ケアル系回復魔法の中では最上級。
シリーズの初期には「単体がけなら必ずHPが全回復する」という性質を持っていた。
全体がけ時の扱いは作品による。全体化できなかったり、哀しくなるような回復量だったりしたことも。
またFF6からは、単体がけでも全快するとは限らなくなっている。
FF1
ガイアの町で買えるレベル7の白魔法。単体のHPを全快させ、ステータス異常も解除する。
レベル7の白魔法はこれ以外に有効な術が無いため、積極的に使える。
白魔道士専用。
ナイトや赤魔はもちろん、クラスチェンジ前の白魔術士も習得できない。
白最大の存在意義。
もし赤が使えたら、白も黒やシーフと同じ道を歩んだかも知れない。
- それでも個人的には赤の戦闘力と比べたら、赤に分があると思う。
ステータス異常も回復というところにWizのマディの影響を強く感じる魔法。
- FF1もWizも元ネタがD&Dなので、マディというよりはキュアオール(AD&Dではヒール)というべきかと。
状態異常回復効果が付与されている点も同じだし。
FC版では移動中使用時の効果音や戦闘中のメッセージが違いケアル系の中で浮いている。
移動中使用時のメッセージは同じだけど。
FF1(GBA版以降)
GBA版でのカオスの9999回復は悪夢。なんてったってHPが20000にもなりましたから。
問答無用で全回復しないのが救いだが。
GBA版以降は凶悪な全体攻撃を行う追加ボスが多数いるため、ラヒーラの価値が上がった。
また、ケアルガの効果に類似するアイテムも登場したため、相対的にケアルガの価値は低下。
しかし、使用には十分耐えうる性能であることは確か。
- 消費MPはケアルガ:35・ラヒーラ:38となっている。
今までと同様、石化とスロウ状態はこれでは治せないため(ばんのうやくでも無理)、別途きんのはりやエルメスのくつの用意を忘れずに。
FF3
クラス7の白魔法。
味方に単体使用の場合はHPを最大値まで回復するが、味方に全体がけの場合はレベル・精神・熟練度共に99でも1000程度しか回復しない。酷い。
敵に使用する場合は、アンデッドにダメージを与えることが出来るが、味方にかける時とは違って1体のみに使用しても即死効果は無い。
- 味方全体及び敵にかけた場合は威力220の回復魔法として扱われる。
使用可能なジョブは、「白魔道師」「導師」「賢者」。
ドーガの村とインビンシブルで20000ギルで購入できる。
終盤のボス達は、普通にこれの全体掛け回復量を上回る全体攻撃を仕掛けてくる。
賢者等を2人導入して回復に徹させるか、早急に効果の強力なプロテスで守りを堅めるかが望ましい。
- 全体化では回復が追いつかない、という場合は賢者2人での単体がけを試してみるのも1つの手。
まずABを回復、次ターンでCDを回復といった感じで単体がけすれば間に合うこともある。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
アビリティ『白魔法』Lv7で使える魔法。
魔法効果力は120で、HPを大回復する。重量は8。
全体化するとHPの回復量が、単体使用時の50~70%(戦闘中)ないし70~80%(移動中)に落ちる。
使用可能なジョブは「白魔道師」「導師」「賢者」「たまねぎ剣士」。
ドーガの村の魔法屋で20000ギルで購入できる。
DS版では導師・賢者の素早さの差を上手く活かし、導師がケアルダ、賢者がケアルガを使うようにするとボス戦での回復が安定しやすい。
導師がジョブマスター武器ホーリーワンドを戦闘中に使うと、何と(単体対象ながらも)この魔法が無限に発動する。
そのため、最終的にMPが不要となる。
- 本作では癒しの歌でも同じように回復用MPいらずにはなる。
直接関係ない話だが、FF3DSの最高の回復魔法は白ヒートラ(イフリート)である。
ただ発動確率が1/2なので、ケアルガと比べて安定的ではない。
FF3(ピクセルリマスター版)
使用可能ジョブがFC版と同じに戻ったが、全体がけした時の回復量はDS版(現3DR版)の様に大幅に上がっている。
FF4
