Top > いそD
HTML convert time to 0.003 sec.


いそD

Last-modified: 2018-06-10 (日) 10:41:26

セイバーメトリクスで用いられる指標・IsoD(アイエスオーディー…Isolated Disciplineの略称)のこと。
既に定着している「おはD」と字面や語感が似ている事から、こう略されたようである。


IsoDとは Edit

IsoDは、選球眼の良さや相手からの警戒具合を表す指標であり、「出塁率-打率」で算出される。要するに四死球のみでの出塁率である。
好打者の指標の一つとされ、基本的に0.07以上であれば合格点、0.10以上であれば一流の選球眼を持つと判断される*1

(参考・通算IsoD)*2

アレックス・ラミレス 0.038

高木守道 0.040

篠塚和典 0.048

今岡誠 0.049

セイバーメトリクスでIsoDが重視される理由は運の影響が少ないからである。フェアグラウンドに飛んだ打球がヒットになるかどうか(BABIP)は、いい当たりがたまたま野手の正面に飛んだり、逆に悪い当たりが野手の間に落ちたりという運の影響を強く受けるため、運の良し悪しで成績が大きく変わってくる。それに対して、IsoDは(もちろん多少は運の要素もあるが)そこまで運が影響しないため、実力通りの値が出やすい。そこで、例えばベテラン選手の出塁率が低下した場合にも、「BABIPの値が悪くなっただけでIsoDの値は変わっていないから、ただ運が悪いだけで実力は衰えていなさそうだ」とか、逆に「IsoDが大きく低下しているから動体視力に限界が来ている」とか細かく分析することができるようになるわけである。

しかし、運の影響が少なく実力が現れやすいという性質からなんJではレスバトルに活用されやすい。実際には、余り四球を選ばずに結果を残せる選手も多い。例えば、俊足で高いBABIPを残せるから四球が少なくても出塁率が高い選手や、そもそも出塁率が低くても長打が打てるので構わないという選手*3である。こうした選手もIsoDが低いという理由で実力がないと煽られてしまうことがあるので注意が必要である。


余談 Edit

ちなみに4000打席以上のワーストは鎌田実(阪神タイガース→近鉄バファローズ)の0.028。
現役では岩本貴裕(広島東洋カープ)*4の、2009~2012年に叩き出した数値がネタになった。

2009 打率.152(33-5) 出塁率.152 四球0 IsoD 0.000

2010 打率.259(212-55) 出塁率.279 四球6
IsoD 0.020

2011 打率.223(179-40) 出塁率.252 四球8 IsoD 0.029

2012 打率.268(239-64) 出塁率.274 四球2 IsoD 0.006


関連項目 Edit



Tag: なんJ






*1 例として2016年のIsoDトップはセが山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)の0.122、パが柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)の0.140。なお4000打席以上のNPB通算1位は王貞治(読売ジャイアンツ)の0.149。
*2 以下の選手は巧打力に優れるが四球は少ないとされる
*3 まさに参考として挙げられたラミレス、高木、篠塚、今岡などはそれに当てはまる
*4 通算500打席以上の野手でワースト。初四球は242打席目と野手では最遅記録。