モンスター/【魔人ベリアス】

Last-modified: 2023-12-18 (月) 01:23:03

初出はFFT。


幻獣/【魔人ベリアス】


FF12

レイスウォール王墓のボスとして出現する。
火属性の召喚獣でファイアを使う。水属性が弱点で、ウォータが有効。
セーバーを使うため火力が高い。
ある程度ダメージを与えるとバオルで防御UPしたあとファイジャを使用してくる。
ファイジャの追加効果でオイル状態になると、火属性ダメージが3倍になる。
ファイアで300強、ファイジャで1000強ものダメージになるので、あぶらとり紙がないと非常に辛い。
撃破後にライセンスを習得する事で召喚獣として使用可能。


レイスウォールはベリアスと戦い勝利してオキューリアに認められた。
敗れたベリアスはレイスウォールのしもべとなり、王墓を守護していた。


弱くてニューゲームでは最初の難関になる。
この時期は(TZAでは)ジョブが1つしかなく、王墓内の雑魚敵にもそこそこ苦戦する程度の難易度なので、常に最新の装備を揃えたいところだが、金欠であぶらとり紙を買い忘れるのが致命傷になりがち。

FF14

リドルアナ大灯台で戦う。
時と炎を操る。フィールドを9個に分割し、時間差による爆発攻撃や時計の針の方向への業炎攻撃、
ランダム対象のプレイヤーと鎖を使った時間停止トラップ、炎を纏っての突進といった技を仕掛けてくる。
この中で突進の技は威力が非常に高いが、それ以外はそこまで威力が高くはなく、攻撃範囲が分かりやすい為、1つ前に戦うファムフリートや、後ろに控える2体のボスよりも相手にしやすい。

FFT

イヴァリース文字
Ivalice B.pngIvalice E.pngIvalice L.pngIvalice I.pngIvalice A.pngIvalice S.png
(Belias)
言語別
日本語魔人ベリアス
英語Belias, the Gigas
韓国語마인 베리어스

別名:リオファネス城のトラウマ


ウィーグラフ・フォルズが融合したルカヴィ。外見は羊の獣人。
リオファネス城でウィーグラフとラムザの一騎打ち後に登場する。
素の攻撃力が非常に高く、恐怖失声などの様々なステータス異常攻撃も得意とする。
中でも召喚魔法のクリュプスは、食らえばほぼ即死級の威力を誇り、生き残れたとしても部下のデーモンになでられるだけで殺されてしまうのがほとんど。
尚、ラムザのステータスはウィーグラフとの一騎打ち終了後そのまま引き継ぐので、HPが削られていた場合は真っ先に死ぬこと間違いなし。
Chapter2のキュクレイン戦と並ぶ、ゲーム内屈指の難度を誇る戦場である。
しかも、ラムザ以外のメンバーはステータス異常付加装備のステータス付加効果が発揮されないバグがある。
(アリビティ装備変更で戦闘中に装備を変更すればキチンと効果を発揮する)

