設定/【召喚獣】

Last-modified: 2024-04-16 (火) 13:19:57

全般

召喚魔法によって喚び出され、力を貸してくれる存在。
シリーズにより設定が異なる。
各召喚獣については幻獣の各項目を参照。


「召喚魔法」の初出はFF3であるが、その頃にはまだ呼び出される者の共通的な呼称が存在せず、当時の雑誌や攻略本でも「精霊」や「モンスター」と呼ばれていた。
次作のFF4で初めて「幻獣」という呼称が生まれる。
呼び方についてはFF5で「召喚獣」、FF6で「幻獣」に戻り、FF8では「G.F.」と新たに定義されたりと安定しなかったが、FF9以降の作品では「召喚獣」で一貫している。


召喚獣はFF以外の他作品でも使われる事が多く、普通名詞に近い一方で、幻獣とGFは完全にFFの用語になる。
精霊は他作品ではFF3的な意味では使わないだろう。

  • 実際の儀式や魔導書の召喚術で呼び出されるのは、精霊や悪魔、天使など霊的なものとされている。
    「幻獣」という語句もドラゴンや麒麟など空想上の動物を指すことが多い。
  • 幻界という概念がはっきりと登場する4と6は幻獣、それ以外の場合は召喚獣(または精霊、G.F.)という区分と思われる。

シリーズにより程度は異なるが、ストーリーにも関わってくる存在である。
召喚獣あるいは幻獣がストーリーや世界観の中核を担っている場合もある。
昔のような威厳は徐々に失われ、13ではついに乗り物にされてしまったかと思えば、派生作品では軍神と呼ばれたり、扱いの差が大きい。

  • ナンバリングタイトルでストーリーに深く関わってくる作品は4,6,8,9,10,14,15,16。
    逆に単に超常的な力と扱われる作品は3,5,7となる。
    11,12に関しては微妙に関係があるが大きな影響力があったとは言い難い。
  • 扱いが大きい作品では神格化されていることが多い。

関連項目:
幻獣/【幻獣】
ジョブ/【召喚士】

FF3

召喚魔法が初登場した作品だが、この頃には召喚獣という呼称は作中には一切ない。あくまで「精霊」、「モンスター」である。
設定資料によると、これらの精霊は冥界に住んでいるらしく、彼らを呼ぶ召喚魔法は、降霊術の偶然の産物からはじまり、研究と発展を重ねて出来たものらしい。

FF5

初出。FFで召喚獣という用語を初めて使用した作品。
ゲーム内に幻界が登場しないためにこういう表記に。
NTT出版戦闘解析編のジョブ解説によれば「幻界に精通し、召喚獣を自由に操ることのできる魔道士」が召喚士なので、設定上FF5にも幻界があるらしい。


3の精霊という呼称を復活させなかったのは何故なんだろう。

  • 精霊の方がより一般名詞または普通名詞に近い呼称である為と思われる。
  • FF5に登場するモンスター「フェアリーオーク」が使う「せいれい(聖霊)」は字も意味も違うが、読みが同じ時点でゲームデザイン的に避けざるをえない。

FF7

シリーズでも初の「幻獣」扱いが一切ない召喚獣。
しかし、そのためなのか歴代で最も「呼び出されているものが何か」語られない召喚獣でもある。
ある程度推測は出来るだろうが、明確に何だと作中で言及されるわけではなく、謎は尽きない。
デザイン面でもコンスピなどで生物からロボへの改変もあり、いろいろ安定しない。


また、バハムートシリと召喚獣双方のインフレの(いろんな意味で)始まりでもある。
初のポリゴン全面押しのFFということもあり、召喚獣たちの見栄えが良くなったのも特徴。


関連作品であるBCFF7のラスボス「ジルコニアエイド」は召喚獣であるが、ウェポンによく見られる宝石名を冠している。
もしかすると、召喚獣はウェポンにゆかりのある存在のかもしれない。疑似ウェポンとか、試作品とか。

  • 没設定では、召喚獣はかつてライフストリームの影響で生まれた純粋な(現代の異形ではない)モンスターと説明されていた。
  • CCFF7でザックスがジェネシスに対してバハムートを戦わせていたことを批判していた。
    「ソルジャーの誇りはどうした!」といっているため、どちらかというと1stソルジャーであるジェネシスが自分で戦わないことを批判しただけかもしれないが、召喚獣を直接戦わせることはタブーなのかもしれない。

召喚マテリアは一切店売りしておらず、一品物という形で普通のマテリアと一線を画す存在と表現している。
…もっとも取り逃すと回収できなくなる連中のせいでマスター召喚が作れなくなった!という苦情が噴出するはめになったが。

