FF1
スリプルの強化版として登場。
レベル4の黒魔法。対象は単体になったが、その分効き目が強くなっている。
この魔法自体は2以降未登場だが、12ではスリプガ、Tではスリプジャが登場。
何気に通算ではラ・ガ・ジャ系が揃っている。
下位のスリプルが精神属性なのに対し、こちらは無属性。
そのためどんな相手にでも効く可能性がある。
ただし、効果範囲が単体へと狭まっているため、実用性という意味では微妙なところ。
- GBA版以前のFF1では敵の魔法防御が最高でも200までしかなく全ての敵にこれが効くためちゃんと役に立つ。
(ラスボスも魔法防御200のため低確率ながら通る)
シェイプ・スロウの上位魔法であるシェイラ・ラスロウの命中率が下位魔法と同じなのに対して
スリプラはスリプルの3倍近い命中率を誇る。
そのため魔法防御の高い相手にも効きやすい。
- これの命中率が強化されているというよりは、スリプルの命中率が低いだけだったりする。
他2種類は下位魔法から命中率が高い(スリプラと同等)。
これで効果範囲さえ敵全体だったら大活躍したことだろう……
スリプラと魔法クリティカル狙いのクラウダの組み合わせで低レベル攻略に使われるとかなんとか。
- 1戦目は状態異常弱点のためこれよりもコンフュとホールドの方が良く効く。
睡眠目当ての場合でも1戦目は状態異常弱点のためスリプルがこれと同様の確率で効くので、わざわざこれを使わずともそちらでOKだったりする。 - 一方で2戦目の方には下位のスリプルは全く通らなくなっているので注意。
ホールドとコンフュの方は1戦目より効きにくくなっているが、スリプラと同様の命中率で当たるのでそこまで問題はない。
敵側ではリッチ(1戦目)も使用してくるので要注意。
魔法防御を上げることしか対処法がないこの魔法はこの時点ではかなりの脅威。
さらにこれを凌いでも同成功率のホールドまでも使用してくる(この時点では麻痺耐性付防具は入手不可なので同様に対処法無し)。
低レベル縛りや1人旅をしている場合には一度も使ってこないor使ってきても当たらないように祈るしかない。
D&Dやwizには催眠魔法の上位呪文は無いので、オリジナルか。
FF1(GBA版以降)
低確率だがsoul of chaosの追加ボスにも効く。
ロードを繰り返して1ターン目に眠らせ、インビアと巨人の薬で強化すれば
だいたいどのボスも楽になる。
- 魔法防御200近いボスにはほとんど効かない。
過去リッチ、大地の恵みの祠のボス4体、燃え盛る火の大穴のスカルミリョーネにはなんとか効く。 - 魔法防御が220あるルビカンテ・ギルガメッシュ・オメガ・神竜・デスゲイズ以外のボスには全員効く。
当然だが逆にこちら側も魔法防御が低い場合はリボンを装備していても防げないため注意が必要。
完全に防ぐには魔法防御213以上が必要。
特にスーパーモンクの場合は、レベル1でクラスチェンジ→レベル99まで育てて魔法防御を極力高くしても206が限界であるため、どう頑張っても低確率でこれが通る危険がある。
FF1(PSP版以降)
追加ボスのクロノディアも魔法防御200(全形態共通)なので低確率ながらこれが通る。