コマンドアビリティ『しろまほう』で使える魔法。消費MP40、威力144、命中率100%、待ち時間0。任意で全体化可能。
ローザはレベル38、ポロムはレベル48で修得し、テラは試練の山イベント後に使用可能になり、フースーヤは初期修得している。
終盤の要。詠唱時間ゼロなのが強力。
単体がけで完全回復、全体がけだとクリア時点で2000~3000回復する。
FF4 EASYTYPE
魔法の段階が数字になっているイージータイプでは「ケアル4」の名前で登場。
他の魔法は3段階だが、ケアル系のみ4段階のため。
FF4(GBA版)
GBA版は全体化時ではSFC版よりモーションが長くなっている。1人ずつに単体ケアルガっていう感じ。
- PSP版ではケアルの段階からモーションが1人1人個別になった。
FF4(DS版)
威力128、待ち時間4に弱体化。ローザの修得レベルも45に大幅遅延。
DS版では詠唱時間が長くなったことで、SFC版より価値が落ちた。
- SFC版での詠唱時間は、ケアル・ケアルラ・ケアルダ・ケアルガの順に1・3・4・0である。
ケアルガの有用性は即時発動にあったと言ってもよい。 - 寧ろケアルガが詠唱0って方が信じられないw 最上位なのに。
- 効果だけでなく、緊急治療できる即効性という意味をも含んでの最上位回復だったのだろう。
- 戦闘時に於いては連続魔を併用してフォローしたい。
アンデッドに使うとHPが9999以下なら即死するほどのダメージを与えられる。
ただし9999でカンストするので「げんかいとっぱ」が無いと威力を生かし切れない。
「げんかいとっぱ」があればルナザウルスに46000ものダメージを与えられるのだ!
使い切り&個数限定の「げんかいとっぱ」をローザに使う人はそうそういないだろうが…
FF4TA
ローザはLv45、ポロムはLv48、レオノーラはLv57で習得する。
フースーヤは初期修得している。
FF5
ムーアの村で6000ギルで購入できるレベル5の白魔法。
単体のHPを全快or全体のHPを1000~2000程度回復する。消費MPは27。
全体化時に参照される魔法攻撃力は180。ケアルラの約4倍。
ただし全体化すると魔法攻撃力は半減するので、乱数込みで一人当たり90~101×魔法倍率が事実上の回復量である。
- レベル99、魔力99なら魔法倍率42で、全体掛けの回復量は3780ポイント。
レベル1なら魔法倍率4で、全体掛けの回復量は360ポイント。
ケアルラの回復量では少々厳しくなってくる頃に手に入る、割と空気を読んでいる魔法。
ケアルガが初めて手に入る時点での最大MPはせいぜい200弱なので乱用には注意。
魔法攻撃力については、180と185の2つの説が存在していたが、実機での計測(SFC版、GBA版、スマホ版で実施)及びデータ解析結果(SFC版、GBA版で実施)は全て180である。
黒魔法のガ系の威力が185であることから混同があったのではないだろうか。
- データ解析結果参照先
SFC版:http://s-endo.skr.jp/ff5magparam.txt
GBA版:http://x11.s11.xrea.com/ff5magparam.txt
アンデッドに対して単体版をかけると瀕死にさせることができる。
- 例えば、トライトン・ネレゲイド・フォーボスに1回ずつ使って、軽い全体攻撃で一掃することも可能。
レイズと違い、魔法回避率は無視するため効く相手には100%瀕死にできる。ボス系耐性がある場合はアンデッドでも瀕死にできない。
FF5では敵が一体でもカーソル上は全体判定にできるが、それでケアルガを放っても実際の効果は単体版のままである。
- そのため、ボス系耐性持ちのアンデッド一体を相手にする場合(例:アルケオデーモン)はケアルガを攻撃目的に使用することができない。
- 魔法剣のように、耐性持ちには代わりにダメージを与える仕様にしてくれたらよかった。
ホワイトウインドとは回復手段として役割が違う。
フィールド画面で回復させる場合は当然ケアルガ。
最終決戦の直前くらいまでは、全体がけでもおおよそ完全回復するので消費MPは高いが効果も高い。