FF7R

召喚マテリアはこれまで人為的な合成ができず、天然モノしか存在しなかったという話をチャドリーから聞ける。
そのため、本作に登場する召喚獣は、一部を除くほとんどが「VRシミュレーターで創られた模倣体」と、そのデータから生成されたマテリアによって呼び出されるものとなっている。
再現するにあたってのベースとなる伝承などは存在しているようで、例えばシヴァには「かつて星が傷ついた際に、雪と氷でその傷口を塞いだ」といった神話が遺されている。

FF8

G.F.の項も参照。
この作品での召喚獣は、ガーディアン・フォースと呼ばれる、ある特定の力場に存在するエネルギー体である。
作中では人間にジャンクション(接続)させることによって、戦闘能力を飛躍的に上昇させる技術が確立されている。
しかし、完全に解明されているわけではないものの、G.F.のジャンクションには記憶障害という副作用を伴うとの噂があり、各国の軍隊はそれを恐れてG.F.を使用していない。
唯一バラムガーデンの特殊傭兵部隊SeeDがこれを使用し、兵数こそ少ないものの各国の正規軍と同等以上の戦力を保持している。

ゲームのコツを掴んだプレイヤーほど、G.F.召喚コマンドは使わなくなるものの、ジャンクションというかたちでシステム的にG.F.そのものに頼る比率はむしろ増えていくことになる。
そのため、腕の良いプレイヤーほど、中盤以降のストーリーの複線は強く印象に残りやすい。
このように、8の召喚獣はシステムとストーリー設定の両方に関わり、それらをつなぐ役割を持っているといえる。

  • G.F.を発見したのはオダインである。
    魔女のもとで魔法メカニズムの研究を進め、人間でも魔法とほぼ同様の効果が生み出せる、疑似魔法マニュアルを作成。
    その発展系として、G.F.と疑似魔法を組み合わせた高度な魔法使用技術を考案した。

FF9

クリスタルに蓄積された記憶が具現化した高エネルギー体。
簡単に言うと、伝承が具現化したものであり、生物が伝説を作り出すことから生まれる。
その成り立ちはモグが体現している。
また、「嘘から出た真」という言葉もある意味で真実に近いかもしれない。

超強大な破壊力をもつ軍事力としてブラネクジャに狙われる。
実際、本作のムービー上の召喚獣の戦闘力は、FF7のド派手召喚攻撃に負けずとも劣らない。
召喚士一族の身体に封じられているようで儀式によって抽出し他の者も使えるようになるらしい。
抽出された召喚獣は宝珠などのアイテムに封じられ召喚できる模様。抽出の儀式は召喚士が16歳以上でないと身体が持たない。

  • 用法としては、従来作・プレイ中の召喚魔法のような「単発攻撃」ではなく、ムービーで見られる「一定時間具現化し、攻撃する兵器」としての用法が効果的なよう。

ダガーがストーリーの中心になるDISC2~3の序盤あたりまでは重要なキーワードであったが、ジタンにストーリーの中核が移ってからは割と空気になってしまう…。

なお、本作の理論で行くならば弱っているとはいえクリスタルの存在するテラの召喚獣もまだ存在する。
しかし、本作ではテラの召喚獣と呼べるものはアークのみである。

  • というよりも、物語の核心に迫っているという流れなのではないだろうか。
    9の召喚獣を語る上でトランスもクリスタルも重要な要素。この三者に共通するのは、記憶や想いといったものである。
  • 召喚壁のフェンリル前に召喚獣が生まれる過程が示されている。
    実際に作中でモグはトランスし召喚獣マディーンになっている。
    「エーコよ 滅びゆく村にうまれた幼き宝よ 傷つき死にゆく我らに できることはあまりにも少ない それゆえ、我らは ひとつの願いと共に星に還ろう 召喚獣から伝承がうまれるのではなく 伝承から召喚獣がうまれるのであれば 伝承が人の想いからうまれるのであれば 新たな召喚獣の伝説を、我らが残そう その召喚獣は人の友であり、人を守る」

バハムートを迎撃するイベントだけに登場するアレクサンダーは、500年前のアレクサンドリアで起こった事件を境に召喚の元となる宝珠(召喚用の宝石)を4つに砕くことで封印された。
その欠片は霧の大陸の三国とマダイン・サリの召喚士一族が管理している。
ダガーの持っている宝珠と呼ばれるものが名前に反して珠の形状をしていないのはそのためである。
砕かれた宝珠の破片の各形状はアルティマニアに図が載っている。
ダガーの持っているものは形状の大部分を占めていて、エーコがマダイン・サリから持ち出したものはイヤリングに出来るのも納得いく小ささである。

