「いや又何とも汚い!これじゃあ客車を牽かせるわけにはいかん!ヘンリーに牽かせる事にしよう!ゴードン、すぐに綺麗にしてくるんだ!」
日本版タイトル | どろんこゴードン |
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英語版タイトル | The Trouble with Mud |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1991年12月26日(米国) ・1992年4月21日(英国) ・1992年6月16日(日本) ・1993年2月26日(オーストラリア) ・1998年10月18日(ドイツ) ・2008年5月11日(ハンガリー) |
話数 | 62 |
対応原作 | ・第8巻『大きな機関車ゴードン』 (第2話『かれ葉/おちば』 |
この話の主役 | ゴードンとジェームス |
登場キャラクターA | トーマス、ゴードン、ジェームス |
登場キャラクターB | ヘンリー、いたずら貨車・いじわる貨車 |
登場キャラクターC | パーシー |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ゴードンの機関士、清掃員 (原作のみ:ジェームスの機関助手) |
登場人物B | ゴードンの機関助手、ジェームスの機関士、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、キンドリー夫人、トップハム・ハット卿の付き人、ナップフォード駅長 |
登場人物C | ジェームスの機関助手、ナップフォード操車場の作業員、青いオーバーオールの作業員、洗車場の作業員 |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス貨物駅 ・ナップフォード操車場 ・ヘンリーの森 ・洗車場 ・ナップフォード駅 ・ソドー運送会社 ・ゴードンの丘 ・ウェルズワーズ駅 |
あらすじ | 泥塗れのゴードンは格好なんて気にしてる暇は無いと洗車を拒否する。だが、トップハム・ハット卿に「汚い機関車には客車を引かせない」と急行列車の仕事を没収され、渋々洗車をした。ある日、ジェームスは落葉で丘を滑って動けなくなり…。 |
メモ | ・ゴードン、初めて泥塗れになる。 ・この頃のゴードンは後に登場するスクラフと同様、余り綺麗好きではなかった。 ・洗ったばかりのジェームスのボディを泥まみれにしてしまう、かなり性悪なゴードン。 ・第1シーズンのバーティーとテレンスとトップハム・ハット卿、第2シーズンのエドワードとダックに続いて、眉毛が無くなっているゴードン。 ・ボディを汚された事を午後には許しているジェームス。 ・ゴードンの機関士が喋るシーンは『ゴードンとゆうめいなきかんしゃ』の映像と酷似している。 ・清掃員に偉そうにするゴードン。 ・あの時のダグラスに続いてゴードンに後押しをされるジェームス*1。 ・後に登場するダンカンも泥沼にはまって泥塗れになる。 ・本編ではゴードンは貨車を2台突放しているが、実際は3台目はゴードンが押していて、その部分はカットされている*2。 ・カメオ出演のパーシーは第2シーズン「おんぼろエドワード」に続いて終始笑わなかった。 ・『列車は毎日綺麗に洗う事』の標識がウェールズ語で書かれているものもある。 ・この出来事から数年後、ジェームスはトーマスに泥塗れにされる。 ・未公開シーンでは、ゴードンが貨車を引いて丘を登るシーンがある。 ・ジェームスは元々、緑の急行客車を牽引する予定だった。 ・ヘンリーが何故か機関車紹介から省略されている。 |
原作との相違点 | ・原作ではゴードンが洗車される場面から開始するが、TV版ではトーマスが洗車中に泥塗れのゴードンがやってくる場面から始まる。 ・原作の時系列では第1シーズンの『ゴードンみぞにはまる』の直後であり、ゴードンが洗車して貰っている理由は溝に落ちた時についた汚れを落とす為だという事が伺える。 ・原作では局長がゴードンの急行列車を牽引する仕事を没収した理由は前回でゴードンが溝に落ちた為となっている。 ・原作ではゴードンが丘を下って行くジェームスを眺めつつ自分の牽く貨車の元へ戻る場面で終わっている。 |
