「まあ、大した事ないさ!勇敢な機関車にとっては、水なんか何でもないよ!」
File not found: "image.jpeg" at page "うみにおちたパーシー"[添付]
日本版タイトル | うみにおちたパーシー |
---|---|
英語版タイトル | Percy Takes the Plunge |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年10月29日(英国) ・1988年5月22日(オーストラリア) ・1989年5月28日(米国) ・1991年6月18日(日本) ・1993年5月4日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年4月10日(ドイツ) ・2008年1月19日(ハンガリー) |
話数 | 37 |
対応原作 | ・第12巻『八だいの機関車』 (第1話『パーシーのとびこみ/とびこんだパーシー』 |
この話の主役 | パーシー |
登場キャラクターA | パーシー、ヘンリー、ビルとベン*1(原作ではパーシーの友達)、トーマス、スレートの貨車 |
登場キャラクターB | 無し (機関車紹介なし:ビルとベン) |
登場キャラクターC | ディーゼル (TVアニメ絵本のみ:エドワード、ゴードン) |
登場人物A | トップハム・ハット卿 (原作のみ:パーシーの機関士) |
登場人物B | パーシーの機関士、パーシーの機関助手 |
登場人物C | トーマスの機関士、トーマスの機関助手、ナップフォード港の作業員 |
登場スポット | ・ナップフォード港 ・ナップフォード・ハーバー機関庫 ・ナップフォード・ハーバー駅(ドーム型) ・修理工場(言及のみ) ・ヘンリーのトンネル(言及のみ) ・鉛鉱山(言及のみ) ・ゴードンの丘(未公開シーン) |
あらすじ | ある日看板の向こう側に行ってみたかったパーシーは貨車と手を組んで悪戯を仕向けて、パーシーは海に転落してしまう。 |
メモ | ・あの時の事件をパーシーに語るトーマス。 ・トーマスの忠告を全く聞かないパーシー。 ・ビルとベンは正式登場前なので、機関車紹介では紹介されない。 ・この話の貨車達は、喋った物の終始顔を見せていない*2。 ・他所者に厳しいヘンリー。 ・トーマスとゴードンに続いて、パーシーとビルとベンをボロクソに言うヘンリー。 ・貨車達にぶつかってくれと頼むと言うとんでもない暴挙に出るパーシー。 ・貨車達曰く、ぶつかってくれる様に頼まれたのは初めてらしい。 ・ヘンリーの起こしたトンネル引き篭もり事件が、当時ソドー島に居なかった筈のパーシーにも伝わり、ビルとベンにも暴露されてしまったらしい。 ・トーマスがパーシーを救助する場面で、ディーゼルが初登場前にカメオ出演している*3。 ・後に登場するメイビスも、今回のパーシーと同様に貨車達に悪戯をする様に仕向け、トビーが被害に遭う。 ・トーマスやゴードンに続いて歌でからかわれるヘンリー。 ・あの時のゴードンに続いて深夜迄野外に放置されたパーシー。 ・パーシーを救助したのは黄色いサルベージ船だが、ナレーターはクレーン車と呼称している。 ・パーシー、『ダックしごとをもらう』に続いて、体調を崩す。 ・話の最後の場面でパーシーをからかうヘンリーだが、この話から数年後にはヘンリーが同じ様な事故を起こす。更に、この話から数年後にトーマスも今回のパーシーと同様、海に浸かる。 ・長編第9作でこの日の事が言及される。 ・未公開シーンでは、ナップフォード港でパーシーとビルが怒り顔で、ベンが困り顔になっているシーンや、パーシーが錆だらけでトーマスの横に居るシーンがある。また、ゴードンの丘をパーシーが単機で走っているシーンも存在する等、未公開シーンがかなり多い。 ・パーシーとトップハム・ハット卿はこの話から会話シーンは『みんなのだいひょう』迄お預けとなり、そしてパーシーとビルとベンはこの話から会話シーンも第5シーズン『なかよくやろうよ』迄暫くの間はお預けとなる。 ・リマスター版ではビルとベンが走り去るタイミングが早い。 |