FF10

召喚獣一覧


祈り子がイメージする「最強の姿」を具現化したもの。
彼らが夢として提供し続ける限り、召喚士が召喚できる。
『シン』の中の『夢のザナルカンド』も、祈り子たちが召喚している。
召喚された召喚獣は幻光虫でできた仮の肉体であり、倒れても死ぬことはない。

  • 従来の「幻獣」という語句の解釈の一つである。

シリーズ中で最もストーリーへの関わりが深いのが10のこれだろう。
何せ主人公が召喚された身であるのだから。

  • 考えてみれば「主人公が召喚獣の一種」という、稀な「主人公が人間種ではないFF」になるのか。
    ティナという先輩もいるが、あちらはハーフなので半分は人間だし。
  • 主人公だけでない。ラスボスまで召喚獣。
    さらに、その後のイベントバトルのボスは召喚士。
    • さらにさらに、ストーカー老師も召喚士であり、こけら達も言わば召喚獣の肉片。
      むしろ関連性の無いボス(機械・ロンゾ等)を数えていったほうが早いだろう。

戦闘回数を重ねることによって成長する。
「恥辱」を習得するくらい重ねると、MAXまで成長する。

  • 戦闘回数が60回以上から30回ごとに成長し、最大で600回くらいになるとヴァルファーレのHPが2225くらいになる。
    はぐれオチュー辺りで600回くらい粘れば、大量のAPを持つ大型モンスターを相手にオーバーキルを狙える。
  • ユウナのステータスにも比例して成長する。
    • 召喚獣のHPは、ユウナのHP以外にも各種ステータスを上げることで成長する。カンストしているステータスを上げても成長はしない。
      ユウナのHPが9999に達すると、限界突破があっても召喚獣のHPが上がらなくなってしまうので、召喚獣のHPを上げるなら命中や回避といったステータスも上げていく必要がある。
  • そだてるでアイテムを使って成長させる手段もある。
    最強まで育てるのはメインキャラの最強育成よりも遥かに大変だが。

ストーリー上では中核となる彼らも、戦闘では防弾チョッキと化す。
特に訓練場やINT版隠しボスとの戦いでは。


召喚獣同士で戦うバトルもあり、場所によってステータスが異なる。

  • 同一の召喚獣は誰が召喚しても同一の祈り子によって召喚されるため、同時に同一の召喚獣が複数召喚されることはない。
    そのため、例えば相手がイフリートを召喚している場合はこちらがイフリートを召喚することは不可能となる。
    それだと別のどこかにいる召喚士が使役している召喚獣が自分の呼び出したい召喚獣とたまたま被ったために召喚不可能なんて事例が起きそうなものだが、基本的には召喚士の数自体が非常に少ないため、こういうことはほとんど起きないらしい。
    • ベルゲミーネ「魔物に襲われたからアニマ呼んだろ!」
      ティーダたちと戦ってるマカラーニャ寺院のシーモア「来い、アニマ!……あれ?」
      ゲーム中に起こり得た召喚の重複。

ゲーム中では確認も変更もできないが、メインキャラ同様に装備品が設定されている。
全員防具にはHP限界突破、MP限界突破、リボン並みの状態異常耐性アビリティが最初から付いており、イフリートの様に属性を持つ召喚獣は炎吸収の様に特定の属性を吸収するアビリティも持っている。
武器は七曜の武器の強化に応じてダメージ限界突破が付くが、一部の召喚獣は最初から付いている。

  • 武器には「貫通 / なし(リボンのような効果) / ダメージ限界突破」、防具には「見破る / ○○吸収 / HP限界突破 / MP限界突破」が付く。
    なぜかヴァルファーレだけ貫通が付いていないので場合によってはかたいの影響を受ける。
    装備の実体(3Dモデル)は基本的に存在しないが、ようじんぼうの場合はダイゴロウが装備の扱いのようである(ルールーに似ている)。

ラスボス戦でエボン=ジュに乗っ取られた召喚獣たちは禍々しい容姿に変貌する。
いずれの召喚獣も共通して黒っぽい体色に赤い目を持ち、額や胸などに赤い珠が見られる。
インター版に登場するダーク召喚獣はこれらモデルを使いまわしているため、各地を巡っていればラスボス戦の前にお目にかかれてしまう。

FF10-2

前作で消滅したのだが、シューインの絶望と憎しみに巻き込まれ、魔物化して復活した。
ストーリー中盤からユウナ達と戦う事になる。
攻撃内容は割合ダメージを中心に扱う一方で、イフリートのように殺しにかかってくる敵もいる。
行動回数などが一定値に達するとOD技を放ってくるので注意。