ホワイトウインドとよく比べられるが、それ自体の細かい性能差云々より白魔法か青魔法かの違い(付随して使える魔法)を見て選択されることが多い気がする。
主にアレイズと併用したい場合はケアルガ、リフレクやマイティガードと併用したい場合はホワイトという具合。
ホワイトウインドの回復量が「使用者の残りHP」であるためパーティの強さや使う場面に気をつけなければならないのに対して、ケアルガは単体なら確実に全回復できる。
GBA版はレベルが上がりやすく敵の攻撃力も段違いに高くなるので、ケアルガ全体掛けでは回復量が足りずホワイトウインドを多用することになる。
入手は第2世界になってからだが、第1世界の時点でも名前だけは聞くことができる。
(タイクーン城のジェニカが姉妹の幼い頃を回想するシーン)
ケアルガがAD&Dのヒールに由来するが、単体アンデッドへの瀕死攻撃を見ると、ヒールの逆呪文であるハーム(生物への攻撃)を連想する。
FF6
単体または全体のHPを大幅に回復する回復魔法。効果値66、消費MPは40。
- ケアルラは効果値28、消費MPは25。
ラクシュミ(×1)、フェニックス(×2)の魔石から修得できる。
前作と違い魔力が低いと単体に使っても全快しないが、回復力自体は段違いに大きい。
単体で満タン回復しなくなったが、全体回復がそれを補って余るほどの性能になり、魔力を限界近くまで高めれば、PT全体のHPを9999回復する事も可能なほど。
レベル99になれば魔力が初期状態でも全体がけで約3000、魔力が高いキャラだと4000近い回復力を誇る。
Lv99で魔力が111以上ならば全体がけでも必ずPT全員のHPが9999回復するので、装備品込みで魔力111が最強育成の指針となる。
ケアルガの強化、リフレクの性能低下(カーバンクルの使用回数制限、持続時間の短さ、貫通手段など)、ホワイトウィンドの性能低下(アンデッド状態では被ダメージ)があるものの、リフレク貫通の有無・強制全体回復か否かなど一応棲み分けはできている。
とはいえケアルガが優秀すぎるせいでホワイトウィンド(消費MP45)の立場が無くなってしまった。
ホワイトウィンドの利点は魔封剣を無視できることであるため、セリスとの相性が良い。
メルトン(効果値138)をフレイムシールドなどで吸収すると、攻防一体でケアルガ以上の回復となる。
パーティーアタックは威力1/2になるので、全員9999回復の場合は魔力106以上が必要。敵にカンストダメージを与えるだけでよければ魔力53で十分。
あばれるではマジックポットで使用可能。マジックポットは全属性吸収、全状態異常耐性持ちなので早めに覚えさせておくと安心感がある。
最少パーティメンバーによる縛りプレイでは、習得できる魔石がいずれも入手できない。その為、最後まで他の回復手段に頼る必要がある。
FF6(GBA版以降)
魔石ボーナスをうまく使って魔力と素早さを限界近くまで上げることにより、何時ピンチになってもほぼ速攻で全体がけ→立て直しが可能になった。
裏ボスが何回も使ってくる「こころないてんし」をくらうたびに、次の瞬間には全体ケアルガでもう立ち直らせることが出来るのは爽快。
イエロードラゴン(強化型)戦では魔法は吸収されるために、ホワイトウィンドの出番である。
追加モンスター勢では強化ホーリードラゴンが使用する。
ダメージへのカウンターで頻繁に使い、回復量は6000以上と9999回復とまではいかないまでも大幅に回復されるため、リフレクをかけるなどの対策が必要。
FF7
LV4(必要AP25000)に成長させた魔法マテリア『かいふく』を装備すると使える。
消費MPは64で、HPがケアルの約2.5~3倍ほど回復する。
- FF6と比べて全体化できなくなってしまい、更に劣化。
HPが6000を超える辺りから回復力不足を認識させられる。
天使のささやきorエクスポーション+ホワイトウインドの方が有効になったり。
- ぶっちゃけイカを倒すのに6000も要らないから、ケアルガで十分な気がする。MPは少々きついが。
マバリアで回復量が半減してしまうので、マイティガードと併用するには向かない。
全体化するにも回数制限がある。