  • だが逆に、ラムザがウィーグラフ戦で思うさま溜めまくったりSpeedセーブを乱打していた場合は何も出来ずに虐殺される運命にある。
  • 連戦の締めに登場するそれなりに強力なボスであり、情報無しでプレイしていて戦闘前にセーブしてしまったものの何度やっても魔人ベリアスを倒せず、泣く泣くニューゲームを選択したプレイヤーは多い。
    • それなりどころか、きっちり事前に対策を練ってないと高確率で詰まる難敵だと思う。
      • というか直前のウィーグラフ戦でも詰むケースが多い。やっとのことで強敵を撃破した直後にこれ。泣きたくなる。
    • 連戦は二度目だし、リオファネス城がCh.3の終局でルカヴィと戦うことは予測できる範囲。
      なのでセーブするにしても予備ないし複数セーブしなかった人が多いというのは疑問が残る。
      まあ初代PSはメモリーカードがないとセーブできず、そのセーブデータも一枚で最大15枠だけ。
      セーブ事情が一番シビアな時代なのでそういう意味では分かるが…
  • お供のアルケオデーモンがこの時点ではかなりの強敵な上に3体も出現することも凶悪な点。
    ノンチャージ広範囲のギガフレア、ショートチャージのせいで詠唱時間が短く大ダメージを受けるダークホーリー、中途半端にHPを削ると痛い目を見るライフブレイク、と全てに対処するのは困難。
    ベリアスとの連携(クリュプスの撃ち漏らしをギガフレアで狩ってくる、喪失で操作不能なところにダークホーリー、など)も非常に厄介。
    とにかく敵側の火力が凄まじいため、一度向こうのペースになると押し切られてしまう可能性が高い。
    • 足場も狭いため上手く立ち回らないと味方が密集したところに次々と強力な攻撃を叩き込まれることになる。
      こうなると取り返しがつかない。
  • さらに2Pカラーと同じく聖属性攻撃無効のためなかなかの難敵。
    場合によってはこいつらを先に倒したほうが安全にべリアスを倒せるかも。

なお、ルカヴィ戦で難易度が高いのはベリアスまでであり、Chapter4で対峙するルカヴィ達は大したことはない。


「あのべリアスでさえ倒されたのだからな」という台詞を他のルカヴィがよく言うので、実力はルカヴィの中でもかなり高かったようだ。

  • だが、12では一番の小物である。
  • 実際にキュクレイン・ベリアス・ザルエラアドラメレクハシュマリムを比較すると、一番ダメージ期待値が大きい魔法攻撃がベリアスのクリュプスで、通常攻撃のダメージ期待値もハシュマリムに次ぐ2位。
    本当に強いルカヴィなのだからハマりポイントにもなる。
  • 元になったウィーグラフが強いから更に強くなったのはわかるが、後半勢は人間形態のほうが芸達者だったのでルカヴィになると見劣りする。
  • だが、幻妖の森を突破するのはベリアスだけであり、案外ルカヴィの格付けは最上位かもしれん。

「仲間を呼んだか…。ならばこちらも呼ぶとしようか…。」
とは言うが、こっちとしては、お前がソレになったから仲間を呼んだのであって、そこに重ねて仲間まで呼んでくるのは計算が違うと思う。

  • 正論。
  • つまりウィーグラフは、自分はルカヴィ化してHPも全快のくせに、ラムザに対して「一騎打ちで消耗した状態のまま一人でかかって来い!」というスタンスだったわけだ。
    • ちなみに、ラムザ以外のパーティーキャラがいない場合だと、ベリアスに変身するや扉が開いて足音が鳴り響き、ラムザも振り返るのだが後ろには誰もいないという怪現象が見られる。
      しかも、仲間などいないのにやっぱり「仲間を呼んだか…」と言い出す。
      • 出撃してみたけど異形の物をみて逃げ出した、ゆえにラムザが振り返った時には誰もいない…
      • 「リーダーとは常に孤独なもの。わかっているけどね…。」
      • ウィーグラフの仲間だから、きっとあのデーモンたちも女なんだろう。
      • アサシンになって化けて出てくれればよかった…なんてことはないか。余計に詰む。

専用ジョブは「魔人」。
同じ名前でもFF3のそれとは無関係である。
対象を確実にステータス異常にする「恐怖」と、一部の召喚獣を呼び出す「魔人召喚」をアビリティとする。
召喚できる魔法は「タイタン」「リッチ」「クリュプス」のみ。
明らかに召喚魔法の劣化仕様であるが、「ショートチャージ」「格闘」「恐怖」の存在を考えると、
決して侮ってはいけない敵。

  • ほとんど恐怖と召喚しか使ってこないけど、物理ATがかなり高い上に格闘持ちなため通常攻撃もかなり痛い。
  • 使用頻度の高いクリュプスが無属性と言うのが非常にタチが悪い。