復活そのものは祈り子の意思によるもの(ヴェグナガンの異変を伝えるため)。
隠し召喚獣も敵として登場するため、メーガス三姉妹を見て「あんた誰」と思った人もいるとか。

  • 10-2から先にプレイして「あ、10では召喚獣にメーガス三姉妹が登場するんだ」と楽しみに10をプレイしたら見つけられなくて不思議に思った、というケースもあったらしい。

今作の召喚獣は、前作でエボン=ジュに乗っ取られた召喚獣(=ダーク召喚獣)と同じモデルで登場する。
バハムートの祈り子曰く影の部分のようだ。

  • バハムートのみフィギュア化されたが、何故かその際の表記がヘレティック・バハムートでありながら、出典がFF10-2、とあべこべになっている。
    • 本来はヘレティック・バハムートが登場したのはFF10(INT版)であり、FF10-2で登場した個体にはヘレティックは付かない。
    • ヘレティック・バハムートの初出がINT版と特殊なものであったためにこういう表記方法にしたとも考えられる。

FF11

詳細はこちら→召喚獣


神獣と称される超常の存在のうち、契約を結び召喚魔法で喚び出せる存在を「召喚獣」とも呼ぶ。
いずれも指定のクエスト・戦闘をクリアすることで召喚可能となり、攻撃指示があれば自動で戦闘を行う。
召喚士の指示で使用する特殊技「契約の履行」などにより召喚獣に応じた攻守様々な効果をもたらす。
歴代作を思わせる大技はアストラルフロウで使用してくれる。

FF12

古の昔にオキューリアによって創られた13体の闇の異形者たち。
例外はあるが、かつては下界と異界を統治するために各々が何かしら役割を与えられていた。
しかし聖天使アルテマが堕天使アルテマと接触したことがきっかけとなり、オキューリアと闇の異形者たちの間で千年神戦争と呼ばれる戦争が勃発した。
千年神戦争に勝利したオキューリアは、闇の異形者たちの魂と肉体を獣印に封印して自由を奪った。
それ以降、闇の異形者たちは獣印によって魂が召喚されたときのみ召喚者のしもべとして生きるという定めを受けることになった。

  • 対の存在として光の異形者たちがいる。
    イヴァリースの創造神話には、神の従者たちは自らの体を昼のペルセラスと夜のメタセラスに分けたとあるが、これが光と闇の異形者と思われる。
  • 「獣印」という封印がFFTのルカヴィにも通じるカギと考えられる。
    Tとの相違は「喚び出した者と融合しない」「喚び出した者に隷属する」「相応しい肉体は関係ない」の三点。
    • FF12のそれでは倒されても死滅するわけではないので、本体というよりは「仮初の現界」なのかもしれない。
    • ムービーでの描写を見る限り、ミストで体を形成している模様。
      彼らの魂はミストに繋がれているらしいので、ミストが濃い場所でなくば形すら成せないのだろう。
      プレイヤーが使う時は召喚者のMPで現界しているといったところか。
      これならプレイヤーが召喚した時はとんでもなく弱くなることも体形成するミストの量が敵だった時と比べて少ないからとある程度説明もできる。

【視聴覚室】


過去作品のボスをモデルにしているものが多い。

召喚獣通常or隠し星座対存在過去作品ボス名
魔人ベリアス通常おひつじ座超越者アログリフFFT魔人ベリアス
輪廻王カオス隠しおうし座懲悪の神官ミトロンFF1カオス
死の天使ザルエラ隠しふたご座真理の天使エメトセルクVSギルデンスターン
断罪の暴君ゼロムス隠しかに座騎士聖斗パシュタロットFF4ゼロムス
統制者ハシュマリム通常しし座守護者ファダニエルFFT統制者ハシュマリム
聖天使アルテマ隠しおとめ座-FFT聖天使アルテマ
審判の霊樹エクスデス隠してんびん座仲裁者ハルマルトFF5エクスデス
不浄王キュクレイン隠しさそり座尊厳王ナプリアレスFFT不浄王キュクレイン
密告者シュミハザ通常いて座殉教者イゲオルム--
憤怒の霊帝アドラメレク隠しやぎ座慈愛の教皇デュダルフォンFFT憤怒の霊帝アドラメレク
暗黒の雲ファムフリート通常みずがめ座聖王妃エメロロアルスFF3暗闇の雲
背徳の皇帝マティウス通常うお座深淵の司祭ラハブレア小説版FF2マティウス
戒律王ゾディアーク隠しへびつかい座-FFTゾディアーク
  • カオス、ザルエラ、ゼロムス、アルテマ、エクスデス、キュクレイン、アドラメレク、ゾディアーク。
    上記の8体は隠し召喚獣。
    隠しといっても、ラスボスより強いと断言できるものはカオス、アルテマ、ゾディアークの3体だけ。
    その他の5体はA~Sモブ程度の強さしかないが、物語中盤から戦える。
    • この「隠し」はストーリーだけ進めていても会えないという意味。
      アドラメレクだけは寄り道ダンジョンを探索すれば特に仕掛けを解く必要もなく会える。
      他はイベントや仕掛けをクリアする必要がある。
  • ガリフ前でもザルエラ、キュクレイン、アドラメレクの3体と戦えるし、ちゃんと攻略できる。
  • 本体よりもフィールド効果や取り巻きで湧く数が多いモンスターのほうがやっかいな場合も多い。
  • 全ての召喚獣の討伐数が6体以上の場合は、1体ずつにつき不滅なるもののステータスが上昇する。
  • 聖天使アルテマの対存在について。
    堕天使アルテマが対存在であるという記述は、ハントカタログには一切ない。
    また「堕天使アルテマと接触して堕ちる」と、それまでは関わりが無かったような記述なので、巷の考察では、部外者か、少なくとも対存在とは言えない者と考えられている。
    • アルテマが光の異形者か闇の異形者かも(感覚的に推測できても)公式的には不明である。
      これは同じく対存在が分からないゾディアークにも言える。

