日本版タイトル | ふたごのきかんしゃ |
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英語版タイトル | Break Van/Breakvan/The Breakvan/The Break Van/Donald and Douglas/Donald And Douglas |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年11月12日(英国) ・1988年5月9日(オーストラリア) ・1991年7月23日(日本) ・1991年11月22日(米国) ・1998年4月20日(ドイツ) ・2008年1月21日(ハンガリー) |
対応原作 | ・原作15巻『ふたごの機関車』(「ふたごの機関車」、「いじわるなブレーキ車」) |
この話の主役 | ドナルドとダグラス |
シーズン | 第2シーズン |
話数 | 第42話 第16話(シーズン内) |
機関車紹介 | エドワード、ジェームス、ドナルド、ダグラス |
登場キャラクターA | ドナルド、ダグラス、ジェームス、エドワード、意地悪なブレーキ車、無蓋貨車 |
登場キャラクターB | ヘンリー、ゴードン |
登場キャラクターC | トーマス |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ジェームスの車掌 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ファークァー機関庫の作業員、信号手 |
登場人物C | ドナルドの機関士、ドナルドの機関助手、ダグラスの機関士、ダグラスの機関助手、ジェームスの機関士、トーマスの機関士、ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手、ゴードンの機関士、作業員、トップハム・ハット卿の付き人 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・ファークァー機関庫 ・ティッドマス操車場 ・ティッドマス駅 ・ティッドマス信号所? ・ティッドマス貨物駅 ・ティッドマス機関庫 ・サドリー城 ・ウェルズワーズ駅 ・ウェルズワーズ操車場(言及のみ) ・給水塔 ・ゴードンの丘 |
あらすじ | ・ノース・ウェスタン鉄道の仕事を手伝う為に双子の機関車、ドナルドとダグラスがやって来たが『どちらか1台だけでいい』とトップハム・ハット卿が言い出した。 ・そんな中、ドナルドが意地悪なブレーキ車を懲らしめるが、直後に信号所を突き破ってしまいます。 ・逆にダグラスはブレーキ車を押し潰してしまい…。 |
メモ | ・パーシーとトビーとダックが登場しない。 ・ドナルドとダグラス、この話で初登場。 ・冒頭のナレーターと2つのカットだけで原作の2話分を消化している*1。 ・ダグラスの一生懸命頑張る声は、操車場のエドワードにまで聞こえたらしい*2。 ・ダグラスがジェームスを援助するシーンで、ダグラスの顔が取れかかっているスチール写真が存在する。 ・オリジナル版の映像では、意地悪なブレーキ車を破壊するシーンで、ダグラスのネームプレートが塗りつぶされいる。*3 ・冒頭のシーンは『The Missing Coach』のために撮影された映像を流用している。 ・ジェームスのタールタンク車での事故が、当時、ソドー島にいなかった筈のダグラスにも伝わっている。 ・郷里大輔さんの意地悪なブレーキ車の声は、この話が最初で最後となる。 ・先程まで自分を揶揄っていたダグラスに助けを求めるジェームス。 ・意地悪なブレーキ車、ダグラスによってバラバラにされ顔だけになる。 ・ヘンリーとジェームスとディーゼルに続き、貨車を大破させるダグラス*4。 ・ジェームスを怒らせたのに、最終的にはジェームスを助けて良い事をしたダグラス。 ・押し潰されそうなのに、一言も断末魔を発しなかった意地悪なブレーキ車。 ・この話は、次回の『みんなのだいひょう』に続く。 ・初登場にして早々、自分の炭水車を壊してしまうドナルド*5*6。 ・英米版ではドナルドがダグラスを「ダギー」と呼んでいる。 ・依怙贔屓*7を好まない性格のトップハム・ハット卿。 ・トーマスとヘンリーとゴードンが喋らない回でもある。 ・この出来事から数年後、ジェームスは同じ場所で後押しをされる。 ・この話のヘンリーは前々回、ゴードンは前回に続いて終始走っていない。。 ・『パーシーとしんごう』に続いて、リンゴ・スターが米国版のナレーションを担当しない回。 ・この話から数年後、ジェームスの車掌は再び災難に見舞われる。 ・この回で学べるのは「骨折り損の草臥れ儲け」と言う事。 |
原作との相違点 | ・原作ではドナルドを残してダグラスを送り返そうとする詳しい理由が説明されている。 ・原作ではヘンリーとゴードンがジェームスのタール車の事件を告げ口していたと言う記述がある。 ・原作ではドナルドが突っ込んだ信号所は新しく建設された建物である事が言及されている。 ・原作では信号手がドナルドに文句を言う場面がある。 ・原作では意地悪なブレーキ車が自分の発言を反省して、貨車達に前へ進む様に促すシーンが有る。 |