台詞 | ・ナレーター「ある日、ヘンリーが一休みしようとしていたら、パーシーが他所から来た機関車達とぺちゃくちゃお喋りをしていた。パーシーは、前に大雨の中でトーマスを助けた時の事を話していたのだ。」 ・パーシー「凄い土砂降りでさあ、雨水が轟々渦巻いてたけど、僕は我武者羅に進んだ!」*4 ・他所の機関車B「へえ、パーシーって勇敢なんだね!」(初台詞) ・パーシー「まあ、大した事ないさ!勇敢な機関車にとっては、水なんか何でもないよ!」 ・他所の機関車A「パーシー、もっと聞かせてよ!」(初台詞) ・ヘンリー「君達、ここで何してるんだ?ここはトップハム・ハット卿の機関車専用なんだ。よそ者はあっちに行ってくれ。世間知らずが・・・!!」 ・パーシー「彼らは世間知らずじゃないよ!!折角楽しくお喋りしてたのに・・・!!」 ・ヘンリー「世間知らずだよ!君だってそうだ。『勇敢な機関車には水なんか何でも無いよ』だって?フン!」 ・パーシー「そうさ、僕は水なんか怖くない!大好きさ!」 ・ナレーター「パーシーは歌いながら出ていった」 ・パーシー「昔~、昔~、雨を怖がる機関車がいた~♪」 ・ヘンリー「チッ、僕が前に雨を怖がってトンネルから出て来なかった時の事を皆覚えてるんだ。嫌だなあ・・・。」 ・ナレーター「ある日、港の駅にパーシーが来ると、トーマスが桟橋の上の看板を見ていた。『危険』。」 ・トーマス「ここを通っちゃいけないんだよ。」 ・パーシー「どうして?」 ・トーマス「『危険』って言うのはね、何かが落ちると言う意味なんだ。僕は前に『危険』の看板の向こうに行って、穴に落っこちた事が有る。」 ・パーシー「僕は平気さ!」 ・ナレーター「でも、パーシーはその桟橋の橋が壊れているのを知らなかった。実は、線路が海に向かって沈み込んでいたのだ。」 ・パーシー「くだらない看板さ!」 ・パーシー「ねえ、今度桟橋のそばに行ったら、僕に思いっきりぶつかってくれない?」 ・スレートの貨車「ぶ、「ぶつかって」だって!?そんな事、頼まれたの初めてだぜ・・・!」 ・パーシー「ふふっ!この事、機関士には絶対内緒だよ!」 ・スレートの貨車「へぇーっ!!?」 ・ナレーター「パーシーは、貨車が協力してくれる物だと思った。」 ・パーシー「僕は、駅で止まるふりをする!すると、貨車が僕を押す!で、看板を突破したら、僕は貨車を止める!フフフ、これでいい・・・!」 ・ナレーター「だけど、貨車って奴はそう信用出来る物じゃない。」 ・スレートの貨車「押せ、押せ!!」 ・ナレーター「貨車達は思い切りぶつかり、パーシーの機関士と助手を踏み板から振り落とした。」 ・パーシー「うわー!!」 ・ナレーター「パーシーは看板の向こうに突き飛ばされ、慌てふためいた・・・!」 ・パーシー「もういい!!もう押さないでー!!」 ・ナレーター「パーシーは海の中に落ちてしまった」 ・トップハム・ハット卿「お前は全く、聞き分けの無い機関車だ!!」 ・ナレーター「聞き覚えの有る声は、トップハム・ハット卿だ。」 ・パーシー「本当にごめんなさい、お願いだから、助けて下さい・・・!」 ・トップハム・ハット卿「駄目だ!!潮が満ちて来るまでは無理だ!!これからは、もっと自分を大切にせんとな!!」 ・パーシー「はーい・・・。」 ・ナレーター「暗くなってからクレーン車が来て、パーシーを引き揚げた。体がすっかり冷え切って固くなっており、一人では動けなかった。・・・次の日、パーシーは、ヘンリーの牽く貨車に乗って修理工場に連れて行かれた。」 ・ヘンリー「これはこれはパーシー、水は気に入ったかーい?」 ・パーシー「いやぁ・・・、もうこりごりだよ・・・!」 ・ヘンリー「こりゃあ驚いた!君はまだ勇気が足りない様だな!でも、「勇敢な機関車は水なんか何でもない」って言った君の事だ。この次はきっと好きになるさ!」 ・ナレーター「パーシーは「この次なんてもうまっぴらだ」と思った。」 |
原作との相違点 | ・原作では冒頭でパーシーと話していたタンク機関車はパーシーの友達だが、TV版ではビルとベンに置き換えられている*5。 ・原作ではパーシーがパーシーの友達に語っていたのはあの時の一件だが、まだ当時の技術では困難だった為か、TV版では「大雨の中でトーマスを助けた」と言う話である*6。 ・原作ではパーシーの貨物列車の編成は1台有蓋貨車が連結されていたが、人形劇では無蓋貨車のみが連結されている。 ・トップハム・ハット卿は原作では工事責任者の漕ぐ小型ボートに乗船してパーシーを説教しているが、TV版ではクリスチナと言う海上警備の小型ボートに乗船して説教している。 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ヘンリー:堀川亮 ・パーシー:中島千里 ・ビル:中友子 ・ベン:丸山みゆき ・無蓋貨車(スレートの貨車):里内信夫 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 |
シリーズ前回 | こわれたブレーキ |
シリーズ次回 | ディーゼルがやってきた |
原作前回 | パーシーとこうずい |
原作次回 | ゆうめいになったゴードン |
参照画像 | 参照はうみにおちたパーシー/画像? |
リンク | https://www.youtube.com/watch?v=0khzjsn0hcs |