消費MPの割に回復量はいまいちな印象。実用的な意味ではさほど問題は無いが。
FF7R
単体のHPを大回復する。
ケアル系で最もコストパフォーマンスが高く、ケアルの3倍のMP消費で回復量は3.4倍ほどもある。
ATBゲージの仕様を考えても、小回復をチマチマ挟むより1回の行動で大回復できる手段の価値は非常に大きい。
FF7R2
BCFF7
魔法マテリア『ケアルガ』を装備すると使える。
マテリアは6章エピソードを任務遂行度Sクリアすることで貰える。
対象選択出来ず、対象は常に自動で自分自身だが、救出任務で仲間が画面内に居る場合仲間も回復する。
基本消費MPは150で、Lv6以上はLvアップ毎に消費MPが10%ずつ減少。
マテリアLvアップに必要なAPは1250。
自分で使う分にはコストパフォーマンスがよろしくないが、マテリア援護はMP消費が無いので便利。
自分がマテリア援護要請された際も、回復魔法は召喚がないためケアルガを送っておけば喜ばれる。
持っているとメンバーが見つかり易いので、魔力が低いキャラでも持っておくと良いだろう。
CCFF7
魔法マテリア『ケアルガ』を装備すると使える。
消費MPは26で、レベルごとの強化値は20。基礎攻撃力は34で、マバリア状態でも半減されない。
発動すると緑と青と橙の三色の光に包み込まれ、ザックスのHPが回復する。
- フルケアと比べると限界突破済みのザックスのHPを一回で全開にできない点では劣るものの、こちらはマテリアを強化することでステータスをしっかり補正できる点が大きな強み。特に高ステータスと高い回復力の両方が欲しいミネルヴァ戦ではステータスに穴を作らないためにケアルガを使うか、ステータスの穴を許容してフルケアを使うかで中々悩ましいところ。
FF8
生命魔法として登場。対象は単体で、回復力は60。
ジャンクションには有用で、『体力J』(65up/100個-5位/49種)か『精神J』(65up/100個-4位/49種)にセットすると良い。
序盤なら『HPJ』もお薦め。
きちんと魔力を高めておけば終盤でも実用できるだけの回復力を持つ。
- 疑似魔法という設定上魔法が弱い本作においても、魔力255でまほう使用すると9999近く回復できる。最後までストックしていても損はない。
一方でブラットソウルはゾンビ状態の味方キャラにケアルガで攻撃してくるが、LV20の個体が使うものでも3000近いダメージを受けるので注意。 - 魔力6(初期最低値)での回復量は2000前後。まほう使用時といいジャンクション時といい、他のガ系魔法とは一線を画する性能を誇る。
生命魔法精製で魔導石からは5個、テントからは10個、コテージ・ヒーリングメイルからは20個、風のささやきからは50個、いやしの指輪からは100個作れる。
モンスターからはケダチク、ガルバディア兵、ヘッジヴァイパー、ディアボロス、エスタ兵(ノーマルのみ)、警備員、GIM47N、オイルシッパー、メズマライズ、アバドン、プロパゲーター、風神(2回目)、支援兵器L型、支援兵器R型、トンベリキング、コヨコヨ、スフィンクス/アンドロ[各Lv30以上]、バハムートからドロー可能。
収集する場合は、各地で購入できる『テント』や『コテージ』から精製するのが一番手軽。
HPにジャンクションするだけで難易度暴落。
- 1000ギルのテント1つで10個のケアルガが精製できるので、100ギルのポーションと実質同じ値段で手に入る。
さらに使ってよしジャンクションしてよし、序盤から手に入って終盤まで役立つ、恐るべきコストパフォーマンスを誇る魔法。 - コテージは後半にならないと買えず、アダマンタイマイ等から手に入る風のささやきからわざわざ作るのもやや面倒(と言うか直接ケアルガを精製する方がずっとお得)なので、旅の途中の戦利品等を除けば、テントや魔導石、ヒーリングメイルから精製するのが手っ取り早いだろう。
FF9
ガーネットのアクションアビリティ『白魔法』とエーコのアクションアビリティ『白魔法』『W白魔法』で使える魔法。
消費MPは22。パワーは107で、HPを回復する。
