概要
InnerSphere名:マッドキャット
Timber Wolfは、高速で重いOmniMechである。一族の軍事力を象徴するデザインであり、3049年にPhelan KellによってThe Rockで(周辺軍ではなく)IS軍に遭遇した最初の一族のオムニメカと言っても過言ではない。
MAD(Marauder)シリーズとCAT(Catapult)シリーズのクロスオーバーに漠然と似ているTimber Wolfには、ファーストコンタクト時に内圏の報告名であるMad Catのタグが付けられていた。(フェルラン・ケルのウルフハウンドに搭載されたターゲティング・コンピューターは、MADとCATを切り替えて識別しようとしたが、ケルのメックから記録されたデータを解析したマーシャル・アナスタシアス・フォクト元帥は、後に正式に「Mad Cat」と命名した。
Timber Wolfは、MarauderやCatapultよりも圧倒的に強力である。そのスピードと火力を生かして、自分の選んだレンジで敵を攻撃する。IS軍が最初に遭遇したとき、Timber Wolfのような重武装・重装甲の重量メカがこれほど速く動けるとは考えられなかった。12トンもの鋼鉄繊維の装甲と、当時のほとんどのアサルトメックに匹敵する武器を持つこのメックは、ISの軍事プランナーや司令官、そしてコムスターのプレセント・マーシャルにさえも全く理解されなかった。その技術的な秘密は、その後、ISでリバース・エンジニアリングされている。
2945年に登場したTimber Wolfは、Gargoyle、Nagaとともに、老朽化したWoodsmanに代わる第2世代のオムニメカとしてクラン・ウルフによって設計された。Gargoyleは非常に有能で高速なアサルト・オムニメックであり、Nagaは優れたファイアーサポート・オムニメックであったかもしれないが、クラン・ウルフ(そして実際に他のすべてのクラン)は即座にTimber Wolfの価値に気付いたのである。貿易、贈答品、戦場でのサルベージを通じてのみ、Timber Wolfは他のクランの軍隊に入りました。ISへの侵攻まで、Timber Wolfの生産はストラナ・メクティの単一施設に限られていた。
クラン侵攻、拒絶戦争、ブレイク・ジハードの際にはウルフの中で注目されていたにもかかわらず、リービング戦争やブラキストによるタマー探索の際に本国のクランとの関係が断絶したことで、Timber Wolfはますます希少な存在となった。3080年の時点でワインガルテンのW-7工場で手作業で製造されていたが、データが不足していたため、一部の部品は個別に加工されていたため、ウルフたちは他のデザインに目を向けるようになった。アラリック・ウォードがウルフ帝国を設立した際、彼はW-7工場をヘルズ・ホース氏に任せ、サーモポリスのカロン工場をTimber Wolf生産用に再編成するよう命じ、ウルフ・トウマンの中での地位を回復させた。
データ
- Fx:固定装備、取り外す事の出来ない装備です
Prime | A | C | D | S | WAR | ||
実弾兵器 | 射程 | ||||||
再装填速度 | MG +20% | +5% LBX +5% | |||||
弾速 | |||||||
JAM率 | UAC -20% | ||||||
エネルギー 兵器 | 射程 | ||||||
再装填速度 | |||||||
発熱 | MPL -5% | ERPPC -10% | |||||
弾速 | ERPPC +20% | ||||||
レーザー 照射時間 | |||||||
ミサイル 兵器 | 再装填速度 | +10% | +10% | ||||
弾速 | +10% | +10% | +10% | ||||
発熱 | |||||||
ミサイル 発射口数 | 右胴 | ||||||
左胴 | |||||||
走行能力 | 加速力 | +10% | |||||
減速力 | +10% | ||||||
旋回速度 | +10% | +10% | |||||
飛行能力 | 持続力 | +5% | |||||
胴稼働速度 | 横方向 | +10% | +15% | ||||
胴稼働範囲 | 横方向 | -5% | |||||
経験値 | +2.5% |
Ver:1.4.120(2017/7/11)
コメント
- 上半身を斜めに向けて立ち止まってる姿がめちゃくちゃかっこいい。 -- 2016-02-03 (水) 15:28:46
- 航空機の機首をぶった切ってポンと貼り付けた感じは、20年ぐらい前の初登場時は斬新だった。 今もだけど....。 -- 2016-02-07 (日) 04:48:40