上にもあるように、FFTのルカヴィとの繋がりが深い重要な存在。
ゲーム中でこうした設定が語られている所から考えても、当時から続編が意識されていた可能性が高い。
ところが続編の制作中止のリーク情報が流れ、設定の矛盾が指摘されている派生作品のほうが主流に。
上記の設定も置き去りのまま埋もれてしまいつつある。


天陽の繭が壊されオキューリアの影響力が低下したことは、オキューリアに封印されている身である異形者達にとっては好都合のはず。
伝説の大崩壊やFFTへの展開を踏まえた上で、FF12後にオキューリアと異形者の戦いが再発すると仮定すると、非常に面白いことになる。


戦闘に於ける性能面ではやや難があるものの(特にオリジナル版)デザインや必殺技の演出、上記のハントカタログから読み取れる神話体系は発売から時間がたった今でも一定の根強い支持がある。


歴代召喚獣が一切登場しないのも極めて特徴的だが、それらは飛空艇の名前などに採用されている。
後の続編では幻獣という形で登場しているが、もしかしたら歴代召喚獣も世界のどこかには存在するのかもしれない。


一言で答えると、「キリスト教系の堕天使」に近い。
「神に仕える身にありながら、何らかの理由で離反し対立した」存在であり、FFTの頃からあった悪魔的な属性を補強する設定が加えられた。
しかし、現実に残る悪魔に比べるとその来歴には同情の余地の残る逸話も多い。
この事情を踏まえると、彼らが離反し牙を剥いたのもやむかたなし…と思う人はいるのではないだろうか。
巻き込まれる側にしてみれば、たまったものではないのだけれど。

FF12RW

聖石幻獣と契約し、召喚陣?から召喚するもの。グレバドスの秘宝なら召喚陣なしても召喚できる。
歴代の幻獣から元はモンスターまで様々。戦力としてエグル族は元より空賊も多用している。
だが、徐々に感情を奪われる仕様になっている。

  • 徐々に、と言うより代償に感情を奪われると言った方が正しいかもしれない。
    感情を殆ど奪われたエグルは幻獣を使いこなせなくなるらしい。
  • リュド曰く、聖石だけでも召喚は行えるらしい。
    実際多くの空賊は聖石だけで召喚している。

設定としては聖晶石?(浮遊石の一種)に集められている心が具現化したもの。
幻獣やモンスターの姿をしているのは怒りや憎しみ、悲しみの力らしい。
召喚獣の力はとても強く、世界(喪失の島)や武器すらも具現化する。

  • 心が具現化した存在だが、召喚獣と存在した時点で生き物として存在している。
    召喚者が倒れても消えることないが、全ての聖晶石が消えると消えてしまうらしい。

召喚の際には、召喚者の意思やミストの影響を受け、容易に姿を変えてしまう。
アルラウネも、空賊が馴染みのある姿をイメージして召喚したためにあのような容姿で召喚されたようだ。
ウィリス翼のジャッジによって姿が変えられてしまったのも翼のジャッジが召喚者であるからだろう。

  • リュドからは空賊が召喚した幻獣はどのように見えるのだろうか?

