアバドンもやはり復活しており、もう一度戦うことができる。
【視聴覚室】
FF8(リマスター版) 
アバドン再戦バグは使用できなくなった。
暗転が開けた後のスコールの位置が少しだけ奥に変更されているため、キスティスに話しかける前に操作できなくなってしまう。
FF9 
パンデモニウムに登場するモンスター。
こちらではアンデッドではなく虫系のモンスターである。
全体攻撃の「カマイタチ」や、ウイルス状態にする「ウイルスフライ」を多用する。
進入時に出現するクイナとスタイナーが戦うものと、それ以降のもので能力がやや異なり、
前者の方は状態異常が発生せず、ジタンが加入するまではダメージが無効化されてしまう。
ちなみに、ガーネットを盗める数少ないモンスターで、倒した後ドロップすることもある。
「たべる」とツイスターを覚えられる。
かの名イベント中の3連戦に2番手として登場。この時に登場するものはなんと食べることができない。
直前にクイナが「美味しく料理してあげるアルよ!」と言っているのに。
その後雑魚として登場するものは普通に食べられるが。
Disc3のうちにツイスターを覚えられる最後のチャンスなのでコンプを目指す場合は忘れずに食べておこう。
でないと覚えられるチャンスが更に先送りされてしまう。
ちなみに、低レベル攻略では運要素が大きく絡む最大の難関である。(防御しないとカマイタチで全滅)
ジタンが来るまでダメージを与えられないので、スタイナーは防御、クイナはリレイズとホワイトウィンドで補助回復が得策。
来たら即クイナも参加しての「たたかう」総攻撃で1ターン撃破。
- イベント仕様制限なんてなければジタンが来る前の1ターンでさえ倒せたであろうに。
FF10 
訓練場モンスターの1体。『シン』の体内の地域制覇で出現する。ヴァルナの色違い。HP380000。
常にリフレク・バオール状態になっており、「かたい」の特性を持つ。
各種ガ系魔法や「グラビデ」「フレア」「ファラオの呪い」で攻撃してくる他、魔力集中を使った後は強力な全体魔法攻撃「エンブレム・オブ・コスモス」を放つ。
物理防御、魔法防御ともにかなり高いうえに「かたい」まで備えており、アーマーブレイクも効かないので、七曜の武器か貫通武器が欲しいところ。
防御面は高いが、カウンター持ちで無いので上記の方法で攻撃すれば普通に倒せる。
オリジナルモンスタークラスになると防御面が高いうえにカウンター持ちの敵が何体かいる。
- バ系で防げるガ系魔法や、割合ダメージのグラビデなど、即死級の技が少ないのも付け入る隙。
魔力集中がきたら召喚獣を呼ぶなどすれば、こちらが十分育っていなくても勝機はある。
従来作で言う悪魔系の一種として出ているのは、アバドンが悪魔とされることがある点からか。
FF12 
- 特に地下層に出現するタイプは攻撃力が高く、更に1匹叩くとそのフロア全てのアバドンが一斉に集まって襲ってくるため、数の暴力というものを嫌というほど思い知らされる。
- ちょっと油断したばかりに、カエルの大群に袋叩きにされて全滅という屈辱を、何度味わったことか…
- 地下層はナビマップがノイズ状態のために後ろから追っかけられてるのに気づかずに引っ張りまわしているなんてことも。
前方から敵が来ていざ交戦!のときには既に挟み撃ちなパターンが多々見られるので、ナビマップがノイズのフロアでは時々後ろを振り返る癖をつけよう。
「盗む」に対してアクアバブルでカウンターしてくる。
中層に出現するものは耐性が強化されているので封じるのは難しい。
HPが半分以下になると回避無視と攻撃力が増加しさらに瀕死になるとさらに攻撃力が上がる。
これでスプラッシュの魔法を一気に喰らわないように要注意。
大灯台に眠る古代生物の骨から生まれた魔獣。 その中でもより凶暴なものはアバドンリーダーと呼ばれ、差別化されている。 全身に張り巡らされている太い血管が体表を紫色にみせている。 血液の流れを変化させ、血液内の不純物を汗として排出する。 この汗が体表をおおう潤滑油の役割を果たし、外敵からの攻撃を受けづらくしている。
FF14 
ギラバニア湖畔地帯に居る、真っ青なデカいカエル。レベル69。
毒液の範囲攻撃がある以外は普通の雑魚だが、攻撃力が強い。
アラミガン・クォーター付近のF.A.T.E.「騒音アバドン」において「とにかく鳴き声がうるさい」という(だけの)理由で討伐対象になっている。
FFCC 
ティダの村2週目以降に出てくる。見た目は飛んでいるカマキリのようである。
正直言って装備やパラメータが整っていないキャラが無対策で突っ込んでいくとすぐ死ぬほど強い。
しかし「グラビデ」を使うとほぼ無力化できるので、そこが弱点と言えるだろう。
- コナル・クルハ湿原にも出現。ティダの村で3周目に突入すると複数出てくる。
それなりに覚悟するように。
長い間、昆虫と思われていたが、昆虫ではないらしい。
胸にもカッターをしこんでいる。素材「ざっくりカマ」を落とす。
デザインはFF9と同じ。
この他にも、ドラゴンゾンビなどFFCCではFF9のものがいくつか流用されている。
FFL 
黄昏の章の闇の世界のルフェイン遺跡でランダムエンカウントする。
見た目はロゲノイアの色違い。
PFF 
FF8デザインで雑魚敵として、蜃気楼の塔イベントでちょこちょこ出てくる。
炎・聖属性弱点。攻撃で暗闇などにしてくる。
そのほかFF9デザインでメインストーリーの雑魚敵として出てくる。
「アバドンの首飾り?」というアクセサリがあり、状態異常になってる敵に対して火力が上がるという、地味に便利な効果になっている。
当人は随分な雑魚扱いされているけど。
FFRK 
FF8、FF9からボスとして登場。