地名・地形/【大灯台】

Last-modified: 2024-03-14 (木) 13:30:14

FF12

リドルアナ大瀑布の孤島にそびえる巨大な塔。
正確には灯台ではないが最上部が不思議な輝きを発し、
闇夜でも辺りを明るく照らすことから灯台と呼ばれている。
塔と周辺にある遺跡には共通する建築様式が見られるが、
詳しいことは何もわかっていない。
 

ハントカタログNo.179 『賢者の知識』No.68より

FF12の実質的なラストダンジョン(最後から二番目のダンジョンであるが、空中要塞バハムートがとても短いため)。
オキューリアが建てた塔で、全100階の巨大な塔。
オキューリアから契約の剣を受け取った者は、塔内部の3つの試練を乗り越えると最頂部で破魔石を入手できる。
灯台といわれているのは、最上階にある天陽の繭の輝きが灯台のようであることから。

まず塔の入口にボスが待ち構えている。
内部は下層、中層、上層に別れていて、各層ごとに仕掛けがあり、その先にボスが待ち構える。
灯台内部では現在何階にいるかが画面右上のナビマップの下に表示される。
上層クリア後には地下層に行く事が出来るようになる。

  • 仕掛けを解く際には、この手の「古代からあるダンジョン」にありがちな、「古代の人が残したやたら古めかしい文章」を手がかりにすることとなる。
    説明がずいぶん捻くれているうえに、中には仕掛けに関係なく、プレイヤーに警告を与えて緊迫感を増すだけのものもある。
    特に中層の能力封印の説明は、初見で何を言っているのか分かった人間はかなり少ないだろう。
    • ↑の説明にもあるが、人ではなくオキューリアが建てた塔。
      攻略ヒント以外の文は、オキューリアからの「啓示」。
  • なお地上100階とは言うが、1エリア内で10階ぶん以上に相当するほど縦に長かったり、ワープですっ飛ばす階もあり、ゲームとしては字面ほどではない。字面ほどでは。

非常に長いダンジョンで、リアルタイムアタックの現最速記録のチャートでも大灯台攻略に40分近くかかっている。
雑魚モンスターが強いだけでなく、謎解きも一筋縄ではいかない。
さらに最上階のボス連戦は中盤のエルダードラゴンと並ぶ難関ボス。
このボスに勝てず街までもどり装備を整えなおし、100階建ての塔を再び登ったという悲惨なエピソードも聞かれる。
とにかく色々な意味で大変なダンジョンである。

  • 中層クリア後は天動機(エレベーター)が使えるようになるので乗り継げば上層まですぐに行けたのに…
    ただ10Fの天動機は愚者の壁の先にある為気づかないのも無理はないか

交易品のレアアイテムを集めていると、攻撃力の高い最強クラスの軍団が待ち構えている為、油断すると一瞬で全滅する。
さらに強制的に参加するゲストキャラ、レダスがパーティーの戦略を無視した行動ばかりする上に、勝手にトラップを踏みまくって味方に迷惑をかけるため、ストレスが溜まること請け合い。
ヘネ奥グランデ奥を含め、ガンビットの大切さが示されるポイントでもある。


頂上で暗黒の雲ファムフリートと戦うことから3のクリスタルタワーを基にしているものと思われる。
まあクリスタルタワーとは一味違ったスリルを味わったがwww

  • これが後のディープダンジョンになるらしいが…
    クリスタルタワーとは思いつかんかったわ。言われてみれば確かに。
  • 各層の封印の色やボスの種族から「魔界塔士サ・ガ」のオマージュでもあると思われる。
    • サガの没案の中に地下ルートと言うものがあり、今回地下層という形で実現した。
  • ベイグラントストーリーのラストダンジョンも同じく「大」が付く「大聖堂」だが、こちらは各部屋のボスを倒したりギミックを解いて道を拓き、探索範囲を広げていくタイプのダンジョンとなっている。

ここではレダスがゲスト加入することになる。
高い回避と見切りで物理回避は50%を超え、さらに瀕死防御力UPを持つ。
ちからと連撃性能が高いため攻撃力も申し分なく、さらに回避無視を持つ。
攻防兼ね備える強力なキャラクター。
前衛に偏るパーティは範囲技の被害数を増やすだけになるので、そこを踏まえた編成と戦略がカギになる。
彼をアタッカー兼サブ盾にして、後衛に二人置き、盾役と回復の負荷を分散するのが基本戦術になるだろう。

  • 大灯台をクリアするとレダスは離脱するので、ベリトロビーゼロムスなど大群で畳み掛けてくるモブや召喚獣は大灯台前に討伐しておくと楽。

ガブラスドクター・シドとの死闘を演じた後、天陽の繭の大爆発で最頂部が吹き飛ぶ。
大灯台クリア後に行くと、最上階への道が吹き飛んで進めなくなっている。
フラン曰く、レダスが繭に特攻したおかげで、これでも数千分の一の規模に抑えられているという。