台詞 | ・ナレーター「ドナルドとダグラスは、双子の機関車だ。トップハム・ハット卿の鉄道を手伝う為に、スコットランドからやって来た。二人はそっくりだったので、トップハム・ハット卿は分かるように彼らに番号を付けた。ドナルドが9番、ダグラスが10番だ。本当は1台で充分だったので、トップハム・ハット卿は何れ、どちらかを送り返すつもりでいた。操車場のブレーキ車は、ダグラスを嫌っていた。ダグラスがブレーキ車を連れて行くと、決まってまずい事が起こった。列車が遅れて叱られるのは、結局ダグラスなのだ。ダグラスは、このままでは送り返されるんじゃないかと心配している。ダグラスの兄弟・ドナルドは、ブレーキ車に文句を言った。」 ・ドナルド「厄介者の君など、連れて行きたく無いもんです!」(初台詞) ・意地悪なブレーキ車「フフフ、そうはいかん!俺がいなきゃ、困るはずだ!」(初台詞) ・ドナルド「何ですって?君は何をするにも、キーキー言うしか能が無いでしょう!これからもダグラスを虐めるなら、こうしますよ!」 ・意地悪なブレーキ車「だあっ!や、や、やめんか!」 ・ドナルド「失礼な事をすると、またやりますよ!!」 ・ナレーター「その事が有ってから、ブレーキ車は大分行いが良くなりダグラスはほっとした。ところが、今度はドナルドが事故を起こした。レールが滑り易くなっていて、信号所に突っ込んでしまった。・・・この事故に、トップハム・ハット卿は大層、腹を立てた。」 ・トップハム・ハット卿「全くガッカリしたぞドナルド、お前がこんな間抜けだったとは知らなかった!!実はワシの考えでは、ダグラスを送り返してお前をここに残そうと思っていたのに!!」 ・ドナルド「本当に、申し訳ない事です・・・。」 ・トップハム・ハット卿「全くだ、お前のせいでワシの計画が狂ってしまった!!こうなってはお前の炭水車が直る迄ジェームスに手伝って貰うより他は有るまい!!ジェームスは、嫌がるだろうがな!!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿の言う通りだった。ジェームスは余計な仕事をする事になって、ブーブー文句を言った。」 ・ジェームス「全くもーっ、信号所に突っ込むなんて実にくだらない!」 ・ナレーター「そんなジェームスに、ダグラスが言った。」 ・ダグラス「皆さんは、ドナルドがわざと事故を起こしたと思っている様ですね。事故と言えば、タール車に突っ込んだ機関車が居たそうですねえ。」(初台詞) ・ジェームス「煩いなぁ!!」 ・ナレーター「ジェームスは自分の昔の事故の事を言われてムッとした。」 ・ダグラス「おや?タール車に突っ込んだのは、ジェームス、まさか君なんですか?」 ・ナレーター「ダグラスが意地悪く言った。ジェームスは何も言わずにムッとして出ていった。」 ・意地悪なブレーキ車「フフフ、ジェームスは機嫌が悪いぞ。もっと怒らしてやろうぜ・・・!」(最後の台詞) ・ナレーター「意地悪なブレーキ車が言った」 ・無蓋貨車「よーし、後ろに引っ張れ!」 ・ナレーター「貨車達が、くすくす笑いあった。ジェームスは一生懸命だったが、駅に着いた頃には、すっかり草臥れ果てていた。運良く、そこにダグラスがいた。」 ・ジェームス「はぁ、はぁ、お願いだ!丘を上るのを手伝ってくれないか?貨車達が、言う事聞かなくて困ってるんだ!」 ・ダグラス「分かりました、懲らしめてやりましょう!」 ・ナレーター「2台の機関車は、蒸気を吐いて一生懸命、貨車を丘の上まで引っ張っていった。だが、ジェームスの蒸気が無くなってしまった。」 ・ジェームス「ダメだ、無理だぁ〜!」 ・ダグラス「私に任せて!!」 ・ナレーター「ダグラスが叫ぶ。車掌は、気が気じゃない。」 ・ジェームスの車掌「落ち着け、ブレーキ車が壊れるぞ!」 《バキバキバキ.....ガシャーン!!!》 ・ナレーター「ブレーキ車はバラバラに壊れたが、車掌達は無事だった。間も無く、トップハム・ハット卿を乗せたエドワードがやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「ダグラスのやりそうな事だな。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿が言った。」 ・エドワード「でも、ダグラスは立派でしたよ!ジェームスの蒸気が無くなったので、ダグラスはその分も頑張ったんです!その掛け声が、操車場まで聞こえてきた程です!」 ・ナレーター「エドワードが言った。」 ・トップハム・ハット卿「そんなに頑張ったのか、ダグラス!?だが、ワシは依怙贔屓はしたくないし・・・。うーん、ドナルドとダグラスのどっちを残したらいいのだろう・・・?」 ・ナレーター「でもトップハム・ハット卿は、この事についてはもう心を決めていた。その話は、また今度にしよう…。」 |
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ドナルド:佐藤浩之 ・ダグラス:遠藤武 ・ジェームス:森功至 ・エドワード:高戸靖広 ・意地悪なブレーキ車:郷里大輔 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・無蓋貨車(スレートの貨車):里内信夫 ・ジェームスの車掌:塩屋浩三 |
シリーズ前回 | おくれるのもわるくない(当初の予定では『The Missing Coach』) とこやにいったダック(VHS版) |
シリーズ次回 | みんなのだいひょう |
原作前回 | 小さなふるいふたごの機関車/The Missing Coach |
原作次回 | The Missing Coach/みんなのだいひょう |
参照画像 | ・参照はふたごのきかんしゃ/画像? |
本編 | https://youtu.be/fYcUysZtF-A |