幻獣/【フェンリル】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 02:32:19

元ネタは北欧神話の魔狼フェンリル。ヨルムンガンドの兄で、ロキの息子。
主神オーディンを滅ぼす、神々最強の敵として描かれている。


関連項目 
モンスター/【フェンリル】
乗り物/【フェンリル】
武器/【フェンリル】


FF6

世界崩壊後にモブリズの村で戦う事になるフンババ(一回目)を追い払った後、
村の子供から受け取ることになる魔石/幻獣。奴の首飾りから外れて落ちたらしい。
通常プレイだと崩壊後に最初に手に入る魔石で、ファルコン入手前に唯一手に入る魔石である。


覚えられる魔法はテレポ(10倍)、デジョン(5倍)、ストップ(3倍)。
唯一デジョンを覚えられる魔石である。レベルアップ時のボーナスはMP+30%。
サボテンダー狩りの時に出てくる強敵・スラッグクロウラを倒すのに便利。

  • デジョンは一応レアアイテムの呪いの指輪でも習得可能だが、こちらで覚える方が実用的。
  • 何気にストップの習得速度はゴーレムに劣る。デジョンまで覚えたらゴーレムに持ち替えるか、逆にゴーレムで40%まで上げてこちらに替えるか。

召喚すると発動する技は「ハウリングムーン」。
魔狼が月の力を借りて、パーティー全員を分身状態にする。消費MP70。
物理攻撃の強烈な相手に使うと効果的。

  • 召喚されると、半熟英雄のエッグモンスター(天龍など)を思わせる独特な登場の仕方をする。
  • 他にも月関連の能力を持つ幻獣にセイレーンがいる。

FF6には分身する手段がこれと影分身位しかないので
眠りの「安らぎ」を回避するための重要な手段の一つになる。

  • 即死物理攻撃対策ならゴーレムの方が確実。
    眠りの道連れver.の安らぎはたまに二発連続で使ってくることがあるので、一発目で運悪く分身が消えてしまうと二発目がヒットしてしまうという事態もありえる。

ただ分身の効果はやはり強力。FF6はミラージュベストの入手難度も高いので、随所で役に立つ。


白銀の狼。
遠吠えが「こだま」することで敵はこちらが大勢いると誤認し、攻撃が避けやすくなる。
ゲーム的には「分身状態」という形で表現される。


元ネタでは最高神を食い殺すという凄まじい戦闘能力を持つバケモノであるが、
本作における効果は完全なサポート系と、確かに有用ではあるが地味である。

  • あちらの地方の言い伝えでは「日食や月食はフェンリルが太陽や月を飲み込んだせい」という言い伝えがあり、そこからこの特技の効果を持ってきたのだろうが。

封魔壁から飛び出していく姿が確認できる。

FF9

エーコが使役できる召喚獣
召喚魔法大地の怒り」で土属性の全体攻撃を行う。
但しエーコがアクセサリ「おとめのいのり」を装備していた場合のみ、攻撃内容が風属性の全体攻撃『千年の風化』に変化する。
サファイアの所持数の分だけ威力を上昇させられるのは両者共通。


ちなみに、土属性攻撃を行うゴーレム(?)はタイタンで、風属性攻撃を行う狼がフェンリル。

  • 大地の怒りは地面から強烈なアッパーが出て敵がキラッと星になる。コミカル。

哀しいことに、FF9には土属性弱点のモンスターが1体もいない。
逆に風属性弱点のモンスターは多数いるが、そのためだけにアクセサリ枠を潰すと考えると…。

  • おとめのいのりは聖属性を強化する効果がある。
    そのため弱点を突いただけではホーリーやマディーンの威力に劣ることが多い。
    フェンリルの真価を発揮するには風属性強化(羽根付き帽子かブレイサー)が必須となる。
  • 価値があるのに使いづらい。まさに千円…いや「二千円の風化」…
  • フェンリル自体も技もカッコいいのにね、勿体無さ過ぎる…
    • FF9のフェンリルは凛とした色香があって中々エロい…メスだろうか?
      • 性別は不明だが、たしかに他の作品と違うシュッとした靭やかな体型には一種の色香すら感じる。
  • 使いづらい土属性攻撃から、使い勝手のいい風属性攻撃へ強化。…という狙いだったのだろうか。

FF11

クエスト「月の導き」で現れるフェンリル・プライムを倒すと、契約を結べるようになる召喚獣。闇属性。
究極履行「ハウリングムーン」を筆頭に「下弦の咆哮」「ルナークライ」など、「月」をイメージさせる技を多数習得する。


攻撃能力がもっとも高いうえに、維持にかかる消費MPはカーバンクルの次に低く高性能。
総合能力ではFF11の召喚獣中トップであろう。


シナリオでは、シャントットの属するウィンダス連邦において、星月の加護を与えてきた神獣。天晶暦220年に初代星の神子リミララが契約を行ったという。
ウィンダスのクエスト(現代編三国クエスト・過去編三国クエスト)でも重要な役割を果たす。

  • さらにはウィンダス担当のシナリオライターが手がけたプロマシアミッションでも少し関わっている。

詳細はこちら→フェンリル

FF13-2

パルスのファルシの一種として登場。小天体に比肩するほどの超巨大なファルシ。
ある一定周期に太陽に追随するような動きをすると記録されている。
本編の200年後に日蝕を起こすといわれている。

  • これらの自然に関わる特性から、おそらくパルス側のファルシであると考えられる。
    また、FF13では最大と思われたタイタンをはるかに凌駕する、歴代召喚獣の中でも屈指の巨躯を誇る。
  • 原典のフェンリルの存在にちょっとは近い。

FFEX

物凄いスピードで攻撃する上に分身までする狼型の召喚獣
今作では直接召喚することはできないが、クリスタルドライブで魔石化した召喚獣を装備したうえでトランスすることで能力補正を利用したり強力なCD技を使うことができる。


トランス時補正は移動+12 物理回避+12 魔法回避+12 運+12 水耐性+12
トランス専用クリスタルドライブはハウリングムーン
敵対時はこちらを参照→モンスター/【フェンリル】#FFEX

PFF

エクサバトリアのプレート回収数で手に入る召喚獣。
レア5、「千年の風化」で敵全体に風属性の防御無視ダメージを与える。
フェンリル+3でチャージ100、威力250。装備効果は力+30、知性+30。

PFFNE

エーコのアビリティとして登場。
敵全体に防御無視の風属性ダメージを与える。

FFRK

FF6の「フェンリル【V】」がレア3の風属性の魔石となっている。
魔石効果は「バエアロ」「メンタルアップ」。
魔石スキルは「千年の風化」「かまいたち」「かみつく」、超魔石スキルは「【契】ハウリングムーン」。