ガーネットは「ウィザードロッド」か「鯨の髭」、エーコは「ヒューメルーン」か「天使のふえ」を装備すれば使用でき、その状態でそれぞれAP155とAP80を取得すると修得可能。
敵では「オズマ(消費MP/パワー204)」「トランス・クジャ(消費MP20/96)」「永遠の闇(消費MP20/パワー85)」が使用する。
満タンになるわけではないが大幅に回復する。
- ヒルギガースも一回だけ使用する。
- 今作はこちらの火力インフレが抑制されているためか敵のHPは最大で約60000しかない。
そのため敵がケアルガを使う事によってこちらの火力が低い場合は戦闘が長引き、高い場合は直ぐに押し切れる様にバランシングされている。
敵が使用するケアルガは、全て全体化用のエフェクトが使用されている。
ガーネットは習得していなくても、あのイベントの3戦目の参入時に使用する。
HPが1から全回復するのは、FF5以前の効果をオマージュしているように見える。
- DISC3の時点では『チョコボのお宝さがし』で鯨の髭を入手していないと習得できないが、覚えていなくても使えたのは愛の力だろうか。
- 低レベルクリアでもイベントで使ってもらえる。ケアルでも全快するところ、申し訳ない。
覚える機会が意外と少ないため下手するとラストまで覚えてない事も(特にエーコ)。
とはいえいつでもリジェネさえ付けていれば別に困らない。
- 本作ではケアルラでも十分な回復量があるため、ケアルガに頼るシーンが少ないのも一因か。
FF10
コマンドアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは20で、対象は単体。威力は80で、HPを回復する。射程は無限大で、動作時間は3。
スフィア盤では、ユウナエリアのS.Lv76で修得できる。
ただメインストーリーを進めているだけのキャラクターだと、習得時からしばらくの間オーバーパワー。
その時点での状態ならばケアルラでもHPを4割近く回復できたりする。
- 逆に言えばシェル状態でも十分な回復量を発揮できる。
訓練場に突入していくようなキャラクターなら全員覚えていて当たり前。
限界突破してるならば5桁回復が行えたりする。
- そこまで来たキャラ達なら連続魔法でドレインを二発撃った方が回復量が多い(おまけに相手にダメージ)。
- 相手によってはカウンターをしてくることもあるため、ケアルガも使えるようになっていて損はない。
- 「調合」で全回復したり、死んでから蘇生させたりする方が安全で手っ取り早いんだよなぁ…。
- ドレインは普通に使うと待機時間が短くなる(動作時間2)という利点もあるので一長一短だろう。
FF10-2
コマンドアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは20で、準備係数は60。威力は38で、HPを回復する。
まさに「ケアルラ」の強化版みたいなエフェクト。光の粒子の煌びやかさが美しい。
白魔導士のドレスフィアで修得できる(修得AP80)。この魔法を覚えることで派生するアビリティはない。
リザルトプレート「癒しの風」「再起の心」で青色と赤色のゲート、「癒しの光」「不滅の魂」で黄色のゲート、「満ちゆく癒し」で緑色のゲートを通ることでも覚えられる。
FF10-2ILM
ラストミッションではコマンドアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは5で、射程の方向は自分。威力は100で、キャラクターまたはドレスひとつのHPを回復する。
FF11
白魔道士が習得できる白魔法で、「ガ系魔法」と呼ばれている魔法の一つ。
回復魔法に分類される。
対象を中心とした範囲内のパーティーメンバーのHPをまとめて回復させる。
最下級の「ケアルガ」から最上級の「ケアルガV」まで存在し、上位になるにつれて回復量や消費MPなどが増大する。
射程と効果範囲の制限はあるが、複数人回復すればMP効率は良い。
ただし詠唱時間が長い上、戦闘中の使用は(回復量にもよるが)敵対心が急激に上がってしまう。
そのため使用には注意を要する。
FF12
白魔法の一つ。価格は11700ギル。
