FF5
対象を除々に老化させる時空魔法。「じくうLv.5」。
命中率は90。消費MPは4と、Lv5時空魔法としてはかなり低い。
時間の経過と共に著しく能力が低下し、敵の場合は能力だけでなくレベルも下がる。長期戦でこれにかかるとけっこう厄介。
レベル低下の速度は10フレームに1レベル。
- この場合の「フレーム」は1/60秒を1とする時間の単位を示すものではない。なので1秒に6、能力が下がるわけではない。
敵を動けなくしてから計ったところ、実際の低下スピードはこの1/3くらいだった。 - ヘイスト状態だと低下スピードは2倍になるので注意。
エスナなどで治療しても戦闘終了まで低下したステータス値は元に戻らない。
またFF5の青魔法にはレベル2オールドというものがあり、ボス戦では非常に有効。
価格は6000ギル。
この魔法を実際に購入できるのは第二世界の終盤、ムーアの村。
- レベル2オールドを習得できるバリアの塔をクリアすれば、その時点でムーアの村に行けるようになる。通常に進めても間にギードのほこらを挟むだけでほぼ同時期。
第一世界の終盤、ロンカ遺跡で拾える古代の剣が追加効果でオールドを発動する。古代の剣は最速で利用できる老化手段のため、低レベル攻略などの制限プレイでは貴重な存在に化ける。
時空魔法版のオールドは全体にかけることができない。
- GBA版以降なら老化は味方でもかなり有効な戦術なのだが、耐性無視・全体魔法・必中(耐性無視でレベルを調べなくても1/2の確率で、さらに黒の衝撃を当てればほぼ100%)のレベル2オールドの存在が大きすぎる。
デスとレベル5デスの関係でも習得時期・有効な敵等個々の事象に差はあれど、似たようなことが言える。 - レベル63(デスディーラー)なら黒の衝撃を何発当てても2の倍数にならないので、黒の衝撃を当てても100%ではない。
調合でレベルを一度上げてやれば黒の衝撃で2の倍数に出来る。- レベル7やレベル31など、(2の累乗-1)のレベルだと奇数が続いてしまう。
この場合も当て続ければ3や15を通るので、別の青魔法が効く。
- レベル7やレベル31など、(2の累乗-1)のレベルだと奇数が続いてしまう。
嫌がらせのような印象がある魔法。
能力低下は思った以上に進行が速いので、エスナがなければ速攻で戦闘不能にする手もある。
味方が使う事はあまりないが、敵に使われると嫌な魔法である。
- レベル低下は敵側のみ発生する。味方側はステータス低下のみ。
ライブラで味方のレベルを調べても変化しない上、実際低下していない。これはGBA版・旧スマホ版・ピクセルリマスター版も同様。- 魔法回避率10レベル40のブランドラミアに同レベルのキャラが命中率99のグラビデで検証。
味方が老化しても命中率は変化せず、敵を調合でレベルアップさせれば計算式上どおりに命中率が減る。
老化でレベルが下がれば命中率も低下するはずなので、レベルは下がっていない。解析的にも味方の場合レベルは下がらない。
- 魔法回避率10レベル40のブランドラミアに同レベルのキャラが命中率99のグラビデで検証。
敵に使った場合、SFC版では事実上魔法攻撃力とレベルと素早さしか下がらない。
GBA版以降は物理攻撃力も低下していくので強化と言える。
- SFC版限定で、初めから魔力0の相手にかけると魔力がオーバーフローして一時的に魔法攻撃力が跳ね上がる。
SFC版でも老化すれば敵の素早さも下がり、行動サイクルが最終的には何倍にも間延びするのだが、スロウによる遅延やGBA版以降の老化によるダメージ低下ほど劇的な変化ではない。
FF14
紫水宮の中ボス戦でギミックの一環として登場。玉手箱のような箱に触れるとオールドが発動し一定時間老人の姿になる。
移動速度が低下しそれ以外の行動が取れなくなるが、中ボスの誘惑特技を受けなくなる仕組みとなっている。
FFRK
敵専用魔法となっており、カロフィステリが使用する。