台詞/跳躍宝具ぅ……という説が有力だかねぇ……

Last-modified: 2018-05-28 (月) 19:42:22

概要

 珠魔法生物コウイェン、神裂ウォニ・インサン(神聖魔導都市)による、クァール(サー=ヴァル暗黒卿)の能力の説明に用いられるフレーズ。アインスメートルツヴァイスメートル(世界生成時の時の大きさ)を思いのままで次元跳躍するサー・ヴァルの能力に対する推測。
 「悠久の彼方の精霊の歌声も聞こえるように 跳躍宝具ぅ……という説が有力だかねぇ……」と非常に唐突に説明が登場し、「その強大な力がゆえに……ね」と締められる。

 

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メタ的解説

 言わずと知れた「ジャンプ力ぅ……ですかねぇ……」の訳語。原作での有名さと訳語の絶妙さから動画中の跳躍場面ではしばしばコメに流れ、動画外で言及されることも多い。その視聴者コメントなどを見ると、しばしば「有力だ『が』ねぇ...」と誤って覚えられている。「だがねぇ...」でも意味は通るが、「だかねぇ...」というのは原語同様に、説そのものを曖昧に思い出し例示しているかのようなニュアンスがある。

 

 宝具とは、元々は宗教的な価値を持つ物品を指す語だが、この場合は『Fate』シリーズに登場する「幻想を骨子に作り上げられた武装」としての意だと思われる(参照:TYPE-MOON Wiki)
考察的には、種族が生まれ持った能力や自身の訓練による技能(のみ)ではなく、英雄としての幻想能力が顕現したもので、本シリーズの設定としては、「サーバルキャットという動物が持つ跳躍力」に対する強い幻想がアニマルガールに対して次元跳躍力として備わった、と言えるかもしれない。さらにメタ的解釈を加えると、しんざきおにいさんが原作でサーバルキャットの最大の特徴としてこれを(唐突に)挙げ、視聴者らが(動物の)サーバルキャットのジャンプ力に対してことさらに強い幻想を描いた結果が、ノムリッシュけもフレというシリーズにおいてこれほど強力な能力として昇華されている、といえる。