しゃべるときに、ひらがなの「ん」がカタカナの「ン」になってしまう口調のこと。
松野作品には、必ずと言っていいほどこの口調の人物が登場する。
クエストからスクウェアに移籍してもそれは変わらない。
傾向としては、どこかひねくれたキャラ・柄の悪いキャラなど、
好感触を与えない・持てないような振る舞いをする人物が多い。
この口調を持つキャラが主人公サイドで活躍するケースは少なく、敵対することの方が多い。
元祖は小池一夫原作の漫画に出てくる登場人物の台詞。台詞にアクションを与えるためこうしているとか。
- 18年5月の『ファイナルファンタジーXIVプレゼンツ「ファイナルファンタジータクティクス」実況プレイ』において、普通と異なるイントネーションを持った喋りを字面で表現する手法であることが松野氏本人から語られている。
実際に音声を入れるとしても、特定の喋り方のイメージは持っていないとのこと。
語尾に「ッ」を多用するのも松野ゲーには多いように思えるが、気のせいだろうか。
FF12
主人公と敵対する賞金稼ぎのバンガ族"バッガモナン"が「ん」を「ン」と発音する訛りを持っている。
同じバンガ族のミゲロや他のバンガはこのような訛りがない為、FF12では種族特有で無く彼固有の口調らしい。
FF14
ネロ・トル・スカエウァやゲロルト・ブラックソーンがこの口調を用いている。
どちらも憎めないオッサンで口が悪い。
FFT
ガフガリオンの口癖(?)。
「それでは金が稼げンのだよ!」といった感じ。
その他にはザルバッグの雇った薬士、ゲルミナス山脈の爆裂団頭目がこの口調。
FFTA
バンガ族全般がこの口調。
FFTA2
シドがこの口調だが、バンガのセリフからは無くなった。
あるサブイベントでこの口調のバンガを見られる。
DFF
ガブラスがGUARDするときにいう。
その他
ついでに言うとタクティクスオウガのニバス先生もこの喋り方。なンてこった。
- 「ン」はタクティクスオウガから。
「ッ」はその前の伝説オウガから大量に見られる。
松野作品のベイグラントストーリーにも登場。
該当するのはジャン・ローゼンクランツ。