沈黙とドンムブが有効なのでアグリアスの無双稲妻突き、ムスタディオの足を狙うを使うと良い。
マジックブレイクや魔吸唱でMPを枯らすのも効果的。
とにかくクリュプスを使わせないことが重要。
複数の敵を100%混乱させる『喪失』対策にアクセサリを、『封印』は一人にしか効果が無いし『失声』は魔法を使わなければいいだけのこと。
ここまで来ればだいぶ有利に戦えるはずだ。

  • 上の方にあるようにバグでラムザ以外の仲間のアクセサリの効果が発揮されない。
    装備変更で対応できるが敵の猛攻の前では装備変更のターンロスがかなり痛い。
  • 沈黙やMP切れを起こすと「恐怖」を連発してくる。
    対策していないとこっちの方がタチが悪い。
    魔法を封じたいならしっかりと準備しておこう。
  • 解法という手もある。
    状態異常を防いだ上でFaithをゼロ(ルカヴィのFaith値は隠されているが、5回使えば確実にゼロ)にした後に1回だけ説法を使えば、べリアスのFaithはたったの4。
    後は接近されないように距離を取れば、へっぽこダメージの召喚魔法しか使えなくなる。
    ルカヴィはみんな魔法がメイン攻撃なので、べリアスに限らず有効。
    ただし相手によってはまじゅう語が必要な場合も。

融合して尚ウィーグラフの意識が残っているのか、FFTではベリアスにとっては下等な存在でしかないラムザを終始意識していた描写が見受けられていた。
その気になればラムザが仲間を呼ぶ前に始末できたのに一騎打ちをするなどルガウィという事を考えれば変わった行動が多い。

  • ラムザへの執着だけがウィーグラフの残滓なのだろう。だとするとあまりにも悲しい。

装備効果が発揮されないバグについて補足。(PS版で確認)
香水などの永続のものと天使の指輪などの1回限りのものとで挙動に違いがあり、共通してどちらもレベルアップすると効果を発揮する。
さらに前者は装備変更で効果を発揮し、後者は自分が何かしらの行動を受けた時に効果を発揮する。


ラムザ以外のキャラに石化銃を装備させて出撃させると、ベリアスに変身後に参戦した時に石化していない。
しかし1回行動すると石化してしまう。その時に動き(足踏み)が停止したりキャラが灰色になったりもしないので非常に紛らわしい。
算術エスナか金の針で『自分の』石化を回復するというおかしなこともできる。

  • 上にも書いたけど1回限りの装備効果が発動するのは自分がレベルアップした時か、自分が何かしらされた時。
    自分を対象に含めた行動でない限り、何回行動しても石化はしない。

べリアス、アドラメレク、アルテマ2形態、サーペンタリウスの計5体は「モンスタータイプ」であり
ルカヴィの項目でも触れられているがモンスターとしての性質を持ち合わせている。
実はモンスタータイプはAT、MATにも乱数が存在しておりべリアスの場合MATは2程ずれてくる。(11~13で変動するようだ)
当然クリュプスのダメージも44×2×フェイス変動値分変化したりする。
ギリギリ勝てない…って人もめげずに頑張れば紙一重の勝利を収めることが出来るかも。

PFFNE

FFTのものがAREA15-3の3戦目に1体登場する。

  • 理由は不明だがこいつだけ「ベリアスFFTA」と名前に出典作がついている。

FF12のものがAREA23-8の5戦目に1体登場する。

FFRK

FFTのボスとして登場。原作通りアルケオデーモン3体をお供に連れて来る。


最初のFFTイベント「隠された英雄譚 」でいきなり【凶】ボスとして初登場。
本来先に戦う不浄王キュクレインより、先に登場している。
SPスコアが2つまでしかないため、マスタークリアを目指そうとすると強敵だった。


後に、深淵の間「ヴァリガルマンダの記憶」、FFTイベント「乱世を征す剣技」でも再登場。