地名・地形/【リオファネス城】

Last-modified: 2023-08-23 (水) 04:55:47

FFT

フォボハムの統治者・バリンテン大公の本拠地。ロマンダ様式で建築された尖塔が特徴的な城。

かつて氷海を荒らし回った海賊達に対抗するため建設された城壁は並の倍の厚さがある。

イヴァリースの北部に位置する城塞。Chapter3のラストシーンではこの城の遠景が見られる。
フォボハム地方の中心都市だが、バリンテンの「統治のために建設された平城とは違い戦争のために造られた」
という言葉からも見て取れるように、北方に対する防備の要として築かれた。
東天騎士団はここの所属である可能性あり。

  • 北は氷海とラーナー海峡に面しており、リオファネス湾が入り込む。呂国との距離も近い。
    西にはフォボハム平原が広がり、その先はガリオンヌ地方
    南はルザリア地方に接しているが、ベルベニア火山がそびえているため、通常王都ルザリアに出るには
    東北のユーグォの森城塞都市ヤードーを経由する必要がある。
    • リオファネス湾沖15セクタに浮かぶグレディア島の周辺海域は航海の難所として知られ、多くの船が沈んでいる。
      北方に対する要害としては申し分の無い立地な訳だが、当然貿易にはあまり向いておらず、
      海賊や麻薬密輸がはびこっているようだ。
  • エリディブスが五十年戦争の中期にリオファネス城「奪還」の最中に行方不明となったと言う記述がある事から、
    一時期呂国に占領されていたものと思われる。
    「戦禍の爪痕が残る」という記述があるユーグォの森とともに、このあたりが対呂国戦線の主戦場となったのだろう。

FFTの地名。フォボハム地方の統治者バリンテンの本城。位置自体は地味。
ロマンダ様式で建築された尖塔が特徴的、などという事はどうでもいい。
Chapter3の最後に訪れる事になる城なのだが…。この城こそが本当の地獄だ…。(AA略)
城門前のマラークたちとの「前哨戦」は別にこれと言った事は無い。強いて言うならBGMが無駄に良い事。
問題はその後。あのウィーグラフ及びベリアスとの連戦が待っている。
これを突破したとしても、今度はラファの救出がある…。地獄の、そのまた地獄である。
連戦前のセーブが地味に嫌らしい。
恐らくこの城がFFT最難関だと思われる。ある意味でラストダンジョンと言えなくもないかも…。

  • 終盤よりも戦力が整っていない中盤の方が難易度が高いといわれる要因の一つ。
    • このマップの難易度自体もさる事ながら、ここをクリアするとChapter4に入り、「装備の拡充」「サブイベントの大量解禁(=自然と確保される育成期間)」「普通に育成しているとこの辺りで上位ジョブが本格的に使えるようになる」「ちょっとシナリオを進めるとシド加入」と、味方が加速度的に強くなる。

前哨戦である城門前の戦闘では城門の上に3人の弓使いが陣取っている。ジャンプ力が低いともたついて被害が大きくなるので注意。
他にはマラークとナイトしかいないのでブラッドソード白刃取り見切るがあれば苦労はしない。この時点で習得してるかは育成次第だろうか。

  • どちらにせよここで苦戦しているようではこの後のを乗り越えるのは困難だろう。
    クリア後のセーブはメモリーカードの容量に余裕があるなら念のため別データにセーブしておこう。後戻りできず以降の連戦で本当に詰みかねないので。
  • 前哨戦が楽なのが、実は最大の罠ではないだろうか。ここがちゃんと難しければ「ここは難関の連戦マップだな、挑戦する前にしっかり準備をしてセーブデータも残しておこう」となるが、なまじ簡単であるがゆえに「次もこんなもんだろ」と軽い気持ちで上書きセーブしてしまいかねない。

マラークとラファはどちらかが瀕死以下の状態になると双方ともに離脱する。どちらが瀕死以下になったかで直後の会話が少し変わるくらいで展開に影響しない。そのため手っ取り早いからとラファを自分で始末する非道なプレイヤーも。

  • ちなみにFFTでも珍しい浮きナイトがいる。画面回転を行なっても見えない場所に隠れている。まるで伏兵。

放課後の体育館裏的ポジション。


バリンテンはカミュジャという組織を使って色々していた。
ゲーム本編ではそれは余り語られず、何となくもったいない。

  • 「リオファネス兵士訓練所」なる機関も存在するらしい。

城門から始まり中に潜入、その後屋上と攻め込んでいるという感じはする。
が、連戦過ぎてちゃんと育ててないと何処かでハマってしまいやすく、面倒なことこの上ない。
しかし城が大事になっても、領地民の人々は相変わらず気にしていない。
乱世だから仕方ないのか。


バリンテン大公はここを居城にして、結構な戦力を持っていたはずなのだが、
結果としてはルカヴィ一体の前に壊滅し、本人も命を落とす結果に。
ここでのやりとりは、人間同士の争いがルカヴィにとっては重要でありながらも、
いかにくだらないものか、ということを思い知らせる場面かもしれない。


余談ではあるがこの城、前作的な作品であるタクティクスオウガに登場するコリタニ城と外観がそっくりである。
そのうえ、コリタニ城も4章仕立てのストーリーのうちの第3章に登場し、連戦マップである、作中屈指の難易度である、理想を捨てた敵と理想を貫く主人公が一騎討ちを行うところまで共通している。
こうなるともはや狙ったようにしか見えない。

  • 一騎討ち戦闘が発生するカオスルートでは、コリタニ城でのシナリオ上の戦闘がザエボス戦とレオナール戦の2回行われる。
    このうち難易度が高いほうがザエボス戦で、(選択肢次第で)一騎討ちとなるのがレオナール戦。
    レオナールも強敵ではあるが、段差を使ってハメる戦略が存在し難易度は比較的低い。

儲け話関連

  • 情報屋ズッキーニが在住。クーラッチが「紅鯨酒家」を営んでいる。
  • イスタブル商会所属の大型貿易船フィラデルフィア号がグレディア島近辺で座礁。
    当局の調査で大量の麻薬が押収される。
  • 城下付近の漁村を荒らし回っていた海賊ブラナ一家がフィアーちゃん(10歳)の勇気ある通報により逮捕。
  • リオファネス兵士訓練所の生徒約30名が、教師の体罰に抗議するため近郊山中の遺跡内に立てこもる事件発生。
    イヴァリース教育連盟により職員の処分と体制の刷新が行われたが、早すぎる対処に疑問の声も上がっている。
  • 保護指定下にあるハイカラチョコボの密売を行っていた秘密結社会社が密告者により崩壊。
  • リオファネスで活動する吟遊詩人ギルバートと、ウォージリスのアイドル、歌姫アンナの遠距離熱愛が発覚。
  • カッパー公爵夫人のご子息ミッキー君(12歳)がガリランドの王立魔法院入試に史上二人目となる満点合格。