各ロケーション短評

  • 下層
    まず、始原の層・内郭に入る前にハイドロさんとの挨拶代わりの戦闘がある。
    これに勝つ事で初めて大灯台内部に入る事が可能になる。
    さらに始原の層(=1階)の仕掛けを解きボスを倒して、ようやく塔を昇れるようになる。
    キマイラブレインが大量に出現。
    倒していればキマイラの首のノルマ数が勝手に集まるくらいいる。
    逆にコジャデイダラを相手にして無視していると大ダメージを食らう。
    難度的にはまだ易しいが、道程はかなり長い。
    • ザコ敵を倒さなければ先へ進めないため、制限プレイでは下層の難度が非常に高い。
      特にコジャ地帯は邪魔なキマイラブレインやコジャの配置に応じた対処が必要な難所中の難所。
  • 中層
    アパンダブーネクルセイダーなど、HPが1万~2万ある雑魚が大挙して襲いかかってくる。
    さらに中層では能力を一つ捧げて封印状態にしないと進めないため、戦闘の難度は上層以上。
    ハントループのアヴェンジャーが出現する場所は密集地帯となっているため、逃亡すると総攻撃を喰らう。
    ネクロマンサー生命のロウソクドラゴンゾンビ死虫は、敵の数が少ない(2体ずつ)ので入手できるチャンスが少ない。
    聞こえてくるBGMがある意味で地獄踊りである。
    • クリア後に再度訪れた時には、能力封印は何を捧げても何もおこらず全能力使える状態で探索ができる。クリア前はさっさと上に行こう。
  • 上層
    剣の一閃が流れる場所。
    出てくる敵はボスクラスとは言いがたいが、一応巨体のレアモンスターが出現することが有る。
    マップ自体は短いが、謎解きの難度がもっとも高い。
    あちこちにたくさん転移装置があり、正しい転移装置で移動すれば先へ進める。
    下層と中層の謎解きの過程が上層の謎解きの答えなので、中層で捧げた能力で答えが変わる。
    さらに隠し通路を発見してその先の転移装置を使わないとクリア不可能。
    触れる転移装置の順番を間違えるとゾンビ部屋の一角へと飛ばされる。
    その部屋では出現するモンスターを一定数以上倒さないと扉が開かず部屋から出られない。
    正しい転移装置を経て100階にいるボス達を撃破すれば、大灯台クリアとなる。
    • 最初の黒の転送装置から飛んだ先のエリアには、正解となる緑の転送装置が実は2つ置いてある。
      おそらく愚者の壁の先のほうが正解ルートだが、こちらだけだと中途半端に右上のマップが埋まらないので、気になる場合はもう一方からも飛べば全マップを埋めることができる。
      もう一方のルートにはピュロボロスがいっぱいいるので、とんかちを集めている時は便利かもしれない。
  • 地下層(単独項目あり)
    上層をクリアして空中要塞バハムートが起動した後に行く事が出来るようになる、大灯台のもう1つのロケーション。ゲームとしては寄り道ダンジョンとなる。
    出現する雑魚は、何れも下層から出現するモンスターばかりで特徴がつかみやすいが、ステータスは比較にならない程の強烈な強さに仕上がっている。
    また、黒の珠を一定個数集め、北外郭の左右の部屋、南外郭の左右の部屋に、指定された数(指定の数を越えるとやり直し)を納めると部屋に光が灯るようになる。
    ドラゴンゾンビはHPが40%以下になると、感知して襲ってくる。
    インター版でトランゴタワーを量産する時はHPを40%以上に保とう。
    また、マジックポットもいる。
    闇神一味フェニックスとの戦闘の場でもある。
    広さは中層ぐらいだが、ヘネ奥と肩を並べる強烈さを誇るダンジョンである。

各ロケーション出現モンスター

FF12TZA

透明マップの機能が追加されたので、中層の知封の祭壇(ナビマップ封印)がほぼ意味をなしていない。

FF14

アライアンスレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」第2弾の「封じられた聖塔 リドルアナ」として登場。
ラバナスタの南にあるリドルアナ大瀑布の縁の、小さな島にあるダルマスカ王国の大灯台を指す。
実は遙か昔に存在した機工都市ゴーグであり、爆発事故で上半分を失ったのが今の姿。
レイドでは大灯台を登り、その最上部の転移装置から天空に残されたゴーグ上層部も駆け上がる。
内部のボスはルカヴィのほか、労働七号も立ち塞がる。


また、同じく大灯台と冠した「シリウス大灯台」という建物が西ラノシアの幻影諸島に存在する。
第七霊災で発生したクリスタルに貫かれた巨大な灯台で、作中ではID「怪鳥巨塔 シリウス大灯台」「制圧巨塔 シリウス大灯台(HARD)」の舞台となっている。

PFF

2017/7/3~13に期間限定のFF12イベント「リドルアナ大灯台」が開催された。
限定メモリアとしてレダスが登場した。

FFRK

FF12のダンジョンとして登場する地名。
表記は「リドルアナ大灯台」が多いが、たまに「大灯台」とだけ記載される場合もある。
ノーマルダンジョンでは5つに分けられており、その名前とボスは下記のようになっている。

名前ボス
リドルアナ大灯台 下層 1ハイドロ
パンデモニウム
リドルアナ大灯台 下層 2シャーリート
リドルアナ大灯台 中層フェンリル
リドルアナ大灯台 上層 1ハシュマリム
リドルアナ大灯台 上層 2ジャッジ・ガブラス
ドクター・シド&ファムフリート

SPRING FEAST 2018には、イベントダンジョンとして「大灯台」が登場した。
ストーリー付きイベントで、時期としてはレコードダンジョン第三章クリア後。
クリスタルタワーと同じく記憶につながる遺跡となっており、
シャドウスミス?の指揮下に入ったデシウララが調査を行った。
また、FFRKのビッグスとウェッジが初登場した。