FF13

今作の召喚獣は呼び出すと術師が使役してペル○ナやスタ○ドの如く共に戦ってくれるものと
ドライビングモードでトランスフォー○ーの如く変形し乗物となって術師が乗る二つの形態がある模様。

  • つまり呼び出すときには大声で語尾を鋭くし(ッ!みたいな感じ)、変形するときは「トランスフォー○!」と叫べば気分が盛り上がるのか。
  • トミーと提携して完全変形フィギュア出してほしいと思うのは俺だけですかそうですか。
    • プレイアーツ開発部が本気で何とかしてくれました。
  • 自分はDホイールっぽいなと思った。

召喚獣を従えるには旧作と同様に召喚獣と戦って勝つ必要がある。
しかし、勝つためには特殊なゲージを溜める必要があり、ただダメージを与えるだけではゲージがなかなか溜まらず、特定の行動が必要になってくる(ライブラでヒントが出る)。
また死の宣告により制限時間が設けられる。
このため旧作の召喚獣戦より難易度はかなり高め(制限時間に関係なく倒されることもしばしば)。


ルシの対となる存在。そしてルシを救う存在として異世界から女神より遣わされる存在。(アルティマニアより)
召喚獣は例外なくルシに攻撃を仕掛け、ルシが敗北した場合は死による救済を、打倒した場合はルシと契約し力となる。

ボディパーツにはコクーン、パルスとも違う書体の文字で自身の名前などが刻まれている。
(わかりやすいのがアレキサンダーの胸とシヴァの頭部(カウル)
出現時の魔法陣にも、同じ書体で女神エトロの契約の言葉が刻まれている。

FF13-2

FF13-2にて、召喚獣は皆ヴァルハラに存在するモンスターであることが判明し、倒すことで秘石と化し従わせることができる。
セラのモンスターを仲間にする能力もこれと同じ原理である。
また、一体しかいないというわけではなく、ライトニングがオーディンのほかに白いバハムートやシヴァを駆り、カイアスがバハムート・カオスを使うように、色や大きさの違う同個体が複数対存在する。
(ファングがシヴァを知っていたのもこのため)
また、敵しか使用してこないが「絶対召喚」という「命を代償に召喚獣を呼び出す」召喚法も判明した。

  • これら「異界の生物である」「召喚に命を用いる」など、下記の零式における召喚獣の設定とつながる要素が出てきた。
  • 「冥府から呼び出される」(FF3)、「異世界の住民」(FF4など)、「同種個体が存在する」(FF6)など、過去作設定を反映させている面もある。
    • 命に関わるってのはFF10の究極召喚も近いかも?

FF14

召喚士が使い魔として使役する存在。作中では主に「エギ」と呼ばれている。
蛮神討伐時に放出されるエーテルにより変質した術者の生命(エーテル)の一部から顕現する。
個人が変質できる量には限界があり、プレイヤーはイフリートタイタンガルーダしか使役できない。
高レベル帯のクエストではこの問題を乗り越えバハムートフェニックスも使役可能となる。

蛮神

詳細はこちら→蛮神


多量のエーテル(主にクリスタル)と祈りを糧に喚び出される存在。
多くは過去作の召喚獣と同名で、FF9やFF10のように人々の思いや願いが外見・思考に反映される。
強大な存在ゆえにエーテルを大量消費するうえ、近付くと力に影響(洗脳)され信徒(テンパード)と化してしまう。
そのため暁の血盟やエオルゼア諸国は対策に注力しており、ストーリーにも多大な影響を及ぼしている。

  • プレイヤーは超える力によりテンパード化しないため、多くの蛮神討滅に関わることになる。

また、「憑依型蛮神」というタイプも存在。召喚者自身が依り代となり己の意のままに力を振るうことができる。

蛮神一覧

FF15

イオスの星を守護する神々で「六神」と呼ばれている。設定等の詳細はこちら→【六神】
総数は過去のシリーズに比べると少ないが、数よりも質を重視している。


召喚条件は召喚獣毎に異なる。ノクト達がピンチになることで召喚可能になるものや、リヴァイアサンは周囲に水が無いと召喚不可など様々。

  • 狙ったときに召喚するのは難しいが、その分威力は絶大。
    よほど抜きん出た強さの敵が相手でなければほぼ確実に全滅させられる。六神の名に恥じぬ威力である。
  • クリア後に出る敵はHPがかなり高いため、HPバーが軽く削れる程度になってしまう。
    ダメージ量はそのままなのでありがたい事には変わりないが、初めて見ると敵のHPに愕然とするだろう。