消費MP68。基本威力145。対象から半径10の円内にいる味方のHPを回復する。
『白魔法6』のライセンス習得で使用可能。
「港町バーフォンハイム」のショップで購入できる。
重装備で無強化でも範囲数千も回復する。
システムを熟知し下位魔法を使いこなせるならともかく、そうでないなら最も有効な回復手段となる。
順番待ちを起こしやすく、詠唱が待たされやすい。
スムーズに撃てるケアル、ケアルラ、ケアルダのほうが結果的に効率が良くなることが多い。
敵の数・使ってくるアクションと味方のガンビット次第だが。
- ケアルガを多用しないといけないような編成にしないことが大事。
防御が万全ならケアルガの使用を抑えられるし、ケアルガが渋滞しても耐えやすい。
ヘイトの上昇量がケアルラやケアルダの3倍近くもある。
ゲストメンバーがいるとさらに上昇する。
ケアルガを連発していると周囲の敵全員から集中攻撃されてしまう。
盾役がガードをして回復行動そのものを減らすか、強化したケアル、ケアルラ、ケアルダで上昇を抑える。
盾役に回復させて敵対心を稼ぐ手もあるが、詠唱をかなり圧迫するので順番待ちを起こす危険がある。
消費MPが多いため、盾役がガードせず回復役がケアルガばかり使えばMPが保たない。
魔力を高めてケアル、ケアルラ、ケアルダを使うか、盾役の回避を高めてケアルガ役の負担を減らす。
最大HPが低めの今作はケアルラで全快するし、盾役にバブルが必要でもケアルダで十分。
キンベヒ、オメガ、ゾディアーク、ヤズマットなど、全員バブルでないと苦しい相手で必要になる。
クリグラ奥、ルース奥、ヘネ奥などの雑魚には順番待ちの対処のほうが大事という有り様であり、ケアルガを使うなら敵の行動で渋滞しないよう数を減らすか状態異常を当ててから使わないと危ない。
FF12IZJS
使用可能者は「白魔道士」「モンク(ミストナックLP75)」「ナイト(ハシュマリム)」。
消費MPは58、基本威力は120、ライセンスは『白魔法9』(LP80)、価格は7700ギルに変更された。
火力強化、攻撃役や後衛の防御性能強化、散開戦術の高難度化、戦術の制約などなど…
こうした種々の調整により攻撃的な速攻戦術が基となっているインター版では、範囲攻撃には範囲回復で対処するほうが効率的なので、ケアルガが復権している。
しかし攻撃的に戦うにはリバースの方が適しているし、モンクやナイトは本来攻撃に回したいジョブである。
格上相手よりはザコ戦での運用に向いている。
ただし黒魔道士を対ザコの主軸にする場合、あまりケアルガを乱用すると黒魔法を渋滞させてしまう。
オリジナル版では黒魔法を自重させる所だが、インター版ではケアルガを自重させ殲滅重視のほうが楽。
FF12RW
聖属性の魔法。
基本値は80で、射程内(5)にいる味方とその半径1.5以内にいる味方のHPを回復する。
発動前時間は0.66秒、動作時間は5秒。WAIT時間10秒。
パンネロ(修得LV3)や白魔道士系ユニットが使える。
FF13
ケアルアやケアルダが登場する一方でこちらは召喚獣専用魔法としてのみ登場。
召喚主のHPが減るとATBコスト1でHPを全快してくれる。
ヘカトンケイルだけ使えないがそれ以外の召喚獣は使用可能。
LRFF13
GPアビリティとして登場。GPコスト2、EASYでは1。
自分のHPを全回復する。
フィールドとバトル、どちらでも使用可能。バトルで使用できるのは地上のみ。
一日目の箱舟にある4個の宝箱を全て開けると使用可能になる。
- GPコスト2で、HPを全快できるというすごい性能。HPが3割以下の時に使わないともったいないぐらいの高性能。
もういっそのことフルケアにすればよかったのに。
FF14
白魔道士がLv42で習得する範囲回復魔法。ターゲットした自身か味方とその周囲のメンバーを回復する。
あくまで範囲回復なので単体対象であればケアルラのほうが回復力は上。
- 実装から徐々に効果範囲が広がっており4m→6m(2.1パッチ)→10m(6.1パッチ)と変遷している。
FF15
FFT
空の下なる我が手に、祝福の風の 恵みあらん! ケアルガ!