台詞 | ・ナレーター「或る朝、トーマスがボディーを洗っていると、ゴードンがやって来た。彼の青いボディーは泥だらけだった。」 ・トーマス「やあゴードン、まるで泥んこのお風呂にでも入ったみたいだね。シャワーでも浴びたら?」 ・ゴードン「へんっ!俺はな、めかし屋とは違うんだ、格好なんか気にしてる暇は無いのさ!」 ・ゴードンの機関士「おい、ゴードン。無理するなよ!」 ・ナレーター「ゴードンはまた、機嫌が悪くなった。」 ・ゴードン「どうせ俺は鈍間で汚いさ!あぁそうだよ!!」 ・ナレーター「次の駅には看板が出ていた。『列車は毎日綺麗に洗う事』。丁度ジェームスが洗いを終えた所だ。」 ・清掃員「さあゴードン、お前も綺麗に洗ってやるからな、さっぱりするぞ!」 ・ジェームス「うわああああ!!」 ・清掃員「この我侭機関車め!ジェームスを見ろ!又洗い直しだ!自分の番が来る迄ちゃんと待ってろ!」 ・ゴードン「いい気味だ!俺は水遊びしてる暇なんか無いのさ!」 ・ナレーター「ゴードンは、大きな駅に入っていった。ホームには、トップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「いや又何とも汚い!これじゃあ客車を牽かせるわけにはいかん!ヘンリーに牽かせる事にしよう!ゴードン、すぐに綺麗にしてくるんだ!」 ・ナレーター「ゴードンは、すぐに洗ってもらった。」 ・ゴードン「目に水を入れるじゃないぞ!」 ・ナレーター「ゴードンは不貞腐れている。その後は一日中、貨車を牽いていた。ゴードンは貨車を突き飛ばした。」 ・ゴードン「そぉれいけぇ!お前も!!」 ・ジェームス「貨車に何を言ってもしょうが無いよ。」 ・ゴードン「ッヘ!わかってないな!どぉれ!彼奴らも扱いてやる!」 ・ナレーター「ゴードンが戻って来ると、ジェームスは急行列車を連結している所だった。」 ・ゴードン「気をつけるんだな、丘は滑るぜ。助けが要るんじゃないか?」 ・ジェームス「坂だって別に助けなんかいらないさ!ゴードンときたら自分がなんでも知ってると思って…!」 ・ナレーター「丘は嵐の為、線路に木の葉が散り、滑り易くなっていた。嵐が過ぎても丘は登り難くなっていた。ジェームスはそれを知っていたので信号が青になるとどんどんスピードを上げて、勢いをつけた。」 ・ジェームス「さあ登ってみせるぞぉ!登ってみせるぞー!」 ・ナレーター「丘の途中まで来るとジェームスは自信が無くなって来た。そして等々登れなくなってしまった。車輪が木の葉に挟まって滑ってしまうのだ」 ・ジェームス「た、助けてくれーー!!」 ・ナレーター「車輪は前に回るのだが、客車が重いのでズルズルと後ろに引き摺られて行く。列車全体が丘を滑り落ちて行った。機関士はブレーキを掛け、そして注意深く列車を止めた。ゴードンが全てを見ていた。」 ・ゴードン「人生は勉強だな。まっ、俺が後ろから押してやるよ!」 ・ナレーター「二人は勢いよく煙と蒸気を吹き出しながら懸命に丘を登って行った。」 ・ジェームス「登るぞー!」 ・ゴードン「そーれ!頑張れー!!」 ・ナレーター「遂に彼らは頂上に辿り着いた。」 ・ジェームス「有り難うゴードン!」 ・ゴードン「じゃあなー!!」 ・ナレーター「その夜、トップハム・ハット卿が機関車達に会いに来た。」 ・トーマス「お願いです。ゴードンに又客車を牽かせてあげて下さい!」 ・トップハム・ハット卿「機関車は皆、綺麗にして置く事が大事なんだ。それさえ解れば又客車を牽いていいぞ。」 ・ゴードン「ありがとうございます。」 ・ナレーター「皆が眠りに就いた後、ゴードンは言った。」 ・ゴードン「汚くても綺麗でも俺は有名な機関車さ…。」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ゴードンの機関士:小林俊夫 ・清掃員:佐藤浩之 |
シリーズ前回 | ヘンリーのもり |
シリーズ次回 | いたずらはだめだよジェームス |
原作前回 | ゴードンのだっせん |
原作次回 | トーマスのちんぼつ |
参照画像 | 参照はどろんこゴードン/画像? |