自由に使えるのはタイタンラムウリヴァイアサンシヴァの4体。
バハムート召喚はイベント専用で、イフリートはそもそも仲間にならない。


歴代ではランクが違うもの同士が混じっているが、今回は特に明確な強さの序列や上下関係があるわけではないようだ。

  • 小説版ではバハムートが上位の神であることがわかっている。

後のアップデートにより二十四使徒のガルーダも召喚可能になった。

FF16

ヴァリスゼアにおいて、最も破壊的で危険な存在。
それぞれが国を滅ぼすほどの力を持っているが、普段はドミナントと呼ばれる異能者に宿っており、ドミナントの身体に喚び降ろす=ドミナント自身が召喚獣に変身することで、その姿を現す。ヴァリスゼアではこれを顕現と呼ぶ。
戦争における切り札(兵器)として扱われており、戦場では召喚獣同士の戦いも勃発する。

  • 破壊力も凄まじいが、再生能力も優れており、手足がもがれた程度なら短期間で再生してしまう。
  • 「こちらが召喚獣を使えば相手も使ってくる」と危惧するシーンもあり、現実世界の核兵器・抑止力のような存在といえる。

エーテルに反応して強化されることもあるようで、タイタンやバハムート、イフリートはマザークリスタルのエーテルを吸収している。


クライヴはドミナントの力を吸収し、その力を使うことができるようになる。
システム的には召喚獣を3つまで装備することができ、召喚獣一体につきアビリティを2つまで装備できる。
装備できるアビリティは最初はその召喚獣由来のアビリティしか装備できないが、マスターしたアビリティであればどの召喚獣にもセット可能。
今作はアビリティでの攻撃が基本となるためこれの使い分けが重要となる。


本編で直接の登場はないが、伝承だけに残っている召喚獣にリヴァイアサンが存在している。
遥か古代の時代にヴァリスゼア全土で信仰されていたマリアス教の壁画にも、他の召喚獣と共に姿が描かれている。


召喚獣の正体は、黒幕であるアルテマが自身の力を8つの属性に分割して生み出した存在である。
本来の役目は、アルテマの最終目的に必要なミュトスを完成させることにあり、ドミナント共々、ミュトスに喰われるべき生贄とも言える。


アルテマはクライヴとの最終決戦で召喚獣の力を用いる際、ヴァリスゼアで知られているものと別の名前を口にしている。
本来の名称はそちらだったのであろう。

FFT

ゲーム内では各召喚魔法のヘルプに表記が記載されている。

DFF

【視聴覚室】
ディシディアでは召喚石として力を貸してくれる。

DDFF

前作に引き続いて召喚石で入手できる他、KPで購入できるようになった。
またミュージアムでは、各作品毎の解説も追加されている。


他にユウナが各種攻撃に召喚する。バハムートなど重複している召喚獣もいる。

DFFAC

こちらの記事を参照
バトル/【召喚獣】

FF零式

朱雀では召喚獣のことを「軍神」と呼び、兵器の一つとして扱われている。
召喚する為には操作キャラクター1人が戦闘不能にならなければいけない代わりに、一気に戦況を覆すほどの力を持っている。
本作では召喚後、召喚獣をプレイヤー自身で操作していく。

  • 命の犠牲も召喚時間の制約も無い「特殊軍神」という物も存在するが、精々アレシアが零式を召喚するのみでどういう代物なのか劇中で特に明言もされず、シナリオに絡むことも無いため、実質初回の軍神操作紹介のためだけの設定になっている。

召喚獣は一定時間で帰還してしまうが、ステータスが非常に高くアビリティも強力なので、敵に対して大ダメージを与えていける、まさに切り札のような存在。
また召喚獣によっては、特定の天候で能力が上昇するものもいるようだ。


召喚獣達も操作キャラクター達と同じく、戦闘で得た経験値でレベルアップしていく。
そうやって手に入れたAPを消費する事で新たなアビリティも修得可能。
また召喚獣ごとにいくつか「階級」が存在し、それら各々名前や能力が違ってくる。

  • 入手はストーリーの進行具合で手に入るものと、イベントやミッションをこなす必要があるものに大別出来る。
    前者はいわゆる等級名になった基本的な召喚獣たちで、名前も馴染みのものである。

各召喚獣には全て、その造形のどこかしらに歯車の形が入っている。
これは歯車が朱雀のシンボルであるという事が関係しているのであろう。


なお、本作における召喚獣は命がけの召喚であることもあってか、候補生やペリシティウム職員からはどこか畏敬念を持たれているようである。
実際、イベントで「白虎の連中は便利な魔法生物くらいにしか思っちゃいないが」という旨の会話があるほか、最後の手段としての軍神召喚を名誉ある行為だと考える候補生もいるくらいである。
これを見る限り、軍“神”という呼称は伊達ではなく、朱雀の国民にとっては畏敬の念を持って接するべき存在である模様。
また、召喚が困難で通常の軍神を凌駕する能力を有した軍神を「秘匿大軍神」と呼称する。
秘匿大軍神は単体で地形を変えるほどの破壊力を有しており、絶大な力を誇る。
ただし、召喚用の命の数や召喚自体がルシでもなければ出来ないなど、デメリットも大きい。