白魔道士がアクションアビリティ『白魔法』で使える魔法。
消費MPは16で、SPは15。基本値は30で、射程4内にいる味方のHPを回復させる。
効果範囲は2(高さ2ハイト)。習得に必要なJpは450。
最速で撃てるケアル、使いやすいケアルラに比べるとどうしても低めのSPが気になる。
回復量以外にも垂直2に強化されているのが地味ながら便利なので、取得するなら覚えておきたいところ。
最上位として新たにケアルジャが登場。
しかしそちらは算術に対応していないため、こちらの方が利便性は高い。
FFTA
白魔道士が宮水の杖で覚える白魔法。
聖属性。回復量は魔防によって減少する。
FFTA2
白魔道士が宮水の杖で覚える白魔法。聖属性。
回復量は魔防によって減少し、聖属性無効にしていると回復も無効化される。
黒魔法はラ系→ガ系の威力増は20なのだが、これはケアルラと比べて40も威力が上がっている。
MP消費はガ系魔法と同じ。
FFCC
マジックパイルでケアル×2を同時発動することでこの魔法になる。マルチ専用。
発動地点を中心とした広範囲を回復する。
FFCCRoF
マジックパイル「ケアル×3」で発動。
ケアルラより回復量が高く、効果範囲も広くなる。
基本回復はこれで十分。
シングルでCPUパーティを組んでいる場合、
プレイヤーはリンクホールドx2をした時にCPUがうまくケアルを使ってくれると発動できる。
一人パイルは時間がかかるのであまりオススメできない。
FFCCEoT
基本仕様はRoFと同様。
EoTの場合、AI「まほういっぱい」にしたCPUは重ねようとしてくれる。
DFF
ストーリーモードのマップ画面で使用できるリカバリー系のスキルとして登場。
HPを完全回復させる。
DDFF
ケアルがHP全回復という前作におけるケアルガの効果になったのにともなって、ケアルガはパーティ全員を回復する効果に変更された。
DFFOO
ブラスカの初期アビリティ。使用回数は7回。
味方全員のHPを対象の最大HPの80%分回復し、味方全員に自身の最大BRVの80%分BRVを加算。
加算したBRVを最大BRVを超えて加算する(上限はそれぞれの最大BRVの150%分)。
自身に6ACT「スピラを救う旅路」付与。
行動負荷がない。
総ACT数に加算されない(召喚中およびフレンドサポートの残りACTは消費される)。
- 強化効果「スピラを救う旅路」に関して
- 味方全員に以下の効果が発動する。
- 最大BRV&攻撃力20%アップ。
(同名の強化効果は重複しない)
- 最大BRV&攻撃力20%アップ。
- 自身に以下の効果が発動する。
- 通常「BRV攻撃」が「BRV攻撃+」に、 通常「HP攻撃」が「HP攻撃+」に変化。
- 味方全員に以下の効果が発動する。
相性性能を持つ武器は「僧官の錫杖【X】」。
光の4戦士
味方全員のHPを回復する白魔法……が、効果量はケアルラより低い……。
効果的にはケアルガというよりラヒーラでは……?