- dire wolfより強いの? -- 2016-03-02 (水) 10:10:11
- 地形を利用できるなら強い。 出来ないなら弱い。 1対1で同じ条件でガチンコすれば重い方が勝つのがメックウォーリアの掟だから。 足と地形使って戦わないとね。 -- 2016-03-04 (金) 02:32:58
- 背中が広いから、小型機でもオーバーヒートしたところを回り込んでボコボコにできる。あと、正面と背後からLBXを当てやすい。それから「猫耳」が目立つからか、戦闘終盤で肩が両方共残ってるTimberはあまり見かけないかも? -- 2016-06-14 (火) 17:58:58
- MW2より登場したウルフ氏族製の高性能ヘビーメックで、独特なフォルムから知名度と人気が高くMWシリーズに多く登場する事となり、一時はMWの看板をしょっていた存在。旧作MWゲームでは搭載兵器の有無で外見が変化しなかったので、どんな装備でも特徴的な両耳(20連ミサイルポッド)があったのが拍車をかけたのかもしれない。ゲーム内世界の評価でも傑作機として崇め奉られている。また、製造元のクランがウルフ氏族で、クラン機体名が「森林狼」なので、どちらかと言うと犬耳なのだと思われる。(IS機体名ではマッドキャットだが.....氏族地球圏侵攻の際に初めて両者が遭遇した時にIS側司令官が猫と命名した。当時のISでは猫派が多数占めていたのだろうか?) -- 2017-06-10 (土) 16:10:15
- マローダーとカタパルトの特徴を併せ持つという具合でMADCATとつけられたとか。 -- 2017-06-11 (日) 15:00:06
- マローダーとカタパルトの特徴を併せ持つという具合でMADCATとつけられたとか。 -- 2017-06-11 (日) 15:00:24
- 全氏族でティンバーウルフを製造する技術はあったと思われるが、製造ライセンスは常にウルフ氏族が神判(決闘で勝利した方の意見が通る制度)で守り通しており、他の氏族が入手するには鹵獲するか裏取引しかなく、少数しか配備されていなかったとされている。ウルフ氏族の宿敵、ジェイドファルコン氏族すらティンバーウルフを所持していたことを思うと、そうとうな高性能機体だったのだろう。現代で言うところのF-22みたいなものか。 -- 2017-06-11 (日) 16:33:04
- ちなみに、ダイヤモンドシャーク氏族が本機をパクって「マッドキャット2」と言う90トン強襲メックを開発している。ダイヤモンドシャーク氏族は他の脳筋氏族と違い、商売に重きを置く希有な氏族であり、IS機体名を使っているのも初めからIS側に売りつけるためだったと言われている。(厚かましい事にウルフ氏族にも売り込みに行ってこっぴどく怒られている) -- 2017-06-11 (日) 16:55:03
- 海の向こうではもっぱらミッ〇ーマウス呼ばわりされたりもしていた。犬耳なのか猫耳なのかネズミ耳なのか、どうもハッキリしない。 -- 2017-06-12 (月) 02:19:02
- ↑↑本国原作ゲーの展開ではその後も中量級マッドキャット3やらリファインモデルの重量級マッドキャット4やら作り続けてるダイヤモンドシャーク。もはやパチモンのが有名になってる悲しい時代に。 -- 2018-01-18 (木) 19:26:15
- 「パパ、あのバトルメック買って!」って言われるほどカッコよく、高性能なクランメック。主観的な意見だが -- 2018-05-07 (月) 21:04:38
- こういう豆知識話好き -- 2018-05-15 (火) 23:35:17
- 今使うならD型でPPC*2とSRMかSSRM*4にするか、WARでLBX10か20積む構成がいいんだろうか?他だと正面から真面目に撃ち合うにはHPや武装に不安がある感じする... -- 2021-04-26 (月) 08:19:03
- 腕部は無駄に垂れ下がってるのでハードポイント位置が低く、地形に阻まれることが多いので遠距離武器は不向き。しかもその垂れ下がった腕のせいで横向いてもセンタートルソに被弾しやすく思ったより脆い。カタログスペックは良いが使ってみると思い通りにいかない、そんな悩ましさを持つメック。 -- 2021-05-08 (土) 23:08:25
- 5月パッチで加減速が格段に良くなり実用レベルに。 -- 2021-05-20 (木) 00:13:51
- レジェンドメックのHOWLが中々やばい。ATMレンジ+80%という実質ATMの威力強化クワークのお陰で接敵の仕方間違えるとボッコにされる。加えてMASC装備なので瞬間的に90~100kmで移動しやがる。 -- 2024-02-22 (木) 05:38:49