  • なお、ルシの記憶を見るに召喚獣自体は異世界から来訪しているらしい。
    また、召喚に命が代償となるなどこれにかかわりそうであるが、詳細は述べられていない。
    • アレシアにそれを守られている0組は死ななかったり、召喚しても死なない特殊軍神を開発できたり、アレキサンダー召喚の際にセツナの持っていた何かに集まっていたり、関わりは深そうな予感ですな。

アルティマニアにて「彼女(女神エトロ)が不可視世界(冥界)から人間の力になるものとしてつかわす存在」という記述が見つかり、基本的な設定はFF13と同じであることが判明した。
だが細かい点はいまだに謎が多い。
また、没になった召喚獣としてテュポーンパンデモニウムなど、マニアックなチョイスもあったとか。
一部の没召喚獣のデザインは朱雀の闇に流用されているとのこと。


小説版FF零式では軍神召喚に詠唱文が書かれている。↓はセツナが4つの軍神を召喚した際の詠唱文。
「鳴動するは不可視の空。四海に満ちて刻を告ぐる。螺旋の理に伏せられし神々。その盟約に従い扉を開かん……」
「……朱き想念の元、玄き武勇の元、蒼き友愛の元、白き叡智の元、朧なる世界より四式の軍神、我が意思に従い、地の底より現出せん」

  • 「不可視の空」とは、つまるところ不可視世界(冥界)のことを指していると思われる。
    詠唱文の「地の底より現出せん」は、秘匿大軍神の詠唱文の「天に現出せん」と対称的。

召喚に命と言う代償が伴う点は上述されているが、プレイヤーと召喚隊とでは明らかに召喚時間が異なる。
これは「単独の命で召喚する零組」と「複数名の命で一体を召喚する召喚隊」の違いが答えになりそうだ。
すなわち、「捧げた命が多いほど長く顕現出来る」という仮説が立てられる。

FFEX

本作における召喚獣は自然界とクリスタルの守護者という設定で、当初からプレイヤーと敵対する存在として扱われている。
アモステラ島の各エリアのボスモンスターとして君臨し、エクスプローラー=プレイヤー達を待ち構える。
召喚獣を倒すことでプレイヤー側は「トランス」の力を得たり、その技を「クリスタルドライブ」として使用可能となる。

  • 力を得るには魔石化して倒す必要がある。
  • 今回のクリスタルとの関係はFF7の魔晄ウェポンの関係に近い。

どの能力も普通のモンスターよりはるかに高く攻撃も回避しにくいものが多い。
部位破壊できるのも特徴。


一般人には召喚獣はクリスタルの近くに生息するモンスター程度の認識しかない。
中には邪神扱いされているもの?もいる。

FF:U

ソイルを充填した魔銃を撃つことで出現する。
本作では召喚獣は生物ではなく、あくまでソイルのエネルギーを回転運動によって具現化した存在である。
そういった設定ゆえか、武骨で角ばった機械・ロボットのようなデザインになっている場合が多く、特にイフリートシヴァオーディーンなどゲーム作品で人型だった召喚獣にその傾向がみられる。
同様にミストによって呼びだす一刀獣も、設定上は召喚獣に分類される。

  • お前にふさわしいソイルは決まった!
  • なお、召喚獣はともに「命」あるいは「心」の結晶であるため、相対する敵(混沌・オメガ)とは正逆の力で動いてもいる。
    ストーリーの軸にはきちんとそっているのだ。

また、召喚獣の発生にはソイルに風の血液を混ぜる必要がある。
それ故に、魔銃には風の心臓が組み込まれており、風の発した「俺の心臓」というセリフにつながっていた。

チョコボの不思議なダンジョン2

力が封じられた魔石や不思議なハネで呼び出すと力を貸してくれる。
今作では召喚獣が設定上どういった存在なのかはバハムートが自身を時の番人だと称しているのみで特には語られない。
しかし酔っぱらって変化の罠を踏んでしまい元に戻れず飲んだくれていたり、岩の中で寝てたりとなんだか自由。
海でゴミ拾いをしていたりストーリーの核心を語りに神出鬼没に現れたりもするが、イベントで登場して去っていく時は全員テレポのしおり等と同じエフェクトである。


ハネで呼び出して同行する場合、必ずチョコボの隣を随行しようとする同行者と違い召喚獣は基本的にチョコボの隣を随行するが近くに敵がいればそちらへの攻撃を優先する。
状態異常に耐性を持つが全体的にHPが低いことには注意したい。