消費APは4。白魔法使いには2ターンかかるがAP1と低コストの「いのる+ケアル」や
AP5で完全回復する「きせき」があるのでそんなに出番はないかも。
- 移動中ならば白魔法使いでケアル4回使うより低コストなので4人とも回復したい場合はかろうじて出番がある。
複数体減算の補正がかかるだけで、魔法効果力はケアルラよりも高い。
というかケアル・ケアルラときて最後がラヒーラはさすがにKY。
TFF
条件発動系の魔法アビリティ。必要CP25。
HPゲージが50%以下になると発動し、HPゲージを40%程度回復する。
ステージ中に1回だけ効果が発動する。
修得するキャラは、セシル、ミンウ、ユウナの三人。
また、ケアルガの書を使用することで誰でも修得可能。
TFFCC
条件発動系の魔法アビリティ。必要CP20。
HPゲージが50%以下になると発動し、HPゲージを40%程度回復する。
ステージ中に1回だけ効果が発動する。
ミンウ、ローザ、ガーネット、エーコ、ユウナ1st、ヤ・シュトラ、オルランドゥ、レムが覚えられる。
また、ケアルガの書を使用することで誰でも修得可能。
TFBL
HPゲージが30%以下になると発動し、HPゲージが50%程度回復する。発動回数は1回。
セーラ姫、ミンウ、ローザ、レナ、エアリス、エーコ、ユウナ、ヴァニラ、セラ、ヤ・シュトラ、コスモスが習得する。
FFEX
白魔法の1つ。回復魔力に応じて範囲内の味方のHPを大回復する。下画面で味方をロックすれば任意の味方に発動可能。
はっきり言ってプレイヤーのアビリティとしては、今作では不遇でありほぼ出番はない。
というのもコストが高すぎる上に、今作はHP回復手段が吸収系の装備やアビリティに頼った方が手っ取り早く確実だからである。
回復魔法としても射程が長く範囲技でないため外す心配のない回復のオプションを積んだケアルの方が使いやすく、じゃあ範囲回復に活路を見出そうとしても今度はコストの安いケアルラが立ちはだかる。
敵では変異リヴァイサンが呼び出すプリンプリンセスが印象深いだろう、
3方向から現れリヴァイサンに隣接するとケアルガを唱える。
最大9999×3を回復されてしまうので優先的に撃破すること。
SOPFFO
PFF
いつか実装されるかと思われたが味方用は結局なかった白魔法。
敵専用で、HPが減少するとこれで回復するボスが結構いる。
威力は敵によりけりで、6000~9999回復とか見られる。
PFFNE
パーティのHPを大回復。
ケアル、ケアルラの上位版。
ミンウ、レフィア、ローザ、テラ、ポロム、フースーヤ、エアリス、セルフィ、イデア、ヴァニラ、ヤ・シュトラ、ラァンはここまで強化される。
FFRK
HPを回復する白魔法。
アビリティとしてはレア4の白魔法アビリティ。
対象単体を特大回復する。使用回数は2+2×精錬度(1~5)。初期使用回数は4。
生成に必要なオーブ(大)は白5個、風3個、聖3個。
聖属性のため、敵に使用すれば聖属性チェイン可能。
KHシリーズ
ケアルラの上位互換で、KHにおけるケアル系の最上級。HPを大きく回復する。
シリーズ通して登場。ケアルのグレードアップ最終形として習得するシリーズもある。
358/2Daysでは効果が全く異なる。HPを回復させる空間を作り出し、そこに入っている間は徐々にHPが回復するという仕様になっており、ケアルやケアルラとの差別化がはかられている。
KHIではゲスト出演しているエアリスが伝授してくれる。FF7ファンなら二ヤリとする計らいである。
- なお、KHIIにおいて、エアリスがユフィにケアルガらしき回復魔法を使用しているシーンもある。